1. 空き地、トリップ、毎日小雨
  2. #32 自伝を書いている人と、日..
2025-02-21 38:03

#32 自伝を書いている人と、日記と未来の自分への手紙を書いている人が「書くこと」について色々話してみた。

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「書く」ことをわりとしている人の中でも、その特徴やモチベーションは人それぞれですよね。

玄徳さんは30歳までの自伝をひたすら書いているらしく、私はかれこれ数年毎日日記を書くことを続けていたり、未来への自分に手紙を書いていたりします。

私はエネルギーとして書かざるを得ない感覚で、自分にしか見えないところに書きなぐるタイプなのですが、だいたいは黒歴史です。

他の「書く」人がどういう感覚を持ってどういう媒体を使って書いているのかものすごく気になります。

玄徳さんが最後の方に素晴らしい伏線回収をしてくれました。こういうとき、玄徳さんって収録上手いなぁ…とつくづく感じる。

 

サマリー

このポッドキャストでは、自伝や日記について話し合い、30歳を迎える前に振り返ることの重要性と自己理解のプロセスが探求されています。また、日記を書くことで得られる気づきや過去と向き合う意義についても語られています。このエピソードでは、自伝や日記を書くことに関する深い対話が展開され、特に未来の自分に手紙を書くことに注目が集まっています。参加者は、過去の自分との対峙や書くことの重要性、自己表現の過程について考察します。さらに、日記や自伝を書くことを通じて未来の自分へのメッセージを残す重要性が語られ、日記を書く楽しさや心の整理の効果についても触れられています。

自伝を書く意義
スピーカー 2
はい、ボタンを押しました。
スピーカー 1
ありがとうございます。さっきまでね、書く話をしてたんですよね。
スピーカー 2
そう、いやなんか、話し切っちゃったかなと思って、だいぶ喋ったなと思ってたけど、話し直せるだろうかという。
スピーカー 1
ここを録音しておいたらよかったっていうね。
まあでもあるあるですよね。今までもずっと、ここを録音しておけばよかった、じゃあ今から回すかっていうのでやっておけば。
スピーカー 2
そう、いやでもヤギリンさんがもう一回話し直してくれるから、ありがたいなと思って。
自分なんか一回話したことって、なんかもう一回なんか話戻して、あれこうだったよねっていうのって、
なんか苦手じゃないけど、なんかどんどん次に行きたくなってしまう人だから、ありがたいなと思いながら、はい。
スピーカー 1
まあね、私持ちネタは何回でも喋れる人なんで。
スピーカー 2
芸人みたい、鉄板ネタ持てる。
喋らない話をしてるので、そこまでクオリティ高いのはないですけど、なんか最近だとこの話をいろんな人にするかなみたいなのは時々あるタイプなので。
スピーカー 1
そう、なんかね収録外で、玄徳さんがひたすら辞伝を書いてるっていう話と。
スピーカー 2
そうね、だからポッドキャストの中では多分話したことがないのか、まあ辞伝っていうとあれですけど、
まあ自分が今、今年で29になるんで、その30歳までに、なんだろう自分のまあまあ一区切りっていう感じで、生まれてから30歳まで、
まあ振り返ってみてどうだったかみたいなのをちょっと書いてみるっていうのをやろうかなっていうのをやってるって感じですね。
スピーカー 1
めっちゃいいですよね、30歳までっていう区切りもいい、なんか。
スピーカー 2
でもなんかそこは本当になんかただただ、なんかみんなやっぱり30過ぎたらって言うじゃないですか。
はいはいはい。
いろんな区切りがなんか、まあ20歳も一つあるかもしれないけど、やっぱりね30歳過ぎたらみたいなのはこうね、いろいろやっぱりできることが増える部分もあれば多分ちょっと減っていく部分もある、なんか絶妙な多分時期で。
確かに。
スピーカー 1
20代って濃い時間ですしね、なんか10代とかはまだ学生だったりできることも少ないけど、まあそれだからこそこうなんだろう家庭環境とか受動的にあったことはいっぱい多いと思うんですけど、
20代とかね、なんか自分でやってきたこと、気づいたこととかめっちゃ多い期間だから、なんか20歳よりもね、書けることはすごく多い気がします。
スピーカー 2
