1. 飲食を言語化するラジオ~FOOD'S WORDS #フーズワーズ
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2025-03-05 18:52

Code♯4 未完成を楽しむ&超辛口日本酒SAKEティーニ

この番組はスピーカー黒沢の日々の試行錯誤や

美味しい日本のCraftに宿る要素を言語化し、

「日々」と「美味しい」を

今よりもっと手元に感じてもらうpodcast番組です。

前半パートは私黒沢の、試行錯誤をお話の形で言語化する、自己完結型のフリートークパート、

後半は美味しい楽しいジャパニーズクラフトや料理の要素を紐解き、今日から楽しめる形で紹介する「飲む食べる」パートの二部構成です。


サマリー

このエピソードでは、未完成を楽しむというテーマを通じて、製品や料理の完成形の瞬間について語られています。特に、酒ティーニというカクテルの創作プロセスについて触れ、試行錯誤の重要性が紹介されています。今回のエピソードでは、山形県の小井川酒造の日本酒やドライベルモットを使ったカクテル、酒ティーニが取り上げられており、料理との組み合わせに関する提案や辛口日本酒の楽しみ方についても語られています。

未完成を楽しむ
こんにちは、Crafted Codeスピーカー黒沢隆明です。 この番組は、スピーカー黒沢の日々の試行錯誤や
美味しい日本のクラフトに宿る要素を言語化し、 日々と美味しいを今よりもっと手元に感じてもらうポッドキャスト番組です。
前半は私、黒沢の日々の試行錯誤を自己完結型で言語化する言語化パート。
後半は美味しい楽しいジャパニーズクラフトや料理の要素を紐解き、 今日から楽しめる形で紹介する
飲む食べるパートの2部構成です。 それでは始まります。
日々と美味しいをもっと手元に。 Crafted Code
はい、今日は
Crafted Codeといって前半の言語化パートを作っている意味をもう一度考えてみるという
試行錯誤をしました。 何かというと
もともとですね、もっとこうやって法則めいた内容ではなくて、本当に自分の言葉を言語化する、口で言語化するということを重要視する
ただの言語化のトライだったんですけども それって何かっていうと
未完成を言語化するっていうことだったんですよね
なんか完成品になるまでアウトプットしちゃいけないみたいな 呪縛のようなものが長年あったんですけれどもそれを乗り越えたのがこの
Crafted Codeの前身である 10分間お話しするっていう言語化パートだったんですけれども
それは未完成を表現するということだったと思うんですよね 未完成って何かっていうのを改めて考えたんですけれど
すごく感覚的に言うと 未完成とは月の満ち欠けのようなもので
例えば満月が完成形だったとしたら他の29.5日は未完成の状態ということですよね
どういうことかというと 完成形って誰かが作ったり自分が作ったりすることはあると思うんですけれど
その完成形というのは
時間が経てば陳腐化してしまったり それが他のものにとって変わられたりということって製品にしても往々にしてあると思うんですが
つまりそのとって変わられるような流れになる時点 完成形を発表した後のすぐの時点から
その完成形にとっての未完成はもう始まっていて 延々に回転する循環するっていう構造があると思うんですよね
製品は 作られるときにゼロから作られて
肉付けされたり機能を追加されたり 逆に機能を削いで宣伝させたり
直感的にすることによって余計なボタンを外したりとかってあると思うんですけれど その過程すべては未完成の状態で
プロダクト製品として出来上がったものというのは一瞬完成形なんだけれども それは次の瞬間から未完成に切り替わっている
ので満月を完成と捉えて 未完成とは月の満ち欠けのようなものと考えたというところなんですよね
例えば料理とかって 完成した瞬間完成形だと思うんですけれど
それが例えば お客さんの前に運ばれていって
それが食べられるっていう瞬間にある意味完成形である で食べられた瞬間から
それはある意味お客さんに食べられて食べられるということが完成する までの未完成の状態
どんどん食べ物としてなくなっていく状態
って思うと本当に完成形って一瞬のものなんだなぁと本当に思ったなというところです
あのジャパニーズクラフトを中心に扱っているというところから 完成形っていうのが
各蔵というんですかね製造元は完成形を目指して作っていると思うんですけれども やっぱり
完成形を目指して動いて完成した次の瞬間から例えば
何だろう次の作りのことを考えなければいけない次の生産のことを製造化 次の製造のことを考えていくというまた未完成の状態が始まるわけですよね
その過程っていうのは 月の満ち欠けで言うと29.5日後にしかやってこないわけであって
つまり28.5日ぐらいはほとんど
未完成 なんですよね
ってことは
何%だろう30 100を30で割るだから
3.3
90 96%ぐらいは未完成の状態だということですよね
その未完成の状態をもっと楽しむっていうのがあの昨今言われているプロセスエコノミー という言葉だと思うんですけれども
僕自身もこの未完成の状態を楽しみたい 967%余すとこなく自分を楽しみたいというところで今回のような未完成
を楽しむ プロセスとして言語化パートというものを作っていますというお話でした
例えば 未完成と完成がずっと循環しているっていうことを考えた時に
山手線環状線の 途中駅とか目的地までの途中駅すべてとか
まああとは 果物が熟する前の期間すべてとか
果物が熟すのって本当に植物として 一瞬なんですけれどそれまでの過程すべてってなるとものすごい時間がやっぱり未完成の
期間ということになるんですよね 例えば彫刻とかだったら
削って削ってどんどん 自分の思い描く形に削っていくわけですけれども削っていく作業すべてが未完成であり
