コース管理の重要性
田村
コース管理の現場、コース管理の実務に関わる皆様へ、トーナメントコースや様々なコースを渡り歩いた元キーパーの畑と、現場を支える事務員の田村が、管理の現場で起きていることを率直に語り合い、課題への向き合い方や改善のヒントを共有する番組です。
畑
いいじゃないですか。
田村
いいや、今日はこれでいいや。
はい、自己紹介しましょう。
畑
じゃあ、何?どっちからいくの?
田村
私からしたってしょうがないでしょ。
俺か。
そりゃそうだよ。
コース管理歴何年ですか?
畑
コース管理歴何年になるんだよ。
田村
もうずっとだよね、ずっと。
畑
ずっとだよね。
だから、35年は越えた。
田村
35年は越えた。
畑
40年近い。40年。
田村
すごいね。
畑
40年だ、考えたら。今は管理歴だから。
40年だよね。単純に20歳からとしても40年。
田村
キーパーになったのは27歳。
畑
10年ぐらいプロゴルファーを目指して取り組んだけど、
結局コース管理のほうが自分にはしっくりくるような感じがしてきたのが、
まず27歳でキーパーにならないかって言われたとき。
田村
トーナメントコースって言われるところはいくつぐらい行ったの?
畑
1、2、3、4。
田村
4、その中で。
畑
4カ所、5。
田村
5カ所。
畑
その中で名門って言われるところは何カ所?
名門って言われるところは1、2カ所、3カ所。
田村
3カ所。今何してんの?
今は何?
アドバイザーみたいなことだよね。
畑
今はキーパーっていうより、キーパーを育てるとかアドバイザーみたいなことをしてます。
田村
なんかあれやな、これ難しいな、こういうのは。
そのうちポロポロ出てくることとかもあると思うから、
そんなにガッツリ話さなくてもいいんじゃない?
ゴルフとメンテナンスの関係
田村
いいや、じゃあ私の紹介をしよう。
ゴルフ場ではたはたと出会って、
アルバイトとして入って、
2年目ぐらいでコース管理のジムをやることになって、
それしかないね、私はね。
畑
今もまだそこで働いてますっていう感じ。
田村
この番組を始めたきっかけっていうのが、
やっぱり私としては、
はたさんのコース管理の知識とか考え方っていうのを、
もっといろんな人に広めたいなっていう思いがあって、
やっぱりコースの中でアドバイザーとして入っていると、
その人たちにも教えられるけど、
そこから広がっていかないから、
もっと知ってもらいたいっていうのがあって、
ホットキャストやりませんかってお支えした感じ。
ゴルフ場の関係者、コース管理やってるキーパーとか、
何人か知ってるけど、
なかなか技術的なこととか、
人に聞く機会とかもなかったりとかするし、
忙しいお仕事だから、
自分で勉強するとかっていうのも難しかったりするから、
耳から入ることができたらいいかなと思ってます。
畑
そうだね。
田村さんとの出会いっていうのはものすごく大きかったし、
やっぱり自分がこれからキーパーとか、
いろんなメンテナンスに関わるような人の育成をやっていきたいっていう考えの下で、
自分はやっぱり言語化が不得意で、
田村さんはやっぱりその辺の能力に長けてて、
しかも内容を理解する能力も長けてる方だから、
私が発する言葉を理解した上で言語化してくれる。
だから自分にとってもものすごくいい方であるし、
自分の思いをやっぱり人に伝える橋渡しをやってくれる人だなっていうのは、
本当につくづく思ったかなって。
田村
今後もこのポッドキャスト、お互い褒め合うスタイルで。
畑
実際にこのポッドキャストをやるとかいう声掛けも田村さんだし、
それってやっぱり私との考え方が一致してるから。
ただ自分はやっぱり何回も言う、言語化が不得意だから。
田村
言語化が不得意って言うけどよく喋りますよ、あなたは。
畑
今でも喋ろうと思うとなかなか喋りづらいんだけど、
勢いに乗ってくるとね、なんとか喋ることができる。
本当はお酒があるといいのかもしれないけど。
田村
じゃあね、1回目だからね、ネタを探してきました。
何が喋りたいですかっていうところなんだけど、
コース管理に事務員って必要?っていうのとか、
コース管理の面白さ、コース管理するのにゴルフはやるべき?とか、何話したい?