いやそうだと思う確かに、20歳だと確かに弱いよな、やっぱ20代ってやっぱね、成人式迎えてから本当にその形状の大人、名目状の大人から真の意味での大人へのこうやっぱり意向期間が始まる10年だったなっていう、だからまだ全然大人になりきれてる実感はないけど、
なんかそこのなんかプロセス、悩みみたいなことも含めて書けるし、そのプロセスの中でその10代とか、まあそれよりも幼い時期を振り返れるっていうことなので、なんかそういう視点でやっぱり書いてるなってやっぱ思うし、それがやっぱりどうなんだろう、人からどういうふうに見えるのかっていうのも結構気になるなっていうのはね、書きながらなってますね。
日記の重要性
スピーカー 1
なんかそれあれですね、10年ごととかにも更新してほしいですね、30で書いて、40で30代のことを書いて、で、まあなんか後から繋げるかどうかわかんないですけど、その10年ごとぐらいで区切りでもう一回書いてほしいですね。
スピーカー 2
そうなんだよね、いやだからやっぱ30で書き終わったら、次いつ書くかなっていうふうになるだろうなとは思っていて、それをやっぱりいつにするかだよね、10年区切りかな。
スピーカー 1
まあでも10年がちょうどよくないですか、まあどうなんだろう。
スピーカー 2
多分さ、次書くとしたら40歳で次書くとするじゃん、それで30から40まで書くんじゃなくて、多分ね、またやっぱりその0歳から40歳までで書くと思うんだよね。
スピーカー 1
はいはいはい、確かに。
あとの捉え方が変わってますもんね。
スピーカー 2
そうそうそう。だから多分、自分にとって印象的だった10歳の時の出来事みたいなのとかも、今感じる大事なものと、40歳の時50歳の時ってやっぱり全部変わると思うんだよね。
うーん。
って考えるとやっぱ、まあ10年に一度とはいえ大変だなとか思って。
スピーカー 1
確かに。ビッグイベントですよね。38ぐらいから書き始めて。
スピーカー 2
そうそうそう。やっぱり自分ってね、やっぱ10代とかの時はすごいネガティブだったし、自分のこと嫌いだったから、まあ歪んだ形ではあったけど自分のことずっと考えて自分と向き合ってきたっていう自負は多少はあるんだけど、
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
やっぱ大学生になって結構メンタル的にこう元気になってきた時から、あんまり自分と向き合ってないなっていう、なんかそういう。
スピーカー 1
本なのかな。
スピーカー 2
うん、そういうなんか、自分の中でね多分。人と比べたらともかくだけど、自分の中で昔と比べたらあんまりなんか自分のこと考えなくなっちゃったなみたいなのがあって、
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
なんかそこを一回多分生産したかったんだよね。
スピーカー 1
うんうんうん。なるほど。
スピーカー 2
そうそうそう。自分の中では結構こう元気になってきちゃうと、はっきり言っちゃうとその自分と向き合わなくても生きていけちゃう。
スピーカー 1
はいはいはい、確かに確かに。
スピーカー 2
だからその状態で、もう一回自分の過去の失敗したこととか、もちろん成功うまくいったことも書くんだけど、やっぱりあれ失敗したよなとか、なんかそういうことをわざわざ書かないといけないなという感じがしていて、
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
やっぱりそこがね、自分の中で結構チャレンジではあるんだよね。
スピーカー 1
うーん、確かにね。それはなんかわかります。なんか調子がいいと調子に乗るんですよね。
スピーカー 2
わかりやすいこと扱うね。
スピーカー 1
そう、なんか立ち止まらないし、なんだろうな、残さないし、まあ調子に乗るんですよね。
しかもなんか調子がいいときほど日記書かないみたいなのとかありますね。
スピーカー 2
やっぱそうなんだ。毎日ね、日記書いてるっていう話で。
ああ、そう。
そうそうそう、やっぱそれがね、なんだろう、自分はそういうのができない人だったので、すごいなと思って聞いてましたけど、やっぱりそういう調子の良し悪しが日記の濃淡に関わるみたいなのは結構あるんですか?
