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2024-01-29 34:03

ハーフは日本人じゃない?/ "Half" isn't Japanese?

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先日、ミス日本グランプリ2024に輝いた、椎野カロリーナさん。生まれはウクライナ、育ちは日本というマルチカルチャルなバックグラウンドを持つ彼女。世間からは称賛と共に「なぜ彼女がグランプリなのか」と批判の声も上がった。「見た目」でしか、その人を判断しない風潮がまだ強い現代であると同時に、この話は何もカロリーナさんのアイデンティティの問題ではないのではということ。


日本以外に他国のルーツも持つSarahとJoker、今回は実際にどんなふうに自分達のアイデンティティを持って生きてきたのか、あまり語ることのなかった日本で生きるハーフの苦悩について語り合ってみました。


見た目に惑わされることなく、どんな経験を経てきたのか、どんな文化で育ったのかなど少し視野を広く持ったコミュニケーションがさらに現代において広がると良いなと願っております。

みなさんはどんな気持ちで普段から人と接しておりますか? よかったら皆さんの思ったことも教えてください◎


<目次>

  • カロリーナさんの葛藤への共感、見えない部分の方がよっぽど重要
  • アイデンティティ形成は20代に入ってから?
  • 無意識に棲み分けで一喜一憂する我々
  • みんなに認めてもらいたい一心で何かに打ち込んでいた幼少期ーSarah
  • 見た目が原因で起きる、小さな日常での違和感ーJoker
  • ハーフあるある”お父さんとお母さんどっちが外国人”という謎質問について
  • Jokerが経験した、容姿が評価に繋がる仕事を経て思ったこと
  • 日本人らしいって何を持って言えるのか?
  • 「国はどこか?より、地元はどこ?」っていう定型文に変えていかない?


<参考動画>

**TED Talksー出身国の代わりに出身地域を尋ねよう/**Don't Ask Where I'm From, Ask Where I'm a Local by タイエ・セラシ

https://digitalcast.jp/v/23516/

※上記は日本語訳のサイトとなっているので、

興味のある方はぜに是非に動画をご覧になってみて下さい。

___________________ Instagram: https://www.instagram.com/crazyplantshuman/ お便りはこちらから: https://forms.gle/rQ6vdDUfp4pgRiku7

