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2025-07-02 27:32

#19 【対談回】ミチクサ醸造所の江藤さんと対談!3/5クラフトビールFOCについてのストーリー

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ミチクサ醸造所の江藤さんをゲストにクラフトビールについてたっぷりお聞きしています!めちゃくちゃ話せる人なので楽ですw


オッタントットのカウンターラジオ


この番組は福岡県糟屋郡篠栗町(かすやぐんささぐりまち)にあるオッタントットというビストロのオーナーシェフkojiが、カウンター越しに常連さんと会話している気分で話すラジオです!

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サマリー

ミチクサ醸造所の江藤さんとの対談では、古い旅館の建物を改装して醸造所を運営する過程や、クラフトビールブランドFOCの革新的なコンセプトが語られています。特にFOCの名前の由来や、形が変わり続けることへの思いが印象的です。江藤さんが語るクラフトビールの制作過程やコンセプトは、映画や漫画から運ばれる「ぽわぽわ」の感覚に根ざしています。ビールの各種類に込められた思いを通して、親子の関係の変化と大切な感情が表現されています。このエピソードでは、江藤さんと対話し、クラフトビールFOCに関するストーリーとその理念について深く掘り下げます。彼の料理やビールの提供に対する考え方についても議論され、飲みやすさと楽しみを優先する姿勢が印象的です。

古い建物での挑戦
オッタントットのカウンターラジオ
建物自体かなり古い中で、よく醸造所ができたものだなというのは見てて思うんですけど、やっぱり保健所の許可とかって結構厳しいものがあるんじゃないかなと思っていて。
そうですね。
それを古い建物でクリアするというのは結構苦労はあったんですか?
保健所さんよりも、醸造免許の国税局さんの方が難しかったですね。
結局税金の方が難しい。
はい。
そっか。でも保健所さんは言ったら、設備さえちゃんとしていればOKですみたいな。
そうですね。そんな感じであったんで、それこそハックしやすいというか、何とかいけるみたいな。
国税局さんの方は事例、前例がないみたいな雰囲気が強くて、どこでどう許可できるっけみたいな。そういう探り合いみたいな。そんな感じでしたね。
結構それには時間がかかりそうな感じですね。
ですね。図面も108パターンぐらい作ったんですよね。
煩悩の数。
煩悩の数。
ちょうどほんとそう。そんな会話しましたよ。その当時。
すごい。図面か。
難しいのが、古い建物、明治から1901年から残っているような建物だったから、開けてみないとわからないみたいな世界もあって、柱が立つのか立たないのか、必要なのか必要じゃないのかわからないんですよね。
そういう不確かさの中ででも図面を作って免許申請に向かって準備しなきゃいけないみたいな。そういうのであらゆるパターンを想定して図面を作っていくみたいな。
それやってるとだから108になると。
そうですね。
テナントとアーティストの交流
すごい話ですよね。
玉の井って、要は旅館なのでそこそこ大きな建物になるじゃないですか。
そうですね。
道草醸造所自体はその一角みたいな感じでやってるんですけど、他のところって今どういう感じで使ってるんですか。
そうですね。今本当僕ら以外もついに今年からテナントさんが入ってきて、まさしくテナント菓子みたいなこととか、あとイベント菓子、レンタルスペースみたいなこととかをやって、今まかないつつ、まだまだですけど、そういう形でやっています。
管理は一般社団法人、町の有志の方々で立ち上げて、その一般社団法人が今管理してるみたいな状況で、僕らは借りてる側って感じですかね。
テナントさんがちょっとずつ増えていって、例えばビールを作る部屋の真上は本屋さんが入ってくれて、あと作家さんのアトリエ兼半分住居ぐらいな。
半分住居もありなんですか?ギリギリ?
要は住むっていうよりかはたまに寝泊まりしてるみたいな感じ。
ぐらいなところですかね。彫刻作家さんなんですけど、ヨーロッパとか行ってたりとか、そういう感じなので、いないことが多いんですけど、いたらちょいちょい多くいるみたいなときとか、不思議なというか、アーティストだなっていう生き方をされてる方とか、
あとウェブデザイナーの方々が小さく事務所借りしてたりとか、そんな感じですかね。
どっちかというとクリエイターさんっぽい感じの人たちがテナントに入ってるみたいな感じですね。
そうですね。イベントスペースっていう意味でいくと、それこそ最近はあんま聞かないですけど、昔は明治とか昭和初期の映画のロケとかで大広間から見える海の景色とか、
あそこ最高ですもんね。
とか、あと福岡県の現代美術展の会場として多分一番有名だったらしくて、アーティスト系の方々がすごい利用する場所だったみたいですね。
それはじゃあ昔の話なんですか?