スピーカー 1
めっちゃありますね。なんか、まあ2018年ぐらいからずっとアプリでつけてるんですけど、だいたいうまくいってるとき、めっちゃハイなときは書いてない。もう7月まるっきり抜けてるみたいなときとか。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
で、なんかもともと日記を書き始めたのを、確かね、めっちゃしんどかった時期な気がするんですよ。
スピーカー 2
ああ。
スピーカー 1
で、なんかめっちゃしんどかった時期に、なんだろうな、でもこんなにしんどい中で1日ずつ乗り越えてるんだ、いろんなことをやってっていう実感が欲しくて。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
スピーカー 1
そう。だからね、なんか今でもやりますね。なんかすごい、まあどうだろう、2年ぐらい前とかやってましたね。
なんかしんどいことがあったときに、もうしんどいことから数えて何日目っていうのをやるんですよ。
ああ。
で、1日目○○○した。で、今日も1日伸びたみたいな。で、2日目やるんで、なんか最高100何日目とかまでいってた時あるんですよ。
スピーカー 2
マジで?マジで?
スピーカー 1
うん。なんかなんか、しんどいことがあったときって、なんかどうしてもこう、今日も終わった、2日目も終わった、3日目も終わったってこうなんかスタンプ押していきたいみたいな気持ちがあった。
スピーカー 2
はいはいはいはいはい。
で、だし、しんどい中でもちゃんと行動してるんですよね。なんか説明会にも行ったし、友達とご飯にも行ったし。
スピーカー 1
はいはいはいはい。
スピーカー 2
ユーロも書いたし、みたいな。
スピーカー 1
うーん。
その、ちゃんとやってるなっていうのを目視で確認したかった。で、日が立ってるってことを目視で確認したかったみたいなのもあって、なんか始めた気はするんですけど。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
でもなんか、そうだから、体調、体調ってか調子が悪いときほど詳細に書いて、調子がいいときは、まあなんか振り返る必要がない、めちゃめちゃ面倒くさかったけど。
はいはいはい。
なんか、楽しい、充実してるから、こう残す必要を感じなくなったりとかして書かなくなったりしてるんですけど、まあ最近は全部書くようにしてます。
自己理解の深化
スピーカー 2
ああ、なるほど。
じゃあ、書き始めのときは、まあやっぱりそのネガティブな話とかそういう方が多くて、
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
例えばその7月、その例えばなんか丸切り1ヶ月書けなかったみたいなときっていうのは、そのもう書くこと自体を忘れてたのか、もう書かなくていいやって、その分かってたけど、もうなんか書こうという気持ちにならなかったのかっていうのはどっちだったんですか?
スピーカー 1
いや、書かなくていいやって感じですね。
うん。
なんか、残す必要をあんまり感じないみたいな。
なるほどね。
はい、はい、だから。
スピーカー 2
まあ今はその辺も書き残すようにしてるっていうのは、まあ読み返すとなんか気づきがあるなみたいなとかそういうのが。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
読み返すの趣味だよね。
だからまたのしいこととか、もう書いといたほうがいいし、まあね、書いといたほうが客観的に見れますよね。
うん。
スピーカー 2
みたいなのとか。
いや、そうだよね。いい趣味だよね。やっぱそこってやっぱ、ねえ、収録回す前にも言ったけど、やっぱ実感として、ないと書き溜めて読み返して面白かったっていう実感がないと、
そこを目的に、じゃあ読み返して面白いから書こうっていう風にならない、自分はならなかったから。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
いやあね、めっちゃ楽しいですよ。なんだろうな、ほんとに1ヶ月前のことを読み返しても全然面白い。
1ヶ月だと、なんか出来事が遠く感じるから、ああ、こんなことあったみたいなのとか、すごいね、楽しいですよ。
そうだよね。
1ヶ月で感じるよ、全然。だからもう、なんだろうな、4年前にあったこと、大きなイベントのことは覚えてるけど、4年前になんとなく過ごしてた日常とか、見てたコンテンツとか、忘れ去ってるんですよ、そりゃそうなんですけど。
そう、だからね、それが残ってるとね、かなり面白いですよ。
だよね。
うん。
スピーカー 2
