私は子どものころから、ドラえもんよりも圧倒的にサザエさんが好きです。規模がでかすぎず常に平和で、登場人物がワーキャーしているのを見るだけで気持ちが救われます。
一方玄徳さんも「きららアニメ」という平和なアニメが好きだそうで。情緒が乱される作品は見られないという共通点に驚きました。
シリーズ物が終わると他の人よりも情緒不安定になり、日常生活に戻れなくなる現象も昔からあります。
私はオタクではないと思っていましたが、アニメオタクである玄徳さんと話していて分かることばかりで。
玄徳さんが話してくれた、オタクや深夜アニメの時代によっての移ろいやオタク特有の気質などの話もとても面白いです。
オタクはなろうとしてなるものではない。
サマリー
学生時代のアニメやキララアニメは、心の穴を埋めるための逃げ場所となっていたことや、深夜アニメの多様化について語られます。また、図書館戦争に代表される特定のコンテンツがクラスで大流行していた時代と現在の作品の分散化について考察されます。日常系アニメが終わった後の感情の動揺や、特にキララアニメを愛するオタクたちの心情が描写されます。シリーズものが終了すると情緒不安定になり、次の作品を求める気持ちや「難民」という言葉の使われ方についても触れられています。オタク文化やアイドルに対する考察が深まり、特に乃木坂などのアイドルのファン文化が取り上げられます。リスナーは心の穴を埋めるためにアニメやオタク文化に没頭することが多いことが示唆され、時代によるオタクのスタイルの変化についても語られます。最近の子供たちがアニメやYouTubeの影響を受けながら、以前とは異なる基準で刺激に対する耐性が変化している様子について考察されます。
アニメで心の穴を埋める
なんかね、さっきから、学生時代、学生時代なのか、に救いになったアニメみたいな話をしてたんですよね。
そうですね。 玄関さんが平和なアニメに救われてたっていう話で。
そうそうそうそう。
そもそもあれですよね、映画とかが感情を揺さぶられすぎて苦手っていう話をしてたんですけど。
結構だから意外な共通点でしたね。自分は結構ほんと昔から映画見るの苦手なんだけど、あんまり周りにそういう人がいなくて、むしろなんかね、なんか自分の中では映画を見てるのは、こう一体集的かつ自分にはできないという意味で高尚な趣味みたいな感じのイメージを持ってたんですけど。
そうそう、なんか映画見れると、なんかいろんな作品にもね、いろんな考え方にも出会えるやろうし、なんかすごい私も同じ感覚ありました。高尚な趣味やなと思ってたんですけど、本当になんか、そう、映画、まあ調子いい時は見れるんですけど、
はいはいはい。
なんか音がでかすぎる、音がでかすぎてビビるっていうのと、あとなんか映画館でこう戦場的なシーンを、なんか人が大声で泣き叫んでるみたいな、なんかやばすぎるピンチなシーン、戦場的なシーンをスクリーン、でかいスクリーンで見ると精神がやられるっていう。
やっぱ引っ張られますよね、そういう悲しいとか。
そうそうそうそう、ね、そうだから、さっきもね、あのドラえもんが怖いっていう話をしてた。ドラえもんが、そう、世界とか宇宙とかを股にかけてくるから。
そう、なんかその、ピンチの規模がでかいんだよね。
そうそうそうそうそう。
ドラえもん一行、伸びた一行の話だけじゃなくて、もう全然その地球規模のね、ピンチを迎えたりするから、結構ね。
でかいものを背負いすぎて、しかももう最終的には本当に絶対に平和になるんですよ。もうそれ決まってる。
決まってるけど、もう途中で、え、これ無理じゃない?みたいな絶望シーンが現れることに、なんかもう絶望しすぎてしまって。
わかる。
ちょっとなんか、あの無理なんですよね。まあクレヨンしんちゃんとかもそうか、なんかみんな世界を股にかけてるかもしれない。
そう、だから、さざえさんが好きっていう、あの一家でとどめといたし、一家とそのご近所ぐらいの規模の、なんかトタバタにとどめておいてほしいみたいな。
それで全然楽しめるというか、そうそう、その気持ちはあるんですけど。
いや、いいですね。
そのね、流れでけんたくさんが、あの平和な女の子がヒヤッヒヤしてる漫画に含まれてたみたいな話をしてたんですよね。
そう、自分はね、あの基本的に、あのベースとしてあの可愛い女の子が好きなので。
で、あの自分が中学高校生ぐらいの時って言ったら、あのキララアニメっていう、はい、あの漫画タイムキララの作品が、そうそうそう、どんどんアニメ化するっていう流れがあって、もうマイクールね、その漫画タイムキララからアニメ化する作品が出る時期があって、
だからもうその時はもう、その何?放送枠の中にそのキララ枠があるって言われて。
キララ枠?
