1. Cra出しRADIO 工芸とカルチャー
  2. S2 ep5 謎多きテディベアとい..

シーズン2最初のゲスト回のテーマは、工芸という言葉の境界を探る今シーズンにふさわしく(?)テディベアです。テディベアデザイナーとして現在は福井県小浜市を拠点に活動されている浅井友紀さんをお迎えしてお話を伺います。初回は友紀さんとテディベアの出会いと、そもそもテディベアって何?というお話から始めます。

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パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保

00:01
CRA出しRADIOは、使わなくなった大切なものを、様々な手法で生まれ変わらせるコレクティブ。
ConCRAのメンバーが、工芸を軸に、物と人との関係、物を作ることについて、皆さんと一緒に考えていく番組です。
ConCRAのしほです。
岩田です。
うみです。
はい、今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
というわけで、前回の終わりに一応予告をしてたんですけど、シーズン2初の最初のゲスト回ということで。
はい。
いつも、次ゲスト回ですって予告するのをしたことなかったんですよね。
あ、そっか。
唐突に決まるから。
そっか。
僕が急に会って、この人、話聞きたいみたいなんで決まったりするから。
シーズン2はさすがにちょっと準備期間もあったし、その間に寝回しできてるので。
寝回し。
こうして、ゲストをお呼びする前に予告ができたということで。
そうですね。
早速、今日のゲストをお招きしたいと思います。
アサイユキさんです。
はい。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて、倉田氏ラジオはシーズン1は工芸っていうテーマ、別に今もそうなんですけど。
に、いわゆる伝統工芸とかって言われるような分野の方とかをお招きしたわけですが。
今日はちょっと様子が違うということで。
まずは、アサイユキさんのプロフィールを僕の方からご紹介したいと思います。
アサイユキさん、テディベア製作アトリエ、ベアノットを主催されているテディベアデザイナーさんです。
中学の頃に創作を始めて以来、長くテディベアを作り続け、2019年、デンマークのスカルス手工芸学校へ留学。
帰国後の2020年7月に、京都五条のアジキイロ寺にて、手作りテディベアのアトリエ、ベアノットをオープン。
2022年、アトリエを福井県小浜市加都へ移転。
現在は身の回りにある廃材や植物から見つけ出した材料を活かしたワークショップや作品制作に取り組んでいらっしゃいます。
はい。
京都にいらっしゃったんですね。
そうですね。もともと京都出身で、
03:03
そうなんですか。
そうなんです。そうなんです。で、ちょっと仕事とか留学とかで離れつつも、去年までは京都にいたって感じですかね。
そして小浜市。
世界の小浜市で有名になった小浜市ですか。
そうですね。その小浜市ですね。
実際にまだあの等身大のオバマさんがある食堂とか見かけますよね。結構色あせた。
本当ですか。私まだ見たことないですね。地元のとこちゃくちゃく。
そんなあるんですね。
さすがに引きずってるところがあるかもしれないですね。
それでですよ。オバマの話はおいおい聞きますが。
テディーベアデザイナーとご紹介したんですが、その肩書きでご紹介するのが一番しっくりする感じですか。
自称を名乗ってるので、そういうふうな活動できたらいいなっていう感じで名乗ってます。テディーベアデザイナーと。
もうされてますもんね。活動できたらというよりはもう。
テディーベアデザイナーっていうそういうなんだろう。他にもそういう方とかっているんですか。
あんまりいらっしゃらないと。どうでしょう。ちょっとちゃんと調べたことなかったんですけど。
私の感覚的にはテディーベア作家とかアーティストとかって名乗ってらっしゃる方が多いんですけど。
私はテディーベアを、なんて言うんでしょうね。型紙とかを作るのがすごい好きで。
アーティストって名乗った方がいいんかなって思いながら、でもアーティストってすごいなんかアートっていうイメージがあったんで。
