00:05
はいどうも、シンバです。この放送は、シャモリンに憧れる野良トレランナーのシンバが、トレランのおもろさについてしゃぶっくる番組です。
放送を聞いて、トレランおもろいやんって思っていただける番組に頑張っていきますよ。
はい、ということで、相変わらずサイの国の100マイルペースターですね、アミちゃんをサイラーにする男にしてやるぜということで、
ために向かって、その道中でございます。
名古屋というか愛知県のところで、かなりね、渋滞があってですね、
一回それをね、グーグルマップさんが迂回するんやよって下に降りたんですけど、そっから入り口のところが、そもそも封鎖。
一回降りて、下道行って、もう一回乗り上げる時頃の高速の入り口がそもそも封鎖されていてですね、
そこからまたその普通道も渋滞が入ってしまって、なくなくですね、同じ降りたインターに戻って、逆走してもう一回乗り直すと。
で、そこから高速道路の工事中の大渋滞をもう一回行くってことで、まあ1時間ぐらいロスがあったんですよね。
ということもあってですね、まだ今だいぶ手前でございますね。
まだ多分愛知県にいる神馬でございます。
で、今からはまた三桂道トライアングルの振り返りを進めていこうと思いますよ。
2回目はですね、ほんま全編後編でまとめようもないけど、中編というのもできまして、この中編はですね、
主に奥崎道、ファーストステージの振り返りをしようかなと思っています。
ファーストステージはですね、吉野駅スタートしてですね、熊野本宮大社までのですね、
だいたい96キロから7キロぐらいの7600メーター累積ぐらいのコースになってます。
だいたいね、長さでいうと80キロぐらいになるんだけど、
昔からね、主堅堂って言っている聖地みたいな感じになってるんですよね。
僕も奈良県民で結構ね聞いてたんですよね。
大峰奥崎道っていう険しくも素晴らしいものがあるよと。
世界遺産に登録された令和三経道だよというのは聞いてたんで、すごい楽しみにしてました。
結構ね、崖の上をというか両線をずっと行くんでね、別名天空の道とも言うてて、
03:05
標高もね、1000メーターは多分平均絶対ある感じ。
で、マックス1900メートル超えるということで、かなりね、標高は奈良県にしては高い。
アップダウンもね、すごいあってですね、その分当たり前ですけどね、眺めもめちゃくちゃいいと。
風もね、かなり当たりまくる感じがしますね。
大富原岳とかですね、みせん、八峡がたけ、いうあたりは本当にいい感じの山になってます。
それからですね、岩場とか鎖場とかね。
あと、結構ね、修行スポットって行話っていうのがあってですね、崖みたいなところ。
そういうところが出てきてですね、それをしかも、迂回できひんかったら通らなあかんということで、結構面白い、難しい感じですね。
そうですね、あとはですね、結構その昔から使われてる歴史とかあるんで、そういうのがあったり。
あと、宿場ですよね、があったりとか、大きな神社とか途中であったりとか。
そういう中、文化も感じられるような登山道になってますね。
まあね、ここほんまにね、アクセスがよくないんですよ。
エスケープするにも結構大変やし、電波も通らへんし、そういうのもあって、僕もね、行きたいと思いながらもちょっと敬遠していたルートなんですよね。
だけど、そうですね、ロングトレイルとか重装が大好きな人、
ロングジャーニー、ジャンキーズ、中毒な人たちには超絶おすすめなんで、ぜひ行ってほしいなって思いますよ。
なんていうかな、走るっていうよりは巡礼するって感じだと思いますよ。
足だけじゃなくてね、心も鍛えられるような、ある意味究極のロングトレイルの場所じゃないかなと思いますね。
結構ね、水場も定期的にはあるので、そこらへんのね、前知識があればですね、うまく重装できるようなところかな。
ビビらずですね、みなさん。楽しいとこなんでね、ぜひ足を踏み入れてほしいなって思ってますよ。
というわけで、前置きが長くなりましたが、どんな感じの旅だったかということですね。
06:07
7時にですね、8時16分かな、吉野駅に着きまして、そこで僕もね、あんまり準備ギリギリまでせいへんたちなんで、
着いてから水とか入れたりとか、着替えたりとか、そういうことをやりましたね。
8時ちょうどにスタートするんで、準備が終わったのが7時50分ぐらい。
本当にギリギリに全ての準備を終えて、写真を撮ってですね、みんなでスタートしましたね。
