1. 建設テックAtoZ
  2. #15 22年時点で日本の約4倍(28..
2025-07-16 30:16

#15 22年時点で日本の約4倍(289兆円規模)!日本とアメリカの建設業比較~市場・構造・課題の日米比較~

■トピック
日本の建設業界・構造・課題のおさらい/中野サンプラザなどの工事ストップ/工事延期などにより人手不足などは落ち着くのか/アメリカの建設業界規模(2022年289兆円相当)/グローバルで見ると建設業界は成長産業/アメリカはプロジェクトのマネジメントを発注者がする/日本の建設業界の構造はグローバルで見ると変わっている/アメリカの業界構造が故のデメリット/日本とアメリカの現場規模の違い/アメリカの建設業界における課題
■パーソナリティ
平田 拓己(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@internet_boy53⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)
waypoint venture partners 代表取締役 Founding Partner
甲南大学卒業後、独立系VCに新卒入社しファンドレイズやPreSeed~Seedステージを軸に12社のスタートアップに投資。2023年にwaypoint venture partner(独立系VC)を設立し、「新しい街づくり」「産業の持続的成長」「個人のエンパワーメント」を軸にPreSeed~Seedスタートアップへ投資
斎藤寛彰(⁠@HiroakiSait⁠)
戸田建設(株)ビジネスイノベーション部課長 一般社団法人建設テック協会事務局長 / 早稲田大学招聘研究員 東京工業大学大学院修了後、2012年に戸田建設に入社。建築施工管理、エンジニアリング等を経験後、経営企画、ICT戦略部門等を経て、現在は国内外の優れたスタートアップ企業への投資とオープン・イノベーションに取り組む。国内外の建設関連スタートアップ企業4社でEvangelist / Executive Fellow / アドバイザー 等を務める。建設DXや建設×イノベーション領域での研究活動にも取り組む 

サマリー

このエピソードでは、日本とアメリカの建設業界を比較し、特に業界の構造や課題、日系スタートアップの海外進出について掘り下げています。日本の建設業界における人手不足や、モジュラー建築などの新たな取り組みについても触れています。2022年の日本とアメリカの建設業の規模や構造を比較し、アメリカの建設投資額が289兆円と日本の約4倍であることが明らかになっています。また、作業環境や管理体制における異なる特徴も示されています。比較を通じて、国土の広さや作業環境の違いが浮き彫りになり、特に人手不足や物価の高騰といった共通の課題についても言及されています。

建設業界の紹介
皆さん、こんにちは。ウェイポイントベンチャーパートナーズの平田です。
戸田建設の斎藤です。
建設テックAtoZでは、これから企業を目指す方や建設業の建設領域で事業に取り組むスタートアップの方について、
初期から明るい建設領域の解説と、建設関連のニュースやテクノロジー、スタートアップについて深掘りをしていきます。
今回は、建設業界の日米比較と日系スタートアップの海外進出について、2本立てでお話ししていければなと思います。
お久しぶりの収録になります。
お久しぶりの収録ですし、久しぶりのレギュラー回でもあります。
はい、おっしゃる通りでして、実はですね、多分聞いていただいている皆さん、あんまり気にならないかもしれないんですけど、
大体ここ2、3ヶ月ぐらいかけて5本ぐらい配信してるんですけれども、そのうち4回が豪華なゲスト回だったということですね。
一番最初、そらびたの青木さんに来ていただいて、そこで2本出させていただいた後に、建設業界じゃないバックグラウンドを持たれた方が建設業界チャレンジするにはみたいなお話を1回挟ませていただいて、
その後前田建設の岩坂さんと林さんに来ていただいて、土木のお話をしていただいたというような形で、結構ゲスト回が最近大量にあったということ、久々の通常回になってきます。
1回そうですね、建設業界出身じゃない人が建設テック領域でどう活躍するかみたいな話、そういえばやりましたね。
そうなんですよ。で、あれはちょうどそのタイミングでですね、それこそ非建設バックグラウンドの企業家の方から何人かお問い合わせをいただいたりっていうのがあって、
ぜひやってみようということで、1回間挟ませていただいたんですが、実はあれ結構聞かれててですね。
