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2022-07-06 11:54

Spotify独自の音声配信の先にある未来

Spotifyがニュージーランドで、独自に音声配信できる機能をテスト中と報じられました。現在は、傘下のポッドキャスト配信プラットフォームAnchorをとおして多くのポッドキャストが配信されていますが、Spotifyから直接番組を収録、配信できるとのこと。さて、そこからSpotifyが描く未来を私なりに考察してみました。するとその先に見えてきたものが何と・・・。

Spotify is testing in-app podcast creation tools | TechCrunch
https://tcrn.ch/3bJvQiZ

Findaway
https://findaway.com/

★さらに学べる!ワンポイント

Spotifyの収益性の不安は以前から指摘されていました。音楽をディストリビューションしているかぎりは、その数%の手数料しか入らないことになります。こうしたサブスクサービスは新たな収益源を見つける模索をしています。たとえば、Netflixはゲーム事業に参入しましたが、Spotifyはオーディオブックに参入するようです。果たして。

★今日の一言

夜の冷房、インコたちのことを考えると毎晩どうしようか悩む。

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Spotifyが独自の音声配信
Spotifyがニュージーランドで独自に音声配信できる機能をテスト中と報じられました。
現在は、参加のポッドキャスト配信プラットフォームAnchorを通して、多くのポッドキャストが配信されているんですが、
Spotifyから直接番組を収録配信できるとのことです。
さて、そこからSpotifyが描く未来を私なりに考察してみました。
すると、その先に見えてきたものが、なんと!
それでは早速、学んでいきましょう。
おはようございます。フリーでマーケターをしながらクリエイター活動をしています。カグアです。
この番組では、インフルエンサーやクリエイターに役立つ情報を毎日配信しています。
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それでは早速、行ってみましょう。
まずですね、音なる、音声広告の大手の音なるのヤギさんがですね、
Spotifyのこの新機能テストのニュースをTwitterで報じていました。
どうやらですね、そのSpotifyのアプリで、今でもプレイリストはね、自作ができますよね。
それと同じように、そこからもう音声収録ができるという機能をテスト中だということを、
いうニュースをTwitterで報じていました。
ヤギさん自身は、いよいよ音声のYouTubeになろうとしているということを言っています。
実際ですね、Spotifyのその記事です。
Spotifyはアプリ内ポッドキャスト作成ツールをテストしています。
2022年7月2日。
テッククランチの記事なんですが、機械翻訳で読む限りは、
ニュージーランドで今のところテストをしているということなんですね。
実際、追加の何かツールとかアプリが必要というわけではなく、
本当にそのSpotifyの画面からタップして収録すると、もうAnchorと同じような収録画面が出てくるんですよね。
ですから実際、Spotifyの公式のニュージーランドアカウント、
Spotify公式のニュージーランドアカウントでは動画が見られます。
その動画を見る限りは、本当にスタンドFMやラジオトークのように、
録音ボタンのような画面が出てきて収録ができ、
かつ収録後も波形をちょっと編集するような画面も出てきたりしています。
ただ私ここで一つ疑問があって、
多くのメディアはポッドキャスト配信と書いてあるんですが、
私自身はこれ単純に音声配信じゃないかなと思っています。
先ほど言いましたSpotifyの動画の中では、ディストリビューションみたいな言葉ももちろん出るんですよ。
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スピーカー 1
ですから配信するみたいな意味だと思うんですが、
ただポッドキャストのように、例えばSpotifyで録音したものを
AppleポッドキャストやGoogleポッドキャストに配信できるのかというと、
そこは多分まだ未知数な気はするんですよね。
ただテッククランチですとか大手メディアなので、
ニュージーランドの状況をちゃんと確認した上でポッドキャストと言っているとは思うんですが、
私自身、RSSの配信画面、設定画面を見るまではちょっとどうかなっていうのは疑問に思っています。
私の勘ぐりすぎるかもしれませんけどね。
なぜかというと、やっぱりSpotifyがキーステーションになっていろんなところに配信できるとなると、
いわゆる独自配信になりませんよね。
一方で国内のVoicyやStandFMなどは独自配信ということを売りにして、
アプリにどんどんユーザーを誘導するという戦略を取っています。
ですから独自配信というのは当然その囲い込みの戦略としては定番なわけですよ。
ですからこれをAnchorのように配信できるとなると、
じゃあAnchorどうなるのと、カニバリズムというかですね、
食い合うんじゃないかということを懸念したツイートも海外のツイートも見られました。
そう考えると、もしかするとPodcast配信できないんじゃないのかと僕は思っているんですね。
Podcast配信できないとすると、この後紹介しますあることに多分つながると思うので、余計にそう思うわけですね。
さてSpotifyがこの機能をテストしているということは、日本にもおそらくいずれ来ると思います。
以前Greenroomというライブのシステム、ちゃんと予定通り日本でも使えるようになりましたから、
この機能はもう必ず来ると思います。
そうなると、これAnchorで配信している人とSpotify独自で配信している人とで、