実は今年も10月頃にそれが復活するって話で準備をされてるみたいで、結構いろんなアーティストさんが私も出展したいってうわーって今殺到してるらしくてですね。
いやまあ規模的にそんなに大規模にはできないですもんね。
そうですね。
広くないから。
FOCブランドの意義
さすがに。でも建物全てを使ってやるらしいです。もう庭からなんか。
はいはい。やばそう。
いやもうね、ほんと前半の収録の時に言った通り、私はアートっていうものがそこまでリテラシーが高いわけではないんですが、なんか嬉しいですね。
いや絶対いいと思いますよ。
でなんかあの多摩の飲料館の玄関入って、右側になんかちょっと応接まであるじゃないですか。
はいはいはい。
あそこでなんかバーとかをやってるみたいな話がちょっとあったから。
そうそうそうそう。
あれは定期的にじゃあ月1でやってる?
やってます。
それは道草浄土所のビールは出てるんですか?
いえ、うちのビールは出してなくて。
出してないんだ。
その運営管理をされている一般社団法人海のほとり玉ノ井さんっていう社団法人がうちでまさしく康二さんと同じでオリジナルビールを作ってるんですよね。
なるほど。
そのビールが飲めるって感じですね。
そのビールは出してる?
出してます。
なるほど。
料理とかは出るんですか?
料理はほぼないですかね今のところ。ただ充実させたいとは思ってるって感じですかね。
まだまだじゃあこれから。
これから。
まだまだ面白いことになりそうですね。
もう手伝ってください。
今なんかできることがあるので。
そういう玉ノ井っていう古い旅館ではあるけども今はクリエイターが集まるような面白い箱になってきてるっていう感じがありますね。
そこで作ってるビールということなんですけど、FOCっていうブランドですよね。
FOCでフォクっていうブランドで3種類のフレーバー味があるということなんですけど、
まずそのフォクっていう名前の由来というかどういう感じでそういう風になったのか。
そうですよね。
多分うちのビール見たことある人は何て読むのかすらわからないぐらい。
FOCでドットで区切ってますかね。
そうですね。
アルファベットでFOCかなみたいな。
クラフトビールマニアな方々とかはうちのビールの名前をFOCとして紹介してたりとかもやっぱりたまにしますね。
なるほど。
面白いなって思いますけど。
それでいいんですけどね。
そこは自由に言ってください。
そうですね。
FOCと書いてフォクっていう名前なんですけど、これはもう本当結論造語です。
造語。自分で作った言葉。
そうですね。
自分たちがこのビールを作るときに決めたことはコンセプトから全て決める。
そして開業準備期間が3年ぐらいはかかったので、その3年間にずっと自分たちが作るべきビールは何なんだっていうことをひたすら問い続けてたんですよね。
問い続けるの好きだな。
何やってるんでしょうね。
お金稼げよみたいな。
何か問い続けてるな。
そうなんです。
そんな感じで、それの行き着いたものがFOCというビールのコンセプトに至るんですけど、それを表現した名前を付けたっていうただそれだけなんですけど、
名前の話からすると、FとOとCっていうのはチェンジフォームもしくはフォームトゥーチェンジってその当時言ってたりしたんですけど、
形が変わり続ける。フォームトゥーチェンジ。チェンジフォーム。
そういう形が変わり続けるっていう言葉のチェンジのCとフォームのFとOから取って造語をただ作ったっていうだけなんですけど、
そこを並び替えたような。
そうですね。
はいはい。
もう本当、それがコンセプトというわけではないんですが、形が変わり続けるっていうのは自分たちの中では必ず世の中、一人一人の生き方もそうですけど、社会も何でもそうだと思うんですけど、
必ず変わり続けていくものだとは思うんですよね。
はい、確かに。
でも、願いなのか僕たちがそう思いたいだけなのかわかんないですけど、変わり続ける。長い長い時間軸の中で変わり続ける中にもきっと人それぞれに変わらない大切なものってあるんじゃないかなみたいな。
その長い時間軸の中で変わらない何かを思う気持ちとか、そういうものに寄り添っていく脇役のビーズを自分たちは作りたいっていうのが最初のスタートだったんですよね。
なるほど。じゃあ主役じゃなくて脇役でいいというか。
そうですね。だからもう道草っていう名前も書きたくなかったですし、実際書いてないですけど。
あともうね、そのビールみたいなの主張みたいなものもしたくなくて、ラベルデザインとかもいかに空間に馴染んでいくか、色あせていった先にもずっとあっても不思議じゃないようなとか、
なんかそういうのとかをものすごく意識して、味わいとしても、どこか甘い苦い酸っぱいとか味の六角形みたいなものがあるとしたら、どこかに尖れって言われるんですよね先輩たちから。尖らないと生きていけないと。
でも尖るんじゃなくて、とにかく全体の丸み、優しく包み込むような優しさ、丸みみたいなものを意識して、その上でそれぞれホワイト、ブロンド、アンバーって3種類あるんですけど、それぞれにまたさらにちょっと階層が一つ下がっていったところにコンセプトというかテーマがあって、それぞれの方にちょっと卵型に歪むみたいな、そういうビールを意識してたみたいな、そんな感じですかね。
なるほど、そうか。
その3種類があって、ホワイト、ブロンド、アンバー。それぞれは何か作る時にイメージみたいなのがあるんですか?