そう、コンクールのキララ枠はこの作品かみたいな、なんかそういうぐらいにオタクの中では言われてたような感じだったんですけど、なんかやっぱり、そう、まあその辺の中では、やっぱりまあ、ご注文はおさぎですか、ごちうさとか、まああの有名人さんとか。
それは知ってる、友達が好きでした、めっちゃ。
あ、ほんと、もう素晴らしい、良い友達だったね。
素晴らしい、そう、めっちゃ好き、友達いるみたいな。
心がぴょんぴょんすることでおなじみの作品ですけれども、まあそういうやつとかね、いろいろそういうのを見て、社会生活のつらさを紛らわせていました。
ねえ、いやほんとにわかります。もう、学生時代はほんとになんか、それに逃げ込む、それに癒されて、あの、地獄を乗り切るみたいなのがめっちゃ何個かあった気はする。
なんかどうなんでしょうね、みんな一般的にある感覚なのか。
いやあ、どうなんだろう、自分がね、アニメ見てた時期ですごい覚えてるのは、あの、やっぱりその日常系のアニメとかって、自分がほんとに最初にアニメ見始めた時って多分そんなに多くなくって、
まあ深夜アニメの枠って言ったら、それこそ結構やっぱりイメージとして強かったのは、お色気系、その要はゴールデンタイムで絶対放送できないタイプの、
そういうタイプの女の子がいっぱい出てくるアニメとか、まあなんかそういうイメージが強かったんだけど、やっぱり自分たちが大人になっていく過程で、だいぶ深夜アニメっていうのが大衆化したっていうか、
なんか一部のオタクだけのものじゃなくて、そこからすごい、例えばジャンプの作品が深夜アニメになって、そこから大ヒットするみたいなとか、
なんかそういうのが出てきた時代と、すごいそのキララアニメの台頭の時期とかもかぶってるような気がしてて、そういう意味では結構こう、二分化していったのかなっていうイメージはある。
二分化。 そう、っていうのも、自分がすごい覚えてるのは、自分が高校生ぐらいの時からに、進撃の巨人がその深夜帯でアニメやるようになって、なんかそれがすごいなんか、今までの深夜アニメのイメージと自分の中で全然違った。
おー、確かに。 すごい、なんていうか、どっちかっていうと、グロい方の多分表現というか、そういう方だと思うんだけど、結構やっぱり話としてはすごいシリアスだし、人の生き死にとか、生存で生きていけるかみたいな感じのテーマだと思うんだけど、
そう、なんかそういうね、あのものが深夜アニメで、でその反応としても、なんか今まで自分みたいな女の子が好きなだけのキモタじゃない人が、なんかそれを作品として素晴らしいみたいな感じでみんな言うようになっていったっていうのは、なんかその頃ぐらいかなっていうイメージがあって、
なんかその辺からこう深夜アニメ見る人たちがその、なんだろう、現実を生きてもなお、その創作でシリアスなものが見られる余裕のある人と、あのそういう余裕のない僕のようなキモタに分かれていったような、僕の主観ですけど。
なんかあれなんですか、その、そうか、なんか平和な女の子がキャッキャしてるアニメが、なんか必要だって玄徳さんが言ってたじゃないですか、その前にね。でも必要なのは、例えばそのオタクの人が、オタクって言ってもシリアスなものに耐える人と、耐えられないからそういう平和、可愛い系を見てる人が存在するってことですか。
深夜アニメの影響
自分は少なくとも後者だったかな。なんかもちろんね、深夜アニメを幅広く見て、そのオールジャンルを愛せるっていう人もいるし、多分昔のね、いわゆるオタクの人って、あのそういう人結構多かったし、本当にいたんですよ。
そのクールの深夜アニメを全部録画して、全部見て、3話ぐらいまで全部のやつ見たら、その段階で今期はこれとこれとこれとこれとこれを見ようみたいな感じで決めて、あとは見るのやめるみたいなのをもう習慣にしてたようなタイプの人がいて、それが本当にそのアニメオタクって言われるような人だったけど、今ではもうね、あんまりそういう言い方されなくなりましたけど。