もしかするとレコメンドに差が出るのかなとかちょっと思うんですよね。
要はSpotify独自配信となれば、それはSpotifyとしては独自配信の方をレコメンドしたくなりますよね。
もちろんAIがものすごく優秀なんで、そういった露骨で恣意的なレコメンドはないとは思いますけれども、
ただ、なくはないですよね。
一方でおそらく嬉しいメリットとしては、Spotifyで独自配信するとやはりシステムとしてはもともと組み込まれていますので、
Spotifyの広告システム、それが比較的すぐに実装されたりアップデートされたりするのかなっていう気はします。
現状でもAnchorで配信しているSpotifyなどの広告は、人気番組ですともういくつか日本では一応聞けるようになりましたが、
まだ日本ではAnchorの広告自体は自由には実装できませんよね、ユーザー側はね。
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ユーザー側はAnchorで広告を配信するというのは日本では今のところできてないですよね。
ですからそれが一方でSpotify独自配信となれば、すぐにできてもおかしくはないと思うんですよね。
そういう意味では良い面、悪い面、多分両方あると思うんですね。
ですから一方でAnchorユーザーの方は今後どうなるのかな。
もしかして相対的にSpotify独自配信から押し出されちゃうのかなとかそういうところはものすごく不安だとは思います。
そのあたり、本当にこれ独自配信なのかPodcast配信なのかというところはちょっと注目したいですね。
もし知っている人いたら教えてください。
さあ、それでですね、この戦略の実はまだ未来が私あると思っています。
それがですね、Find a wayです。
これ何かというと、去年Spotifyが買収したオーディオブックプラットフォームなんです。
はい、実はですねオーディオブックのプラットフォームというのは皆さんAudibleや国内ですとAudiobookJPさんをご存知だと思いますが、
実はそのいずれも、いずれも自分自身でアップロードしていろんなところにディストリビューション配信するということは実はできないんですよ。
そうなんです。私AudiobookJPさんもAudibleさんも両方出版したことありますけども、実はそういったユーザーが出版著者が管理画面でアップロードしてこう買いとかそういうのはできないんですよ。
Kindleのようにそこまで簡単にはできないんですね。
必ず出版社、AudiobookJPさんだったらAudiobookJP、Audibleでしたらちゃんと業者登録をして配信をするというちゃんと登録をしないと販売できないんですね。
しかもAudibleは管理画面も見れないです。
ですから売り上げとかもタイミング、市販機とかが何かのタイミングでしか通知が来るぐらいな感じでしかわからないんですね。
で、このFinderウェイはそれができます。
はい、著者、出版社、小売業者、いろんなところにそういう管理画面を提供して現在ですね、現在もiBook、Apple Booksかな、といった多くのAudiobookプラットフォームに配本ができているんですね。
ですから、Spotifyが独自音源を管理してフォトキャスト、もしくは音声配信をしているというこの先には、この独自音源を要はAudiobookにして配本、販売するという未来が待っているのではないかと僕は見ています。
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そうすると何がいいかというと、実はかねてからSpotifyというのは投資家たちにあることが懸念されていました。
それが収益性です。というのも今Netflixでもそうなんですが、いわゆるサブスクのプラットフォームというのはやはりある程度頭打ちがきますと、もうなかなか伸びないということが言われています。
例えばSpotifyの場合ですと、楽曲がどんなに増えようとも究極的には楽曲の配信に対しての広告の理財屋ということになるので、どうしても原資を手にしているわけじゃないんですよね。
手数料を手にしているので、どうしても売り上げの天井が来ると。ただ、ユニクロのように独自に製品を企画して製造して物流して販売するという、上流から下流まで全てを網羅する、それがAudiobookと言えるのではないでしょうか。
そうしますと、やはり収益性にまた新たな伸びが期待できるわけですね。もともとPodcastでこの辺りを狙っていたとは思うんですけども、思いのほかそうはなっていませんよね。
ここにきてAudiobookのFind a Wayを買収して、そのツールを武器をいよいよ手に入れたということで、ここからSpotifyの特にオリジナルの原資を、製品をどんどん出版して利益を出していくんだということを僕は想像します。
つまりSpotifyのこれからのライバルはAudibleだと僕は見ています。ですからAudibleにどう配信するかとか、逆に言うとAudibleに配信しなかったら利益率を高くしますよといったようなKindleのような製作もあり得るでしょうし、そこになるといよいよ音声のそういうNetflixというかAmazonというかそういう立ち位置に来るんだろうなと思います。
Netflixも今非常に苦戦していますので、昨今ゲーム産業にも参入しゲーム事業にも参入しましたよね。ですからSpotifyがAudiobookの次の収益の柱として考えているというのはおそらくあながち間違っていないんではないかと思います。皆さんはどう思いますか。
今日はですね、ちょっとビジネス的な話をして少し暑くなってしまいましたが、こういうので私大好きなんですよ。こういういろんな価値筋とかでひも解いていくのが大好きなんで、何かですね解説してくれとか質問とかリクエストありましたらどしどし出た。それから概要欄にありますGoogleの匿名のフォームですね。そちらからもどしどしご応募ください。それでは皆さんいってらっしゃい。
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