僕はですね、今京都100マイラークラブのオンラインチームに入ってるんですけれども、
なんとですね、オンラインチームからですね、田口さんは除いてですね、7人がスタート地点に来てました。
応援の沢田さんもいるんですけれども、選手としては6人ですね、入ってまして。
登竜の中谷さん、中ちゃんでしょ、それから鬼のペイさんと言われてる厚野井さん、それから笠井さんですね。
レイクビュアと新越区がダブルマイル完走したすごい人です。
ザ・ミスター奈良県山の人っていう増井さんですね、超絶強いランナー。
それから、マスターですね、石井さん、和歌山県で、このためにすごい準備をしててね、いいなって思いながら見てたんですよね。
トレーニングの準備とか、そこら辺もすごく頑張ってたんでね。
で、我らがボスの田口みのりさんですね、オンラインメンバーの全体では8人ですね、皆さん参加しました。
2日目からは永田さんと言って、7月にですね、独立されて、社老子ですね、事務所を構えられるミッチーこと永田さんも
後ほど参加ということで。
あとですね、みのさんって言って、レイクビュアだったりとか富士とか、なだたるマイルレースで活躍をされててですね、
6コースの重装を99回やってて、もう100回になるんちゃうかな。
みのさんがですね、ボランティアで途中から駆けつけていただいたっていうこともあってですね。
総勢が、選手が7人、合計ね、応援1人8人、ボランティア1人で9人、オンラインメンバーから来てて、
09:11
オンラインで30人ですかね。30人中9人、3分の1がですね、このレースに何かしらかの形で参加してたっていう、
なんかすごい得意な集団だったなって思いますね。大勢力、一大勢力って感じですか。
それでスタートいたしました。本当にチームメイトに恵まれましたね。
楽しい感じです。スタートはね、結構、僕どうしたらいいかね、すごい戸惑いました。
いつものね、ショートレースとかミドルレースだったらね、突っ込んでいけばいいだけの話だし、
ロングレースは前半抑えるけど、ある程度のスピードで進んでいきたいし、
今回はどうしたらいいかな、そもそも山がすごく難しいし、ロストも結構死する可能性があるから、
誰かと一緒に行った方がいいんちゃうかなとかね、いろんなことを考えながら行きましたね。
だけどね、結論から言うとですね、ずっと一人、ほぼ一人で走り切ることになりましたね。
最初のうちはね、結構ね、人が隣におるからいいかなと思ったんですけど、
一緒にね、ロストしちゃってとか、そういうのがあって、結局自分でちゃんと時計見て進むしかないかなみたいな、
そんな感じでスタートしましたね。
僕はね、最初の道で2個大きくロストしそうになって、隣にトレイルがあるからっていうことで、
もうむちゃくちゃシャドー登らんとそのトレイルに復帰できないんですけど、
それをね、無理矢理登って合流するっていうことをしましたね。
むっちゃ疲れましたね。
そこでね、何回もトレイルを一緒にした横田さん。横田さんとよう会いましたね。
1回目はね、一緒にロストして一緒に登ったんですよ。しんどかったって言って。
2回目はちょっとロストして登らなあかん寮生を下るようなトレイル入ってしまって、
気付いて戻るよりもここを直通した方がいいかって直通したことがあるんですけど、
その時にまたガサガサガサってトレイルに戻ったら、ちょうど横田さんがいたりとかしてね。
たぶん横田さんからしたらこいつ何も見てないでロストばっかりしてるなって思ってるでしょうね。
12:02
いうような最初のスタートでしたね。
結構ね、最初の方からね、登るんですよね。大崖奥崖道、大峰奥崖道って。
吉野から大天井までも結構な斜度もあってね、大変やった。
山もね、何個か、吉野山とか小さいのもあるけど、
複数のところを何回かやっていくんで、ちょっと大変やったなって思いますね。
金布神社とかそこらへんも結構ね、意外と高いところにあったりとかして。
眺めが良くていいなと思いましたね。
最初はやっぱり大天井ですね、大天井山。
ここの登りがモノレールがずっと続いてて、
レールの横のトレイルを登っていくような感じなんですよ。
横田さんと二人で結構並んで歩いてたんですけど、
結構登りにくいっすねとか言いながら行った気がします。
そこから先行くと、如人結界のところ、大峰の方に行くんですけどね。