いやそう、こうやってね、話聞いてると面白そうだなって思うんだけど。
スピーカー 1
ぜひ。
スピーカー 2
いや本当だから、自分の中で理想なのって、これも収録の前に話したけど、坂口強平さんっていうね、作家、音楽家、芸術家みたいな人がいますけど、その人が毎朝起きたら、朝6時ぐらい、7時ぐらいとかに、まず原稿用紙10枚分ぐらいバーって思ったことを書くところから、1日始めるみたいな。
そういうのを自分もやってさ、それを自分の日記にするのはもちろんそうだし、自分の考えたことのメモ書きにするのもそうだし、でそれをね、どれぐらいまとめるかわかんないけど、楽な形で、たとえばそのノートみたいなところにどんどん出していって、
でそうしていくと、やっぱり数があればあるだけ、自分のことをいろんな角度からよくわかってもらえるって思えば、なんかそういう自分が書いて面白いもあるし、読み返して面白いもあるし、人に反応をもらって嬉しい面白いもあるだろうしっていうのが揃うと、やっぱすごくこうね、無敵感のある趣味になるよなっていう。
だってお金がかかんないじゃないですか。
スピーカー 1
いやそれはそう、自分がね、ただ楽しいだけで人に後悔してみたいな。
いやーね、でもね、そのね、収録前も話してたんですけど、なんか人目につくと思うと書く内容全然変わってくる。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
そう、なんかね、知り合いが見てる、なんかね、自分が自分しか見ない前提で書くことが一番濃いみたいなとこあるかな。
それはね、なんかどこまでこう人の目を気にしなくなるかみたいなのはね、あるかな、けどめちゃめちゃ気にするから。
スピーカー 2
そうなんだろうな、だから自分って、これもう収録前に言ったんですけど、やっぱ自分だけが見るものとして書くっていうことをしてこなかったから、その概念がまずあんまりないんだよね。
だからそれが、やっぱもしかしたらやっぱもったいないことなのかもしれないなっていう気はしてるんですよ。
スピーカー 1
もったいない?
スピーカー 2
本当は自分にしか書かない、自分に対してだけ書くものっていうものでしか書けないものがあって、それを書くことによって、それは人には出せないけど、自分にとって今まで感じることのできなかった感覚とかっていうのを得たりとかできるのかもしれないなとかっていうのを、
本当になんかそういうふうに感じるようになったのがつい最近の話なんだよね。
うんうん。
なんかそれをね、確かにこうやって話聞いてやったほうがいいのかなとか思ったりもするけど、坂口さんとかそういうのどうやってしてんだろうなと思ったりするけどね。
スピーカー 1
どれぐらいこう自分の、自分に素直というか、自分の人に見せたくないところを見せてるのかみたいな。
いやでもね、玄徳さん、それこそ玄徳さんが出すように書いたものもなんですけど、なんか自分にしか見せないようとかも、まあでも、人の自分しか見ないようの文章ってめっちゃ読みたくないですか。
書くことの重要性
スピーカー 2
いやでも、僕も読みたいですけど、僕は今持ってないわけじゃないですか、その自分にしか見せないものを。で、まあヤギリンさん持ってるじゃないですか。
でも読ましてほしいって言っても読ましてくれないでしょ。
でもそれもね、なんか5年後ぐらいには別にこれ人に公開してもいいかもっていう気分だったり。
じゃあなんかノートに出してリンクを送ってください。
5年前の文章。
スピーカー 1
確かにな。なんかそのね、時間過ぎると、別にこれ人に見せてもそんなにまずくなくないみたいなのとかは変わったり。
スピーカー 2
それはそうだろうな。
でも現実的なとこで言うと、また坂口さんの話になっちゃうんだけど。
自己否定をやめるための100日間ドリルみたいな本が割と最近坂口さんが出してて、そこで書いてるのって、もちろんその自己否定をやめるためにはこうしたらいいですよみたいなことがもちろんそのタイトル通り書いてあるんだけど、
なんかその、私自身もこれをやって100日間で自己否定から抜け出しましたみたいな感じで書いてあって、なんかその実録みたいな感じで鬱になってからの坂口さんのそれこそ日記みたいなものを、
もうほんとにほぼ多分、なんか、なに、構成、いろいろ直したりとかっていうのをあんまりせず、ずーっと乗っけてあるっていう場所があって、
そうそうそう。なんかヤギリンさんがそれを読んで、どう思うかはなんか聞いてみたい。なんか、私これよりももっと全然外に出せないようなことを日記で書いてますようなのか、
そうなんかなという気はするけど、なんか、でもなんか、そういうのとか聞いてみたいなとか思ったりしましたけどね。
スピーカー 1
