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2026-03-18 34:53

#26 【前編】20代はわずか11%、ピーク時から200万人減!データで見る建設業界の人手不足~採用市場の構造的課題と他業界との人材獲得競争~

■トピック
建設業就業者数の推移/直近は緩やかに減少24-25年は1万人増加/高齢化率も緩やかに増加/このままいくと175万人が10年でやめてしまう可能性がある/技能職の減少が主でそのほかはほぼ横ばい/2010までは市場に連動した就業者推移だったが、近年は連動しきれていない/就業者が伸びていないがゆえに建設投資も伸び余力に対して弱い伸びかもしれない/after24年問題/物価上昇リスクを織り込んでいる影響で建設会社の業績が伸びている?/ゼネコンの新卒採用と中途採用/新卒採用細分化は若手採用難度向上に伴って最近変化してきた/戸田建設のイノベーション担当も採用中です!/専門工事会社の採用/新卒採用はほぼできない/中途も他業界から採用/
■パーソナリティ
平田 拓己(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@internet_boy53⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)
waypoint venture partners 代表取締役 Founding Partner
甲南大学卒業後、独立系VCに新卒入社しファンドレイズやPreSeed~Seedステージを軸に12社のスタートアップに投資。2023年にwaypoint venture partner(独立系VC)を設立し、「新しい街づくり」「産業の持続的成長」「個人のエンパワーメント」を軸にPreSeed~Seedスタートアップへ投資
斎藤寛彰(⁠@HiroakiSait⁠)
戸田建設(株)ビジネスイノベーション部課長 一般社団法人建設テック協会事務局長 / 早稲田大学招聘研究員 東京工業大学大学院修了後、2012年に戸田建設に入社。建築施工管理、エンジニアリング等を経験後、経営企画、ICT戦略部門等を経て、現在は国内外の優れたスタートアップ企業への投資とオープン・イノベーションに取り組む。国内外の建設関連スタートアップ企業4社でEvangelist / Executive Fellow / アドバイザー 等を務める。建設DXや建設×イノベーション領域での研究活動にも取り組む

感想

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サマリー

建設業界における深刻な人手不足の現状と、その構造的な課題について解説する回。建設業の就業者数は1997年のピーク時から大幅に減少し、特に技能職の減少が顕著である。高齢化も進んでおり、今後10年間で多くの人材が離職する可能性がある一方で、若年層の割合は全産業平均と比較して著しく低い。建設投資は増加傾向にあるものの、人手不足がその伸びを制限している。このような状況下で、ゼネコンと専門工事会社では採用戦略に違いが見られる。ゼネコンでは新卒採用が中心で、職種も多様化しているが、専門工事会社では新卒採用がほぼ不可能で、他業界からのキャリア採用に頼らざるを得ない状況である。さらに、2024年からの時間外労働の上限規制導入は、業界に新たな制約をもたらし、企業の業績にも影響を与えている。建設業界特有の採用に関する法規制も存在し、課題解決には多角的なアプローチが必要となる。

建設業界の人手不足の現状とデータ分析
皆さん、こんにちは。waypoint venture partnersの平田です。 戸田建設の斉藤です。
建設テックAtoZでは、これから企業を目指す方や、建設業の建設領域で事業に取り組むスタートアップの方に向けて、
初歩からわかる建設領域の解説と、建設関連のニュースやテクノロジー、スタートアップについて深掘りしていきます。
今回は、建設業界における人手不足のトレンドと、採用や定着に向けた取り組みについてお話していければと思います。
よろしくお願いします。
来ましたね。人材不足のテーマの2段。
結構これまでも、多分人手不足だよね、みたいな話とかは触れてきたけど、
多分本格的に切り込んでいくのは、多分この回が初めてになるのかなっていうぐらいの感じになります。
実は建設テックAtoZを聞いていただいた企業間の方で、何人かご相談に来ていただける方とかいらっしゃって、