なんかこう、門と言いますか、そういうのがあって、
ここらへんからは多分女性とコースちゃうんやなって思いながら見てましたね。
山上畑っていうところが、これも如人結界のところで、
大峰山地っていうようなところがあってですね、
結構ここまでも登るんで、しんどいんですけど、1719mですね。
確か日本で一番標高が高いところにあるお寺とか、
そんなんじゃなかったかな。
だから舛添さんがね、すごいそこらへん詳しくて、
かなり解説してくれるんですよね。
普段一緒に行ってたら。
その時なんかそういうふうなこと言われた気がしますね。
奥まで、そこまで登るところもね、
結構行者みたいなところっていうか、行場かな。
あって楽しかったですよ。
ちょっとした茶屋とかがあってね、
そのお茶屋さんにお茶、スイートっていうのかな、
大きいね、よく少年野球とかでやるような大きいスイートあるじゃないですか。
ジョグがついててガーッと飲んだバスやつね。
それと飴ちゃんとかがあったりしたんで、
僕ちょっとだけそれを頂戴いたしまして飲んだのも覚えてますね。
水場がその先に結構あったんで、
あまりそんなことしなくてもよかったかもしれないんですけれども。
通らなかったときは龍ヶ岳っていうところを通ったりとか、
いろいろしましてですね。
15:01
で、また如人結界の門みたいなところがあってですね。
阿弥陀が森分岐ってところかな。
そこでね、お友達に会いまして、
名前が出てごめんねんけど、結構すっかりとか、
あと新越とかめちゃくちゃ早くて、
いつもね、あー強いなーって思ってる方がいるんですけど、その人に会って。
そこからはね、大富原岳に向けて結構登りがありまして、
雪とかも残ってて、
まあすごいな、まだまだ雪も残ってて綺麗なっていうか、
大自然すごいなと思いましたよね。
大富原はね、本当に大峰の全体が見渡せて、
今まで進んできた道とこれから進むね、きつい道とかもね、
よく見えてね、本当に絶景なんですよね。
それはそれでまたいいんですけれども。
あと国見岳っていうところ、これもね岩場が結構あったりとかして、
ここはいいところですよね。
千代岳っていうところも越えていきまして、
業者帰りですね。
業者さんが来てですね、一緒に行こうと思ったけど、きつすぎて、
そこで帰っちゃったっていういわくがあると思います。
山自体はきつくないんですけど、結構岩場もあったりとかして、
大変かなっていう感じです。
業者帰りの山小屋にはですね、スタッフの方が第一のチェックポイントになってます。
お湯を沸かしてもらって、
わかめご飯をいただきましたね、わかめご飯。
お西ですよね、お西のわかめご飯。
これを入れて、少しゆっくりのんびりしてたら、
確かに僕が2位で進んでたんかな、
後ろから横田さんが来て、おーみたいな感じでお会いしたので、
どうしようかな、一緒に行こうかなと思ったんですけど、
先に行こうと思って、わかめご飯をお湯入れてもらって、
そのままスタートっていう感じでした。
わかめご飯を片手に持ったまま走る感じでしたね。
そこから結構登ったり下ったり、
ささというか綺麗なトレイルを行くんですよね、ずっとね。
ここなんか、コーシュアルプスオートルートチャレンジとかでもね、
結構あるような、いい感じのところ。
僕結構好きですね、ここのトレイル。
18:03
で、べんてんの森っていうところとか、
そのよりさっき言ったけど涼泉があって、
この時はね、風があんまりなかったから、
すんごい気持ちよかったですね。
ちょうどね、3時過ぎ、もう4時ぐらいかな、
4時の手前ぐらいになったんで、
ちょっとね、風というか寒く、
肌冷いやーみたいな感じのところはあったんですけど、
なんせ綺麗な景色がずっと続いてましたね。
あと急にですね、途中で、
聖宝の宿跡かな、聖なる宝の宿って書いて、
ここにね、急にね、あのー銅像、
おっさんの銅像が出てくるんですよね。
なんかそれがね、急に人工物出たって思って、
結構びっくりしますよ。
でですね、そのあともう少し登っていって、
ここからの登りは結構長いんですけど、
僕個人的にはね、
すぐカップラーメン食べれるでっていうような、
楽しみみたいなのもあって、
あとなんかね、登ってる時に、
何号目みたいな、7.5とか、
そういう数字がね結構出てて、
あとちょっとやなーみたいな目標もね、
わかりやすくて結構いいかなと思いますね。
