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Salut tout le monde! 皆さん、こんにちは。フランスアジアのShokoです。
このチャンネルでは、パリだけじゃないフランス生活やフランス語について、海外で自分らしく楽しく生きていくことなどを、ゆるくお届けしています。
フランスや語学に興味がある方、海外住している、これからしてみたいなという方々とラジオを通して交流できたら嬉しいです。
私ですね、実はフランス人に日本語のレッスンもしておりまして、
日本語を教えているんですけれども、日本語を教えたりフランス語を教えたりっていう中で、やっぱりすごい外国語とか言語に対して考える時間が多いんですね。
で、改めて日本語というのは、なんて曖昧で、そして感情的な言語なんだろうと日々感じております。
どういうことかというと、日本語ってそもそもね、主語がなくても結構話が通じるところがあると言いますか、
今私こうやって喋ってますけど、すでにね、結構主語なしの文章もあったりなんかして、
で、日本人って日本語で環境で育った人っていうのは、主語がなくてもそれが誰を指していることなのかとかを文脈とか、
行間を読んだりとかして、情報を補ってるんだと思うんですね。
そういうところから日本人って空気を読む能力がついたりしてるのかなとは思うんですけれども、
相手が100%言ってないことを補うというか、読み取る力はすごいあるなと思っております。
あとね、日本語って日本語の文法自体にすごく感情が乗ってるなっていうのを日本語をね、教え始めてから思いまして、
例えば、今日電車にお財布忘れちゃったとかあるじゃないですか、この何々しちゃったって、
これって、これよくね、フランス人とかにも聞かれて、このしちゃったってどういう意味なのって聞かれるんですけど、
説明で言うと、過去の行為で、後悔の念が込められている活用なんですね。
普通に話せば、私はお財布を電車に忘れました。これがただの過去形なんですけど、
忘れましたより忘れちゃったの方が後悔とか、どうしようっていう感情が乗ってますよね。
もちろんこの感情を英語とかフランス語で表すこともできるんですけど、
それってでもやっぱり後悔っていう言葉が入ってくると思うんですよ。
でも日本語って、そもそものこの動詞の活用の時点で、その感情が乗った活用があるって結構面白いなと思います。
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全世界の言語がどうなっているか私もわからないので、もしかしたらそういう日本語に似た言語もあるかもしれないんですけれども、
少なくとも日本語って言語学的には、まだ何の語族かっていうのが正式に定められてなくて、
アルタイ語族、括弧はてなっていう感じなんですね。
同じ韓国語と同じグループにするかどうかっていうところなんですけれども、
なので結構独自に発達している感じはありますね。
それに比べて英語とかフランス語とか欧米の言語は日本語に比べると論理的ですし、すごくクリアな言語だなと思うんですけれども、
別に彼らが毎回学校で習うようなSVCとかSVOとかそういう文法の構造にきっちりのっとっているかというと、そういうわけでもないんですけれども、
でも基本的にはこの構造に当てはまっている、わりと型にしっかり当てはまっているという感じがします。
主語を言わないっていうことに関しては、例えばスペイン語とかイタリア語とかポルトガル語とかって主語を飛ばす傾向にあるんですけれども、
これはもう動詞が主語によって活用が変わるので、主語を言わなくても活用を見れば、私なのかあなたなのか彼なのかっていうのが非常に明快であるっていう理由からなんですね。
英語とフランス語は主語によって、フランス語とかはきっちり、つづり上はきっちり分かれているんですけれども、
音が一緒だったりかぶっている部分があるので、動詞だけ言っても主語が何だったのかっていうのは明快にはわからない。
なので主語は必ずつけられるようになっています。
あとこういった欧米言語の特徴として、やっぱり結論を先に言うっていうのがすごく大きいなと思います。
日本語は〇〇〇〇〇で、〇〇の〇〇が〇〇したっていう感じで、一番最後に一番言いたいことを言う言語なんですけど、
英語とかフランス語とかイタリア語とかもそうですけど、先に言いたいことをパッと言って、
それに対して、例えばこれはリンゴである、どういうリンゴなのかっていうのをどんどん情報を付け足すわけですよね。
市場で買ったリンゴとか、誰々がくれたリンゴとか。
だからその本人が本当に言いたいことっていうのがめちゃくちゃクリアでわかりやすいなと思います。
日本語は下手したら一生話し続けられませんか?
全てのフレーズを点で繋いで〇〇〇〇〇で、〇〇だったから〇〇なんだけども、みたいな。
私ね、すごくやりがちなんですけれども、本当に本当に最後にならないとその人が言いたかったことがよくわからないっていうね、特徴があります。
なので逆に日本人がこういった欧米言語を話すときに、日本語の認識のまま挑むとちょっとクリアじゃないというか、
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英語とかフランス語をやる場合ですけど、自分では暗黙の了解でわかっていること柄、
ワードをちょっとひねり出して、わざと盛り込まないと伝わらないということがすごくあります。
簡単な例で言うと、昨日友達に会ったっていう場合も、日本語だと友達の一言で済ませられますけど、
それは一人の友達なのか、複数の友達なのか、女の子なのか、男の子なのかとか、
これって自分の中ではわかっていることですけれども、外国語で言うときはそこも含めてクリアにして話さないといけないので、
日本語的なこの曖昧なところを自分でちょっとまず開いていく、意味を開いていくっていう作業が必要になります。
前何かで読んだことあるんですけど、村上春樹っていう作家さんいるじゃないですか。
彼の本はすごく世界的にも有名でベストセラーにもなっている作品が多いんですけれど、
村上春樹の文章ってすごく翻訳しやすいというか、翻訳されることを念頭に書かれているんじゃないかっていう文章らしいんです。
それを彼が本当に意識してやっているのかどうかはちょっとわかんないんですけど、
翻訳ってどうしても翻訳者の意図とか読み取りとか解釈が入り込んでくるので、
100%その人の文章がきれいに訳されることって難しいと思うんですね。
特に日本語はさっきも言っているように曖昧な言語なので、業館を読んでいく作業が必要なので、
そういった点で村上春樹の文章は訳しやすい。
訳しやすいのかどうかはわかんないですけど、スムーズに欧米で受け入れられるっていうことでした。
そういった点では逆に村上春樹の文章はあまり日本語的ではないとも言えるかもしれないですね。
こういった日本語と他の外国語のそもそものベースの違いみたいなのを最初にわかっていたら、
勉強もしやすいかなと思ったので、今日はこの話をしてみました。
ちょっと抽象的でわかりづらい話だったかもしれませんが、お聞きいただきありがとうございました。
今日の配信はここまでとなります。
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アビアント!