まだこれから事業を考える、なんとなく建設業の課題がいっぱいありそうだから、そこに挑戦したいみたいな方も結構いらっしゃってですね。
そういった来られる方に、一番やっぱり今求めているものって、やっぱり人材不足に対する課題解決ですよねって話をさせていただいてて、
やっぱり一社で解決できるものでもないですし、
いろんな会社がやっぱりこの建設産業の持続的な発展に向けて協力をして、あるいは支援していただかないといけないんじゃないかなと思ってて、
非常に重要なテーマかなと思います。
レンちゃんも当然活躍できる領域なのかなというふうには認識してますので、ぜひ深掘りできればと思います。
そうですね、結構人材というか建設業の職人さんのマッチングのサービスとかってずいぶん前からあったりはするかなと思いますし、
でも一方で多分それらのサービスが出てきた時と比べると、より人手不足が加速してるっていうのが現状なのかなと思うので、
ちょっと改めて冒頭は過去回でもお話はしてきたと思うんですけど、建設業界の就業者数の状況だったりとか、
高齢化の状況みたいなところからまずはお話できればなと思っていまして、
そもそも建設業界の就業者のピークっていつだったのかみたいなところをちょっと遡ってみたんですが、
一番のピークは1997年だったみたいで、結構今多分この業界にいらっしゃる方とかはまだ全然この業界にも入ってなかったよねっていう方も多いかなと思いますし、
場合によっては企業家の方だと下手するとまだ生まれてませんみたいな方もいらっしゃったりするのかなと思ったりはします。
僕もまだ多分2歳とかそれぐらいなので、それぐらいの時期がピークで、その当時は685万人いましたっていうような形でした。
そこをピークに徐々に減少していくんですが、
685万人からまず500万人を割り込んだタイミングっていうのが2010年のタイミングです。
そこまで十数年かけてなだらかに200万人ぐらい減ったっていうような感じです。
そこから15年間の減少幅については結構なだらかでして、
2010年に500万人を割り込んで、そこから直近の2025年でいうと478万人っていうような感じなんで、
15年で20万ちょっと減ったっていうような感じです。
めちゃめちゃ直近のデータだけ見ると、2024年と25年に関していうと、実は1万人増えてるっていうところもあったりするので、
直近に関していうとめちゃくちゃなだらかな減少か、またはほぼ横ばいかぐらいのデータになってるっていうようなイメージです。
で、高齢化率の方も結構多分このテーマと一緒に語られることが多いのかなと思ってますが、
高齢化率も緩やかに上昇傾向にあるというような形で、2024年時点で55歳以上の人口は全体の36.7%いるっていうような形です。
なので、もう向こう10年もすると36.7%の人たちは下手するとやめてしまう。
下手するとというか、多分通常通り行くとやめてしまうっていうような感じかなと思います。
これって全産業全体と比較してみるとどうなんだっけみたいなところで言うと、
ちょっとこのポイント差を大きいと見るか小さいと見るかっていうところはあるなと思ってるんですけど、
全産業比較で見てみると4.3ポイントぐらい高いっていうような形です。
逆に高齢化率は高まっているとはいえど、入職者だったりとか若手の割合がそれなりにいるならいいよねっていう考え方もあるかなと思うんですけど、
29歳以下の割合で言うと全産業が16.9%、17%、20%弱ぐらいいるのに対して建設業界だけで言うと11.7%しかいないっていうような感じなので、
全体の1割ぐらいがギリ30代未満っていうような感じの数字なので、
かなり業界としては比較的年の上の方たちが多くて若手の方たちがほぼほぼいないっていうような状態になってます。
しかも先ほど申し上げた通り55歳以上の人口が36.7%いるので、
今後10年間で175万人が65歳以上を迎えるっていうような感じになるらしいです。
って考えると10年後にその65歳以上の人たちが全員建設業界から抜けていると想定をすると、
単純計算で478万人から175万人引いてしまうと300万人ジャストぐらい入職がほぼないっていう状態になると300万人ジャストぐらいまで行ってしまうし、
今のペースで言っても結構400万人ギリみたいなのを割と早い段階で来ちゃうのかもなっていうようなのが現状のデータなのかなっていうようなところです。
この辺りデータ見られて感じられる部分だったりとかあられたりしますか?