で、えーとですね、着いたんがだいたいちょうど4時ぐらいかな。
カップラーメン食べ始めたんが、
4時15分って書いてあるから、
だいたいそこまでで、
8時間、ミセンまでで8時間ぐらいの工程でしたね。
そこまではね、
そうですね、水場も最低でもね、
ちゃんと2箇所、
途中のね、山小屋とかも入れると、
3箇所ぐらいありますし、
ここまではそこまで水切れの心配はないかなと思います。
で、7時までにね、
19時かな、
ちょっという意味で6時ぐらいまでにミセンに着けば、
水とかカップヌードルとか、
そういうのが食べれるっていうのもあるので、
まずここを8時間から9時間ぐらい、
そうですね、
9時間で汲めば十分じゃないかなっていうふうに思います。
それでミセンに出まして、
カップヌードルうまかったかな、
で、この大峰奥崖道だけじゃなくて、
関西地方ですね、
奈良県最高峰の山である八峡畑に、
到着しました。
ここでもね、
井織さんが写真撮ってくれましてですね、
時間も残ってますね。
4時42分に登場してますね。
21:03
わかるうちに来れてね、
すごい絶景が見れてよかったなって思いますね。
ここからまたですね、
初めて、
ちょっと先は行ったことあるな、
八峡畑の方までは行ったことあるんですよね、僕。
ここもね、
結構高い山で1895mかな。
ちょっと山頂通るのは今回のルートとは違うんで、
省きまして、
まだちょっと明るかったんですけど、
夕暮れ時の絶景、
素晴らしかったですね、ここほんまに。
ちょっとね、やっぱり森林限界っていうか、
風が強いから、
ちょっとね、
植栽が少なめでですね、
独特な立ち木というか枯れ木みたいなのがあって、
なんかこう枯れ山水のような世界観と言いますか、
まあそういうちょっとね、
情緒あふれる景色がさーっと広がってるんですよね。
これはね、
ここはね、ぜひ景色のいい天気の、
なんて言うんですかね、
日が明るいうちに見てほしい景色やなって思いますよ。
最高でしたね。
そこから大峰奥崖道方面に分岐して、
八峡畑の方に向かっていくわけですよ。
八峡結構きつそうだよなぁと思いながら、
進んでいくと、
ちょうどね、
7時前、6時半ぐらいから、
夕暮れが始まりまして、
それがまあいいんですよね。
もう何回もね写真を撮って、
沈みそうっていうので撮ってやるんですけど、
意外とね、沈まないと言いますかですね。
まあちょっと5月っていうのもあって、
日が長くなってきてたっていうのもあるんですけど、
結構ね、沈まない日から、
何回も何回も写真を撮っては進み、
撮っては進みみたいな振り返しをした気がしますね。
あ、ついに沈むって言っても、
それは雲の中にね、
ちょっと隠れるだけであって、
山には沈んでないみたいなのがね、
結構ね何回も何回も続きまして、
結局は一番怖い、
あの、
九尺岳っていうところですかね。
そこら辺は一応日が明るいときに通ることができましたね。
ここら辺がね本当に危ないんですよね。
で、九尺の方を過ぎまして、
あの、
この坊の原っていうところからですね、
釈迦畑のてっぺんが見えるわけですよ。
24:01
この三角形のね、とんがりがね、
あーここ登っていくんだみたいな、
キツそうみたいな感じで、
身構えた覚えがありますね。
で、ここはね、あの、
もうがれ場というか、
腐り場ってことが分かってたから、
ポールをですね、もう直して、
ちょっと忍者スタイルで後ろにポールケースが、
斜めがけにできる感じになってて、
肩からね、
で、その肩に直接直してですね、
いざ登らんっていう感じで登りました。
アタックし始めたのが7時ぐらいかな。
実際登ったのが7時23分ってことで、
いやー全然進まなかったっすね。
もう1キロもないんですけど、
これが登るのに20分ぐらいかかって、
結構ね、登ったらドーンとですね、
あの観音様なんかな、
如来像なのかな、
釈迦様がですね、いましての立派でしたね。
ちょうどね、夕日が完全に沈んでしまったんですけど、
まだ空を群青色、
それから朱色に染めていましたので、
ギリギリこう写真撮れたんですけど、
それがかなりフォトジェニックな感じで良かったですね。
ライトはもうつけてましたよ。
この釈迦畑、登頂が7時23分になります。
そこから一応水場が近くにありまして、
戦場平っていうところかな、
そこまで下りました。
でも水場がちょっとわからなくて、
下で天場でいろいろとやってはった人に、