ね、大衆化したというか、なんか誰でも割と見てる、なんかライトなオタクが増えたのか。
そうね、まあというかやっぱり、なんていうかコンテンツが多様化しすぎて、もうだからアニメだけをギュッとこだわって見てるっていう感じじゃなくなったよね。
あとは放送枠とかじゃなくて配信で見るっていう選択肢も増えたし。
はいはいはい、確かに確かに。
YouTubeとか、いろんななんかNetflixのオリジナルコンテンツみたいなとかいろいろあるんでしょ今って。
そうそう、そういうのとかね、そうあるみたいだから、あんまり言われなくなった。
確かに放送が広くなったのか。
うん。
うん、なるほどね。
確かに。
アニメね、私はアニメは全然見てなかった、学生時代から見てなかったかな。見てなかった気がします。
うん。
でも本当にそれこそね、アニメ好きな友達は結構多いし、多い気がする。なんか私はなぜかアニメ好きじゃないのに、なぜかアニメ好きな友達多い気がする。
えー、やっぱりあれなんですか。
だから属性が近いのかな。
やっぱり女の子でアニメ好きってなると、あまり僕は詳しくないですけど、俳句とか、なんか何になるんやろ。
どうなんやろ、多いかな。
プロ子のバスケとか、なんかそういうのが好きな人が多いんですかね。
うんうん、俳句とかは好きな子聞いたことあるな。
まあ多分歌っぷりとかはもう、もうあなたの世代だとあんまりいないのかな。
私の友達にはいない、いないのかな。ちょっといたらごめん。
自分は。
私がちょっと詳しくなったすぎて。
そう、自分が中学生ぐらいの時にね、入りましたけど。
あー、なるほどね。
なんかあれですね、何やったかな、うちの。
はいはい。
私、私が中学の頃に、なんかクラスで図書館戦争が異常に流行ってた記憶が。
あー、そうなんかね、時々ね、最近でも聞くっていうか、なんか人と話してると聞くんだけど、自分あんまり知らなくて。
本も映画もかな。
図書館戦争はめっちゃ面白くて、本当に面白いんですよ。中学の時は私が一番ハマってたコンテンツではある。
そう、でもあれがクラスで流行るってどういうことというか。
結構、本自体は、それが漫画化されたりとかアニメ、映画化されたりはしてて、そっから入ってる人もいると思うんですけど、
小説が流行ってたんですよ、小説のシリーズが。
へー、あれってシリーズなんだ。
あ、そうですそうです。有川博の小説で、図書館戦争が6冊だったかな、別冊も入れて。
図書館戦争、図書館内乱、図書館危機、図書館革命が本冊で、で別冊1、別冊2っていうのがある感じなんですよ。
すげーな、完璧に暗証するやん。
完璧、だってめっちゃハマってましたもんね、中学の時は。
私、仲良い友達みんなで図書館戦争のアニメ化された映画とか、実写化された映画とかをみんなで見に行くっていう生活をしてました。
それはだいぶやな。
なんか読んでない子、あんま見なかったってくらいクラスで大流行りしてて。
そんなあったかな、自分の時代。
そういうのがね、まだあった時代、今多分多様化しすぎて、何かがクラスの中で大流行りするってことない気がするんですけど、当時はまだあったかな。
そうそうそう。
シリーズものの終わりの影響
でもあれ本自体は有川博の本、割と難しくて、程度、その図書館法っていうのができた時代の話で、割と難しくて、なんかあれがクラスで映えるってまあまあレベル高いなっていう気はするんですけど。
でも、あれがシリーズであったので、
読み終わって、さっきもね、注録前に話してたんですけど、なんかシリーズもの、自分の好きなものにハマりすぎると、そっから出てこれなくなるっていう話をしてたんですけど、
図書館戦争とかも読み終わって、いやもう情緒がおかしくなって。
情緒がおかしくなって、なんかシリーズものが終わるともうショックで立ち直れなくなるんですよね。
