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2025-10-24 21:45

Vol.84「それは雑談からスタートする❶ごうさん、Ayumiさん」

約1年ぶりの復活となります。忙しさを理由にCOTAサボっておりました。申し訳ありません。約1年ぶりの復活となります。忙しさを理由にCOTAサボっておりました。申し訳ありません。

久しぶりの回はごうさんとAyumiさんに参加いただき、雑談からスタート。さてさて、どんな対話が繰り広げられるのか。

サマリー

康太郎雑技団チャンネルが約1年ぶりに復活し、ごうさんとAyumiさんが参加して、趣味や関心ごとについてリラックスした対話を行っています。版画彫りを通じて「複雑さ」について考え、日常生活の中の複雑な因果関係を受け入れる大切さについて語っています。このエピソードでは、彫刻のプロセスや作品について話し合い、特に「ロックンロール」をテーマにした作品が紹介されています。作業の楽しさや言葉のデザインに焦点が当てられ、クリエイティブなプロセスの魅力が引き立てられています。

康太郎雑技団チャンネルの復活
康太郎雑技団チャンネル始まりました。このチャンネルは、つくるをテーマに、空間と時間を共にした仲間が、それぞれが持つ発行させた技を対話を通して、さらに次のつくるを実現する番組です。
みなさん、こんにちは、こんばんは、康太です。今回は、ごうさんとAyumiさんの会、どうぞお楽しみください。
はい、では今日は、この2人に参加いただいております。
ごうさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
Ayumiさん、よろしくお願いします。
お願いします。
ということで、私がサボっておりまして、ほぼほぼ約1年ぶりの康太郎雑技団チャンネル復活ということで、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お久しぶりです。
特に理由はなかったんですけど、多忙で、ただ時間だけが過ぎていって、約1年間サボってしまったっていうことなんですが、意外とマニアな方がいらっしゃいまして、復活しましょうよっていうお声をいただいておりまして、
何かのきっかけをと思って、今回狙ってたんですけど、今回は特にテーマも決めずにゆるりと話ができればなというふうに思いますので、よろしくお願いします。
版画彫りと複雑さ
お願いします。
どうですか、お二人は。最近興味のあることとか、関心事とかって言うと重いですけど、こういうことやってますみたいな。
いろいろありますよ。
どんな感じのやつですか。
えっとね、そうですね、なんだろうな、版画彫ってますね、今。
版画?
はい、版画。
え?
版画を趣味で彫ってますね。
へー。
途中のやつ。
長い。
すごい。
あ、すごい。え、木に。
いいでしょ。
ホリホリ、ホリホリして。
こうなんです。
へー。
文字をね、彫ってて。
文字?
それ文字なんですか?
あ、これ文字なんです。あ、わかる。もしかしてあれか。
わかる。
版画なんでしょうか。
なんて書いてあるの?
あ、そっか、逆になるわけだな。
うん、そうですそうです。
そうですよね。
で、しかも普通に書いてるというか、こうデザイン性のある文字にしてって感じですか。
はい、デザイン性。
ちょっと、はい。
なんて文字かは読み解けてない僕が言いますけど、あゆみさんは読み解けますか。
私もなんて書いてあるんだろうと。
じゃあ、鏡にする前のこのスケッチをお見せしたらわかるか。
スケッチ?
え、これもわかんない。なんて書いてある?
え、これかっこいいでしょ。
ちゃんと見えてると思う。
多分ね、わかんないかもしれないですね。
わかんない。
わかんない。
でもわからないっていうのがヒントなんですよ、実は。
えー。
本当にわかんない。なに?
これは漢字2文字で複雑っていう。
あー。
あー、なるほど。
言われたらわかる。えー。
確かに言われたらわかる。
今、複雑という文字を彫ってですね、複雑に向き合ってますね。
複雑と向き合う。
なんで複雑にしたんですか。
えーとね、複雑で人って複雑だなっていうのは。
はいはい。
じゃないですか。
思いますね。思います。
ただ、いろいろ一元的な因果関係で結びつけることで納得してること多いじゃないですか。
あー。
いきなりだからこうなったみたいなこととか。
因果ね。
因果ですね。
はい。
そういうこと、その仏教の本を読んだりとか、なんかいろんな本を読んでるときに。
はい。
そういう言葉と向き合うことが多くてですね、複雑と。
うーん。
いや、そうだなと思って。
うん。