水場までもう一回登り返してもらって、
僕も登り返したんですけど、
案内してもらって、
ちょっと水を、ほんまにちょっとだけ追加しました。
そこから先は千山小屋っていうかな、
深い千の小屋っていうところ、
標高1500mのところがありまして、
そこに向かいました。
そうそう、その天場でですね、
清水さんだと思うんですけど、
女性ランナーが、
もうすぐさっき来たよみたいな、
水汲んでましたよみたいなことを言ってたから、
じゃあもう近くにおるんだと思ってですね、
ちょっと上げようかなと。
上げて追いつこうかなっていう風に、
この時ちょっと思いましたね。
千山小屋のところらへんで、
ペースアップっていうよりは、
ちょっとだけ前の方に追いつけたらラッキーやなっていう風に、
思いながら走ってました。
でね、前を見てると、
結構ライトが見えるんですよ。
27:00
あ、人いたと思って。
清水さんかな、女性かなと思って。
おおっと近づいていったら、
普通の天場の人だったりとかですね。
こんな山奥にも結構人がいたり。
で、山の奥に赤いライトが見えて、
あっちの方におるなと思って、
ようやく目を凝らしたら、
飛行機のライトだったりとかして、
なかなか清水さんのライトがわからんかったっていう感じです。
逆にですね、後ろとはかなり差がついてたはずなんですけど、
なんかね、ちょっと歩いてたら、
ライトがね、後ろから来るのが見えて、
あっ、来たと思ってね。
で、もしかして追いつかれたんかと思って、
逆にね、ちょっと疲れてるから一緒に行こうと思って、
ちょっと待ってたりとかしても、
一向に追いついてこないんですよ。
はっと見ても消えちゃってたりとかして、
いやーあれって幻覚やったんか、
ほんまに追いついてきてはったんか、
いまだにわからないんですよね。
多分まあ幻覚やったんやろうな。
いやーはっきりとライト見えたんやけど、
僕ら以外にライト使って行く人がほとんどおらへんので、
まずは出場者だとは思ってたんですけどね、
もしかしたら幻覚が見えてたのかもしれませんね。
さすが修行の場。
ここからね、行戦小屋といってCP3まで、
まあ長いこと長いこと、
何時間かかったかあれですけども、
ついたのが深夜の1時16分なんで、
未戦で軽くご飯食べたのが夕方4時とかですから、
かなりきつかったですね。
5時6時7時8時9時10時11時12時1時、
9時間ぐらい補給なしで、
水場もほんまに少なくてということで、
持っていったカロリーも、
1時間に1個ずつ、半分ずつね、
終わって食べたりとかして、
なんとか持たせて、ほんまにぴったりぐらいやったから、
もう着く頃には本当にラストの補給がなくなって、
あとはもう飴ちゃんとかぐらいしかないというような状態になってたんですよね。
そこからまた登っていって、
結構ロストもしてて、
くず川辻っていうところから、
やりがたけっていうところがあるんですよね。
そこの間で1回ロストしたりとかですね。
その後、地蔵岳があったんですけど、
ここもロストじゃなくて、
30:00
結構な腐り場なんですよね。
深夜の2時とか3時ですよね。
めんどくせえなってなるじゃないですか。
なんとかなるやろって。
もうめんどくせえわってなって、
ポールを直さずに、
釈迦の時はちゃんとポールケースに直したんですけど、
今回は手持ちでずっと無理矢理行ったんですよ。
そしたら、むしろ釈迦畑よりも腐り場としてはきついんじゃないかなっていうぐらい。
そこでですね、
かなり集中力を使いまくって、
なんとかたどり着けたっていうのが印象です。
皆さんもしね、地蔵岳登られるときは、
釈迦畑急に結構危ないぞっていう風な意識をしてですね、
登ってほしいなって思います。
あとはね、東谷岳とかありましたけれども、
あまり印象はないかな。
それを終えた、
やっぱりそこのところが一番きつかったかな。
その後もずっと何か、
普段繰り返すんですけどね。
それが大峰奥崖道っていう感じ。
そこ終わってからはですね、朝を迎えまして、
ロードにね、むっちゃ久しぶりに出たんですよね。
どこで出たかっていうと、
玉城神社っていうところ。
そこのエイドが玉城神社の駐車場ですかね。
参拝車駐車場だったんで、
それに多分合わせるために、
玉城山に行かずに駐車場をですね、
経由したんですよ。
そこで唯一ロードだったんですけど、
そのロードがですね、