00:05
この番組は、セイラとジョーカーが自分たちの思考を整理して、心を抱きしめるためのラジオです。
はい、どうもこんにちは。
はい、今日もよろしくお願いします。
お願いいたします。
今日は、俺からの持ち込み企画で話したいことがあります。
はいはいはいはい。
ちょっとアイドリングトークも雑談もなく、いきなり始めるんですけど大丈夫ですか?
どうぞどうぞ、言っちゃいましょう、本題に。
はい、早速なんですけれども、最近話題になってたことに、我々も話し合いというか、ちょっと考えをシェアしたいっていうところなんですけど、
いいんじゃないですか? 自知ネタ。
はい、話題になってたものは、ミスジャパングランプリ2024っていうのが最近ありまして、
で、それのグランプリの発表が1月の末にあって、そのグランプリ取った方がシーノ・カロリーナさんっていう方で、ルーツがウクライナにあって、でも日本人、国籍の方がグランプリを取られてて、
で、グランプリを取ったのはいいんですけど、その方がSNS上で果たして日本人なのかっていうところで、アイデンティティの部分ですごいバッシングをする人もいてついて、
それを見てて、ちょっと考えるところがあったので、それを話したいなと思います。
うんうんうんうん、いいんじゃないでしょうか。
で、まず前提としてお伝えをしたいんですけれど、俺がミックスであるっていうことを知らない人がほとんどだと思うので、まずそこを整理したいです。
はいはいはいはい、まあそうね。
どこの国とのミックスでどうだっていう、バックボーンについては話すつもりはあまりないので、あれなんですけど、
とりあえず今聞いてくれてる方が、俺が日本と別の国のミックスであるっていうことをわかっててもらえると話がスムーズかなと思うので、それをお伝えをまずします。
うんうんうんうん、それで言うと私もミックスで、私はアフリカのナイジリアっていう国があって、そこのルーツがありますと日本のルーツを持ってるっていう感じなんで、
私も一応ミックスっていうのは同じだね。
うんうんうん、そう、だからお互いミックスだからこそは今回のこの件について深掘りするというか、もう一度考えてみたいなっていうのがちゃんと会話になるかなと思ったんで、持ってきたんだけど、
その、まあ、日本生活がある程度長いんだけど、だから日本人として生きてるの。学生時代も日本で過ごしてるし、そういうのがあって、日本人として生きてるんだけど、やっぱり日常生活で外国人だよねっていうところをすごい感じるシチュエーションが多くて、
03:25
で、それが違和感だったりするので、俺にとっては、日本人なのになっていうところ、だからそこでセイラはどうなんだろうっていうのと、
俺は話題に持ち出した今回のミスジャパングランプリのカロリーナさんが、グランプリを取ってるのは何も違和感がないし、素晴らしいこと、おめでとうしかないので、俺としては。
彼女のバックボーンを紐解くと、5歳から日本にいて、日本に帰化して日本国籍も持ってる。
もう日本人じゃんっていう感じなの、俺からしたら。だからなんでそんなに抜信をされてるんだろう、なんでそういう視点を持った人が湧き出てくるんだろうっていうのが不思議でたまらなくて、セイラの意見を聞きたい。
でも私も最初に思ったインプレッションはそんな感じかな、なんか必ずしもその見た目の部分と、あとそのスピリチュアリティっていうかなんか、スピリチュアリティっていうかなんだろう、パーソナリティっていうかなんて言ったらいいの、そのメンタリティっていうのかな、
なんかそこのさ、見えない部分の根源みたいなところとか、アイデンティティのところって、見た目とは全然違うのって当たり前だと思ってて、私も。
それで言うと、やっぱ私も肌の色、髪の毛の色、目の色とか、あと体格とかが違うってだけで、やっぱりどこか日本で生きづらさを感じてたところはめちゃくちゃあるし、逆に私はそれがコンプレックスになりすぎちゃって、自分の養子に全然自信持てない。
で、幼少期を過ごしたから、いきなり大人になって、そこをすごい褒められたりとかすることにおいて、すごく嫌悪感がある。いまだにそれがあって、これは今度話したいんだけど、私それが少し原因で、男性不信だった時がある。
あ、そうなの。
そう、あのね、ちょっとそれはまた根深い話になってくるから、今度これは女性をエンパワーメントする回として、ぜひ話したい話なんだけど、っていうのがあるから、なんかすごくそのアイデンティティクライシスっていうのを日々日々感じることがやっぱり多くて、特に日本にいる場合はね。
で、そこが肯定される時って来るのかなとかって思ってたんだけど、私はありがたいことに父が海外に住んでて、海外に住んでるっていうアドバンテージを使って、高校卒業して留学に行ったのね。
