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Salut tout le monde! 皆さんこんにちは!
フランス語サポーターのShokoです。
このラジオでは、フランス語和語学にまつわるお話、
パリだけじゃないフランス語圏の生活の気づきを楽しくゆるりとお届けしています。
最近めっきり寒くなりまして、
ここ最近はマイナス5度とか6度とか7度とかで、
パリとか他のフランスの地域もかなり大雪が降っているという噂は聞いていたんですけれども、
私の住んでいる地域も今日朝起きたら雪が降り始めて、ちょっと積もり始めているみたいな感じでした。
皆さま本当寒いので温かくしてゆるりとお過ごしください。
今日はちょっと私の学びをシェアするシリーズということでですね、
タイトルにもありますように、
外国語はペラペラにならなくてもOK、復元語主義という考え方についてお話ししていきたいと思います。
英語やフランス語やその他外国語を勉強されている皆さま、
英語を話せるよとかフランス語私話せますって胸を張って言えますでしょうか。
正直言いづらくないですか。
なんか一応現地でお買い物とかはできるかなとか、
レストランで何かお水頼んだりとかカフェ頼んだりとかそういうのはできるかなとか、
簡単な日常会話ぐらいならできるんだけど、
仕事レベルじゃないのでもう全然全然みたいな感じで話せますっていう代わりについついやちょっとだけならとか、
まだ勉強中ですなんていうふうにお返事する方が多いんじゃないでしょうか。
そもそも外国語を話せるって一体どういうレベルなのっていう。
ネイティブ並みにペラペラ母語並みにペラペラじゃないと話せるって言えないんじゃないかなって思っている方も多いと思います。
以前の私の放送を聞いてくださった方、
西武西AL、ヨーロッパ言語共通参照学についてお話しさせていただいたんですけれども、
この西武西ALの中で触れられているのがこの複言語主義、
フランス語で言うとブリュリランギズムという考え方になります。
この似たような考え方で多言語主義っていうのもあります。
この多言語主義っていうのはね、
複数の言語を知っていることまたはある社会における複数言語の共存っていうふうに定義されています。
いわゆる主語が社会なんですね。
社会全体の中でどういう言語が存在しているか、
例えば学校で英語を学ばせたりとか、
あとは英語以外に第二外国語で選択できる言語を増やしたり、
生徒が複数の言語を学んだり、
あとは国際的な場所を会議とかで、
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国際共通語って言ったら皆さんパッと英語思いつくと思うんですけど、
英語だけが共通語ってわけじゃなくて、
複通語を共通語にしたりとか、
こういった取り組みっていうのが多言語主義にあたります。
じゃあ複言語主義、漢字で書くと複数の複なんですけど、複数の言語主義。
複言語主義はちょっと視点が違って重要視されるっていうのは個人なんですね。
個人の中でその人自身の言語経験がどうやって広がって、
それがどう使われていくかっていうのがポイントなんです。
ちょっとここまでだとどういうことやって思うと思うんですけれども、
私たちが英語とかフランス語とかこうやって新しい言語を学ぶときって、
結構一つ一つの言語を別々に切り分けてるって、
切り分けて覚えているっていうふうに思う方も多いかもしれないんですけど、
実はそうではなくて、これまで身につけた言語の知識、日本語も含め母語ですね、
含めてそういった言語の知識とか経験がお互いに影響し合って、
そして補い合いながらその人なりのコミュニケーション能力っていうのを作っています。
例えばですね、フランス語を勉強し始めたばっかりで、
よしフランス旅行に行くぞってなります。
でもまあ初めてですから、単語とかね、知らない単語ばっかりだと思うんですよ。
でもこう街中歩いてて、こうふとinformation、
英語と同じ通りの看板が見えるとします。
で、あ、informationのことかってすぐに気づきます。
で、さらにそこに書かれている、
例えばoffice de tourism、観光案内所ですね、
とかhoraire、時刻表って意味ですけど、
そういった単語も自分で勉強してきたわけではないけれども、
英語であったりとか日本語の知識や、またはその場所の文脈っていうのを手がかりに意味を推測する。
これはまさに復元語主義的な言語の使い方と言えます。
で、コミュニケーション能力ってよく言いますけど、
コミュニケーションを取る方法っていうのは必ずしも言語とは限らなくて、
まあこれも例えばフランス旅行に行くとしましょう。
で、レストランに入ります。
ただ、あ、これを伝えたい。
あ、これを言いたいんだけれども、
なんか、あ、単語何て言うんだっけ、あ、って時に、
フランス語はなんとなくフレーズは出るけれども、
英語の単語が少し混ざっちゃったりとか、
あと、身振り、手振りで補ったりとか、