まあまあな峠層だったから、しんどかったなあ。
まあ頑張って走りましたけどね。
そこに着いたのが夕方の朝の6時くらいかな。
朝の6時に駐車場に着いていますね。
そうそう、玉城神社ではね、
オンラインマイナーの美野さんがね、
ボランティアで来ていただいてて、
良かったですね、なんかそのサプライズで。
来てくれてるってのは知ってたんですけど、
お会いできて楽しかった。
あーでも、その前の行者の方のエイド、
そっちもね、すごかったですね。
そこまでね、車入れないんですよ。
33:00
だからテント担いで、補給職担いでですね、
もうハイキングじゃなくて、
なんて言ったらいいんかな、
持ち運んだんですよね。
さすが山のボランティアをする人は山力も高い。
トリプル、確か女性陣で、
トリプルあやこさんに、
前田さんやったかな、
ラーメンを作ってもらって食べましたね。
時間的には1時くらいか。
さっき言ってたよかった。
本当にありがとうございました。
なかなかそういうね、
1人がまずいないところに、
追ってくれるっていうだけでも、
すごい助かりましたしね。
テントの中でね、
ちょっと座ってラーメン食べたんですけど、
ちょうど上着を出すか出さへんか悩んでた時だったんですよね。
ちょっと寒くなってきたから。
ちょうどね、休んで、
しかも上もね、ちょっと出して羽織って、
ラーメンで体温めて、
何よりも飯がなくて、
飯がなくて、
それをご飯をね、
おにぎりとりあえずいっぱいあるから持っていって、
安田のあやこさんの方に言われまして、
5個ぐらい持ってったんかな。
それをね、
ちょくちょくちょくちょく食べながら進んだっていうのは、
結構よかったなって今だったら思いますね。
ご飯は結構余って、
5個持っていって、
3つぐらいはまるまる食べずに、
2つぐらいか1個半ぐらいなんかやっと食べて、
結構余った状態で、
玉城神社の駐車場のエイドに到着した記憶がありますね。
ここでね、
もうなんとなく僕の中でやりきったなっていうか、
まあもう余裕でしょみたいな気持ちだったんですよね。
残りのレイアウトを、
小さいから、
全校庭での校庭図しかなかったから、
もうほぼね、
何個か登った後、
あとは全部下り基調でしょって思ってたら、
そしたらね、
田口さんがちょうどその時おって、
いやー、
こっからめちゃくちゃ足削られるよーって言って、
土井さんとかも、
ここからのところで足やられたって言ってましたからって言って、
教えてくれたんですよね。
いやもう僕はポール直していこうかなと思ってたんですけど、
そしたら、
田口さん一言、
うん、じゃあ一回ポールを置いてチャレンジしてみてよっていう感じで言った時に、
あ、やべえなこれは。
これ間違いなく、
ほんまにきついやつやっていうふうに思って。
でも確かに思ったんですよね。
確かそこまでで、
70キロぐらいやったんかな。
でもう、
標高がね、
6200くらいしかなくて、
ほんとなんか、
1800、1500くらいなんかあるのおかしいなと思って。
36:03
距離も20キロ切ってるんかな。
ちょうど20キロぐらいかな。
うーん、
なのに、
え、20キロ切ってるよね。
18キロとかかな。
うーん、
なのに、
累積が1000ちょいあると。
うん、
いうことで、
そこそこあるのと。
1500か。
うん、
だから、
平均したらね、
10%弱になってるんで、
おかしいなと思ってたんですけど、
やっぱりそれだけきついんだっていうことが分かって、
まあちょっとね、
気持ちをね、
緩めずに、
ちょっと踏んどしを締め直しましたですね。
再スタートしたの覚えてますね。
はい。
勢いよとスタートしたけど、
あの、
結局全然違う方向が、
進む道あって。
なんかね、
玉城さんに登らなあかんのちゃうかなと思ったんですけど、
まあ今回のルートは、
それを迂回して、
大森山の境内を通るようなルートになってましたね。
はい。
ほんでまあ、
確かにこっからが長かったなあ。
なんかあの、
大森山っていうね、
ところを、
登って、
まあここも結構きつかったんですけど、
大森山で、
えーと、
朝の、
7時43分とか、
うん、
それぐらいだったんですけどね。
7時43分について、
もうこれがね、
その、
日本一の一番でかいピークやから、
まああとはなんとかなるやら思ってたんらですね、
まあ、
長くって、
御村、
御台村岳っていうのがあるのかな?