ビール制作のコンセプト
そうですね、もうありましたね。ただ言葉にできたのは、白状すると自分たちのイメージはあったんですけど、上手に言語化は全然できてなかった時に、うちの表ラベルのデザインとかホームページのデザインをお願いしたデザイナーの方に、その状態でこういうビル作りたいんだっていうことを一生懸命伝えたものをその方が一生懸命受け取ってくれて、
時間かけて受け取ってくれた中から、後から言葉にできたみたいなものがあるんですけど、それらも含めた上で今言語化できるものとして、脇役でありたいというこの概念というか、抽象的な感覚、コンセプトってあまりにも抽象的なので、具体に落とし込みづらかったんですよね。
それでこの脇役でありたいというその気持ちは、人それぞれの大切な時間をただ大切にしていただきたいっていうそこなので、その感覚をもう少し具体的に落とし込むと一気にモチーフ、象徴を決めたんですよね。
この抽象的なものをもっと具体的にするために象徴を決めて、そのモチーフが窓から見える景色だったんですよね。
私たちが映画が結構好きで、ずっと好きで、映画の世界観とかで、よく洋画とかで結構特に多いんですけど、いつもそこにあった地元の公園とかを、地元を離れて青年になった大人になりかけてる男の子が都会に出て行く時の電車の車窓から見る公園とかですね。
映画の世界って窓から切り取るという描写にものすごく意味を持たせていることが多くて。
確かにあるかも。
ですよね。匂いを感じさせるようなために映像的に匂いを発生させる描写とか、そういう時とかもすごく窓越しにカメラワークが発生するとか。
そういうのがあって、それで窓になろうと。自分たちのビールは。
なるほど。
それでホワイトブロンドアンバーがそこからやっと具体に落とし込まれて、ホワイトはそれぞれ言うと窓から聞こえてくる音を連想して作ろうとしたような感覚。
キリッとした、ちょっとスッキリとした、凛としたみたいな。
なんか小鳥がチュンチュン鳴いてる感じというか。
なんかそこを、フォクというビールは全体としては優しく包み込む優しさ、丸みみたいなんですけど、その中でもちょっとどこか酸味を感じるキュッとしたところに落とし込むみたいなのを意識したのがホワイト。
めちゃくちゃ抽象的なイメージでできてるんですよね。
そうなんです。
むずいな。
ようできたらでもという感じですね。
ブロンドは窓の外から見えてくる色取りそのものを表現しようとして、もう少し色取りっていうところが自分たちには難しかったので、
花が咲き乱れた時の情景をものすごく連想すると、花が咲き乱れて綺麗だなと思って、なんとなく窓を開けた時にファッと香ってくる花の蜜の甘いほのかな香り。
そしてその時期っていうのは大体夏場のイメージとか特に強かったりしたので、梅雨時期で雨がしとしと降って地面からは少し渋い香りとかがほのかに伝わってくる。
花の甘い香りと土の渋い香りがほのかにさらにミックスしたような、そういうのを連想して作った色取りというテーマのビルがフォクブロンドですね。
なるほど、ちょうど今の時期ですね。
そうですね、まさしく。
アンバーはホワイトが音、ブロンドが色取りだったのに対して、アンバーは窓の外にゆったりと流れ続ける時間そのものですね。
春夏秋冬、春夏秋冬とすごい長い時間軸の流れ続ける時間っていうものをビールで表現しようとして、そうするとゆったりと過ごすっていうイメージが私の中ではコーヒーのものがちょっとイメージがあったので、
コーヒーっぽさを入れつつ、でもあくまでも脇役なので重たくなってはダメ。
単体でゆっくりしっぽり飲むではなく、あくまでも脇役ぐらいの範囲にむしろ落ち着かせるみたいな、甘すぎないみたいなですね。
そういうところを意識したゆったりとしたビールとしてアンバーっていうビールが作られたって感じですね。
ビールの風味とその背景
作られたというかもう生まれてきてくれたって感覚ですけどね結構。
だから感覚的にはそれはアートですよね。
そう言ってもらえるとちょっと今度から名刺に。
アーティストって感じ?