なんか、複雑性を受け入れたいなと思って。
あー。
言うんですよ。
あ、うまく言えない。
なんか、たまたま今の自分がいるっていうこととか、偶然みたいなこととも近いと思うんですけど。
はいはい。
たまたま今こうなっているっていうのを、いいも悪いもないくてですね。
はい。
たまたまこうなっているんだという自分を引き受けて生きていきたいと思っておりまして。
なるほど。
これは井上新平さんの弱さ講にも書いたことなんですけど。
はいはい。
あとは、遠畑海人さんの本とかにも。
あー。
うーん。
遠畑さんの本に、幸せとは複雑な世界を複雑なままに生きることであるって書いてあって。
うんうんうん。
これはすごくいい言葉だなと思って。
うーん。
やっぱり遠畑さんね、心理症の心理、心が疲れてしまった人とかと常に向け合ってると思うんですけど。
はい。
だからそこの、自分の心が疲れたときにこうなったから、あんなことがあったからこうなったんだみたいなふうに思って、それをなんとかしようとすると思うんですけど。
うーん。
それも一つだとは思うんですけど、でも実はいろんなことがあるじゃないですか。
あるある。
寒いとか、なんか最近寒くなってきたとかも、もしかしたら影響してるかもしれないし。
うーん。
家族の機嫌が悪かったとか。
うーん。
いろんなことが絡まって今の自分があるっていうか、なんかそういうふうに生きていったらいいんじゃないだろうかという。
わかんないですけど、とりあえず掘ってみようと思いました。
思考のプロセスと受け入れ
あー。
そこで掘るが出てくるんですね。
一体はいらったので。
でパッと浮かんで。
掘るのってすぐ掘り終わらないので。
うーん。
結構長いこと複雑と一緒にいることになるんですよ、そうなると。
なるほど。
あー。
それもいいなと思って。
うん。
そういうのが関心ごとの一つ目ですね。
なるほど。
はい。
すごい。
掘ってるときは何か考えるんですか?それともどっちかっていうと、何もかも迷走状態とかになってるんですか?
そうですね。
そう、複雑性と向き合うとか言いながら実は多分迷走状態になってますね。
いいですね。
没入してる感じですね。
いいですね。
確かに複雑だなと思ったし、なんか都画最近は因果を整理しようってしたがるじゃないですか。
うん。
そうがままじゃダメというか、なんかこう、理屈というよりもなんかこう、整理、理路整然と整えたいみたいな、そうあるべきだみたいなところがある中で、
ちょっとこうごちゃごちゃしている状態でいいじゃんみたいな感じは、僕もなんかそういうのは必要だなって思うことは最近ありますね。
無理に何かこう外的な力を働かせるんじゃなくて、複雑だったら複雑なまま置いておいて、そこから生まれ出るものみたいなものはあるような気がしますよね。
そうですね。置いておくっていうことがなかなかなくて、やっぱり納得したいじゃないですか。なるべく短い時間で納得して、合理的に進めたがるなと思って。
でも、それはそれで一つのやり方だと思うし、特にビジネスの文脈ではそういうことは予想されることが多いと思うので、ただ、何でもかんでも課題と捉えて解決しなければいけないのかっていうと、そうでもないかもしれなくて、っていうことかも考えますね。
そうですね。それが、掘るという行為になったきっかけは、何だったんですか。そのために彫刻刀を用意してみたいな。
渋い彫刻刀。
渋い。
え、すごーい。
持ってた?
いつ初めて。
確かに。パッケージデザインが渋すぎる。
渋すぎて好きなんですよね、これ。丸一というメーカー。
きっかけはわからないですよね。今、掘ってる複雑が3作目なんですけど、このポッドキャストと同じですね。長いことやってなかったんですけど、でもたぶんきっかけはあれじゃないかな。
あれはドワセでした。あれですよ。ワダバーゴホーっていう人ですよ。
ゴホー。ほら、青森の版画の人いるじゃないですか。
青森の。あ、聞いたことある。出てこないけど。
最近めちゃくちゃこういう名刺出てこないんですよね。
わかるわかる。
ちょっと待ってくださいね。
なんで?青森彫刻家出てくるんじゃないですか。
なんで?
そうなんですよ。
村方志向。
作品の紹介
村方志向の展覧会、たぶん2年ぐらい前かな。1年前かな。
やってて見に行って、やっぱり素敵だなと思って。
で、なんかかっこいいなと思って。
安易にだから手を出してしまったんですよ。
あれですね。僕建築の設計やってて、現場行くと木の端材が結構あるんですね。
何か使えるかなと思ってたまにもらってくるんですけど。
これもたまたま手元にあって。
これ彫ったらいいんじゃないかと思って。
面白い。
それを思いついたときにめちゃくちゃエモティションが上がってしまってですね。
いろいろなものを彫って。