なるほどね。人のなんか素直に書いたものを見て、それより自分がこう、いやこれよりもっとやばいこと書いてるよって思うかどうか。
そうそうそうそう。
はいはいはい。
いやでも、ほんとにもう、自分の中では、どうなんだろう、ちょっと人の反応はわかんないけど、自分の中ではもうね、私が死んだら焼却してくれみたいなものばっかり。
未来の自分への手紙
スピーカー 2
黒歴史みたいなもんだよね、もう。
スピーカー 1
そうそうそう。ほんとにもう、なんかね、収録前も話してたんですけど、もうね、いろんなとこに書いちゃう癖があるんですよ。もうマーキングみたいな。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
メールの下書きとか、何だろうな、書ける、自分だけが見れて書ける空間があったら書いちゃうんですよね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
メールの下書きに書いたりとか、あと、なんかまあ日記アプリもそうだし、ツイッターもそうだし、ノートとかも、まあツイッターノートはもう人に公開するようなんですけど、
まあそれ以外にも、ほんとにもう学生時代だったら数学のノートの裏拍子から2ページ目からなんか書き始めてたりとか、
なんか、いや、ほんとにあの、しんどい時に大人になった自分へみたいな手紙を書いてひたすら封筒に入れてたりとか、
仕事でしんどい時に、もう仕事いやすぎるみたいなのをワードでずっと書いてたりとか、
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
なんか自分にしか見れない空間、拍子とかがあれば、もうね、書いちゃうんですよ。
そう、でもそれが本当に人に見せられない、もう燃やしてくれって思う。
スピーカー 2
すごいよなあ、やっぱ、やっぱその、なんだろうなあ、
そう、だからその、まあ多分なんかエネルギーとか言ったら違うかもしれないけど、
そのどっちかっていうとその性のエネルギーというよりかヤギリンさんのそれって、
その書かないとやっていけないみたいな、その生きていけないみたいな感じに近いものなのかなとか思ったりするから、
そういう、
スピーカー 1
ファン?ですね。
スピーカー 2
なんかね、やっぱ逆に言うとそういう状況に置かれない人が、いかにこうそういうのを書けるか書くかみたいなところって、
なんかまた違ったやり方が必要なのかもしれないなあと思ったりするし、でもやっぱり、やっぱすごいなあと思いますよね。
スピーカー 1
でもね、まあなんかわかんない、世に出せるわけじゃないから、
本当になんか文章の過程を、文章の程を載せるんですけど、なんかそんなにね、きれいになっていないので、
何かになるかと言えば別に何にもならないんですけど、まあなんだろうな、そういう生態をしてるって感じですね。
スピーカー 2
やっぱそれ、やっぱ自分、いろいろ言ってもらった中で特に気になるのは、自分の未来の自分に向けて手紙を書いて封筒に入れるとかって、
もう結構、結構なんかすげえことやってるなあと思いながら聞いたんですけど。
スピーカー 1
いやなんか、自分の気持ちを書いてそのままほっとくだけじゃ、なんかどう、なんだろう、何に向けて書いていいのか。
なんか題材、テーマがあったほうがちょっと書きやすいみたいなところがあって、
なんかひんどい時に、まあ自分、未来の自分に向けて書いてるのは小6から書いてるんですけど。
スピーカー 2
書いてるね。
スピーカー 1
小6から、まあ多い時には2ヶ月に1回ぐらい、少ない時は半年から1年に1回ぐらいで書いてて、
だから結構たまってるんですけど。
スピーカー 2
量あるね、それだけでもね。
スピーカー 1
そうですね、小6からだから普通に封筒に入りきらないぐらい。
で、なんか初回はね、小6のなんか卒業式前に書いた記憶がある。
卒業するの寂しいみたいな気持ちを、なんかどこに言ったらいいのか書いたらいいのかがわからず、
とりあえず未来の自分に書いとくかって思ったんですけど。
スピーカー 2
その発想はなかなかね、タイムカプセルとかね、なんかやる学校とかあるじゃないですか、クラスとか、
なんかそういう感じかもしれないけどね。
いやでもそれを自分一人でね、やろうって。
やっぱその書いて、封筒に入れる段階では自分のその、
体裁としての目的は達成しないじゃないですか。
未来の自分に手紙が届かないじゃないですか。
もう原理的に絶対、時が経たないと。
っていう中で、やっぱ書くっていうのは、やっぱ書きたいっていうのがやっぱり中心にあるからってことなんですよね。
自分のその、今の気持ちっていうのが、やっぱこう風化していくのが嫌みたいな感じなのかな。
スピーカー 1
そんな感じです。