技能職の減少と建設投資の増加
まず建設現場とかにまず行ってみるとですね、すごく感じられると思うんですよね。
結構ベテランの方多いなというような認識です。
私の少ない現場の経験においてもですね、やっぱり70、中盤後半ぐらいまで体が元気な方は働かれてたりされていて、
当然できない作業もいっぱいあるんですけど、そういった方がまだまだご活躍されていらっしゃいます。
それに関してですね、やっぱり若い方って相対的に非常に少ないのは実感と合ってるデータかなと思いますね。
これ以前もお話ししたかもしれないですけど、以前職人さんですけどね、
技能者の方にアンケート、500人ぐらいアンケート取って、20代は片手で数えれるぐらいしか実は回答がなくて、
なんか300人ぐらい50歳以上みたいな。
そうなりますよね。
ここまで極端ではないんですけど、本当の分布は。
にしても、やっぱり本当に若い人が少ないんだなっていうのは、
そのアンケートを取った時も実感しています。
で、今平田さんから人は減っていきますよねって話はされていましたが、
ちょっと分けて考えていく必要があるかなと思っていて、
建設業の就業者数全体の話と、あと技能者の話ですかね、に分けて考えていく必要がありますと。
で、ボリューム層としては技能職と呼ばれる方です。
技能職ってどういった方なのかっていうと、いわゆる職人さんでして、建設現場の中とかで実際に働かれている方を指します。
で、技術職と言われる方もいらっしゃるんですけど、
専門工事会社とかで実際に体を動かして働くっていうよりは、技術を使って管理したりだとか、
あるいはゼネコンの技術を担当している方だったりだとか、そういった違いがあります。
管理する側なのか、実際に働く方なのかという違いがありますね。
で、データでも見て取れる通り、技能職の方の方がボリューム層でして、
その方も結構減っているっていうのがデータの特徴から見えるかなと思います。
直近だと技術職とか技能職以外の方は、もしかしたら下げ止まっているのかなと思うんですけど。
技術職に関してはほぼほぼ横ばいぐらいに見えるし、
何なら多分2011年、12年、13年とかと比べると若干増えてるかもなと思いますし、
それ以外の事務職とかもほぼほぼ同じぐらいいそうだなっていう感じなので、
やっぱり減ってるのは技能職なのかなっていうような印象はあります。
ですね。この背景はいろいろあると思うんですけど、
当然肉体を使って働く仕事なので、きついっていうイメージがやっぱりつきまとっている。
それを変えしているような動きも一つありますし、
あとは別のデータからで言うと、大学進学率ってずっと高くなっていってるんですよね。
そうなってくると、やっぱり知識だとか技術だとかを使って働きたいっていう方の母数が相対的に増えている。
その結果職人と言われる技能職の方がそもそも生産年齢人口も減っている中で、
さらに加速して担い手が減っているというような状況にあるのかなと思います。
ただ別の観点としてはですね、最近やっぱりAIがすごく我々の業務を助けてくれるようになってですね、
実際にこの配管工だとかの人の方が連合師より給料が高くなったみたいな、
センシティブな記事もありましたけど、そういった形でやっぱり世の中に必要な職種であるからこそ、
それなりの給油は払われていくんじゃないかなというふうにも思いますので、
選ぶ理由としてはやっぱり、稼げる業界、稼げる仕事みたいな形でずっと継続していくんじゃないかなというふうには思います。
もう一点、人が減ってますっていう話と、実はもう一個考えなきゃいけないのが建設投資増えてますって話ですね。
減っていってるのはですね、2010年ぐらいまで建設投資ずっと、1992年からずっと下がってきたんですね。
投資が減ってきてると。ずっと減ってきてるので、建設業、従業者が減っていくっていうのは、