ちょっとなんかわかんないんですけど。なんでなんかでも作家って言うとなんかちょっと面白くないなって思って。
私のテディーベアの作り方みたいなのが、いろんなストーリー組み込んだりとかテーマつけたりとか。
あとは作った後に手元に置いてくれる人にこういうふうに使ってほしいなとか、こういうところに置いてもらいたいからこういうふうに作ろうみたいなのから考えることが多いので。
それってデザインでは?って思ってテディーベアデザイナーがしっくりくるのかなと思ってそう名乗ってます。
06:01
めっちゃ面白いですね。
ありがとうございます。
初めてテディーベア作家はイメージつくんだけど、デザイナーって言われた時にあんまり聞き慣れないというか、自称されてるってことはあんまり他にそういうふうに名乗る人がいないんだろうなって思ったんですけど。
なんとなくこう、なんか作家、まあまあ考えて作る人も作家なんですけど、ただただ作ってるだけじゃなくて、そこにもうちょっと、なんて言うんですかね、考えて作ってるよっていう印象を持ってもらいたくて。
作家さんが考えてないっていうわけじゃなくて、テディーベア作家って言ったりする時もあるんで、なんかその辺ちょっと曖昧になっちゃってるんですけど。
なんかその、作家とデザイナーの違いの今のなんか話聞いてて、なんとなく思ったのが、日常にどういうふうにテディーベアがこう使うって言い方変ですね。
いてほしいとか、そういうのをイメージされて提案されてるっていう意味でのデザインで、作家になるとそういうことは別にね、なんか自分が作りたいものを、別に人にどう使われようがいいっていうふうに言う人も作家って言えるから。
自己表現みたいな。
そうですね。その差をなんかちょっと感じた。
人との関係性のもとにちょっとどうね、なんかテディーベアが介在するかみたいな。
あれですよ。
くらだしラジオいきなりテディーベア、どこからテディーベアデザイナーを引っ張り込んできたんだっていう話。
ちょっとなので、一応コンクラとユキさんのそもそもの結びつきというか、出会いのところからお話ししていくといいのかなと思うんですけど。
寺畑さんがテディーベアコレクターなのか、そういうわけではない。
ではない。
だから2021年の1月とかですよね、たぶん初めてお会いしたのが。
そうですね。
京都のファブカフェでレジデンスプログラムでカウンターポイントっていうのが、3ヶ月ファブカフェに滞在して何かものを作ったりプロジェクトを仕上げたりするっていうのの、
第1期が2020年の終わりに始まって、そこにコンクラ実は参加してまして、そこの一番最後の発表の時にユキさんが第3期で参加されるということで見に来られてて、そこでお会いしたっていうのが初めてなんですけど。
09:05
コンクラのコンセプトみたいな話はシーズン1のエピソード4あたりを聞いてもらうとある程度まとまった話をしてるんですけど、結構そこのところの共感があったっていう記憶があるんですけど、
工芸の技術でアップサイクルするみたいなことがコンクラの軸のコンセプトであるんですけど、そこの重要なファクターとしてそれを依頼する人をキューザーと呼んで、
その作る人とキューザーを結びつける媒介みたいな人としてなこうだっていう人がいるといいよねみたいな話。なのでそこで言ってるのって、依頼者はただじゃあお願いっていうことだけじゃなくて、依頼者自身の主体性も何かをものを作ろうとすると必要だし、
それが作り手と2者だけじゃなくてもう1人間に入ったりすると、いろいろ新しいアイディアとか面白いものが生まれるよねみたいな話をしてたんですよね。そこに結構ユキさんのテディベアをオーダーメイドで受けて作るっていう時の価値観に結構近いものがあったみたいなところで最初にお話をしてた気がしてます。
はい、そんな気がしてます。
テディベアをオーダーメイドで作るっていう発想が元々なかったんですけど、結構やっぱり年季のあるイメージがあって、テディベアを持っている人たちって結構長く持ってるっていう、買ってすぐ捨てるとかそういうものではないっていうイメージがすごいあるんですよね。
それをオーダーメイドで作るってすごい贅沢の極みみたいな。
そうですね、テディベアが元々ヨーロッパの話だったと思うんですけど、子供に初めての友達として親とかがテディベアを子供に送って、その子供はテディベアと一緒に成長していくっていうものを、