なんか、風化していく、なくなっていく、まあそれぐらいなんともなかったやろうっていうのが嫌っていうことが小6の時書いてあるんですよ。
なんか実際に中学になって、たぶん小学校の時思ってたことなんてどうでもいいやんってなってると思うけど、
思ってたことは事実だから忘れんといてや、みたいなことを念押ししてるんですよ。
スピーカー 2
はー、なるほどね。
スピーカー 1
なんかね、釘刺されてるんですよ。
その感覚は根っこにあるかもしれない。
残したい、何だろう、覚えとけよ、みたいな。
スピーカー 2
なんかその、ヤギリンさんの本質的な部分を感じる。
やっぱそれはね、普通の人間ではないよね。
スピーカー 1
なんですかそれは。
スピーカー 2
だってさ、なんか自分で未来の自分に、その、なんか一つの縛りをかけようとするというか、
なんかそういう人ってやっぱりあんまりいないよね。
スピーカー 1
あーね、なんか、でも、時間が経つ未来、なんだろうな、なんか過去と未来の自分、時間が経ってるみたいな、
なんか実態がないことにとって関心があるんですよね。
で、なんかそれを確かめるために書いてるみたいなところがある。
なんですかね、なんだろうな、なんかだから書いてる中でいろんな気づきがあるんですよ。
スピーカー 2
なんか未来の自分って別人になるんやと思ってたみたいな。
スピーカー 1
でもなんかすごい地続きだってことが書いてるとわかったみたいな。
小6の時に書いた記憶はある、でも感覚が違っているみたいな。
だから、地続きではあるんだ、でも変わっていくんだみたいなのを、なんか感じたいみたいなのがあって、
時間に対する気づき、変化に対する気づきみたいなのはちょくちょく書いてますね、その手紙の中で。
スピーカー 2
なるほど、そういうことなんだ。
それって要はなんか、寝る前の自分と寝て朝起きた時の自分が果たして本当に同じ存在なのかみたいなのかな、そういうところのやつですよね、たぶん。
スピーカー 1
それです、それです。
スピーカー 2
そこに小学生の時に疑問を持って、その感覚が違うっていうところまで突っ込んでたのは、だいぶ哲学者の才能あり。
スピーカー 1
いやでも、あれですけどね。
スピーカー 2
いやと思うけどね。
スピーカー 1
だんだん気づいてったのは中学、高校とかですけどね。
なんか書きながら、なんか時間って不思議やなみたいな、なんか全く別人になると思ってたけど、ずっとなんか小学校の時は20歳の自分へって書いてるんですよね。
でも高校とかになるともう18とかじゃないですか。
18になったけど感覚としてはあまり変わらないけど、確実に小学校の時となんか見えてるものが違うのが不思議。
でもこのままたぶん、20歳になっても同じことを言ってるんだろうなみたいなことを書いてました。
自伝との対比
スピーカー 2
あー、なるほどね。
なんかその話だけで一本、なんかこれポッドキャスト録音してるけどさ、一本なんかノートで書いたらぐらいやけどね、内容画とかじゃなくってさ、すごいけどな、その話。
スピーカー 1
確かに、それも面白そうですね。
なんか閉じられた空間でやってたことだったので、私の中であんまり人に話すこともほぼないので。
スピーカー 2
まあそうね。
でもそれをね、なんか面白いもそうだし、やっぱすごいって思う人がたくさんいると思うなあ。
やっぱその人間、まあもちろんそのさ、自分に一番近い人間って自分じゃないですか。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
まずね、ゼロ距離と言っていいのかどうかわかんないけど、とりあえず誰よりも近い距離に自分がいるのは多分間違いないとした時に、
やっぱそういう意味ですごく人間の解像度を高くしてきた人なんだろうなって思うよね。
自分を通して、自分個別の問題っていうよりかは、やっぱり人間レベルの問題じゃないですか。
スピーカー 1
例えばその、夜寝る前の自分と朝起きた時の自分が別の存在かみたいなのって。
スピーカー 2
夜寝さんはそこを意識的に考えたわけじゃないけど、結果的にはそのレベルの話に多分近づくようなことを自分の感覚とか自分の感じ方みたいなことを、
あとは未来の自分がどう感じるかとかっていうことを書いたりすることによって迫ってたってことだと思ったので。
なんかそれがやっぱすごいなっていう。
スピーカー 1
確かにそう思うとね、壮大な実験ですよね。
確かにね、なんか、そうですね。
いやでもね、本当に未来の自分に当てていいんやから未来の自分が開けようって感じなんですけど、
全然二十歳まで置かずにずっと読み返してるんですけど。
それはそれですごい面白いんですよ。
スピーカー 2
その二十歳以降みたいなのもやってるんですか?