字がどこに落ちていいかわからない。
みたいな。
そうそうそうそう。
いや、なんか当たり前なんですけど、だってね、その世界はフィクションであり、そこで終わるんですよ。
だけど、なんかその終わると、そのフィクションであったっていう事実が突きつけられるじゃないですか。
はいはいはい。
そうそうそう。
なんかそれに耐えられなくて、なんか今はね、そういうことをもうメタ認知できてる。
自分がシリーズものの終わりに弱いみたいなこととか。
はいはいはい。
そう、だし言語化する技術も持ってるので、まだ人生で麻痺してきたんですけど。
でも本当にもう中学とか高校とかの時は、なんかもうシリーズものが終わると立ち直れないみたいな。
明日から、え、普通に学校行って自分のリアルに向き合わないといけないということ。
え、ちょっと待ってみたいな。
日常系アニメとファンの苦悩
なんかもう信じられない情緒不安定になった記憶がある。
まあ確かにシリーズものが終わるっていう時の気持ちってやっぱ独特のものがあるよね。
なかなか他で感じられないというか。
それこそまたキララアニメの話に戻してしまって申し訳ないけど。
はいはいはい。戻してください。
それもまた本当に同じような感じで。
マイクールマイクール苦しむ人たちがインターネット上に大量発生するっていう。
え、終わって?終わって苦しむ人たちが。
自分の時代とかってニコニコ動画がアニメの配信をやってて。
だから毎週テレビの放送が終わった何日後かに公式でアニメがアップロードされて。
それでニコニコ動画って流れるコメントが打てるじゃないですか。
あれを使ってみんなで見てる感じで見れるっていうのがあるんですけど。
最終回の動画のアニメの冒頭のところにコメントで苦しみ始めてる人がすでにいて。
また最後ぐらい楽しんでよ。
最初はもう最後かみたいな。
キララアニメって日常系アニメだから日常が終わるっていうことへの苦しさっていうのがあるわけですよ。
それこそ起伏があって世界を救えるかどうかみたいな感じで最終回に来るアニメってやっぱりある意味終わりが期待されてるわけじゃないですか。
日常系ってそれがないので終わりの重みが全然違うんですよ。
最初動画の冒頭は今日で終わりかみたいな。
日曜日の夜のサラリーマンみたいな感じのコメントがいっぱいついて。
最後のエンディング流れる頃にはもうみんな苦しみ始めるっていう。
でもあれやな。苦しんでる仲間がいるのがいいですね。
その辺の要はなんて言うんだろう。
日常系アニメ好きだった日常系アニメが終わってその代わりを求めるじゃないですか。
次なる日常系アニメを求めるわけですよ。
あるいはその終わってしまったアニメの2期。
アニメ視聴の文化と愛着
アニメが人気だったら新しく1年後とかにやったりすることがあるんですけど。
それを求める人たちっていうのを我々の言葉では難民と言いまして。
難民。
ごちうさ難民とかきららアニメ難民とかいろいろな難民がいまして。
時にそういう人たちは難民キャンプとか言っていろんな形で集ったりするようですよ。
わかるんですけど、でもそのシリーズが終わるじゃないですか。
次のシリーズに移れないんですよ。
なんだろうな。
日常系アニメを求める気持ちあるんですけど。
あるんですよ。
次になる依存先というか。
あるんですけど、それに移るとそれまで見てたのがなかったような気になる。
傷つくので。
全然次に移れなくて。
収録前も言ってたんですけど、朝ドラワンクール終わって次の日から違う朝ドラが始まるっていう事実に耐えられないみたいな。
なんでみんな次の朝ドラも楽しみみたいな感じで円溜めとして消費してるというか。
朝ドラ良かったね、じゃあ次みたいになれるのか。
朝ドラに関して言えば、やっぱりライトに消費されるっていうのが暗黙の了解になってるのかな。
朝ドラって放送のされ方が結構ライトっていうか、一本あたりは短いじゃないですか。
今ってあんま知らない。