ヨーロッパ人として愛されてきたっていう歴史があるみたいなので、もちろん大人になってもずっとその時の友達がそばにいるよっていうのが、映画のテッドとかプーさんとかそういうストーリーの元になってるのがそういう。
プーさんってクマじゃなくてぬいぐるみですよね。
12:01
そうですよね。
あれはテディベアって言うんですか、ちなみに、クマ、プーさんは。
テディベアの、こういう活動してたらテディベアの概念何ですかって聞かれることがあるんですけど、私もよくわかってなくて、すごいふわっとしてて、ネットとかで調べてもすごいふわっとしてて、
クマのぬいぐるみだったらテディベアと名乗って良いのではないだろうかって私は思ってるんですけど、そうじゃないって言う人もいれば、テディベア、なんて言うんでしょうね。
ぬいぐるみって布の中に綿が入ってて、もふもふっとしてて柔らかい、縫われて作られてるものじゃないですか。
テディベアは縫って作ってるんですけど、手足とか首が稼働するっていう、稼働しなければテディベアじゃないっていう認識でいてる人もおそらくいらっしゃって。
そうなんですよね。でも絶対にそうかって言われると、その辺の定義されてるわけでもなさそうやし、どうなんやろっていう感じではあるので、
プーさんがテディベアなのかと問われると、あの制作者の方が何て言ってあるかかなって思います。
なるほどですね。
ちょっと今、テディのテディってどっから来たんってネットで読んでたんですけど、アメリカの、
セオラ・ルーズベルト。
ルーズベルトの、それのテディだっていうのがあって、なんかすごいこれ、本当なんですか。
らしいですね。名前の由来はそこから来てるっていう。
だからそういうウィキペディア的な情報だけを見てもいまいちテディベアって結局よくわからない。
そうなんですよね。
アメリカの、アメリカでできたってことなんですか、そしたら。ではない。
そうですね。
使ってなかったし、イメージ的にヨーロッパの方がテディベア多いってなんとなく勝手に思ってたんですけど、アメリカ。
多分そういう習慣があって、なんか名前がついたのはアメリカっていう説はないんですか。
多分その説も。
シュタイフってドイツの、なんか耳にピアスみたいなのつけてる。
耳タグが有名な。
耳タグ。
そうですね。
あれドイツ。
ドイツです、シュタイフ。
名前がもうシュタイフって読み方自体がドイツ語ですもんね。
そうですね。
うちの、なんか妹、僕の妹がいるんですけど、妹がなんか家におねだりしたのか買ったのが僕が一番最初にテディベアを目にしたときだと思うんですけど、やっぱり分かってないんですよね。
15:11
今でも多分ちゃんと分かってないんですけど、普通のぬいぐるみとテディベアがどう違うのかとか。
なんか、なんとなくはあるんですけど、なんかそういうのってあるもんなんですか。
これはクマのぬいぐるみ。
あ、でも今言ったか。
可動部があるのかないないのか。
そうです。一番大きい違いはそこだと思います。
あと子供が生まれたときに渡すっていうところなのかな。
そうですね。
他のぬいぐるみとかよりは。
生活習慣とかとすごく密接に結びついてる感じがしますよね。
あとたまに自分が生まれたときの重さをクマに入れるっていう。
私の娘4151グラムだったので。
おお、デカ。デカって言っちゃった。
デカかったし重いんですよね。
巨大児ですね。
それのぬいぐるみ4キロもするぬいぐるみ作ってもなーって思ったっていうのがあったり。
ベッドボトルにぬいぐるみを。
筋トレになっちゃいましたね。
何で傘稼ごうかだよね。4キロ。
重さ、ガラスのペレット入れたりステンレスのボール入れたりですね。
なるほど。
でも方法論はあるんですね。
そうですね。
面白い。
そういうのやるのもクマの形しか見たことないなとか思って。
確かに。
なぜクマっていうのも、テディの謎はルーズベルトっていうのもドイツで始まったのかなぜアメリカの大統領が関係しているのかもちょっとまだわからないけれど。
それは僕も中学の英語の授業というか英文のでそのあれこれが。
クマ君の記憶力問題か。
ああそういうもんなんだっていうのはなんか読んだんですけど。
確かになんでクマなんかっていうね。うさぎとか。
なんかその、テディベアっていう名前になったっていうのはネットとかでストーリー出てくるんですけど。
ルーズベルト大統領が狩猟に出かけた時にハントしようと思って出たけど何も結局。