なのでリスナーの方の中にもその建設バックグラウンドじゃない方が意外と多いんじゃないかっていうのを気づかされた回でした。
私のところにもですね、あの後2、3名ぐらいの方から、あの回を聞いて、実は私たちそうなんですって、そういうやり方があるんですねって参考になりましたっていう感想をいただいて。
ありがたいですよね。
そういう聞き口があったんだと、ちょっとお役に立てればいいんですけど。
なかなかチャレンジしにくい業界のはずなのに、やっぱり関心を持っていただいている方がいて、しかもその方たちにちゃんと届いたっていうのが嬉しいなと思いながら、そういうお話を伺ってました。
大変ありがたいですね。
今回なんですけど、今までどちらかというと日本国内の話を中心に、ちょっと一部モジュラー建築とかをやった時は若干海外の話をくれたりしたんですけど、
ここまではずっと建築の話であったりとか、あとは実際のスタートアップの立ち上げの話であったりとか、あとは直近土木のお話だったりっていうような形で、比較的日本国内の話を中心にやってきたんですけれども、
少し今回視野を広げてですね、スタートアップが事業にチャレンジするぞってなった時に、自分たちの身近にある課題からスタートをするっていうケースがあるのと同時に、
よく言われるタイムマシン経営みたいな、海外でうまくいったスタートアップを参考にしながら、日本で同じようなサービスにチャレンジをするみたいな取り組み方があるんじゃないかなと思っていて、
海外の建設スタートアップいくつか盛り上がってるところあるよねって、モジュラー建築の時にお話したかなと思うんですけど、そういった話がそもそも建設業界でチャレンジすることが可能そうなのかみたいな話だったりとか、
あとは逆に日本の建設系のスタートアップが海外にチャレンジしていくみたいなことができるのかっていうところにちょっと目を向けながらお話できればと思ってまして、それこそ斎藤さん海外のスタートアップの投資だったりとか海外ファンドへの投資もされてると思うので、ぜひそういった観点でいろいろお話が伺えたらなと思っているのが今回になります。
業界構造と課題
はい、わかりました。可能な範囲で解説していきたいと思います。
ぜひぜひお願いします。
じゃあ早速なんですけど、まず業界構造と課題の話からまず比較していけたらなと思ってまして、これまで日本の建設業界の話、いろいろお話ししてきたと思うんですけど、ちょっとざっとおさらいをしたいなと思ってまして、業界全体としては70兆円を超える超巨大産業ですよっていう話がこれまでもあったかなと思います。
その上で日本国内で言うと多重下請け構造って言われるような形で業界がありますっていう話があったかなと思うんですけど、日本の建設業界について改めてになるんですが、サマリー的にまた業界構造とか簡単に教えていただいてもいいですか。
はい、わかりました。サマリーで話すの非常に難しい。
はい、頑張ってみます。
建築と土木とプラントとかそういった建設の中にもいくつか分かれていますという話を最初のほうの回でさせていただきました。
で、発注の形態としては発注者の方が民間と官庁、2種類大体分けるとありますというお話もさせていただきました。
で、官庁は主に土木の工事が発注としては多いということも話させていただいて、逆にと建築は民間が多いということもお話ししました。
70兆円の内訳としてはだいたい建築が多くて土木が少ないという話。
その建築の中には当然ハウジングと言われる育て住宅とかも含まれているという話をさせていただきました。
ハウスメーカーさんの話は皆さんも住宅を建てるとなったらお世話になるのであるけどご存知かもしれませんが、
じゃあ民間の建築はどうなっているのかという話をさせていただくと、発注者と呼ばれる建物を建てたい方がいらっしゃって、
ゼネコンが建物を建てますということでまとめて受け入れ契約を行います。
で、その後、最近だと設計も施工も両方ゼネコンがやるというパターンが増えてきていますと。
工事が始まりましたら、だいたい30数職種。
いろんな食い工事だとか、駆体工事、鉄筋工事だとか、鉄骨工事だとか、内装の壁の仕上げの工事だとか、いろんな工事があるんですけど、設備工事もですね。
それはだいたい30ぐらいあって、各企業に下請けという形で発注をしていくという構造にあります。
なので建設現場、皆さん外からしかなかなか見ることができないですけど、実はあの中で100人あるいは多い現場だと2000人とか方が毎日配備をして建物を作っているというような構造になっています。