その市場に合わせた動きとしては別に不都合じゃなかったっていうか、
仕事がないので逆に人がいっぱいいる方が過酷な受注争いとかになるので大変なんですけど、
逆に言うと市場に合わせて就業者が推移していたっていう見方もあるかなと思うんですけど、
ただですね、2010年以降は建設投資が非常に増えていると。
2010年で42兆円ぐらいだったのが、最近だともう70、80兆円ぐらいまでが見えてきてる。
ほぼ倍ですもんね。
はい。で、ちょっと倍になってるんですけど、ただそのデフレターっていう数値があって、
前は物価上昇の補正する指標があるんですけど、その建設工事費デフレーターっていう指標を使って見直すと、
そんな激的に増えてるってわけじゃないんですけど、ただやっぱり物価上昇の効果をキャンセルしても建設投資っていうのはまだまだ増えてる。
増えてるっていうか、もっと増えてもいいと思うんですけど、
労働者がいないので建設投資の伸びが制限されてるっていう状況に見えるんですね、データを見ると。
皆さんご存知の通り、いろんなところでプロジェクトが頓挫したりだとか、延期になったりだとか見積もりがすごい高くなったみたいな形で、
メディアとかに出ることも増えてきていますけど、その背景には人手不足があって着工できないみたいな事情も出始めているということになります。
なので、実力としての建設投資はもっと実はさらに本当はポテンシャルとしてはあるんですけど、
人がいないので投資までいかないというような側面もあるので、
これ結構な経済損失であって、かつ解決しがいのある課題なんじゃないかなというふうに思いますね。
賃金上昇と時間外労働規制の影響
まさにおっしゃられた通り、2010年まで減っていくのは当たり前だよねっていうのは確かに言われてみればそうだなと思いながら伺っていて、
一方で多分そこから15年なだらかに横張っている、減少しているみたいなのは多分市場に対しておかしな動き方というか、
多分ここがまさに1992年から2010年まで市場がシュリンクしていくよねっていうところ、
長い期間をかけてシュリンクしていく市場だという認識を形成してしまったがゆえに、
多分人が戻ってこなくなってしまったりとか、その間に違う業界が魅力的に移るようになってしまったりっていうので、
なかなか働く人が戻ってこなくなっちゃったよねっていうのが現状なのかなとも思いますし、
そこに対してより魅力的な給料になってきたよっていうのも比較的割と最近の話だからこそ、
まだ戻ってくるには少し時間がかかるっていうのが今で、多分その市場のズレ、
労働供給のペースと逆に需要のペースとっていうところが合わなくなって、
今の状態になっているっていうのは確かにイメージできるなっていうのを思いながら伺ってました。
ちょっとダソくかもしれませんけど、需要と供給のバランスが崩れたときってどうなるかっていうのは、
古典派の経済学の方では色々モデル化されていて、
労働供給が減ると、需要が増えるってなったときに何が起こるかっていうと賃金が上昇するっていう、
当然皆さん直感的にもわかると思うんですけど、賃金が上昇するっていう現象が起きます。
公共工事の設計労務単価っていう、労務の単価の基準となるような数値があるんですけど、
実はそれも結構上がっていてですね。
手元の資料でいくと、2013年頃が1万5千円だったのが、今2万4千円とか2万5千円近くまで上がっていると。
これはその物価の上昇も当然見込まれているんですけど、
やっぱり人手が不足すると、お金を払わないと仕事ができないということになりますので、
そういった意味で、これも2012年ぐらいまでですかね、ずっと減少傾向がずっと続いてたんですね。
ですが、その辺りで上昇傾向に転じていますので、やっぱり人がいないから賃金が高くなって、
最近、若い方が少し増えてきつつあるっていう話がありましたけど、