15分です。
15分でしょ今も。
それを半年見るんですよ。
自分の家族みたいな感じになりませんか。
朝ドラの時間帯とかって結構ガッツリテレビにかじりついてみるっていうよりかは、ご飯食べながらだったり家事しながらとか、そういうイメージがないですか。
逆に言うと朝ドラはそういうワークであるっていうことをNHK側も分かってるんだけど、すごくしっかりと作ってあるっていう。
逆に言うとそれだけしっかり作り込んであるからこそ、長らみに耐えうるのかもしれないなとか思ったりするけど、そこが朝ドラの特殊な部分だなって思ったりするよね。
確かにね。しっかり見ても面白いし、長らみでも楽しめるっていうくらいライトではあるのかな。
なんなんかね。
なんかでも半年見てると愛着枠。
やっぱり一本の長さというよりもやっぱり毎日やってる、平日毎日やってるっていうのがやっぱり大きいっていうね。それはあるだろうね。
長期間見るとなんか愛着枠だし、なんか本当にキャラ自体が別にその面白い面白くないはありますよ。なんか今期の朝ドラあたりやなとかなんか微妙やなとかはあるんですけど、
特に面白かった時とかはキャラ自体に愛着が湧くから、後半になると消化試合でいいみたいなところあって、だから別に展開が面白くなくても、朝ドラの家族とか主人公とかの友達とかがワイワイしてくれてるだけでこっちは良いみたいな。
めっちゃわかる。
満たされみたいな。
それも完全にキララアニメのオタクと同じ思考しますね。
とりあえず知能ちゃんさえいてくれればいいから、早く新作を出してほしいって思ってる。
5万とありますからね。
そうか、オタクと見方一緒やった。
そうなんですよ、日常系アニメってそういうところがあるんだと思う。
みんながワイワイしてくれてるっていう世界線が安心するから、もういてほしい。
それが終わると苦しい、みたいな。
もう何もしなくていい、そこでワイワイしといてくれみたいな。
だからね、それでいうと、やっぱりそのオタクたちの一つの答え、そうなった時の一つの答えとしては、やっぱり同じ作品を繰り返し見るになっちゃうんだよね。
でもそれはね、ループしてる感じがあって嫌。
それはわかる。
それはそれでわかる。
なんかね、もう自分だけがそこに留まってるというか。
で、やっぱりこの物語はフィクションで、みたいなのがつり込まれてしまうじゃないですか。
なんか見てる時、新しいの見てる時っていうのは、それがフィクションだっていうこととかを切り離してもう忘れられるから。
なるほどね。
だから繰り返し見てしまうと、前も見た、ということはこれはフィクション、当たり前なんですよ、当たり前なんですけど、これはフィクションなんだみたいなメタ認知ができてしまって。
なんかね、ちょっと見れないかも。
まあもうだから、それよりもキャラが好きの方が買っちゃうと、何度も見ちゃうんだろうね。
はいはいはい。確かに確かに。
どうか、なるほどね。
いやでもなんか、自分とアニメオタクの人とかの見方の共通点が見つかったというか、なんかね、いやでもなんか時々思ってたんですよ。
自分は全然アニメ見ないけど、属性として遠くない?みたいな感覚があって。
はいはいはい。
なんかそれの一つの、一つの理解が深まった気がする。
いやいいじゃないですか。一回じゃあ、ごちうさを見てみてください。
あーね、そう。
ごちうさは多分3期4期ぐらいまであるからね、結構ありますよ。
それは日常系なんですよね?
日常系ですよ。
日常系。
もうね3期4期ぐらいになったらね、だいぶねキャラクターも成長してますけど、でも逆に言うとそんぐらいはね、ちょっと登場人物も増えるけど、
なんか、世界観は変わんない、その場所は変わんないね。
多分進学ぐらいはすんのかな。
そうなんや。そういうのはあるんや。
そういうのはね、ありますね。
逆に言うと、そういうのしかないです。
そういうのしかない?え?進学したり?