06:09
うんうんうん。
それもあって、日本とは違う環境で身を置いて暮らして、で、その時は私、英語をさ、しゃべれなかったの。
うんうん。
なんなら、うちのその家計のその、家計っていうか、家のルールで、家では絶対父さんがいた時は、みんな日本語で話そうっていうのが、うちのルールだったの。
そうそうそう。だから、お母さんの教育とかで、お母さんは英語しゃべれて、お父さんとかと英語で会話をしてるんだけど、でも、家では英語は使わずに日本語だけだったの。
うんうんうん。
そう、だから、英語を学びたいんだったら、自分で学んでくださいって言われてた、ずっと。
特殊だね。父との会話は?
は、つたないお父さんが、日本語もつたない日本語がしゃべれるから、それでやりとりするって感じで、幼い時に、なんだろう、意思表示をするぐらいのあれは、会話は成り立ってたけど、こう、会話という感じではなく、なんか、必要なことを伝え合うぐらいしか、こう、やりとりをしてなかったから、お父さんとちゃんとワンオンで話すってなったのは、自分が英語しゃべれるようになってからなの、実は。
うんうんうん。
で、今はね、お父さんと週一とかで電話つないで、今どうしてる?とか、家族のこととかを伝えるみたいな時間をとってたりとかしてて、最初はその時間なんでやねんって思ってたんだけど、なんか、けっこうお父さんと話す機会、あとどれだけ人生であるんだろうって思ったら、なんか、その1回1回がすごい大切かもって思って、電話来たら絶対出るようにしてるのね。
うんうん。
まあでも、たまにやっぱ取れないときもあるんだけどね、予定的に。でも、あとでかけなおしたりとかして、今こうだよ、ああだよって言って、自分の兄弟の状況とか伝えたりとか、あとたまに悩んでることとか、ちょっとお父さんに相談したりとかしてるみたいなのがあって、けっこうなんか、うん、なんか、お父さんもその、私たちがどういう環境でこう身を置いてるのかっていうのをわかってるから、なんか、そこを肯定してくれるようなことをアドバイス、けっこうしてくれるのね。
うんうん。
日本だと、こうなんじゃない、ああなんじゃないって言って、だから、なんか、そのチャンスとかを自分の兄弟に伝えるんだよって言って、お父さんはすごくそれを私にいつも教えてくれてたから、けっこうなんか、アイデンティティーが確立し始めたのって、私もやっぱり20代入ってからだったから、けっこう迷ったり悩んだりすることもあったけど、
だから、カロリナさんがたぶん感じてた、その日本人の人たちに、実際自分ってどう思われてるんだろうっていうのを、たぶん試したかったんじゃないかなと思うんだよね、その、今回その、うん、大会に出て、自分がどういうふうに思われてるのかっていうのを客観視したかったって気持ちは、なんかすごくわかる、私もたまに思うのが、やっぱ仲良くしてくれてる友達とかって、私はほぼほぼほんと日本人の子が多いのねっていうのも学校も普通に公立行ってたから、
09:11
ジョーカーもまあそうだと思うんだけど、なんかインターナショナルスクールとかにそう行かなかったし、行けるようなタイミングもあったんだけど、自分があまりそれを好まなくって、あの、習い事とかでインターナショナルスクールでやる習い事とかに、行ってもいいよって言われてたりとかして、試しに行ったりとかもしたんだけど、なんか全然なんか楽しくなくて、もういいやってなっちゃったから、結局私はほんとにローカルの学校行ったって感じだったんだけど、
なんかその友達たちにも、どれぐらいのパーセンテージで私は受け入れられてるんだろうっていう気持ちはやっぱりあるよね。
うーん、そうだよね。
大人になってもあるな、それは。そうそうそう、私ってどれぐらいみんなに受け入れられてるんだろうみたいな、こう人知れぬ不安?漠然とした?
私と今仲良くしてるのとかって、私が私じゃなかったとしても仲良くしてくれてたのかなとかさ、わかんないけどね、考えすぎなんだけど、やっぱそういうの考えちゃうから、なんか、アイデンティティってすごく、なんか環境によって作り上げられちゃうところもあると思うから、やっぱ日本にいるとそれをすごく痛感するよね。違うってことだけで、出るはられちゃう辛さ?
そう、なんかそこをすごい感じる。あなたは違います、私たちと、みたいなのを突きつけられるシーン、相手にはもちろん悪気もない、それを理解してるんだけど、その無意識から出る、自分とあなたは違うっていうラインを引かれてる感じが、
違和感あるなというか、ちょっと突き放されたって感じるときもあったりして、もやもやするというか、っていうシチュエーションが多い。