ドボックもだいたい似ていますね。
館長が発注者であって、建設コンサルという会社が経営をして、で施工はゼネコンがするという構造になっていますが、施工するゼネコンは受注した後で、下請けの工事会社さんに発注するんですけど、建築との違いで言うと少し種類がそんなに多くなくて、
機械化が進んでいるので、人が今にたくさん来てトンネル作ったりとか橋作ったりするわけではなくて、機械化が進んでいるという構造になります。ざっくりとサマリーするとそんなところですかね。
ありがとうございます。なんか昔の会をちょっと思い出しつつ、ドボックに関してはつい最近だったんで、すごく記憶が新しいなと思いながら伺ってました。
それこそドボックで言うと前回前々回のどっちかだったと思いますけど、岩坂さん林さんに伺ったお話だとシールド工事とかだと先端の現場は10人いないんじゃねえかみたいな、人がかなり少なくなっているみたいなお話もあったりしましたが、
なんかすごく機械化が進んでいるドボックと、なかなか機械化というよりかは人の手に頼りながら作っていく建築とっていいような形でも違いがあったかなっていうのはすごく思わされたところでした。
加えて今業界構造のお話をいろいろ伺っていったんですけど、建設業界の課題感みたいな話はこれは建築のお話を伺ったときもドボックのお話を伺ったときももう圧倒的に人がいない、足りないっていうその人手不足の課題があったかなと思うんですけど、この辺はいかがですか。
今間違いなく一番大きな課題というふうに認識しています。先ほどの話に通じるところがあるんですが、ドボックはどちらかというと機械化が進んでいるというところと、建設投資額も2011年、2年ぐらいで40数兆円だったのが今73兆円ぐらいなんで、急激に60%以上増えましたって話したんですが、実はドボックはほとんど増えてなくて、
増えているのは何かというと民間の建築が非常に活発なので、人が足りないっていう話をするときに一番イメージにあるのが建築の工事現場の人が足りないというような状況になってますね。
最近のニュースと影響
最近も人が足りなすぎたりとか、足りなすぎるが故にローム費とかがめちゃくちゃ上がってたり、工事進められないとか計画してた金額からあまりにも返りすぎちゃったから工事いっぱいやめますみたいなニュースも結構見ることが増えたなっていう感じがします。
最近だと中野サンプラザのニュースを見てらっしゃると思うんですけども、契約解除になりましたっていう話ですね。
新聞の記事でしか私も情報としては知らないですけど、その記事だけ見ると当初の計画していた金額の2倍ぐらいの予算になってしまったので、一回契約を白紙に戻しますっていう話だったかと思います。
あといくつかニュースで見たのは、少し前になりますけど、五反田の低押しビルですね。結構築風のオフィスビルなんですけど、あそこはもう再開発が決まって、
エナントさんに皆さん出て行ってくださいねって出て行った後で、やっぱ工事ができませんと、受注してくださる会社、あるいは金額、予算がありませんということで中止になっています。
まだ足元で今後どうなるかというところは注目してるんですけど、新宿駅の西口の再開発、駅ビルの再開発やってたかと思いますね。
今解体工事が終わって、これからいよいよ立ち上がるのかなと思ってたら、機関だとか施工者が未定になって、工事で少し調整が行われてるんじゃないかというような噂が立ってたりしますね。
これは皆さんよく知ってるランドマークだから色々言われるだけで、それ以外に当然皆さん知らないようなところで工事が止まったりだとか、契約が解除になったりだとか、
あるいはまだ工事をすると開発をすると決まってない段階でちょっと無期限延期しようかって当然ニュースにもならないようなものは本当に数えられないほどあるという状況でして、
今建物を建てたいけど建てれないというのが足元の建設業界の一番大きな課題かなと思います。
いやそもそも多分中野サンプラザとか相当でかい建物であるにも関わらず、それの施工費が倍になるって多分ちょっととんでもない金額。
もともととんでもない金額だと思うんですけど、それがさらに2倍になるってかなりインパクトあるなと思いながら伺ってましたし、
なんかそういうニュースが相次いでくる中でこれちょっと若干脱線になっちゃうと思うんですけど、
こういう風なその無期限延期みたいな話がちょっとずつ出てくると需要側が少しずつ落ちていくっていう話だと思うんですけど、
これって少しずつ人手不足みたいなところって需要側が減ることによって若干マシになっていくみたいな雰囲気ってもう出てたりするんですか?