うん。
そこらへんも、
北と南でですね、
すんげえ近いんですよ。
うん。
だけども、
全部ね、
山なんですよ。
ははははは。
一回、
ぐわーくだらして、
おいすっきりしたかい?
じゃあ登りなさい!
みたいな感じで、
登らせてあげるよ!
主権道だからね、
みたいな。
はははは。
そんな感じのルートで、
もう、
下っては登り、
下っては登りの繰り返しで、
だいぶきつかったなあ。
うーん。
なんかね、
遠くにはね、
あの、
熊野川かな?
すっごいこう、
えーと、
川幅は狭くって、
いっぱい氾濫した跡なんでしょうね。
砂利がいっぱいあって、
なんか、
工場の、
工事中の川なんかなっていう、
埋め立てとかしてるんかなっていうぐらい、
壮大な景色が見えましてですね。
そこら辺がゴールっていうのも分かってたから、
ああ、やっとゴールも見えたという、
なんかこう、
気持ちのね、
なんてこう、
緩みみたいなものも相まってですね。
まあ、
この辺りのアップダウンの山はきつかったなあ。
で、
なんかこう、
えーとね、
七越山やったっけなあ。
七高山かなあ。
なんかまあまたこの山がこう、
39:00
何個かにあって、
全部ね、
あの、
一旦下らして登らすっていうのばっかりなんですよね。
で、
アップ自体はね、
50メーターから、
まあ100メーターもないんですよ。
80メーターぐらいなんですけど、
まあ一気登り、
なんていうかな、
50メーター、
80メーターの普通の、
普通の一気登りぐらいが、
ずーっと続くんで、
きつかった覚えがあります。
もうきつかったしか出てこないです。
感想が。
もうね、
隣にね、
ロードが見えてるのに、
そこを通らせてくれへんで、
まあずーっとね、
トレイルを、
まあ、
あの、
行かせられる、
なんていうかなあ、
西の国でいうと、
ノースのようなコースですよね。
お隣にね、
あの、
エスケープの林道とか、
ロードがたくさんあんのに、
まあ、
いっちゃんきっついトレイルばっかり行かされるみたいな。
まあいいんですけどね、
それをしに来たんだから。
まあ、
ロード走りよりは、
トレイル走ったほうが楽しいからいいわけですよ。
まあでもね、
ちょっとね、
日もね、
明るくなって、
明るくっていうか、
暑くなってきて、
確かね、
僕がね、
川を渡る頃には、
11時、
11時?
10時ぐらいかな?
ちゃうな、
11時にもなってたかな?
なってて、
うわぁ、
またこっからロード暑いのがあるんか、
って覚えがありますね。
はい。
まあでもなんかその、
もともとの目標がですね、
うん。
まああの、
午前中にゴールするっていうことだったんで、
まあそれをちょっと叶えるために、
最後だけはちょっと頑張って走ったっていうような、
私の大峰奥がけ道でしたね。
タイム自体は、
お昼の11時34分かな?