こういうね、持っている自分の全て知識と方法と戦略も全て総動員して、
コミュニケーションが成立できる。
これがすごく大事なんですよ。
で、フランス語を本格的にすごく学んでる人じゃなくても、
BonjourとかMerciって聞いたことあると思うんです。
フランスでもお店に入って、とりあえずBonjourと挨拶する。
お店に出る時にMerciとお礼が言える。
これはもう挨拶と感謝を伝える適切な場面で、
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適切な相手にちゃんと判断して使えてるっていうことで、
もうフランス語できてます。
はい、そう、これフランス語できてるんですよ。
なので、福言語主義のね、本当にメインの目的っていうのは、
それぞれの学んでる言語で、
よし、ネイティブレベル、母語レベルを目指すぜっていうことではなくて、
あくまでも各個人が自分の言語のレパートリーを増やして育てていくっていうことが大事になってきます。
私この考え方をですね、
フランスの大学の修士で外国語教授法の授業でこの考え方を学んだ時に、
結構、あ、これじゃんっていう風に興奮したんです。
私がね、これまで自分の経験の中から外国語学習っていうものに対して
思い描いていたこととか、フランス語を教えている自分の生徒さんたちにも、
伝えたい、伝えたいけどうまく言語化できないな、みたいな。
この内容がね、もうそのものズバリだったわけです。
まあもうとっくにね、今2026年ですから、
もう20年以上前には研究されて出てきている考え方だったんですけれども、
外国語をね、勉強する、学ぶっていうのは、
ただその一つの言語を学ぶっていうよりは、
自分の考え方とか、あと自分のコミュニケーションの表現の幅を広げる、
ひいては自分の枠を広げていくことっていう風に私も考えていて、
日本語を話す私、英語を話す私、フランス語を話す私、イタリア語を話す私、
みたいな感じでポンポンポンって独立した状態、
それぞれが別の箱に入った状態っていうよりは、
元々の母語である日本語の私、私っていう存在がいて、
そこからちょっとポンポンポンって英語、フランス語、イタリア語、
みたいな感じで派生して繋がっていくみたいな、
それによって私っていう箱、丸い、丸かな、四角かな、分かんないですけど、
私っていう枠がちょっとずつ広がっていくみたいな、そんなイメージでございます。
まあね、どの言語もできるに越したことはないんですよ。
せっかく勉強してるんだったら、それは上達したいし、
もちろんそれはすごく大切なことなんですけれども、
言語を勉強するっていうのは、それだけに限らず、
自分の考え方とかコミュニケーションの方法、その枠を広げていくためであるっていう考え方自体は、
結構ね、外国語学習の理想とするマインドセットになってくるんじゃないかなって思います。
正直ね、私フランス語、大学からやってますし、
一番上のレベルって言われる制度も取得したし、
フランスの大学で修士号もやったし、
結構フランス語頑張ってきた方だと思うんですけど、
いまだにもうネイティブにはほど遠い、
もう本当にネイティブレベルではやっぱりなんか言えない感じですし、
毎日のようにもう知らない単語とか表現にも出くわすし、
ちょっとしたことでも文法ミスしちゃったりもするし、
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言いたいことをね、日本語の時のように母語のように100%、
もう私が完全に納得する形で言語化するっていうのができない、
それでまあちょっと落ち込むなんてことはもう日常茶飯事なんです。
で、日本人あるあるなのかな、どうなんでしょうか。
気がつくとね、私たちってできないことばかりに目が行ってしまうじゃないですか。
でもこのセイウセイハイエルの複言語主義っていう考え方っていうのは、
あくまでもネイティブみたいに話せるようになる、
みたいな目標の立て方ではなくて、
どういう場面で、どのようにこれまでの自分の知識とか経験を総動員して、
言語を使ってコミュニケーションを成立させていくか、
ここがね、もう本当に大切なんです。
外国語っていうのはもう完璧になってからね、使うっていうものではなくて、
自分で使いながら、経験を積みながら、こうやって広げていくものなので、
できないことをね、あれもできない、これもできないって数えるんじゃなくて、
これができるようになった、あれもできるようになった、
みたいな感じで数えていくと、
外国の学び、学習も楽しく続いていくんじゃないかなと思います。
はい、そんなわけで、今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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ではまた次回お会いいたしましょう。
このエピソードを聞いてくれてありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。またすぐに会いましょう。