今足元だとそういう雰囲気は全くないですね。
しばらくはこの状況が継続するだろうっていうのが私の感覚でしかないと思っているところです。
それ理由がありまして、例えば中野サンプラザにイメージしやすいのはその話をしますと、
じゃあ壊せないからそのまま残すので、もう少しじゃあ使い続けるかってことはできないんですね。
壊すこと前提に設備の改修工事とかを止めてたりするので、建物の柱とか梁とか床とかは別に貯まらないですけど、
内装がすごいもうカビが生えてしまったっていう、換気をやめちゃったのでカビだらけになって、
壁替えも全部剥がさないといけないし、空調だとか電気設備だとか水道設備ももう解体するので、
そこに合わせてメンテナンスの工事を止めてしまっているので、もう10年使いましょうってなったら、
じゃあそこに投資して10年間また使うっていうことを誰か決断しなきゃいけないんですね。
やめますっていうのは簡単なんですけど、じゃあ使い続けますっていうのもお金がかかる。
いずれにしてもお金がかかるので、できれば建て替えたいっていうのがビルを持たれているオーナーさんの状況です。
低押しビルもそうですね、出ていっていただいた後、当然そういろんな設備が止まってしまったので、
そのまま復旧するのは難しいですし、やっぱ設備も更新しなきゃいけない。
それには何百億かかるという状況を推察します。
ですので工事は延期しますが、じゃあもう何十年そのままで置いておくものなのかって言ったらそうじゃなくて、
やってくれるところが見つかればなるべく早めに再開発したい。
そんな工事が、特に東京都新聞においてはあちこちにあるという状況です。
ずいぶん前にお話を伺ったときに、東京オリンピックの需要で建設工事のコストが上がっていったタイミングで、
建設業の課題と現状
一旦建て替えるのやめようかみたいな話があって、その需要が今もまだ出てき続けているみたいなお話をずいぶん前に伺ったような気がするんですけど、
なんか構造的にはちょっとそれに近い感じがしますね。
近いですね。やっぱり古いビルはいつか建て替えないとちゃんと使い続けられないというのは間違いなくありますので、
特に人口がそれなりに集まっていて、不動産価値としてもまだまだ下がらないような東京都新聞だとか、あるいは地方においても都新聞ですね。
においては開発のニーズって非常にまだまだあるかなと思います。
あとはなんかちょうど今の時期でいうと熱中症対策とかも結構課題としては大きくなり始めているのかなっていう感じもしますけど、
なんかそのあたりも建設現場の作業員の方の体調管理とかをちゃんとしないといけないみたいな動きが出てき始めているみたいなお話を伺いましたが、
やっぱりそこも日本まではの課題感としてありそうですかね。
もともと建設現場は働く方にとって安全じゃないといけないという、安永法によって定められている部分があって、それは熱中症もそうだよねという話かと思います。
これまでも建設現場は熱中症対策に対してある程度予算だとか時間を取って対策は取ってきたんですけど、それが義務化されたというのが6月でしたね。
新聞とかにも載ったかと思いますが、そういった状況です。
熱中症対策もですね、以前もお話ししましたけど東南アジアから働きに来られた方がですね、東京暑すぎて仕事ができないというぐらい東京が暑いんです。
日本全国大体そうだと思いますけど、最近北海道も暑いらしいですね。
そうなんですか。
らしいですよ。
いよいよだな。
なので人が作業する環境に適してないということで、そこに対する配慮だとか予算取りをどうするかというのは今後不可逆なトレンドとしてはずっと残り続けますので、そういったところのスタートアップさんも挑戦する機会があるのかなと思います。
実はですね、6月にCSPIという展示会があってですね、建設業関係の展示会に行ってきたんですけど、いくつかのスタートアップさんは熱中症対策ソリューションみたいなのが出されてましたね。
早いですね。
早いなと思いますよね。
この時期に正直最高気温35度とか言われてると7月8月どうなっちゃうんだろうって思いますもんね。
そうですね。まだ6月、7月かもうすぐ。
そうですね。
耐えられない暑さだなと。
普通に生活してる人間でも思うんで、現場で働かれてたらなおさらだよなっていうのは思いますね。
そうですね。
そういったソリューションは間違いなく今後も求め続けられますので、そういったところもスタートアップさんの活躍できるフィールドかなというふうに思います。
日本とアメリカの建設業比較