畑
やっぱり事務員さんはいるべきなのかっていうのもものすごく話したい一つではあるけど、
まず一番はゴルフ場のメンテナンスだから、切り離せないものがあるよね。
それって何かって言ったらゴルフっていうスポーツ。
ゴルフ場もそうだけど、ゴルフっていうスポーツっていうのがやっぱり一番密接に関わってることだから。
ゴルフをやるべきか?
田村
キーパーをやるんだったらゴルフはやるべき?
畑
やるべきだよね。
田村
キーパーじゃなかったら別にいらない?
キーパーじゃなかってもしないとダメだと。
なんで?
畑
やっぱりゴルフ場だと。
例えば商品開発を、ゴルフ場で商品開発って言ったら、
言葉が相応しいのかどうかわからないけど、
想像して生み出していくものでもあると思うんだよね。
植物を育てるっていうこと以外にスポーツフィールドで、
ゴルフというスポーツに特化した芝生を作っていくっていう特殊能力がいるから、
その時に芝生の知識だけではなくて、そことの関係性を考えていく人を生み出していかない限りは、
今後のメンテナンスって植物を育てるだけとか、例えば刈り込みをするだけとか、
その意味がわからずに育っていく人がいっぱい出てくるんじゃないかなと。
そこでメンテナンスも経験していけば自然と身にもついてくるし、
その中で勉強すれば植物学的な興味のある人は深く勉強すればいいやろうし、
そうでなかったとしてもね。
いろいろ芝生のことはわかってくるけども、
さあ自分たちが仕事をしてるところってどこなのかって言ったときに、
ゴルファーが集まってくるフィールドのメンテナンスをしてるんだから、
やっぱりなぜこのゴルフ場って成り立ってるんだろうから考えてみると、
ゴルフって絶対必要なものになる。
ゴルフがなかったらゴルフ場って本来ありえないから。
田村
なんかさ、キーパーはさ、やっぱりそういういろんなことを考えて、
ゴルフをするための芝を作っていったりとか、
設計を生かすためのメンテナンスをするとかっていうのが必要だと思うけど、
下の子たちっていうのもやっていったほうがいいのかね。
やらないよりやったほうが絶対いいと思うけど、
お客さんが何を楽しんでるのかとかわからないでやると、やっぱただの作業になっちゃう。
畑
そう、だからなぜこれをするのかっていう植物学的な理由もあるけど、
それにプラスアルファして絶対に外せないのが、
お客様がこうだからこういう育て方をする必要があるよねっていうのが大切になってくるから。
田村
そうだよね、コース管理だと結構今までもあったけど、
普段そんなにお客さんと対峙しないから、
お客様視点っていうのは忘れちゃいがちになっちゃうところがあるよね。
畑
そうだよね、だから例えばローピングって、
ゴルフの知識と行動
畑
その人がここは歩かないでくださいとか、ここは危険ですよとか、
何かの不足の事態が起こった時にローピングを張り巡らすことがあるんだけど、
ゴルフをしてる人であれば、今からお客さんが回ってくる。
例えばフェアウェイの真ん中に穴が開いてます。
じゃあこれはお客様にとって良くないことだよねと。
それはもう誰もがわかると思うよね。
それだけわかったら次どうするのかっていった時に、
普通の人はゴルフをしてない人であれば、
たぶん全部とは言わないけど、そこにロープとクイートを渡されたら、
ゴルフっていうことを考えずに、そのまま危険なところに2本立ててロープをすると思うんだよね。
けどそこでゴルフを知ってる人が同じ行為をした時に、
さあどうするかって言ったら、
田村
これもしボールが手前に止まったり、根元に止まった時に打てないよねと。
畑
そうなればどうすることがいいのかなと。
じゃあロープよりも違う方法を取る必要があるのかなとか。