いろいろいろんな説があるんですけどこの狩猟の時に起きたエピソードも。
18:05
何でしたかね。何個かあって母グマ、親子連れのクマで母グマを撃ってその残っちゃった子グマを助けただとか。
もしくは何も撃てなくて成果がなくなかって、お月の人が子グマを連れてきてこのクマを撃ってくださいみたいなことを言ってそれは断ったとか。
なんか傷ついたクマを助けただとかなんか諸説あるっぽいんですけど。
なんしかそのスポーツマンシップに乗っとってクマを助けたみたいなストーリーが美談として新聞に載って、
それを見たおもちゃ製作会社さんがクマのぬいぐるみを作った時にテディっていう愛称をこのクマにつけていいかみたいなことになったらしいっていう説が。
クマのぬいぐるみが最初にあって名前じゃなくてそのストーリーがクマのぬいぐるみを作らせたっていうきっかけになった。
どっちが先か。
クマのぬいぐるみの反則に上手いこと備えてますか?
かもしれないですし。
思わくまではわかんないですけど。
そういうのがあるっていうストーリーと、ただそのドイツのおもちゃメーカーさんのシュタイフさんがテディベアって言ってるのも、なんかどういう経緯だったのかっていうのもちょっと気になるところで。
アメリカ発祥でドイツのおもちゃメーカーさんがテディベアですって言って、今一番有名なメーカーになってるのも面白いし、どういうことなんやろってちょっと思ってます。
ちなみにユキさんがテディベアデザイナーという肩書きを名乗られているのが、テディベア作家という人がたくさんいる中でっていうお話がありましたけど、
結構日本でテディベアを作る人っていうのがある程度まとまった形っていうか何ですか、オーガナイズされてるんですか?
オーガナイズされてるかどうかわかんないですけど、結構たくさんいらっしゃいます。
一時期、私の母親の世代とかの時にテディベアめちゃめちゃ流行ったよって聞いてて、その時にテディベアを作るっていうのも結構ブームになってた時期があるらしくて、
その時に作り始めてそのままずっと作り続けておられる作家さんだとか、好きでずっと作られてる作家さんだとかはいらっしゃって、
21:10
ただ私の年代、同じぐらいの年代とか年下の子であんまりテディベア作家ですって言って活動してる子ってあんまりあったことがなくて、
そうですね、30代の人、多分いっぱいいらっしゃると思うんですけど、なんか会う人って結構お母さんぐらいの世代の方が多かったりとか、それよりも上の方がいらっしゃったりとかが多くて。
結城さんとテディベアの出会いと、そこにナミナミならぬ感情が注がれるようになったきっかけ、最初にテディベアに出会った?
プロフィールのところにあったんですけど、中学生の時に初めてテディベアを作り始めたんですけど、もともと人形とかぬいぐるみすごい好きで、小さい時から。
何かものを作るのもすごく好きで、工作とか手芸とかはすごく好きだったんですけど、テディベアって高価なもので買ってもらえなかったっていうのが。
テディベアって高いんですね。
そうなんです。
そこの前提を共有しながら。
たぶんですけど、シルバニアファミリーの一体が数百円だとするじゃないですか、数千円とか普通じゃないですか、テディベアとかって。
子供がおねだりする額とかで丸が一個違うとだいぶわかります。
そうなんですよね。
それをまたオーダーメイドするっていう意味で、すごいなと思ったっていう。最初の印象がそれ。
話残しは。
そういうテディベアなので、憧れみたいなのはあったんですけど、なかなか手に入るもんじゃないし。
そんなめっちゃ買ってくれない、いやいやみたいなダダこねるぐらいめっちゃ好きやったかって言われると、そうでもないんですけど、いいなって思ってて。
で、漫画を読んでるときに、少女漫画を読んでるときに、少女漫画の物語の中でキャラがテディベアを作ってるっていう描写があったんですね。
で、テディベアって作れるんやって、そのとき初めて漫画を読んで知って、これは私も作れるぞと思って。
手芸屋さんでそういう本を見つけて、テディベアの作り方っていう本があったので、それとそれっぽいファの毛の生えた生地を買って、安いやつ買って、本を読みながら作ったっていうのが中学生のときが初めてで。
24:14
ちなみにその漫画では、そのテディベアはさらっと日常的に作ってる感じで登場したんですか?