ありがとうございます。
そういったいろんな課題感が出てくる中で、さっきの作業員の方の体調を管理しましょうみたいなところのルールもそうですし、
あとは昨年かな、で言うと改正建設業法みたいな話もあったりっていうので、デジタル化であったりとか、
そういった追い風がかなり強く吹いているし、そういった課題、人手が足りないよねみたいな課題がすごく顕著に出てくる中で、
スタートアップとしてチャンスがあるんじゃないかみたいなのが日本のマーケット環境ですよねっていう話は多分これまでも触れてきたところかなと思っております。
ここからアメリカの建設業界についてお話を伺っていきたいなと思ってまして、
とりあえずですね、素人感覚で言うと日本でもそもそも建設業界ってめちゃくちゃでかいマーケットなんだから、
アメリカなんてでかいじゃ済まないぐらいの希望感があるんじゃないかと思ってるんですけど、
アメリカの建設業界の希望感ってどんな感じなんですかね。
ありがとうございます。ちょっとでも私も正確な数値を認識してなかったので、ちょっと調べてみたんですけど、
県連という日本建設業連合会が出している統計資料、2022年の比較になります。
建設投資額、日本が2022年だと68兆円、今は足元だと73兆円ぐらいですけど、
それぐらいのものに対してアメリカは289兆円相当。
4倍ぐらいですかね。国も広いですし、GDPも大きいですし、人口も多いので、それはそうですよね。
289兆円か、すごいな。
という予感ですか。私も知らなかったんですけど、それぐらい建設投資額が動いていて、
あと、ついでに見つかった資料も面白くてですね。
1996年、日本が一番建設投資額が多かった、バブルが崩壊した、まだ一番高かった頃から、
今、建設投資額がその時は100とした場合に、今、いくらかという数字が出てまして、
日本はですね、73兆円になってきたとはいえ、まだ当時の82%ぐらい。
すごいな。
1992年だから68兆円の時で、82兆円。ちょっと減ってるんですね、GDPよりは。
で、他の国どうなんだって見ると、沖縄実はこれが、カナダは500%。
500%5倍ってことですね。
その年が非常に少なかったのか、何かしらの事情がある可能性はあるんですが、
いずれにしてもその時に比べると500%超え、530%。
で、次に多いのがイギリスですね、427%。
韓国が330%。
で、収容国でいうとその次がアメリカになって300%。
なので、これは私も知ってたんですけど、実はグローバルで捉えると建設市場ってすごく伸びてるんですね。
成長してるんです。すごくお金が集まってる業界だというふうに言うことができて。
ただですね、イギリスの建設投資額、円で換算すると、3年前の統計数値ですけど、34兆円。
意外と小さい。まあでもそうか、国土的にも少し。
そうですね、国土的にも人口的にも少しですね。
フランスが46兆円、ドイツが61兆円、韓国が34兆円というデータがありまして、
こう見ると日本の建設投資って収容国の中では結構高い方だけど、アメリカは全然それよりでかいと。
まあそんなイメージでいいんじゃないでしょうかね。
イギリスとか韓国とか、ヨーロッパの国の建設投資額を聞いて、
あ、意外と小さいんだとか思っちゃいましたけど、68兆円でバグってるだけで34兆円もだいぶでかいですからね。
まあそうですね。
いや、なるほどなあ、そうなんですね。
てか、そう考えると本当バブルの時ってすごかったんですね。
まあそうでしょうね、はい。私もその頃はまだ子供だったんでよく知らないんですけど、
先輩方はもう泊まって土日も仕事してたというふうに。
いやまあそうなりますよね。
なるほどなあ。
いやなんかもうそもそもだいぶ市場のサイズが違う。
289兆円ちょっとよくわかんない規模だなと思いながら伺ってたんですけど、
まあアメリカやっぱでかいよなっていうのを思いつつ、
日本の話で言うと日本は多重下請け構造になってますよっていうような話があったかなと思うんですけど、
アメリカの場合って同じような構造なんですかね。
なんかちょっと違うみたいな話を聞いたことがあったんですけど、そのあたりといかがですか。
まあ似ている部分もあるんですが、異なる部分もありまして、
一番違う特徴が発注者が直接ゼネコンにも発注するし、設計事務所にも発注するし、設備会社にも発注するし、
で、プロジェクトのマネジメント発注者がするっていう。
日本はゼネコンにとりあえず発注して、設計したりだとか施工する設備会社さんに発注したりとかする。
