モチベーションの理解
こんにちは、Crafted Code。
この番組は、スピーカー黒沢の日々の試行錯誤や、
美味しい日本のクラフトに宿る要素を言語化し、
日々と美味しいを今よりもっと手元に感じてもらうポッドキャスト番組です。
前半パートは、私黒沢の試行錯誤をお話の形で言語化する、
自己完結型のフリートークパート。
後半は、美味しい楽しいジャパニーズクラフトや料理の要素を紐解き、
今日から楽しめる形で紹介する、飲む食べるパートの2部構成です。
それでは始まります。
日々と美味しいをもっと手元に。
Crafted Code、はい。
今日はテーマを決めてきました。
獲得型モチベーションと回避型モチベーションという、
2種類がモチベーションにはありますというお話と、
それについてちょっと試行錯誤をしていたことですね。
私は回避型モチベーションというのが強いタイプでした。
人それぞれ回避型モチベーションが強いタイプ、
獲得型モチベーションが強いタイプというのがいるんですけども、
何かというと、獲得型は例えば何かを得ることがモチベーションになる。
車買いたい、お金稼ぎたい、あのゲームが欲しい、あの体験がしたいとか。
逆に回避型モチベーションは、この脅威から身を守るために回避するモチベーションを働かせる。
この出来事から防御する体制を取るためにできることを探す。
そんな回避型モチベーションが僕としては強いということですね。
免許して分かるんですけど、あくまで強いというだけであって、
それが100%その人のモチベーションを構成しているかというとそうではなくて、
僕自身にももちろん獲得型のモチベーションが生まれるときはあります。
例えば、この本が欲しいとか、この料理を食べてみたいとか、このお酒を飲んでみたいとか。
どちらかというと好奇心にひも付いているようなことが多いんですけれども、
獲得型のモチベーションを発揮しているときは好奇心によるブーストのようなものがかかっていて、
逆に何か考え事をするようなモチベーションを働かせるような行動というのは、
どちらかというと回避型のモチベーションが多い。
もしかしたらストレスがかかっているときの記憶ほど人には乗りやすいという話もあるので、
回避型モチベーションだという人はそのストレスに対して記憶に残りやすいというところがあるのかもしれないですね。
実は回避型モチベーションというのは回避するための行動をとった後に、
例えば安定な生活を得るためのモチベーションでもあるということがあるので、
ある種表裏一体、安全な生活を獲得するために回避型モチベーションを駆動させて、
自分の身を守る、自分の平和を守る、そんなモチベーションが実は表裏一体なんじゃないかということも思うのと同時に、
両方あるというのが前提だとしたら、時と場合によってモチベーションの出方が違うと思うんですよね。
例えば朝も夜もランチタイムとディナータイムと要して、間の時間は仕込みとメニューの更新とSNSの投稿とみたいなことでやっていると、
時間がなくなってきてやれることとか自由度が減ってくるんですよね。
こんなこともしたい、あんなこともしたいみたいな、そういう獲得型のモチベーションがある種欠乏からやってくるということですよね。
逆に例えば今、1月の頭に被害を受けた漏水の対応のためにお昼の時間をランチタイムお休みしてディナータイムのみで営業しているんですけれども、
さすがにディナータイムのみの営業だと、いつものランチタイム込みの営業よりは時間が生まれる。
その生まれた時間、じゃあ何にするのかというと、絶対的に有効活用ということは正直やっぱり難しくて、
時間がある分その分自分にとっての時間の浪費家みたいな性格が出てくる時もあるんですよね。
時間がない時はあれもしたい、これもしたいってなるし、時間がある時は時間がうまく使えないみたいな、
そういった二面性も時間の性質として僕は感じるんですけれども、この二面性みたいな要素は人間ほとんどの人が持っていて、
その辺は本で勉強していただければなと思うんですけれども、
このモチベーションは本当に自分が処分を決められる時間がどれだけあるかというのに結構かかっていて、
時間がない時は獲得型、噛みましたね、獲得型モチベーションが駆動するし、
時間がない時は獲得型モチベーションが作動するし、時間がある時は浪費型のこの性質を回避したいと思って、