スピーカー 1
やってます。それをね、三十に切り替えましたね。
スピーカー 2
じゃあ今は最近もっていうかたまに書くことはあるんですか?
スピーカー 1
たまに書いてますね。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
三十に切り替えて、でもまあきっと三十でもそんな変わんないだろうなみたいなのはあるんですけど。
スピーカー 2
それ今聞いててめちゃくちゃ面白いなと思ったけど、ちょっと極端に言ってみると、自伝の逆っすよね。
スピーカー 1
おー。
スピーカー 2
めちゃくちゃ面白くないですか?
スピーカー 1
急になんか最初の話と伏線回収みたいになってきた。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
だって自分が三十までの自分って言って、未来というか自分の今から過去を振り返って書くじゃないですか。
もちろんその中身は全然違うけど、でもヤギリンさんってその時々の今から、未来に向けて自分がどうなってるかとか、未来の自分に知ってほしい今みたいなのを書いてるわけじゃないですか。
スピーカー 1
はいはいはい。
確かに。
スピーカー 2
逆だなって思って。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
もちろんそのね、だから今逆って言ってるけどなんていうか、そのやってることの中身みたいなのは全然違うんだけど、でもその少なくとも時系列的な意味では逆のことをやっていて、同じ書くことをやってるっていう。
スピーカー 1
確かに。そうですね。
逆なのか。確かに。過去からだんだんこう未来に行くのと、未来からこう過去を振り返ってみるのと。
スピーカー 2
そうそうそうそう。だから自分が例えば40歳になった時に自伝をもう一回0歳から40歳まで書き換えるっていうのと、ヤギリンさんが今度30歳になった時にじゃあ次40歳の自分に合ってたやつを書こうっつって、また10年間自分の未来に向けて書くっていうのとっていうのも、なんかちょっと違うけど似てる話だなと思って。
スピーカー 1
いやめっちゃ似てますよ。
スピーカー 2
確かに。逆プロジェクトが。
いやでもただやってる人は絶対ヤギリンさんの方が少ないですね。
スピーカー 1
そうなのかな。え、なんか、たぶん小学校の時にタイムカプセルを見て、え、それめっちゃ面白くないって思ったんでしょうね。
で、なんか自分でやってみたんでしょうけど、まあなんか、だってなんだろうな、学校でやるタイムカプセルなんてそんなパーソナルなこと書けないじゃないですか。
スピーカー 2
確かにそうか。
スピーカー 1
自分で個人的にやるのが一番面白いと思う。
スピーカー 2
いやそうやわ確かに。言われてみれば。
日記の重要性
スピーカー 1
あんなんね、なんか適当な写真とか入れた記憶しかないですよ。
スピーカー 2
自分そういうのなかったんだよね、タイムカプセルみたいなの。
スピーカー 1
あ、そうなんですか。
スピーカー 2
なんかあったら人生変わってたかもしれない。
スピーカー 1
でもね、あれも果たして開けに行くかどうかもわかんないですね。
スピーカー 2
あ、でも開けました?なんか。
スピーカー 1
記憶にないですよ。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
どうなんだろう、もっと年上になってからなのかな。何年後に設定したのかちょっとわかんないですけど。
スピーカー 2
何歳の時?小学生?小学生の時?