いや、なんかね、そうかもしれないですね。あんまりよく覚えてないんですけど、脇役が主人公にプレゼントで渡したみたいな、手作りだよみたいな感じで、確か熊のぬいぐるみとかウサギのぬいぐるみとかそういうのが出てきて。
作れるやんって思って。作るっていう発想がなかったところを。
中学生ってすごくないですかね。難しそうですよね、テディベアって。パターンが結構複雑なイメージがあるから。
いきなり最初にそれ、いろいろ作った結果がテディベアならなるほどなんだけど、一番最初に一番難しそうな人形に行くっていうのがすごい。
例えば、一つリーズナブルに仕上げる方法として手作りでしようっていうのが一つのアイディアだったと思うんですけど、テディベアっぽくはないけど、熊のちょっと安いぬいぐるみじゃちょっと我慢ができなかったっていう理由はあるんですか?
そうですね、ぬいぐるみは結構持ってたんですよ。犬の形してるやつとか。熊の形も持ってたかな。
そうですね、稼働しないぬいぐるみっていうのは確か持っててなんですけど、多分そこまでめちゃくちゃ高価なテディベアが欲しいって思ってたわけじゃないけど、
いいなって思ってたところに作れるっていう情報が入ってきた途端、私はもう作りたいっていう方向に行ってしまって。
買った本がテディベアの作り方だったんで、テディベアしか載ってない本だったんで。
そこに稼働させるためのパーツのこととかそういうのも載ってて、こういう仕組みで稼働するんかっていうのを知って作り始めた。
稼働が結構ポイントな気もする。聞いててだんだん思ってきたんだけど、普通の人形だったらやっぱり手とか足とかをこうやって動かせるけど、その状態で置くとかできないじゃないですか。稼働しないから。
無理矢理手をグイグイってやってやることができても、座らせたり立たせたりとか、置き方がやっぱり普通の人形って決まっちゃう。その体勢かポーズ。
27:10
テディベアって稼働できないと手を挙げて立たせてたりとか、座らせたりとかできるっていう。
でっかいボタンを関節にしとったりとか。
こういう感じでまさに動きます。
今、ゆきさんの手元にご自身の作品を拝見しながら喋っております。
これスタンダードな形みたいなことなんですか?