ビアーアーティストとか。
でも考え方的にはデザイン志向で作ったビールっていうよりかはアート志向でできたビールみたいなのを聞いて感じたんですけど、
今の説明を聞いて、もちろん僕3種類全部お店でも提供してますし、自分でも飲んでるので分かるんですけど、
最初に言ったホワイト、音から始まったって言ってましたかね。
ラベルにそれこそ鳥が入ってましたよね。
そうですね。
確かに飲んだ時の香りもそうなんですけど、チャーミングさみたいなのもあるなっていうのはそれがちょっと小鳥のさえずりというかその感じなのかなっていうのは今聞いて感じたんですよね。
で、ブロンドの場合、僕最初に衝撃を受けたのはブロンドなんですけど、
初めてブロンド飲んだ時のその香りの華やかさみたいなところに感動して、これはすごいビールがあるぞと思ったのを思い出したんですけど、
ありがとうございます。
それこそその花の香りと言われれば確かにそうだなと思うし、クラフトビールの中にはそういうのに特化したビールももしかしたらあると思うんですよ。
ただやっぱりどうしてもそこに甘みみたいなものが入ってきてそうなイメージはあって、
花の香りの華やかさプラスやっぱり甘みでおいしさを表現するみたいなビールは結構あるのかなと。
その中でさっき言ってた地面のちょっとした渋さ。
確かにそこも感じるというかその甘い方に行かなかったっていうところが結構僕の好きなポイントだったのかなと。
ありがとうございます。
今ちょっと思いましたね。
本当にありがたいことにフォックブロンドは一番出る本数みたいなものでいくとホワイトがなんだかんだ多いイメージですけど、
ブロンドは本当に熱狂的に好きな方が現れるようなイメージですね。
なんかわかる気がする。
アンバランに関してはそうですね。
あれはどっちかというと黒ビール寄りじゃないですか。
黒っぽい感じがするんですけど。
でもなんかそこまでのいわゆる黒ビールほどのパンチまでは行ってないと思うし、
それでいてビールらしさみたいなところがしっかりあって、
確かにゆっくり流れる時間、そういうものは確かに感じれるかなと思って。
コーヒーっていう言葉もちょっと出たんですけど、確かにそうかもって今思ったのは。
コーヒーもなんとなくゆっくりするときに飲むみたいな、そういうイメージは僕自身も持ってますけど、
それに近い部分は確かにあるなと思って。
今説明聞いてすごく納得いったところですね。
親子関係とビール
ありがとうございます。
いいですね。このフォク3種類はすごく全部飲み比べてほしいところ。
やっぱあるなと思って。
最初はですね、ほんと全然こんなに言語化できてなくてですね、
一番最初それこそ説明してたときは、僕は映画も好きですけど漫画とかも好きで、
相当昔にですね、少女漫画で赤ちゃんと僕っていう少女漫画が昔あって、
アニメとかにもなんかなってたような、なんかがあったんですよ。
それ覚えてるような気もするけど、なんだろ、はっきり覚えだせない。
もうほんとわかりやすく家族愛みたいなものを、何かこうちょっと軽やかに表現してるような漫画だったんですけど。
なんか日常を切り取る。
家族愛とかを、普段はユニークな描写とかも結構多いんですけど、
どこかでちゃんと真面目に家族愛を表現するストーリーと描写があって、
そういうときにアニメの描写って必ず、漫画の描写って必ず優しい光にぽわぽわぽわって、
漫画の絵の描き方として包まれるような。
僕らはこのぽわぽわを作りたいんです。
ぽわぽわを作りたいな。ぽわぽわビールを作りたいな。
それを言ってて、一生懸命言ってたけど、デザイナーの人がふむふむみたいな。
わかってないな、それ。
一生懸命咀嚼してる。
超優秀なデザイナーさんでしたね。今も超お世話になってますけど、そんなレベル感からスタートしますね。
でもそういう感じで、変わり続ける中にも変わらない大切なものっていうのも、
僕らの頭の中では親子関係をずっと意識していて、
子供が成長するとともに、必ず親子関係ってちょっと変わってくるはず。
自信期を迎えたり、その後社会人になったりとか。
間違いないですね。
色々親子関係って変わっていくんだけれども、その中にも変わらない
親が子供を思い続ける何か気持ちはきっとあるんじゃないかみたいな。
その気持ちに寄り添っていくビールが作りたいっていうのがスタートだったので、
派手さとかではなく、子陰から親がそっと見守ってるみたいな。
そういうところに寄り添っていきたいなと、今もずっと思ってますね。
なるほど。まさに木の上に立ってみる。
はいはい。
親という字は。
そうですね。
そうだ、確かに。
そうですよ。
なるほど。これから使おう。
だいぶこすられるからね。
本当ですか?