スピーカー 1
高6と、あと、なんか高校でもやった気がする。高3でもやった気がするけど。
でも、いつ開けるかとか全く知らないし。
本当にあれは機能しているのか。
スピーカー 2
それもそうだよな。
少なくとも小学校のやつは多分成人式ぐらいで開けるよな。
スピーカー 1
そうですよね。絶対やってないわ。小学校の成人式の集まりなんて行ってないですよ。
何やったんや。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。あ、そういうことなんだね。
もしかしたらそういう意味では、自分が気づいてないだけでそういうことの大事さとか面白さに気づいてる人がいっぱいいるかもしれないんだね。
スピーカー 1
確かにね。それをいろんな形でやってる人はいますよね。
それこそ旅サポの時、大学時代の時はあれじゃないですか。ポートフォリオとかやったじゃないですか。
あれも面白いなと思ってましたよ。面白かった、行ったもののチケットを入れたりとか、印象に残った記事入れたりとか。
スピーカー 2
とりあえずいろんなものを入れてた気がするんですけど、あれはちょっとかさばるから続かなかったけど、私的には文章が一番良かったけど、あれも残しとくっていうのはめっちゃいいなと思ってました。
だから日記自体がそうなんだよね。今の自分が書いて未来の自分にっていう。
スピーカー 1
確かに。そういうことなんだ。
スピーカー 2
だからそういうことなんだろうね。自分も早くそれに気づきたいな。
スピーカー 1
気づきたいな。
スピーカー 2
本当にもがいてはいて、日記の本とかあれじゃないですか。寂しい時にはペンを書くみたいな感じのあるじゃないですか。
あれを読んで、やっぱ日記を書くの面白いんだと思ってやろうとしても続からなかったりとか。
一応今年はこれですね。一応僕カメラ側が今ついてるんで、ポッドキャスト上は見えてないと思いますけど、マイブックっていうのは多分知ってるんだろうけど、これを本屋で見つけて買ったんですよ。
スピーカー 1
白紙のやつですか。
スピーカー 2
そうそうそうそう。日にちと、その何?正立が月ごとになってるっていうだけで、あとは書けるみたいな。だから本当に本棚に並べられるような本の形になってたら、読み返すし書くんじゃないかという。
スピーカー 1
あっちからね。
スピーカー 2
そうそう。なんとか手探りで続けられるような、なんとか側だけでも何かみたいなのを変えようとしてもがいてはいるんですけど、一応まだ今年始まって20日ちょっとしか経ってないですけど、多分半分以上は書いてるかな。半分以上の日にちは書いてるかな。
スピーカー 1
すごい。えー。結構書いてますね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。書いてる書いてる。多分8割はないか。7割ぐらいは書いてる。
スピーカー 1
おーすごい。それは続く予感。
スピーカー 2
はい、この調子でいきたいなという感じです。
書くことの楽しさ
スピーカー 1
日記ね、本当に読み返すのが好きな人というか、読み返すのが好きな人には本当に趣味になると思うので。
スピーカー 2
いや本当、そう読み返すことを大事にしていきます。
スピーカー 1
楽しかったですよ。
読み返すの繰り返り目的で書いてるんじゃないですか。円溜めなんで、円溜め。
スピーカー 2
そうねー。そこの何か捉え方だよね。いや、まだゆっくりね、やっていきたいと思います。
自分もね、もともと書くことってすごい苦手で、苦手は言い過ぎかな。あんまり数はやってない人だったんで、あれだったんですけど、なんか書けるようになりたいと思って。
本当に社会人になってからなんで、多分4年ぐらいこうもがいてもがいて、今ね、自伝を書こうみたいなところまで来たので、同じように日記も5カ年計画ぐらいで。
スピーカー 1
長い。
スピーカー 2
できるようになれたらいいかなと思ってはいますけど。
確かに。書くことのハードルは下がりますしね、自伝とか書いてたらだんだん。逆に毎日日記書いてたら長い文章書けるようになるかもしれないし、わからないけど。
でもそれは多分そうですよね、じゃないですか、なんかやっぱり。
スピーカー 1
そうなのかな、なんか日記は結構ね、雑に書いてるんで、なんか繋げようとか文脈を作ろうとかないので、なんか、まあどうだろう、書くことをひねり出すというか、文には。
でも1日のことを書いてるだけだから、別にひねり出してはないです、1日生きてるんで。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
書くのは、あの、なんだろう、テーマをゼロから決めて、なんだろうな、ひねり出す文章を書いていくみたいな作業がいるから、なんか自分的には結構別かもですね。
スピーカー 2
なるほど、そうなんだ。
スピーカー 1
書くという作業に対しての慣れはあるかもしれないですけど。
はいはいはいはい。
スピーカー 2
うーん。
なるほどね。
うんうん。
いいじゃないですか。結構しゃべったんじゃないですか?
スピーカー 1
結構しゃべった。
スピーカー 2
たぶん、30分強ぐらいは。
スピーカー 1
おー。
スピーカー 2
たぶんわかんない、ちょっと時間がちゃんと見れてないんだけど。
スピーカー 1
うん、めっちゃしゃべった気がする。
いったん切ります?
スピーカー 2
はい、じゃあいったん切りましょう。
スピーカー 1
はーい。
スピーカー 2
はーい。
38:03

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