マネジメントはゼネコンがやって、スケジュールがこういう感じでできてますよとかっていうのをお客様に報告するみたいなプロジェクトのマネジメントになっているんですけど、
それがアメリカの場合、どこも全てそうかって言うと私もわからないんですが、
一般的には発注者が分けて発注する。
それらの横同士の連携なんかに関しては発注者が取り組むという特徴があるみたいですね。
なんか多重下請けになっていると良くないよねって言われるところがある反面、
一方で発注者からすると全ての管理をゼネコンがやってくれるから、
フロントとしてコミュニケーションするだけで済んで、
発注者からするとだいぶ楽に案件お願いできるみたいなところがすごく大きなメリットなんじゃないかなと思ったんですけど、
一方でアメリカの場合って自分でマネジメントをするみたいな状態になるわけじゃないですか。
これなんか一見すごくハードルが高いというか、
規模感と工事現場の違い
そんなマネジメントするスキルなんて普通発注者持っていないんじゃないかなとか思ったりするんですけど、
これなんでそういう構造になるというか、その背景みたいなところって。
ちょっと誤解なく言おうと思うと、発注者側にコンサルティングの会社がついて、
発注をコントロールするPMOみたいな立場の方がいらっしゃることは多いと思います。
建物発注するって言っても何十年に一回とかなんで、そこに専門部分ある会社なんで、
デベロッパーさんとかではない限り基本的にないと思うので、
そういった建設プロジェクトをマネジメントする方が発注者側に立つっていうことはよくあるかなと思います。
なんで分かれてるのかっていう話があったかと思いますが、私もあまり詳しくないんですけど、
日本のこの統領的な文化が江戸時代から続いて、建物を建てたいんだけどって言った人が、
統領が線を引いて建てていったっていう歴史が逆にこっちは珍しくて、
分けて得意な会社にそれぞれ発注するっていう方が世界的に見ると普通みたいですね。
日本が完全にガラッパゴス状態だったっていう、昔遡るとそうだったっていうことなんですかね。
そうですね。ただですね、それがうまく機能してる部分もあって、
アメリカの工事現場も私何個か見させてもらいましたけど、
工程が非常にゆるゆるです。非常に長い。
日本だともっと半年より早く終わらせられるだろうっていう。
文業で発注してるので、Aという工事が終わったら次にやるみたいな流れ作業みたいにならないですね。
A工事をしながら2回はB工事が進んでいきますみたいな流れ作業がなくて、
きっちりこれが終わったら次の業者さんが来てやりますみたいなことになって、
非常に建物を建てる立つまでが間延びしてしまう。
つまりその部分土地の活用としては遅れてしまって経済損失という風に考えることもできますけど、
そういった意味で日本の工程の作られ方だとか、プロジェクトのマネージングの仕方っていうのは非常に無駄がない。
けど技術者の人の腕にかかっているみたいな、そんな状況かなと。
工期がゆるいとか長いみたいな話は、そうなんだみたいな。
そういうところですごくシビアなイメージを勝手にアメリカに対して思ってたので、意外でした。
そうですね。各社と契約してるんで、ここまでいつまで終わるっていうのは各社でやってるとラップしないんでしょうね。
まあそういうことです。
責任が持てないので流れ作業で2社3社、それくらい発注者が契約した方が入ってしまうと、
互いに双方ではあまり明確な契約がないと思うので、その辺り。
確かにな、なるほどな。いや面白いですね。それだけでもすごい面白いなと思いながら。
ちょっと私が詳しくないので、私の視点ではそういう風に認識しているということで付け加えさせていただきます。
ありがとうございます。
あと今業界構造のお話を伺ったんですけど、もう一つはさっきの市場の規模の話が出た時にもあった通り、
国土が大きいっていう話がアメリカについてあったかなと思うんですけど、
工事を行う規模も日本と全然違ったりするのかなと思ったんですけど、
この辺りって日本の場合だとすごく狭い国土に対して人が住んでたりっていうのがあるので、
いわゆるその協商住宅であったりとか、建てるところに関しての土地活用をすごくきっちり考えて、
できる限り小さいところででかくみたいなことを考えているイメージがあるんですけど、
アメリカの場合はやっぱりでかいところにそこそこでかいものをどーんと建てるみたいな感じで、
日本の工事現場とちょっと違ったりするんですかね、そういう規模感みたいな。