それぐらいの変化しかないです。
あーはいはいはいはい。
なんか急になんか引っ越しするとか、なんか住む場所変わるとかそういうのないです。
ごちうさはね、カフェの話なんで、カフェでラテアート作ってるシーンみたいなのがね、そういうのも含めて結構ほっこりだし、
結構ギャグっていうか、コメディのほのぼのぐらいでめっちゃおもろいと思うから、やっぱキャラ萌えなんで。
うーん、なるほどね。キャラ重視の日常系。
そう、まさにそんな感じです。
すごいな、なんかいろんな需要があるなってめっちゃ思いました。
なんかこう、日常系に救われる。
そうそうそう、自分はね、キララ系のアニメがすごい、自分だけじゃなくて、結構当時のオタクとしては一大勢力を築いていたっていうのは、
結構やっぱりね、社会的にもいろんな示唆があったんじゃないかなとは思っていて、
やっぱりなんかその時ぐらいから、なんだろう、オタク像みたいなのが変わったみたいな言われ方とかもしてたし、
昔のオタクってあんまり知らないと思うけど、なんか誰々は俺の嫁みたいな感じで言ってた時代。
アイドル文化の魅力
あれじゃないですか、なんかAKB系のアイドルの煽りとかであるじゃないですか。
今あんま言わんかもだけど、私乃木坂とか結構好きなんですけど、なんかポールとかである気がする。
なんとか俺の夢みたいな、何あれって思ってたんですけど。
あれね、イエッタイガーみたいなやつの一部ね。
いやでも本当にね、なんか乃木坂、私アイドルは別に好きじゃないんですけどそんなに。
乃木坂だけは高校の時から見てて、でなんかライブとか行きたいなーみたいな思うこともあるんですけど、
男性オタク人のコールとかに巻き込まれると思うとちょっとハードル高いみたいな気持ちはあります。
多分女性ファンも多いと思うので大丈夫だと思うんですけど、ちょっとあそこには入りたくないかなみたいな気持ちがちょっとある。
まあアイドルのね、オタクのコールもなかなかいろんな種類と歴史があるそうなんで。
あれもなんか一つの文化みたいですけど、そうなんですよね。
確かに、その文化は知らない。
調べてみるとね、結構面白いですよ。
別に自分そういう現場に行ったりとかは全くしないですけど、
そういうなんだろう、自分はアニソンとかが流れるタイプのクラブ。
クラブでアニソンを流すみたいな、そういうイベントが結構いろんなところでやってたりとかして、
なんかそういうところでオタクが楽しそうにしているところを見るのがすごい好きで。
そうなんだ。
やっぱりオタクはすごいんですよ。
クラブだから当然自分の知らない曲とかもいっぱい流れるじゃないですか、いろんな曲がDJが流してね。
イントロの本当に0.5秒ぐらいで、自分は知らない曲だったからフンって顔をしてるんだけど、
その真横でさっきまで普通に喋ってた楽しげに喋ってたオタクが、
もうなんか目の色変えてダーンってダッシュして。
クラブの中よ、狭いのよ。
ラウンジみたいなクラブのところからちょっと出たところがあって、
バーカンとかがあるね。
そこのところからダーンって行って、クラブの中に行って、
DJを拝んでるわけ、ついの瞬間には。
やばいな。
なんかあれですよね、
あの、なんだろうな、言動がオタクなのもいい。
そうそう。
なんか見てて楽しい。
その人は、その曲が自分の推してるアニメのめちゃくちゃいい曲で、
それでもイントロドーンをしてるわけでもなく、
要はかかったら体が反応するっていうのが、
やっぱこれはオタクだよなっていう、
やろうとしてなくてそうなってるところが素晴らしいというところで、
とても尊敬していますね。
尊敬している。
確かに、なんかオタクってなんだろうな、
何かのアニメが好きというよりかは、
なんかキスみたいなとこありますよね。
なんか好きになったら、はまり込んで体が反応するとか。
ただやっぱりオタクの良さっていうか、
自分が尊敬するっていうのは、
やっぱオタクって、なろうとしてなるものじゃないんですよ、たぶんね。
本人がなりたいからとかじゃなくて、
気がついたらそうなってるものだからこそ、
すごく運命的で尊いし、
それがやっぱり感じられるから、
自分もすごくいいなと思うんだと思う。
自分もやっぱりそうなりたいと思うことに、
特に大きな意味はないし、
何かを左右するものではないんだけど、
そう思ってしまうっていうね。
そういうところにやっぱ、
自分はオタクに引きつけられるなっていうのがありますね。
なるほどね。
なんか沼っていますもんね、そういうことですね。
そうね。
なろうとしてるわけではなく、
気づいたらね。
気づいたら、はまり込んでるみたいな。
そうそうそうそう。
でも気づいたら、
はまり見やすい人とそうでない人がいるじゃないですか。
だからオタクって奇策だなって思うんですよ。