わかる、なんかね、スーパーパワーじゃないけどね、ちっちゃい頃からそこを感じすぎちゃって、人と接することが多かったからか、なんか特殊スキルとして、これもちょっと前話したことあるかもしれないんだけど、上巻に、
その人の言葉の使い方とか、自分に対しての言葉の投げ方とかで、ああ、この人、ちょっと私のこと差別してるなとか、
ああ、俺もわかるな、それ。
そういうのを読み解く力がめちゃくちゃある。
だからなんか結構、ああ、なるほどね、みたいなのがあって、なんかやっぱり難しいよね、なんかそこでそう思っちゃうとさ、こっちもこっちでさ、バイアスかかった上で相手と接するからさ、
自ずと自分のこと言わなくなったりさ、自分の考えてることとかシェアしなくなるから、まあ仲良くはならないんだよね。
そうね、自ずと離れてっちゃうよね。
12:02
そう、なんか自分をあんまりその人にアピールしたくないなって思っちゃったりとかして、それがすごい顕著に出るから、結構私それで言うと友達意外と少ないタイプで、でも知り合いはめっちゃいるみたいな、わかる?なんか。
うんうんうん、わかるよ。
みんなで友達めっちゃ多いじゃんとか言われるんだけど、いや、知ってる人とか、こう、なんか顔合わせたことある人が多いってだけで、
友達ってそんないないよっていう。
うんうんうんうん。
まあ何を持って友達なのとかっていうまた別の話も出てきちゃうんだけど、なんか結構そういうのをほんと感じてるし、逆にそこでもういいや、もう私は私だしって思えるようになったのって本当につい最近なのよ。
うんうん。
でもそれって多分、何だろうな、自分が何かひたすら何かに打ち込んで、こう、自分はこれで力をつけたいんだとかっていう経験をしたとか、あとはみんなにうむ言わせないぐらい、
ああ、それやり成し遂げたんだ、すごいねとかって言われて初めて認められるとか、なんかそういうものがないと認めてもらえないのかもって思ったりとかもしてたから、だから幼少期のこととかを考えてみても私何かに、なんか何もしてないときなくて。
うんうん。
あの、幼い時から、やっぱ何だろう、習い事してたりとか、あとは部活めちゃくちゃ真面目にやったりとか、やっぱそういう行動ずっとしてた気がする。多分それってすごいみんなに認められたかったからだと思う。
うんうんうんうんうん。
なんかやっぱり見た目の部分とかで、こう、怖いとか、あとは意地悪なんじゃないかとか、やっぱそういう印象を持たれちゃったりとか、することがあったりとかしてたと思うのね。
うんうん。
だから、そうじゃないよっていうので、なんか私ってこんな人だよっていう一つの表現として、物事になんかすごく打ち込んでたかもなって、今なんかちょっと思う。なんか幼少期のことを考えると。
うーん、なるほどね。
うん。
なんか俺はミックスとして生きてきた中で、幼少期、幼少期というか、その学生、日本で過ごす学生時代に関してはあまり、全くないわけではないんだけど、差別的な行為を周りにされて苦しんでもがき、みたいなのはあんまりエピソードとしてはないんだけど、
やっぱりその大人になってから、すごい感じるのが多いかな。
例えばどういうシチュエーションなの?それって。
15:01
まあ、わかりやすいとこで言うと、レストランに行って、英語のメニューとか、英語で接客をされるとか、あと身分証明書を出さなきゃいけないシチュエーションになったときに、免許証とかそういうのじゃなくて、パスポート見せて、とか在留証明書見せて、みたいな、そっちを先に言ってくるとか。
うーん、わかる。
なんか、そういう細かいところで、うんって思うし、
はじめましてっていう会話、起きたときの相手の2言目には、ハーフなんですか?お母さんとお父さん、どちらがどの国の方なんですか?みたいな、
出た、それ、その質問、うん。
何万回、何千万回って言われてるレベルの質問をされるの。
それかってフォーなの。で、
わかる。
なんだろうな、俺からすると、別にどっちでも良くない回。
俺がどことの国のミックスでも良くない、人間と人間で良くない、みたいな感じなの、俺はね。
なんなんだろうね、うん、わかるよ、わかるわかる。
それが違和感だし、もう慣れたから腹立つとこはないんだけど、またね、みたいな。
すごいそれを感じるから、うん、そうね、大人になってからそれをすごい感じるようになったし、
ちょっと具体的なことを言えなくて申し訳ないんだけど、表に出る仕事をしてた時期があって、
その時はすごい見た目良しのことを言われた。
それは良い意味で悪い意味で?
良い意味で相手は言ってくれてるんだけど、
俺からしたら、どうなんだろう、俺がひねくれてるからなのかもしれないんだけど、