過程である すごい簡単に言うと過程ではあるんですけれどもその過程って実は本当にほんの一瞬以外のすべて
じゃないかなと僕は思いました というお話でした
月の満ち欠けで言うと約96%は未完成の状態なんじゃないかなと考えています そんな未完成のお話でした
酒ティーニの創作
さていかがでしたでしょうか 黒沢の試行錯誤
を言語化する ある意味未完成の自己完結型言語化パート
これにて終わります次は とっても楽しみな飲む食べるのコーナーです
ここまでご視聴ありがとうございました 楽しい楽しい飲む食べるのコーナー
はい今日は その名も酒ティーニを作っていきたいと思います
この酒ティーニという名前は 語源は
カクテルのマティーニですねドライマティーニとか言ったりしますけれども ドライベルモット
香草などをつけ込んだ フレーバードワインであるベルモット
ですねドライベルモットとドライジンをカクテルにするという とってもいろんなレシピとか考え方がある
マティーニというまあカクテルの王様 と言われるものですけれども
それをドライなお酒日本酒でやっちゃおうというものが酒ティーニですね えっとまず日本酒と何かを合わせるということに対して
まあの
慎重になるっていうところもあると思うんですけれども もちろん
蔵本に対して そういったお酒があるからこそ
できることであるっていうのと 最大限
蔵本のスタンスというかそういったものには敬意を払うのは当然のことなんですけれども あくまでそれでちょっと自分の好みにアレンジさせていただくというものが
今回の取り組みです というのも実は私
いわゆる辛口と言われるようなお酒もしくはドライなお酒っていうのは正直なところ そんなに好きではありませんでした
どちらかというと法準 ジューシー
甘口 そんなような言葉が光るようなお酒が好きでした
なのでどうしてもドライなお酒ドライな 辛口なお酒というのは
酒ティーニの作り方
あんまり好んで飲むものではないっていうのが正直なところだったんですけれども 稀にあの日本酒土で言うともうプラス20とかもう度級に辛いものを
生んでくださる蔵本がいらっしゃって そういったものをですねドライなお酒として取り扱うときにカクテルとして作ると
すごく僕好みにもなるというところがあって
ドライなお酒 を飲むともしくは見つけると
すごく この酒ティーニを作りたくなるというような
カクテルですね 今回は山形県の小井川酒造さん
小井川の 純米酒完全発酵
日本酒土プラス21というものがあるんですけれども この完全発酵というものは
お酒の中の糖分をほぼ100% 酵母が食べ尽くしていますというような
発酵の表現になります 当然甘さ残糖というんですけども甘さが残っていないのでドライな味わいになります
今日はこれとあとは あとはドライベルモットーですねお店には鎮座のというものはあるんですけれども
他にはノエリープラットーですとかマルティーニですとか そういった銘柄があるかと思います
今日は完全発酵日本酒土21度の小井川と 鎮座のドライベルモットーで酒ティーニを作りたいと思います
まずグラスとか 混ぜるための容器に氷を入れます
氷を大きめに3個ぐらいですかね入れて ここにドライベルモットーを
15ミリ注ぎます ドライベルモットーを15ミリ注ぎます
氷の上から回しかけるようにして氷の表面に ドライベルモットーを
まとわせます そしてステア
冷やします そしたら
中身のベルモットだけ捨てます氷とその周りについてる液体はそのまま そこに日本酒を90 cc 入れていきます
山形県の小井川完全発酵
日本酒が90 cc 入りましたこれをまた ステアして冷やしていきたいと思います
では氷を抑えて日本酒のグラスに注ぎます 酒ティーニ完成です
日本酒と料理のペアリング
容量が100 cc のグラスで作るとちょうど表面張力ぐらいになるのでそれも好きな ポイントです
では ちょっと表面張力が効いてて持てないのでエアーで乾杯
いただきます シフク
これまぁどんな味になるかと言いますと
度級にドライ辛口な日本酒の辛いところ部分の味わいですよね 度級にドライな日本酒の辛い部分の味わい
そこにベルモットの香りが乗るんですよね とても良いバランスでこのアルコールが立ったりとかドライな飲み口になっているところに
他の香りの要素が追加されるっていうのが僕個人的にすごく好きな 味のバランスです
例えばですけどお食事で柚子 の皮とか柑橘類レモン
あと柚子胡椒そういった柑橘類の香りが口の中に乗っている時に
ドライな日本酒を飲むというのもすごくいい ペアリングになると思っていますこれもおすすめ
ですね お酒単体で味わおうと思ったら
やっぱり カクテルの業界
にもしっかりとレシピがある酒ティーニももちろん美味しいですし 他の香りの要素があるものをブレンドしても美味しいと思うんですけれども
僕は クラフトジンも扱っているお店なので
たまたまドライベルモットがあるので酒ティーニがいいかなと思っていました ドライベルモットが
ないという方ももちろんいらっしゃると思うんですけどそういった方はお食事で 柑橘が入ったようなメニューだったりとか
そういうものにドライな日本酒合わせてもらえるときっと美味しいんじゃないかなと 思います
さていかがだったでしょうか 楽しい楽しい飲む食べるのコーナー
今日は 鎮座のドライベルモットと
小井川純米酒完全発酵日本酒道プラス21 というお酒で酒ティーニを作りました
完全発酵のドライな味わいの中に鎮座野の香りをまとわせるという のが酒ティーニの良さかなと思います
お食事で合わせたいという方はぜひ柑橘とか 香った
味わいのお食事の時に
ドライな日本酒を一緒に楽しんでもらったら美味しいんじゃないかなと思います 本日もありがとうございました
それではさようなら
18:52

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