それはそうね。
あとはやっぱりさっきの話と繋がるようなところで言うと、
心の穴の部分を自然と埋めていくみたいなところに、
時代の流れとオタクスタイル
何を使うかみたいなのが結構関わってるような気がするから、
それがもし何だろう、創作に行く人はそういう方向のオタクになるだろうし、
例えばアニメを見るっていうことにぶつける人がいれば、
アニメのオタクになるだろうし、みたいな。
やっぱり一昔前は、その選択肢がやっぱり限られてたから、
一つのものにどっぷり使ってみたいな、そういうのが多かったけど、
今はやっぱり、そういうアニメとかゲームとか、
そういう単位でのオタクっていうのはあんまりなくて、
どっちかっていうとコンテンツだよね。
アイドルマスターとか、ラブライブとか、
最近のコンテンツ名が出せませんけれども、
そういうようなコンテンツ単位でいろんな展開をしているものを、
なるべく楽しみ尽くそうとする人っていう感じの、
オタク像っていう時代になってきたのかなっていう気はしますね。
確かに、確かに、多様化してるから。
確かに、なんか、今はあんまりそれはないけど、
中高の時とかは、
何らかの創作物にハマり込んでる時間だけが現実を終わせる、みたいな使い方してましたね。
それかもさっき言ってたら、心の穴を埋めるみたいな。
いや、やっぱそういう形で、
でもそういう形で、なんだろう、
創作物が消費されるっていうのは、
すごくやっぱり正しいことではありますよね。
やっぱりいろんな形もちろんあるし、
人生の教訓的なものをこの小説で学びました、みたいな人ももちろんたくさんいるだろうし、
そういう形で言って、やっぱりキララアニメって、
要は中身が、内容がないアニメなので、はっきり言ってしまうと、
そういう意味での批判っていうか、
逆にやっぱりキララアニメにハマっている人たちも、
その辺にちょっと自虐的になってしまう部分っていうのは、
やっぱり自分も含めて少なからずあるんだけれども、
でもやっぱり、なんだろう、そういう意味で、
生きていく上でというか、やっぱ必要なものだったし、
そういうものがすごく多くの人に受け入れられる時代が来たっていう意味では、
やっぱりその社会そのものがね、なかなか厳しい時代に入ってきたんだなっていうことを、
自分はそのキララアニメが流行ってきたぐらいの時期にやっぱ思ったし、
やっぱそういう時代の流れっていうのが、
まあまあ今も続いているんじゃないかなっていうところを感じたりする。
確かに、なんか流行りもの、なんか世間にバーンって受けるものによって、
なんか時代の傾向が見えたりするなぁとは思いますね。
でも今バーンって流行るものってあんまりないかも、それこそ多いから、
クラス全体でこれがめっちゃ流行ってるみたいなのとかないかもしれないですね。
本当にだから一部の作品だよね、
最近だったら多分鬼滅とか呪術廻戦とか、そういう一部の作品じゃない?
自分はちょっとね、そのへんジャンプ系を丸ごと抜け落ちて、
代わりにキララアニメを入れてるっていうお手本のような気持ちなので、
ちょっとよくわからないんですけども。
いや鬼滅はだって、確かにそのバーンって流行ったのは鬼滅が5じゃないですか。
私そこからあんま詳しくないけど。
でも鬼滅はめちゃくちゃ大ヒットでしたよね。
なんか流行ってるものが、私的の持論なんですけど、
流行ってるものが子どもたちに降りてった時に一番流行ってるなって感じがするなって思うんですよね。
だからちょうど私鬼滅が流行ってたコロナ禍ぐらいか、2020年、2021年とかが、
子どもと関わる系のバイトしたり、実習行ったりとかしてたんで、小学校に。
そうもう鬼滅やばかったなんですよ。
なんかね、鬼滅がわからないと人権ないんです。
だから本当になんか、当然のようにそこの善逸の色のあれ取ってみたいな言われたりとか、
もうね、鬼滅がわからないと会話が成り立たないレベルだったので、
なんか見たんですよ。バイト先でずっと子どもに勉強を教えてたので、
さすがにこれ見ないとあかんかもと思って見たんですけど、
それこそ私グロいシーンとか、戦場的すぎるの苦手なので、
4話ぐらいでギブアップしたんですけど、1話から人殺されてたんで、ちょっとあれかなと思って。
まあまあそれで、なんとか受け持ってた生徒が好きだった善逸が出てくるまでは見たんですよ。
一応流れはつかんだというか、なるほどね、こういう話ねってなって。
でもその後も、小学校実習行った時も運動会のダンスが鬼滅。
だからもう鬼滅見てない子とか見れない子とか、これクラスの中で生きていけますか?っていうぐらい。
鬼滅が大流行、乗っ取ってたクラスの流行。
結構びっくりしちゃった記憶がありますね。
でもあれ結構小学生が見るにはテンシティブじゃないですか?