いや、別にこれ俺が努力して手に入れた体じゃなくて、生まれた時に授かったものだから、そこ褒められても正直嬉しくないんだけどっていう、
ハーフっていう見た目がすごい羨ましいとか言われるのね。
なんか別に、自分がチョイスしてこの見た目になったわけではないから、そこを褒められても正直、別に特別なことじゃないんだよなっていう違和感だよね。
とか、そういうのをすごい常に感じながら仕事はしてたし、その時期はね。
だから、そういう具体的なシチュエーションをあげれば、死ぬほど出てくるんだけど、
その度に、俺はじゃあ日本人として見られてないんだっていう、っていうのにショックを受けることはあるかな。
だからこそ今回のミス・ジャパンの賛否というかを見た時に、やっぱりどうしてもカロリーナさんの側の気持ちに立ってしまうし、
18:08
彼女の気持ちがわかる。逆に批判をしてる人は何を持ってそのような批判をしてるのかなっていうところを気になっちゃって調べたんだけど、
やっぱり容姿のこと、日本人らしい見た目じゃないからダメなんじゃないかっていう。
グランプリを取る人はもっとアジアの血がある、日本の血が出てる人じゃないとダメだみたいな主張してる方もいらっしゃって、
否定はしないし、その考え方を。なんだけどちょっと悲しいなあ、その考え方はっていう。
だから逆にその人たちに問いたいのはさ、例えばだけど見た目はめちゃくちゃ日本人だったとしても、
その幼少期に例えばヨーロッパとかに住んでて、じゃあドイツ語ができますバリッパリの、もはや日本語喋れませんって人がその大会に出てその人がそれを勝ち取ったとしたら何も文句は言わないのかな、
とかさ、なんか逆のそういうのもあり得るわけじゃん。
あり得るね。
って考えた時にそれは何も言わないのかな、気になるね、なんかすごい見た目だけなのかね、
だとしたら相当やっぱ本当に見た目主義というか、
いやそうじゃない、俺はそういう今回見た目のことについて批判されてる方が今言ったセーラーのような人がグランプリを取ったときは何も言わないと思う、
彼らはおそらく見た目史上主義、見た目が日本人であればOKだと俺は思うけど、
まあ実際のところはなってみないともちろんわかんないんだけど、
でも見た目で日本人じゃないですって言われるのすごい辛いだろうなって思うし、
でも冒頭にセーラーが言ってくれたみたいに彼女はおそらく批判を覚悟して立ったんじゃないかな、あの舞台にっていう、
それもおかしいけどね、それもおかしいんだけど、
でも勇気ある行動だと思うよ、
いや本当にそう、称えたい、
それだけ多分、自分の抱えてきてたアイデンティティの葛藤がすごかったんだと思うんだよね、
多分ワンの全部になりたい気持ちが強かったんじゃないかなって思うんだけど、
その気持ちがあるだけで私はすごくもう十分だと思うの、
なんか素敵なことじゃんだって、
だからなんかそれをみんな踏みにじるんですかって思っちゃうし、
何を持って日本人なのかっていうのもよくわからないし、
だからなんかなって思うんだけど、
私海外のね、前にテッドトークスかなんかで聞いてすごく共感したお話があって、
21:00
人はその生まれた国とかでその人の国民性だったりとか、
この人が何人だって測ろうとしてるけど、
本来だったらどこがローカルなのか、
自分のローカルってどこっていうので測る方がいいんじゃないかみたいな、
その国とかじゃなくて、
どこ出身って言った時に英語とかでもさ、
Where are you fromって言うじゃん、
どこから来たのって、
ってよりかは、
それって多分場所をすごい特定することになったりとかする言葉でもあると思うんだけど、
Where is your localって聞かれた方が、
なんかその自分のバックグラウンドも語りやすいし、
そこのやっぱローカルに根付いた暮らしだったりとか、
言葉の使い方だったりとかって言われた方がリプレゼントしやすいよねみたいな、
っていう話をしてるのを聞いたことがあって、
私すごいそれいい言葉だなと思って、
だから誰か何か新しい人と会ったりとかする時、
そういう話に持っていくようにしてる。
なんかどこがあなたの国なのっていう、
国じゃなくて、
Where is your localっていう言葉にほんと集約されるんだけど、
ローカルはどこっていうので、
その人のカルチャルバックグラウンドをちょっと掘り下げていくみたいな。
その考え方めちゃくちゃいいわ。
で、なんかそういう方が広がりがあっていいよね、
なるほどそこのローカルのその考えを持ってるんだねみたいな、
教えて教えてってなるし、
なんか面白いなって思うのね。
で、日本人にもいろんなタイプがいると思うんだよ。
だって同じ日本人だったとしても東京出身と、