展覧会に行って彫ろうと思うのがすごいなって。
面白い。
勢いのまま彫りましたね。
今回3作目ってさっきお話ししてましたけど、前2作は何だったんですか。
前2作はですね、1作目は2024年の1月だったのかな。
例によって今年の抱負みたいなことを考えていてですね。
それが4文字熟語にしてみようって思ってて。
今年の抱負。
そうですそうです。
その4文字熟語を作ってるタイミングと村形子工展に行ったタイミングが近かったんですよ。
4文字熟語を彫ったんです。
なるほど。
これが道新新作っていう自分で作った言葉で。
道新新作。
動く。
心。
深い。
作る。
動いて。
違うな。
動いて深めて、心で作るっていう。
なるほど。
それを彫ったんです。今ちょっと探してます。
それ自分で言葉を作ったんだ。すごい。
すごい。
で、それをやったら楽しくてですね。
はい。
作りましたね。
うーん。
最近学操したんですよ。
学操。学操まで?
そうなんです。
すごい。
え、これ彫ったんですか?
これ彫った。
そうですそうです。漢字だ。
すごい。
ちゃんと5の5っていう字を消しゴムで作ったんです。
すごい。
すごいすごいすごいすごい。
これが1作目です。
めっちゃすごい。
これ、白いところは彫ってってるってことですよね。
黒いところが残して。
うわ、すげえ。
これ結構いいなと思って。
これは毎日見てますね。
これを心に留めるように。
へえ。
いいね、そんなの。
これが1作目。
これが1作目?
はい。
2作目。
じゃじゃん、じゃじゃんって感じ。2作目は?
2作目は、えっと、ロックンロールです。
おー。
これめっちゃいいこれ。
かっこいい。
これ、2作目。
これは、これは彫らねばなるマイトって。
そうですね、GOさんといえばね。
彫った。
で、こうかすれるじゃないですか。
かすれたところに色を塗ってみたらどうかなと思って、これちょっと試しに色をつけてます。
おー、なるほど。
ほんとだ。
これは色鉛筆で色をつけてます。
めっちゃかっこいい。
これは何?
で、ハンダは量産できますので、ご希望であれば。
欲しいかも。
希望します。
大きいしおりにしようかな、本の。
確かに。
めっちゃかっこいい。貼ってみたらロックンロールで。
めっちゃかっこいい。
そうなんだ。
これは結構、すぐにはできないのも結構いい。
確かに。
それ制作期間はどれくらいかかるものなんですか?
相当かかるのかな?
いや、その気になったらそんな1ヶ月のところはないんじゃないですかね。
ロックンロールに関してはそんなかかってないと思います。
時間を取れるかどうかですね。
あと、だいたい仕事終わりとかにやるので、
仕事終わりはお酒飲みたいじゃないですか。
ちょっと危ないんですよね。
手っぽが。
指とかね。
指とか、そうなんです。
でも多分漏れなく飲みながらやってますね。
いつかやっちゃうんじゃないかなと思って気をつけてます。
でもいいなぁ。
おすすめですよ、ハンガー。
世界堂とか行くとね、こういうハガキサイズの板がちゃんと売ってるんですよ。
クリエイティブなプロセス
端材がないときはこれを買ってきて掘ると。
すごい。作る人だ。
プロセスがいいですよね。
掘る手前に言葉を考えるじゃないですか。
選ぶというか。
図案考えるのも楽しくて。
なるほどなぁ。
複雑の前も、本当は四季即絶空とか掘りたかったんですけど。
かっこいいシーン。
四季即絶空もなかなかいい図案ができますね。
すごい。
あとね、おすすめはね、これ。
うるせぇ。
うるせぇ。こいつこれめっちゃいいですよ。
いいなぁと思ってて。
いやぁ、なんかね、各プロセスがすごい素敵な行為のような気がする。
おすすめですよ、本当。
言葉を考える、その言葉をデザインする。
それをするんですもんね。
かつ、加えるような形で色を塗るんですもんね。
色塗ったりもいいなぁと思ってて。
あと、するにしても黒以外のもちろん、絵も出ますんで。
そういうのもできるし。
あと、今僕は文字じゃない方、余白の方を掘ってますけど。
文字自体を掘れば、文字が白抜きになるっていう。
ここもまた変わってくるよなぁと思って。
へぇー。面白い。
確かにあんまり、こんな風に言っちゃいけないかもしれないけど、あんまり技術そんなにいらないんじゃないかなと思って。
ちょっとダメだな、これはプロの方に失礼なことですけど。
それっぽくなるなぁと思って。
味が出てましたね。
結構味があって、そのまま出てくるし、多少の薬とかもむしろいいのかなと思ったり。
へぇー。
今回はここまでとなります。
次回もお楽しみに。
21:45

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