だって元々っていうかゴールデンタイムにアニメやってた時期なんてないんじゃないの?
そうなんですか?
知らんけど、だいたいあれ深夜枠じゃないの?
そうか、結構グロいし、なんか割とね、なんかあんまりそのウルトラマンみたいな感じ、なんかわかりやすいヒーローものでもないし。
そうだよね、たぶんね。
あれが小学生にあんだけ流行る、女子も見てるし、何みたいな、何の現象?みたいな、思ってたんですけど。
まあやっぱすごいね、やっぱ流行りの力ではあるんだろうね。
そうそう、みんななんかね、なんとかの呼吸みたいな言ってるし、どないしよう?みたいな。
戸惑い。
私普通の呼吸しかしてないんやけど言うて。
呼吸はしてるけど。呼吸はしてるけどその話わかる。
いい感じで、でもね、結構面白い話聞きましたよ。
何だっけな、なんか友達の、なんか家に行った時、友達の旦那さんが聞かせてくれた話で、
アニメと子供たちの基準の変化
なんか知り合いの子供で、なんかお母さんが鬼滅グロいから見たらあかんみたいな言ってて、
でもなんかできれば子供には見てほしくないなみたいな言ってたけど、
でもさすがにプラスで流行りすぎて、見ないわけにはいかない。
かわいそうじゃないですか、制限してたら。
お母さんが鬼滅グロいところだけ編集してきもって見せてるっていう家庭があるらしくて。
時代やね。
すごい面白かった。めっちゃ面白かった、あれ。
すごいね、あるんですよ、アニメとかでも放送に載せるやつと、
なんか配信で出すやつでバージョン変えるみたいなアニメ。
はいはいはいはい。
放送に載せるやつは規制強めみたいな。
あとはよく言うのは、ブルーレイ版になると規制がなくなるやつね。
お風呂シーンの湯気がなくなるみたいなやつね。
ともなんや。やっぱ地上波に載せるレベルと違うかもしれない。
ブルーレイだったらお尻ぐらいはいけますよ。
そうなんだ。結構いけんな。
そうそう、結構いける。たぶん乳首は無理かな。
そうなんだ。
そうそう。っていうぐらいの。
ブルーレイすごいな。
そうです。やっぱり放送のほうが厳しいんでね。
放送はね、BPOがいるし、法律もあるんで。
そうなんですよね。そうそう、だから編集して見せてるみたいな言うから。
やっぱお母さんが編集してるのが時代過ぎておもろい。
めっちゃ面白い。
スマホでやってるんかな。
本当に本当に。
どういうこと?みたいな。なんか友達と喋ってて。
それなんかトナガラのシーンとかあったらお母さんがナレーション入れなくなっちゃう。
それかもうだからもう全面モザイク、濃いめのモザイクかけて迎えられるよね。
気になっちゃうよ、この。
そっちのほうがちょっと教育に悪い説あるもんね。
悪い悪い。
変に子供の暴きたいことを書き立ててしまうから。
確かに。
確かにそういう過程もあるよなっていうぐらいにグロい話だったから、
私は結構びっくりした。私が見れないぐらいだからね、と思って。
でもやっぱりこれからの時代の子供はそういうの、逆にだから子供のほうが体制、
幼いうちにそういうの見てたら体制ついちゃうのかもしれないしね。
分かんないけど。
幼いうちにグロいのを見てたら?
そうそうそうそう。
分かんない。環境がさ、そもそも違うじゃない。我々が子供の時と今と。
それによって、人の感覚みたいなのも全体的なところが、もちろん触れ幅は個人差ありつつも、
そういう基準も変わってくるのかもしれないですよね。
なんかね、今の子ってめちゃめちゃ、YouTubeで何でも見れるし、小学生もみんなショート動画見てるし、
全然なんか違うかも、触れてるコンテンツのレベルというか。
ね。どうなることやらですけども。
時間的にはね、実は結構いい感じなんです。40分ぐらい経ってますよ。
めっちゃ喋ってる。広がるかなーって書いてた話題です。
だいぶ広がったので、この辺にしときますか、一旦。
はい、一旦閉めます。
はーい。
40:52
コメント
スクロール