じゃあ例えば北海道出身だったら、
やっぱ見てきてるもの違うわけじゃん。
当たり前も違うし、きっと。
イントネーションも違うだろうし。
って考えたら、ほんとにローカルって言葉ってすごい使えるなと思って。
俺はwhere fromって聞かれたときに、
ジャパンって答えるんだけど、
だいたい海外の人もキョトンとすんの。
え?みたいな。
ほんとに?みたいなね。
たぶん見た目で彼らはもちろん判断するんだけど、
What?ってなる。
そうだね。
だからなんかI'm mixed on Japan and blah blah blahみたいな感じでしゃべるんだけど、
ローカルで聞かれたらそこはなくてスムーズに、
そうなんだ日本なんだでいけるなと思って、
今なんかしっくりきたそのローカルを聞くっていうところ。
いいよね。これすごく私広めたいコミュニケーションスタイル。
今勉強になっためっちゃ。
相手のバックグラウンドを掘り下げていく中で、
お互いのカルチャーバックグラウンドのシェアをする方が楽しいと思う。
国ってなるとどうしても対抗しちゃったりあるじゃん。
昔の歴史が物語っちゃったりとかして、
24:05
一気にバイアスかかっちゃうけど、
ローカルとかの方が絶対面白いもんって思う。
だからみんなにおすすめを私はすごくしたいんだよね。
普及していきたい。
本当にそうだね。
だからそういうふうに私は人と仲良くなっていきたいなって思うから、
もちろん自分がやっぱり何者かっていうのをすごく考える時間が人よりも長かった。
やっぱり受け入れられてないかもって思うことが多かったから。
自信を失っちゃうことがそれでめちゃくちゃ多かった。
けど、そうならないようにというか、
自分は人に伝えてった方がいい?そういうことすらもって思うように、
本当に最近慣れたから、
それで言うと本当に私25歳ぐらい過ぎてからだから、
本当に遅いんだよね。
克服したのがアイデンティティを。
みんな克服したタイミングがあるのかないのかって、
明確にはない人もいるだろうけど、
私は結構すごく孤独をそこで感じることが多かったかなっていうのがあって、
どこか。
それが結構影響しちゃってた部分はあったと思う。
だからどうしても自信持てなかったりしちゃう時があるんだよね。
受け入れられてないかもって思っちゃうと一気に私心開かなくなるから。
不安になっちゃうしね。
そう。だからそう思うとやっとなんか今の自分でいいんだよって言ってくれてる友達にも出会えてると思うし、
別に昔がそうじゃなかったっていうのを言いたいわけではなくて、
自分が心置きなく自分のことを表現してるなって思うのは、
本当に今かもなって思う。
毎年それ思うようになったけど25歳ぐらい過ぎてから。
それまではやっぱり模索してたよね正直やっぱり。
どうやって自分出せばいいのかわかんないからちょっとやっぱ猫かぶっちゃってたりとか、
っていうそんな感じ。
そこは本当に人それぞれミックスで日本で育ってるっていう人たちはタイミングがすごいバラバラだよな。
俺の友達にも20に入ってから自分のアイデンティティについてちゃんと考えて、
わかってきた。でもまだまだ完璧にはわかってないなっていう人もいれば、
ちっちゃい頃からThis is meで生きてるから周りはどうでもいい。
で、生きてこれてる人もいる。
家庭環境とか周りの地域の環境とかそれぞれあると思うからさ。
27:02
それこそインターナショナルスクールに行きましたとか、
普通の公立高校行きましたとかでまた変わってくるから、
またタイミングはそれぞれっていう話にはなっちゃうんだけど、
どうかミックスの人と接するとき、
ミックスじゃなくても海外の人、あと日本人と接するときも、
あまり切り分けてるようなアクションをこちらがしちゃうと、
向こうが傷つく可能性があるよっていうのは知らせたい。
今言っていくしかないのかなって気はするし、
やっぱ慣れてないっていうのもあると思うから、
だから自分が説明していった方がいいんだろうなって思うから、
ちっちゃい頃とかすごいめんどくさいな、このやりとりとかって思ってたけど、
今はそのタイミングが降ってきたら、すごく自分からアピールするようにしてる。
話すときにあんまり出たよまたこの質問って思うよりかは、
ちゃんとその人に知ってもらうために、実はねみたいな感じで上手く持ってくっていうのかな。
すごいな、俺もう毎回めんどくさがってるわ、いまだに。
いやもうあったよそれはめんどくせえなって思うとき、
でもそれで興味持ってもらえたら一気に会話も広がるし、
知ってもらえるし覚えておいてもらえるから、
これっていいフックかもみたいな、