工事現場の規模感って広さでいうとこの規模感でいうと、ご認識されている部分は正しいかなと思ってまして、
一番、皆さん都心部を歩いていらっしゃると、建築の工事現場とかあると道路があっていきなり建物がどーんと札じゃないですか。
国土と作業環境の違い
地基地に無駄が全くないので、資材をどう運ぶとかどうやってクレーンから鉄骨を吊り上げるとかですね、結構シビアなんですね。
最近は公開空地とか広場みたいにするところも増えてきてますけど、
そうじゃない現場とかになると非常にもう余裕がない中でやるというところですね。
アメリカはご認識の通り国土が広いので、その分地基地にも余裕があったりだとか、高さ制限も日本ほど大変じゃないので。
日本はもう本当に限られたスペースに何フルは積み上げれるかみたいな。
アメリカは別にそんな道々にやらなくていいので、高さとかも非常に緩やかだったりしますし、そのあたりは出てるでしょうね。
なんかそれこそ渋谷とか今結構道元坂上の方とか開発されてますけど、それこそ戸田建設さんの現場とかもあったような気がするんですけど、
あのあたりを見てると本当にビルとビルの隙間がほぼくっついてんじゃねえかみたいな。
大変ですねあれは。
そうですよね。
この現場大変だなって思います。あの辺の繁華街の現場は特に人通りも多いので、
繁華街に出入する時に人払いをする、あるいは人が少ない夜間に搬入するとかいろいろ工夫しないとできなかったりするんですけど、
もう本当に渋谷とか大変だと思います。
あれだけそもそも道元坂って道も狭いし、現場はそれなりに大きいけど路中とかも多くて、
多分資材運ぶだけでも本当地獄だろうなみたいなのは見ながら思ったりします。
はい大変な工事だと思いますね。
でもそれをやっぱり事故を起こさずにやれてる日本のゼネコンってすごいんだなって改めて思いました。
本当そうですね、なるほどな。
やっぱり面積が広い分現場自体も大きいよねっていうところはイメージ通りだなっていうふうに思います。
人手不足と物価の問題
ちょっと後半のところにも若干繋がってくる部分はあるのかなと思いながら伺ってました。
そうなってくるとそもそも規模もめちゃくちゃ大きいし国土面積もかなりでかくて、
業界構造若干違うよねっていう話があった中で、
アメリカにおける建設業界の課題感って、
日本みたいに人手不足みたいな課題がそもそもアメリカにもあるのか、
実は日本では起きてないけどアメリカで起きてる課題みたいあるよねとかっていうのがあるのか、
そのあたりのアメリカの建設業界の課題感ってどんな感じなんですか?
私も当事者じゃないので一般的な方でしか言えないですけど、
その視点で言うと日本とほぼ同じなのかなっていうふうに思います。
やっぱり人がいない、人手不足に陥っているという状況ですね。
だいぶ前にお話ししたかもしれませんが、
移民政策で非常に排他的な政権になっているということもあって、
新たに出稼ぎにアメリカに来るような方々が少なくなっていると。
そうなってくるとやっぱり現場で働く労働力が不足してしまったり、
あるいはサンフランシスコ近辺とかになってくると、
物価が高すぎて住めないと、移民の方が。
働き手の人が工事がいっぱいある地域に住めないので、
そこで工事を行うときの人がいないみたいな、そういう性質も出てきたりしてます。
なるほどな、確かに。
物価が半端ない、ラーメン1杯3000円とか。
よくわかんないですよね。
100mlのペットボトル1本が700円とか。
そんな金額感なので、当然サイトのワーカーの方っていうのは、
稼ぎに来てお金がかかるということで、
その地域には来れなくなってきているような状況ですね。
やっぱりどうしても建設現場で働く人がいる以上、
そのあたりに人が住んでいる必要もあるみたいなことを考えると、
そうなっちゃいますよね。
そうですね。日本の3倍、4倍ぐらいの物価でいうと、
ちょっと難しいですよね、こうなると。
確かに。
前半はこれにて以上になります。
次回はアメリカにおけるテック活用の状況や、
アメリカスタートアップでうまくいっているケースを日本で持ってきたときに
うまくいく可能性があるのか、
日本のスタートアップ、海外に進出できる可能性はあるのかについて話をしていきます。
本日の話で気になったところがあれば、コメント欄からコメントをいただければ幸いです。
また概要欄にXのアカウントも記載しておりますので、ぜひフォローお願いします。
それではまたお会いしましょう。
30:16

コメント

スクロール