それはその兆しじゃないかなというふうに思います。
ちなみに、公共のほうの単価が上がっているっていうのは、当然物価だったりとか人手が足りないっていうのもあると思うんですけど、
同時にその公共側のお金って、ある程度その業界をより強くしようみたいな言い合いもあるのかなと思ったときに、
そういう就業者の人を増やすための、ある意味施策として少し強めに上げてるみたいなところもあったりするんですかね。
ちょっと感覚的な部分なので実態はわからないんですけど、
強く上げてる可能性も当然あるんですけど、ただ実態としては、
単価を上げないと仕事が進まないというか、より高い見積もりがやっぱりゼネコンにも提示されていきますので、
実態は地域だとかの差もあると思うんですけど、
同じように単価は吊り上がっていってるんじゃないかなというふうに思います。
ありがとうございます。
今、たぶん現状の就業者のトレンドがそういう状態ですっていうところに、
数年前の話なんで、そういえばそんなことあったなっていうようなところかなと思うんですけど、
2024年に時間外労働の上限規制というものが正式に全体でスタートしたっていうところがあるかなと思っていて、
この辺りはまさに2023年とかで言うと、
24年問題がそろそろ来るぞっていうふうにみんなに言われてたタイミングがあったかなと思います。
24年の時間外労働規制がスタートしてから今でちょうど2年ぐらいになるんですかね。
ってなってきた時に、そもそも人手少ないです、建設需要に対してあってないです、
さらに時間外労働規制まで出てきてますってなった時に、
その業界への影響ってのは結構でかかったんじゃないかなというのも思っている部分はあっていて、
ちょっと直近いくつかスーパーゼネコンさんの決算を拝見をして、
ゼネコンの採用戦略
加えて機関投資家だったりアナリストとのQAのセッションがテキストで公開されているところもあるんですけど、
そこをいくつか見てみるとスーパーゼネコンさんの中でも2社ぐらい人手不足に関する言及があっていて、
その中ではやっぱり人手不足の影響って言ってあるよねっていうようなコメントが出てきてたりとか、
今今直接的にかなり大きな影響があるかと言われると、
数ゼネぐらいまでになってくるとそこまで影響はないけれど、結構それがずっと続くとは言えないみたいな、
比較的やっぱり人手不足に対して警戒するようなコメントを出されているような会社はあったなと思っていて、
この辺りって業界内を見られている中で、実際に具体的にこういう影響出てきてるよねとか、
あとは社内でこういう議論が出るようになり始めたなとか、その辺り気づかれる点ってあられたりしますか?
ありがとうございます。業界の中の話でいくと、
2024年で上限規制ですね、残業の上限規制が入ってから、それを超えてしまうと法令違反になるということで、
当然その各社ですね、集中する量を少しコントロールし始める。
目の前にいい案件があるから取るっていうよりは、本当にある程度余裕を持ってスタッフを抱えた上で、
いろんなプロジェクトを進めなきゃいけないということで、
そういったところで受注だとか取り組みに対して一定の制限をかけているんじゃないかなっていうのは、
いろんな方と話してて感じるところですね。
なのでその時間的な制約が建設会社には当然かかってきて、
今までみたいに取れる案件をたくさん取っていくぞというよりかは、できる限り余力を残しながらというか、
ある程度調整が効くような状態で、計画性を今まで以上に強く持ってやっていかなければいけなくなったよねっていうような、
そんなイメージだし、とはいえそれをやりながらも結局建設の需要だったりとか、
物価が上がっていく中で、また案件の単価も上がってるでしょうし、
っていうのもあって、建設会社自体の業績はすごく好調だよねっていうのが現状っていうイメージになるんですかね。