普通の多分日本人の人じゃ起こらない現象だから、
逆にこれ逆手に取ろうみたいなふうに思うようになったよね。
印象に残るからきっと。
自分たちが違うと思われてるのを逆手に取って、上手く活用していくっていう方法をセラはゲットできたんだね。
やっとね、ゲットしてそのやりとりをチャンスすら思っているっていう感じで、
自分のアピールポイントきましたみたいな感じで、
さーて何の話放り込むかみたいな感じで、
それが女性とかだとまた話す話は変わってくるし、
男性だったりとかするとまた変わってくるしみたいな感じ?
あるんだよ、それぞれの年代に刺さる鉄板ネタが。
コミュニケーション能力高い人ならではの、
そういう玉がいっぱいあるのね。
玉がいっぱいあります。
いっぱいネタあるからそれで言ったら結構滑らない話がさ、
ハーフあるあるのさ。
だからそれで結構いろいろ話したりとかさ、
こんな感じなんですよとかって言ったりするとみんながえーみたいな面白がるからさ、
あーなんかザラに生きてなかったな20何年間みたいな。
なるほどね。
やっぱだからそういう方法もあるのね。
まあ俺はなんかね、ちょっとめんどくさいなと思いながら、
なんかめんどくさいから、
いつものテンプレを言って流して、
それ以上のことを聞かれる場合は何も答えない。
適当に受け流して、本質は伝えてないみたいな感じ。
そういう人たちに優しくしようと思える心が芽生えてないのかもしれない。
30:06
どうだろうな。
ちょっとひねくれた自分がいる。
そんな安易に聞いてくるお前らに自分のことをそんなに伝えるかよっていうさ。
って思っちゃってる自分もまだまだいるし、
まあでもこれはこれだし、いいかなと思ってる。
いやいいと思う、それはそれで。
別に、セイラみたいな方法に自分を変えたいとも今は思ってないし、
必要としてないから、別にこれでいいかなっていう。
まあこれも俺らしさだから、いいかなと思ってるからね。
人には人の、いいんじゃないかな。
そう、なんかちょっと今回ミスジャパンの件があって、
ミックスとしてのアイデンティティの模索というか、
日常生活での違和感とかっていう部分を簡単にシェアしてっていうのがしたかったので。
なんか改めてこの話を集約できてよかったなと思います。
でも最近楽しんじゃってるもん。
メニューで英語とか出てきたりとかしても、
じゃあこの子はどれくらい話せるのかな英語っていうのでめっちゃ乗っかるもん。
めっちゃ乗っかって、めっちゃ会話してみたりとか楽しんじゃってるもん。
たしかに楽しむのはあれなんだよ。
俺もじゃないけど、英語で接客してきて、めっちゃ日本語で返しちゃうときはある。
ただこれはあまりその日に自分の気分があまりあげれてないときは、
あまりパワーにそこを使えないから、
もう普通に日本語でバカって答えてっていうのとかあるし、
せいらみたいに英語できたら英語で返すみたいなときもあるしで、
気分によるんだけど。
大概乗っかる、最近はもうめんどくさいから。
めんどくさいから乗っかって、みたいな感じだけど、
不思議な状況だなとか思いながら。
そうだよね。
でもなんかまあ、自分が英語使うタイミング日本にいると少なくなっちゃったりするから、
いい機会かもなと思うけど。
たしかにね、それを言うてるもん。
でも使う英語ほぼほぼメニューの中何か注文するときって同じだけどな。
そうだね。
まあそんなところで、今回はそれを話してみたかったっていうことですよ。
ありがとうございます。なんか改めて話せてよかった。
うん、なんか自分的には、このミスジャパンの話が出て、タイミングで、
自分たちの今の考え方を残しておきたいなと思ったんで、
33:05
一旦今、セラがどういうふうに思っているのか、
俺がどういうふうに思っているのかを、この会話で残すことができたんで、
俺は大満足です。
うん、私も何が具体的な話とかちょっとなんか忘れちゃったけど、
ちゃんと尻、滅裂になってなかったかな、大丈夫かな。
まあ、それも記録として残しましょう。どうなっていいよと。
そうですね。
はい。
しどろもどろになってんな、みたいな。
はい、じゃあ、上学締めてください。
はい、じゃあ締めます。
番組への感想や話してほしいテーマ、お二人に聞いてほしい悩みなど、
どんなことでも構いませんので、概要欄にありますフォームからメッセージをお送りください。
そして、お聞きのプラットフォームで番組のレビューを送ることができます。
番組を聞いていいなと思ったら、ぜひレビューを送ってください。
では、次週またお会いしましょう。バイバイ。
バイバイ。
34:03

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