34分に到着。
時間は27時間34分ということで、
一応最初に目標にしてた、
A目標は27時間切り、
26時間台やったんですよね。
まあそれをちょっとね、
最後サボったっていうか、
そこまで上げんでもいいわっていうことで、
余裕を持って歩いたっていうのもあって、
山の下りのところは。
それもあって、
27時間台にはなってしまいましたが、
B目標と言いますか、
午前中で終わる、
つまり28時間を切るっていう、
そこは達成できてよかったなって思います。
もともとはね、
完走するっていうのが大きな目標だったんで、
それもしっかりと、
まずは大峰奥がけ道を、
しっかり自分の足で走り切れたというのは良かったし、
達成感がたくさんありました。
初めて私は和歌山県の熊野本宮大社に行ったんですけどね、
42:03
雰囲気がいいですよね。
ゴールしたところがちょうど大鳥居だったんで、
みんなね、
日本一大きなゴールゲートやねとか言いながら通ってましたけど、
その鳥居自体がまずすごく立派だったのと、
それから近くでね、
あれは何の花だったんだろうね、
レンゲなのか、
なんか言ったな、
安田さんが言ってて、
もう忘れちゃいましたが、
最初僕ラベンダーかなと思って、
紫色の花だったんですけれども、
それが先乱れていて、
すごく可憐で心落ち着くような景色が広がっていてですね、
その近くは和里でしょうかね、
水田があって、
そこで稲をちょうど植えているような時期だったんで、
農作業の工具とか、
重機とかが入っててね、
それが牧歌的な雰囲気をかもし出してて、
すごく良かったなって思いましたね。
しばらくしたら横田さんもゴールされて、
ビール片手に帰ってきて、
さすがやなと思いましたね。
もう早速飲んでて、
これがやっぱり若さというか強さやなっていう風にちょっと思いました。
昔僕もゴールしてすぐ酒飲むみたいな感じだったんですけど、
ちょっと最近は弱くなっちゃった気がしますね。
というわけで、
横田さんは28時間ちょいぐらいかな、
1時間ちょいぐらい後にゴールしたんで、
28時間50分ぐらいかな。
その後はまた差がガーッと開いちゃったんで、
ちょっとゴールを見届ける前にお昼寝もして、
それから車で宿に行きました。
宿の近くは温泉設備になってて、
お風呂もただで入れて、
バンガローかコテージかそんなところで泊まらせてもらいまして、
夕方の5時には晩御飯のお弁当が来て、
本当に至れれつくセリーでしたね。
すっきりとお風呂入って、
売店にもすごいキャンプ用のものがいっぱい売ってたんで、
しかも安かったんですよね。
ペットボトルのコカ・コーラ150円だから普通のコンビニぐらいの値段じゃないですか。
そこで僕は玉ねぎ、オニオンスープの素を2袋買って持って帰って、
バンガローにお湯沸かす装置がついてあったんですよね。
45:01
それでお湯を入れて、
オニオンスープにして、次の日持っていく準備をしました。
水道も洗剤とか全部あったから、
使ったフラスクも全部洗って、その日のうちに洗って、
軽く上のゼッケンとかそこら辺も乾かしたりとか、
消臭して乾かしたりとかして、
本当に一日ちゃんとオフがあって良かったですね。
お布団もしっかりしててよく寝れて、
僕の場合はさっき引いちゃってですね。
先にゴールした人の権限で、
一番充電とかが取りやすいところを陣取りまして、
そこでしっかりと休ませていただいて、
耳栓持ってきて、
アイマスクじゃないけど、
頭から被るフード付きの服を持ってきて、
マミー状態になってですね、
結構早めにお休みさせていただきましたね。
時間的には、
8時ぐらいからマッサージガンでずっと足をほぐして、
8時ぐらいにほぼ寝るような格好をして、
全然雑談して、
多分9時には寝入ってたと思いますね。
というわけで、
初日はこんな感じで大峰奥駆け道、
僕の時計で2キロぐらいロストしたから98キロ、
7800メートルアップぐらいですかね、
させていただきました。
タイムもトップの人は24時間台、
女性トップも25時間、
私は27時間ということでした。
後続の横田さんは28時間ということで、
大体1時間ずつぐらいですかね、
おきに選手が帰ってくるというような結果でした。
トップの菊池さんなんかね、
24時間だから朝の8時にゴールしちゃってね、
何するんやみたいなね、
聞いたら競馬もできましたし、
いろいろできましたみたいなこと言ってあったから、
すごいな、たくましいなと思いながら引いてました。
ということで、初日無事に終わりまして、
皆さんとも交流できまして、
特にね、柴崎さんとは夜結構喋らせていただきまして、
楽しかったですね。
そうやって大人の連続みたいなことができるのも、
今回のステージレースである
東京三家道トライアングルの醍醐味だと思いますよ。
48:04
来年再来年と出場される方、
そういう出会いとか交流も一つの楽しみとして、
目的の一つとして参加していただけたらどうかなと思います。
大峰奥がけ道、一言で言うと、
ずっとトレイルやん。
という道でしたね。
100キロずっとトレイルで上り下りさせていただけるコースなんか、
しかもワンウェイでないので、
本当にトレイル好きの方にはお勧めになっておりますよ。
それでは、ファーストステージの大峰奥がけ道パートをお送りいたしました。
次回後半は、コヘチとコウボウトレイルの
セカンドステージについてしゃべりくりたいと思いますよ。楽しみに。
それでは、チンバでした。
じゃあね。バイバイ。