そうですね。好調なのかどうかっていうのはまだいろいろあるんですね。
本来であれば、よりお客様のニーズに対してお答えしなきゃいけなかったものを少しお断りしているような、
お断りっていうか、ちょっと見積もり高くなるんですよっていう形で、ご迷惑をおかけしているような部分もあるので、
決して喜ばしい状況じゃないかなというふうに思います。
で、お客さんの業績がよく見えている、外情報からもそれは見えているんですけど、
これ全部リスクを回避するための活動になってまして、
やっぱり物価の上昇が今後も予見される局面においては、建築とか土木のプロジェクトって非常にロングタームでやりますよね。
ただ金額は事前にある程度削弱する必要があると。
その期間で、例えば工材だとかロームだとかが上昇する可能性があるみたいな。
それを予測をして見積もりに反映する必要がある。
それは当然、ゼネコンのレベルでも各社やってらっしゃいますし、
サブコンだとか専門工事会社さんもそれぞれ見込む必要があるんですよね。
それは利益のためにというよりは、リスクを回避するために仕方なく行っている活動になりますので、
そこをうまいこと滑らかにする必要もあるんじゃないかなというのは、私個人としては感じているところですね。
確かにおっしゃる通りで、結構物価の上昇が本当に短期間でかなり起きてるっていうのが、
多分これも過去に建設資材価格上がってるよねみたいな話を多分どっかの会でやったような気もするんですけど、
その上がり方も結構急激に上がってるものもあったりとか、
逆に急激に落ちてるものもあったりとか、基本的には上ってるものが多かったですけど、
そういう風な形で価格が安定してないっていうところはあるので、
今回の改正建設業法とかである程度交渉はできるようになったものの、
とはいえ多分それがたくさん出てくるってなると、
当然コミュニケーションコストも上がるしっていうのを考えた時に、
ある程度事前に織り込んでいくしかないよねってのは確かにそうでしょうね。
物価の上昇だけじゃないですよね。物価上昇、円安、労務不足、
トリプルパンチぐらいもっとあるかもしれないですけど、
それぐらい建設投資の増加という4つの要因が、
全部を建設工事費を高める方向に持っていってるので、
それが今の状況ですね、課題ですね。
一旦ここまでで建設業界の人手不足の話だったりとか、
その背景だったりみたいなところを少し触れてきたんですけど、
そういう状況を踏まえた時に、人手不足だよねと言われつつも、
とはいえ人の採用をしなければいけないっていうのが、
業界の現状なのかなと思った時に、
そもそも建設業界ってどうやって採用してるんでしたっけ?
みたいなところを伺いたいなと思っています。
ただ建設業界って多分一口に言っても、
さっき出てきたようにゼネコンさんもあれば、
専門工事業者の方もいらっしゃればいいような形で、
規模感だったりとか何を担当してるのかによって、
そもそも採用の仕方も違えば、
採用してる人たちの属性も違うだろうっていうところがあるのかなと思っているので、
一旦ゼネコンと専門工事会社という2パターンに分けた時に
お話を伺いたいなと思っていて、
まず1個目がゼネコンさんの方で、
まさに戸田建設さんとかがここの領域かなと思ってるんですけど、
ゼネコンさんのイメージって建設業界の外部にいる人間からすると、
どちらかというと施工管理だったりとか、
あとは施工までの上流工程、設計だったりとか調達だったりとか、
そういったところを中心になっていて、
加えて新しい建設技術の研究開発みたいなのをやられてるようなイメージでいるんですけど、
基本的な採用職種ってそういう領域の人が中心っていう理解で正しいんですかね?
それとも結構実は知られてないけど、
こういう領域も取ってるよねとかってなんか現れたりするんですか?