一工夫、二工夫をしようとする努力をする。
田村
1から10まで言われなくても自分で考えて、
ゴルファーのために行動ができるようになるってことか。
もし自分がゴルフを知ってたら。
畑
でもゴルフをする人でもレベルがいろいろあるんで、
全ての人がそうではないと思うんだけど、
全く想像しないっていうことはないんじゃないかな、ゴルフをしてたら。
メンテナンスの重要性
田村
そうだね、そうかもしれない。
畑
だからやっぱりキーパーじゃなくても、
一工夫をする時にやっぱりしてるかしてないかでは大きな差が出る。
それの積み重ねになってくるから、
5年、10年そういう人が経験してくると、
全く違うメンテナンスになるんじゃないかなと思う。
そういう人がまた将来成長してキーパーになった時に、
考え方っていうのが二通り出てくるような気がする。
こればっかりも言い切れないけど。
だから自分はやってないよりはやってる方がいい。
田村
やってそうはないし、やった方がいいんじゃないっていう感じか。
そう。
やったら見える世界が変わるかもみたいな。
畑
だから消費者のことも考えてメンテができる。
田村
そうだね。そうしないと本当にただ買ってるだけとかになっちゃうからね。
畑
なぜ今、買わないとダメなのか。
なぜこの場所はこうやって短く買わないとダメなのかとか、
逆にここはなぜ買わなくてもいいのか、
いうのがわからなくなるから、
買うって言ったらゴルフをしてない人は
一律に全部買ったり、
残すって言ったら一律に残していったりする。
っていうのがやっぱり強くなってくるかな。
田村
やった方がそこでキャリアを積もうって思ってるんだったら、
普段の仕事が楽しくなるかもしれない。
畑
そうした方がいいよね。
けども今の時代ってやっぱりゴルフも
あんまり人気スポーツではなくなってきてるような、
やる人は多いと思うんだけど、
田村
爆発的な人気があってやるっていうスポーツじゃなくなってきてるんで、
畑
やはりコース管理もゴルフをしないメンテナンススタッフが
わんさか出てきてるっていうのも、
昔は必ずお昼休みはみんなでパター合戦をしてた。
ナーセリーにみんなが集まって。
田村
ナーセリーがあるといいよね。
着替えなきゃいけないってなるとめんどくさいから
ちょっとやりたくなくなっちゃうけど。
畑
昔はコース管理の前に必ずグリーンのナーセリーがあったよね。
田村
それだといいかもしれない。
そう。
いいね。
畑
環境整備もやっぱり意図的な。
田村
そうだね。そういうのもあったらいいかもしれない。
はい。じゃあ今日は第一回目そんな感じでいいですか。
いいですか。しゃべり足りないことない?
畑
めっちゃしゃべり足りないんだけど、だいぶちょっと口が回るようになってきた。
田村
そうだね。せっかく乗ってきたところで切るの申し訳ないんだけど。
いい時間だと思うから。
はい。じゃあこの番組は畑さんの経験をもとにお話ししています。
そのため芝草学的には誤りや異なる解釈があることがあるかもしれませんが、
こういう考え方もあるんだなという視点で聞いていただければ幸いです。
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コース管理の現場をつけて投稿していただければ探して読ませてもらいます。
概要欄にまだこれないけどできたらお問い合わせフォームも用意しますので、そちらもご活用ください。
という感じで第一回目終わります。
ありがとうございました。
聞くに耐えられない感じになるかもしれない。無理、公開できないとなるかもしれない。
畑
可能性は大事だよね。
田村
ちょっと慣れるまではしょうがない。
じゃあそれで一回まず切ります。
ありがとうございました。