回避型のモチベーションを作動させるっていうのが僕自身に起こることなんですけれども、
この辺っていうのはやっぱり日々の生活の中で波があるわけで、
どちらか一つだけで駆動していいものではない。
どちらが強みかっていうのはあるんだけれども、
どちらともバランスよくある種コントロールしてあげることによって、
理想的な時間の使い方だったりとか、
理想的な自分のモチベーションの用い方っていうのにつながっていくんじゃないのかなっていうのが、
今日感じていたことでした。
これのきっかけになった本は、鈴木悠さんという著者のYour Timeという本ですね。
時間の使い方のバランス
これの時間に対しての考え方をテストも含めて紹介してくれている本なんですけれども、
それぞれ時間の使い方に対する行動の指針みたいなものを提案してくれるので、
きっと誰でも時間の使い方に新しい一面が生まれるんじゃないかと思います。
この後はおいしい楽しいジャパニーズクラフトの時間です。
お楽しみに。
おいしい楽しいフード&ドリンクのコーナーです。
今日は9148という銘柄の飲み方でした。
この9148は札幌市の蒸留所ですね。
隅川にある蒸留所なんですけど、その名も紅桜蒸留所ですね。
この陣は特徴として昆布とか干し椎茸、
あとは最新の情報によるときりぼし大根とかも入っているっていうのがあって、
和食材の甘みを表現されているという陣なんですけど、
お客様とこの9148をだし割りか何かにして和だしと合わせたらおいしいだろうねっていう話をしていて、
鰹だしとか和だしだったら極端な話、本だしでもいいんですよね。
例えばだしの要素を含んでいる昆布だし、鰹だし、合わせだし、
その辺を少しジントニックに合わせてあげるっていうことをするとおいしいんじゃないかなと思って今日はやってみたいと思います。
用意するものを順番に入れていくんですけれども、
9148のスタンダードですね。品番は0101という最も手に入りやすいものです。
あとは和だし30ccとトニックウォーター。
本当だったらジントニックに柑橘を絞ったり本体絞ったものをそのまま入れたりするんですけれども、
今日は和だしの持っている香りと、あとは9148の陣そのものが持っている干し椎茸や昆布から来る風味のようなものを少しでも活かしたいということで、
柑橘の持っている苦味成分のようなものは鰹だしなど若干のえぐみが代替してくれるというところで、
今回は柑橘なしでやってみたいと思います。
ではまずは氷をグラスに入れていきます。
次は9148の陣。
蓋がなかなか開かないというか、ガラスの特殊な線なのでコツが要りますね。
30cc計量して入れます。
はい、30ccの陣が入りました。
線がなんかね、おかしかった。
次は和だし、30cc。
お店では鰹だしですね。
次はトニックウォーター。
大体陣とノンアルコールの液体、1対3から1対4くらいがおいしいと思うので、
約60ccくらい入れていきます。
そしたら軽く氷を動かすくらいでステア。
はい、完成です。
香り嗅いでみたいと思います。
うん、少しスモーキーな香りと、
9148の陣が持っているブルーベリーとかラベンダーのような、
少し樹木っぽいフローラルな香りが乗ってきます。
あとはこれをいただいた後に、たぶん口の中に昆布とか椎茸とか、
その辺の香りが昇ってくるかだと思います。
いただきます。乾杯。
柑橘入れなくて正解だったかもしれません。
トップノートといって、一番鼻に最初に香ってくる要素としては、
フローラルとか、そういう感じのベリーっぽいフルーティーな香りもくるんですけど、
飲み込んだ時にくるのがジュニパーベリーのどっしりとした重み。
その後に鰹だしとか、若干甘みともとれる香り。
ふわっとくる甘い香りですね。
その辺が時系列で現れてきてすごく面白いですね。
切り干し大根もすごくわかる気がする。
おいしい。
今日は札幌住川の紅桜浄流所の銘柄9148。
一番定番、スタンダードで流通している0101番というジンを出汁割りジントニックにして用意しました。
あえて柑橘は使わずに、少し鰹だしのビター感、渋みのようなところでバランスをとってというところで用意しましたが、
おいしかったと思います。
簡単な和だしでも代替して作れると思いますので、
よかったらご家庭でも楽しんでみてください。
本日もご視聴いただきありがとうございました。