ありがとうございます。
これも会社の規模によって少し変わってくる部分にはなりますが、
例えば総定、純大定、中堅の企業さんとかでいくと、
建築と土木のやっぱり施工管理をする方っていうのがボリューム層にはなります。
やっぱり現場で売上利益を作っていくと非常に重要な役割でありますので、
そこに多くの人を採用しています。
で、あと次に職種としてあるのが設計ですね。
設計をする部門、営業職種だとかも当然ありますし、
技術の研究開発の職種もあります。
あとコーポレート関連の部門も当然あったりとか、
あと各社の事情に応じてあったりするのが開発ですね。
開発っていうのはデベロッパーみたいな用地を取得をして、
自社で企画をしてビルを開発していくみたいなものがあったりだとか、
あと最近だとエネルギー関係の職種の方もいらっしゃったりして、
割と他種多様なんですよね。
いろんな方がゼネコンの中では働かれていて、
それぞれ連携して価値を創出しているというような感じです。
で、ゼネコンに関してはですね、
ある程度の規模のゼネコンになってくると新卒採用と、
キャリア採用も最近非常に増えてきておりますが、
新卒がボリューム層を形成して、
キャリア採用で不足している部分を補っていくみたいな構造になっているなと思います。
実はこのテーマで話をするにあたって、
戸田建設さんの新卒採用のページを拝見してですね、
めちゃめちゃ面白いなと思ったのは、
僕とかゴリゴリの文系で、
一応新卒でVCに入ったんですけど、
VCに入る前、別のIT系の会社から内定いただいてたんで、
一応就活をしたことはあっていて、
その時、文系職でITとかの就活をすると、
概ね用意されているのって総合職か事務職かみたいな、
二分類ぐらいしかなくて、
別に学部も問いませんみたいなものがほとんどだったなっていう印象だったんですけど、
戸田建設さんの採用ページとか見ると、
結構どの学部だったらこの職種合う合わないみたいなところのマトリックスが用意されていて、
なんかすごい特に理系のイメージが強いというか、
理系の中でもこういう学部だったらこの職種みたいな。
逆に文系職は結構一行にまとめられていて、
文系職だと営業だったりとか、
そういうところに丸がついてるみたいな感じだったんで、
結構いわゆるITとかそういう領域の経験がある人たちからすると、
ちょっと同じ新卒採用でも違った雰囲気があるなっていうのは、
採用ページを拝見した時に思いました。
結構面白いですよね。
最初からこう自分の職種はどこに配属、
配属ガチャって言われますけど、
自分が思ってたところと違うところに配属されるみたいなのが、
世の中の大企業だとあるんですけど、
職種に限って言うとある程度自分の希望が最初からあるのであれば、
そこを目指してエントリーできるみたいな。
田舎さんも同じような感じで採用されてるかなと思いますね。
そうですよね。
きっと結構それこそ大学でも土木系なのか建築系なのかって、
分かれてたりするところもあるかなと思いますし、
そう考えると割と最初から土木やってた方が建築に行かれるってなかなかないのかなと思いますし、
そういう意味でも学部学科と結構ちゃんと連動してる就活になるんだなっていうのは、
見て面白いなと思いました。
最近ですよ、やっぱりこれ。
細分化されてる。
そうなんですね。
了解の中で。
昔はどうだった?
設計・施工ぐらいで技術者って分かれてたと思うんですね、大体。
みんなその中でいろいろ経験しながらいろんな部門だとか役割を担っていくっていうのが、
各社の採用のイメージだったんですけど、
そうは言ってもやっぱりある働き方だとかある職種を目指してる人って、
それじゃやっぱり不安になっちゃうので、
より具体的な募集になってきたり、
細分化されてきたのが本当に最近です。
これっていうのは、やっぱり若い人を採用するのが難しいよねっていう中で、
それこそ建設業界に限らずさっきの配属ガチャみたいな話があっていて、
その配属ガチャ外れると結構普通に辞めちゃう若手もいたりするから、
できる限り最初から分かりやすくして、
少しでも入職する若手の方たちが安心して働きやすかったりとか、
希望が通りやすいよっていうのをアピールするために、
そう変わっていったっていう感じなんですか。
それとも別の背景があって細分化してるんですかね。
これはやっぱり学生の思考に合わせて、
8巻だとかに寄り添う必要が出てきますので、
そういった流れじゃないかなというふうに思います。
すいません、私担当者じゃないんで、
全部想像で話してます。
多分そういうことだと思います。
僕が新卒で18年3月卒で受けてたんですけど、
IT系の会社総合職だったんですけど、
総合職として入った後、
どの事業部に行きたいみたいな希望だったりとか、
あとはその希望に沿って入社前にメンターみたいなのがついてて、
そのメンターとディスカッションしながら、
こういう事業領域だったらこういうことやるよねみたいな話とかは
いろいろ出てたので、やっぱり若手を取るためだったりとか、
っていうので結構工夫は各業界されてるんだろうなっていうのは思います。
ちなみに新卒は多分割と一般的なものに近いなっていう印象を持ったんですけど、
専門工事会社の採用戦略と課題
その中途のキャリア採用みたいなところって、
いわゆる一般的な思考で言うと、
媒体だったりエージェント使って入ってくるみたいなイメージなんですけど、
建設業界の場合も同じような感じなのか、
それとも結構横の繋がりとかでそのままリファラル採用じゃないですけど、
みたいな感じで入ってくるのが多いよねとか、
そういうのって特徴はあられたりするんですか?