知らないけど。
ビールと料理に対する考え方
結局、さっきもちょっと言ったけど、デザイン志向で作ったものじゃなくて、
アート志向で作ったんじゃないですかみたいな話とちょっとつながるかもしれないですけど、
結局ホワイトもブロンドもアンバーも、こういうものですって言い切ってしまうよりかは、
飲む人にある程度委ねて、その人なりの解釈があった方がもしかしたらしっくりくるのかもしれない。
だからビールのマニアックな方々が嫌いとかでもなく、むしろ自分はそっちから来てる人間なのであれなんですけど、
そのテーブルに置いてるときにビールの話ばっかりしてほしいとか全然やっぱり思ってないので、
変に主張したくなかったんですよね。
その場で携帯でめっちゃ調べまくる人がいてもいいと思うんですけど、
できるだけそうならないぐらいな雰囲気の見た目のデザインのビールにしたいとか、
そういうのとかも考えましたね。
ラベル、ポッドキャストでは見せることができないのがあれなんですけど、
僕も3種類見て思うけど、それはもうできてるというか、
全部ラベルが窓モチーフなので、それこそ窓から景色を見てるぐらいの雰囲気で。
それで言うと僕も同じようなことを考えてるのかなと思うのは、
自分も料理を提供してもちろんそれが美味しいとは言ってもらいたいんだけども、
ずっとその料理の話はしていてほしくない。
これは素材がどうで、調味料がどうで、調理法がどうでとか。
そんなのは僕はお客さん考えなくていいと思ってるんですよね。
美味しいは美味しいでいいけども、
結局その場にいる人、一緒に食事をしている人と笑顔で会話ができるような、
そういう料理ができた方がいいんじゃないかと思ってるところがあるんで。
だから変にワインのことも語られても、僕自身がそんなに詳しくないんで。
ポッドキャストでワインの会話聞きましたけど、
それ言える勇気ってすごいなって思いました。
だって詳しくないんだもん。
あんまり自分でハードル上げたくないっていうか。
僕は詳しいんですよみたいなことは全然言いたくもないし。
でもそういうね、詳しいぜっていうお店のところに行くと、
最低限知識ないと飲みづらさって絶対ありますよね。
そこがやっぱり一番ハードルになってると思ってるんで。
さっきもちょこっと言ったけど、やっぱりとにかくハードルは下げたい。
知識とかなくてもいいし、
飲んでおいしいかおいしくないかを判断すればいいんじゃないですかって思ってるんで。
まさにその通りで。
本当そうですよね。
だと思ってるんですよ。
僕もすごくそういう意味では近しいものを感じます。
ありがとうございます。
なんかあれですよね。
僕もユルムっていうオリジナルのビール作ってもらったりしてますけど。
今日も持ってきましたね。
ありがとうございます。
第2弾の仕込みが終了して一応今日持ってきてもらったんですけど。
そのOEMの話とかちょっとしていきたいなと思うんですけど。
その前に一旦休憩入れてもらっていいですか。
いいですよ、もちろんです。
まだまだ話はつきませんが、今回のところはここまでです。
次回の予告とリスナーへのメッセージ
第3回目のお話はタマナイ旅館という施設としてのお話や。
あとはフォクというブランドの3種類のビールのイメージがどういうものなのかというお話をしてくださいました。
あくまでも主役でなく脇役で良いというこだわりが感じられましたね。
次回は実際にユルムというオッタントッドオリジナルのビールを飲みながら。
OEMについてお話を伺っていきますのでお楽しみに。
ということで、5回にわたり道草醸造所の脇博さんをゲストにお迎えしてお話を伺っています。
ぜひあなたの感想を聞かせて欲しいと思いますので、
Xでハッシュタグおかん、ひらがなのおにカタカナのかんでおかんですね。
もしくはお便りフォームまたはスポティファイのコメントなどにメッセージをお願いいたします。
また道草醸造所さんのホームページなどのリンクを概要欄に貼っておりますのでそちらもぜひご覧ください。
最後までお聞きいただきありがとうございます。またお会いしましょう。バイバイ。
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