そうですね。一番スタンダードな形。
さらっとおっしゃってますけど、首も動くもんな。
首も動きます。
首すごい。
専用のパーツでつけてるので360度。ちょっと映画映らないのいいことに。
糸で縫い付けてるわけじゃないので、金具で取り付けてるのでこれは。
金具なんですね。
そうなんです。動かせるっていう。
これって言ってもあれですけど、スタンダードな。
ただ本当に糸で縫ってるだけじゃなくて、そういうパーツっていう機械的な作り方に近いなと思ってて。
ドイツが最初か知らないけど、ドイツが多いっていうのもなんとなく納得する。
デニムのリーヴァイスってドイツ人が最初に作ってて。
リーヴァイス・ストラウスさんっていうドイツ人が。
リベットって言ってデニムにパーツが付いてるんですよね。
銅のボタンみたいな。
あれがあったことによって壊れにくくなったっていう。
洋服に初めてそういうパーツを付けるっていうのを発想したのがリーヴァイスさんだったっていう。
なんかそう思うと何か繋がりが感じられますね。
そういうメカニカルなやつの発想とかインダストリアル的なものなのに、
日常の洋服だったりとか人形にそういう風に発想を転換するっていうのがなんか。
あとテキスタイルとテキスタイルを繋ぐのに、ソーイングじゃなくて金具を使うっていう発想ですよね。
そうですね。
ストラウスさんって言ったら急にやっぱドイツ人っぽい。
全然そう思ったことないですけど今初めてそう思えてきました。
30:05
倉田氏ラジオは最初の繰り返しになりますけど、
いわゆる工芸と聞いて、でもどうなんかな。
最初から倉田氏ラジオコンセプトブレてますよね。
ブレてるっていうよりは探りながら採取してる。
よく考えたら工芸の人みたいなこと言いながら野島さんとか別にいわゆる工芸って言われるようなジャンルではないし、
ものを作ってる人っていう。
皆さんに出ていただいてる方に共通するのは、その道のよくあるタイプの人ではないっていうことなんですよ。
それはそう。
漢字にぼやかしたな。
よくある、だいぶこうなんですかね。
なんかどっか突き抜けてる。
異様の方々が多いですね。
いい方です。
本当にいいです。
それでいくと、いわゆるユキさんが漫画で出会って、テディベア作れるんやってなって、
最初に手芸屋さんみたいなところに行って、テディベアの作り方みたいな本読んでる感じですよね。
結構その、多分そのテディベア作家さんとかがいる。
僕ね、この間梅田の阪急で、ユキさんがテディベアの他の作家さんと一緒にコーナーで、
そうですね。
販売会みたいな、よくあるクリエイターズマーケット的な感じのことを。
ちょっと行かせてもらって。
他のテディベア作ってる方の作品というか、テディベアも見てきたんですけど、
あの梅田の阪急の10階でしたっけ。
あのフロア全部そういうクラフトコーナーみたいな感じ。
そんな感じですね。
いつもそうなんですか?それともたまたまその時だけマーケットだからって言って、そのフロアを変えたんですか?
あそこは、もともと手芸フロアに手芸コーナーの一角があって、
そういった関連のお店が並んでたり、そういうのが好きそうなお店が並んでたりっていうフロアで。
僕が何が言いたかったかというと、いわゆるだから手芸コーナーだったわけですよ。
33:06
そうですね、手芸コーナー。
なんか手芸コーナーみたいな感じで聞くと、なんかすごいやっぱり趣味の手作りみたいな、
なんかそんな印象があるんですけど、今のちょっとのテレビ屋の構造のところとか聞く限りで言うと、
なんか、それどこじゃないなっていう感じもするというか。
その辺がなんか、僕自身も誤解がある気がするし、
いわゆるだから工芸っていうのをテーマにしてますけど、何か手芸みたいなものとはちょっとなんか次元の違うものというか、
無意識の言葉の使い分けみたいなのがあって、
なんかその辺の境界も探りながら話をしたいなあなんていうふうに思っているんですけどね、今回。
で、どうしましょうかね、エピソード切ろうかな。
実はその絡みでなんかお話したいことすごいいっぱいあったんで、結構長くなりそうな気がして、ちょっと次回に預ける。
ちょっとここまではまだまだ中学生で漫画でテディベアを作ることに出会ったっていう触りのところまでしか聞けてないですけど、そこから。
テディベアが謎のまま解明されてる。
その漫画の作家さんと、
テディベアを作る本の先週の方は、なんか今日のユキさんの話聞いてめっちゃ喜んだと思いますけどね。
もうね、タイトルすら覚えてないんで、覚えてたらお礼言いたいぐらいなんですけどね。
出版社にして取り合わせられなかった。
国民の人が誕生しました。
ということで、ユキさんのライブストーリーをもう少し深掘りしていこうということで、次回お送りしますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
くらだしラジオ毎週火曜日に配信しておりますので、皆さんフォローしてお聞きください。
そしてテディベアの謎についての解明を知ってるぞという方は、ハッシュタグCONCRAまでよろしくお願いします。
ツイートで感想を言いたくないという人はフォームもご用意してますので、こそっと送ってください。
というわけで、次回もユキさんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
35:54

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