でもやっぱりボリュームはやっぱりそういった媒体だとか、
人材紹介とかから入ってくるんじゃないかなと思います。
当然リファラルの方がありがたいですし、
ミスマッチも起きづらいのでそっちの方がいいと思うんですけど、
まだまだそういった方、ボリュームは少ないかなと思います。
ちなみに私の部門も今採用強化中ですので、
ぜひ来たい方、ご連絡いただければ嬉しいです。
まさに今リファラルの方がありがたいっていうお話がありましたので、
ぜひ建設テックA to Z聞いてます。いいような形で。
斎藤さんに連絡すればいいんですか?これって。
大丈夫ですよ。直接ご連絡いただいて、
もし条件があれば一緒に働く仲間を募集中です。
概要欄に斎藤さんのツイッターのリンクも貼ってますので、
ぜひDMからお問い合わせください。
なかなか全日本のイノベーション担当の募集は珍しいと思うので。
いやそうですよね。
そもそもやられてる会社もまだまだ少ないですし、
そういう意味ではすごくレアなチャンスかなと思いますし。
戸田建設さんの場合ちょっと特殊だなと思うのは、
建設ど真ん中じゃないといけないというよりか、
結構クライアントの方のバリューアップというか、
課題解決みたいなところにもチャレンジできるっていうところはあると思うので、
少し建設以外の領域にも張り出せるっていうのは特徴的なのかなと思うので、
そういう意味ではすごい面白いですよね。ありがとうございます。
ゼネコンさんの方に関しては割と一般的な就活だったりとか、
転職に近いなっていうイメージを持ったんですけど、
逆に専門工事会社の場合って、これも素人目線ですけど、
どちらかというと現場で実際施工する人の採用をメインでやっていく。
合わせてそういう現場で働いてくださる職人さんの管理だったりとか、
そういうところがメインになっていくような人を取るっていうイメージなんですけど、
イメージ的にはそんなイメージであってるんですかね。
そうですね。専門工事会社で特にボリューム層となる技能職を採用するのって
結構難しいんですね、今。
最初にあったように人も減ってきていて、不足してるんですけど、
成り手がまだまだ少ないという状況が続いています。
まず一つ、やっぱりキャリアなのか新卒なのかっていう話が当然あるんですけど、
新卒はほぼほぼ無理っていうか、何十倍なんですよね、採用倍率が。
そのレベルなんですね。
一人を採用するのに、例えば工業高校とかに求人が来るのが、
何十件、これクラフトバンクの高木さんがいつも話してて、
そうなんだなと思って聞かせていただいてるんですけど、
実態としてはほぼそこからは採用できないというのが実情になってます。
そうなると、どこから採用するのかって話になると、
キャリアで採用するしかないんですけど、
やっぱり同業種の方とかで横移動して来られる方っていうのは、
そんなに多くない、少なくもないと思うんですけど、
そんなにないくて、やっぱり多業界とかで、
より稼げる仕事を求めて来られてる方が多いんじゃないかなっていうのは、
ちょっと私の認識ではおります。
えー、多業界から。
若手が採れないってなってくると、どこの会社も若手採れないって言ってるし、
だからこそ、今いるメンバーを逃したくないっていう風な取り組みもやられてるでしょうし、
ってなってくると、本当に全く関係ないところから採ってくるしかないよねっていうのが現状になるよなっていう感じですね。
そうですね。ちょうど建設投資が減ってた頃、バブルが終わって、
2000年代とかにはですね、逆に建設業に行っても仕事がないし給料も少ないから、
タクシーの運転手に転職しようみたいな人がいらっしゃってですね、
それ以外の業界とかも含めて、結構なタクシーの運転手の人と話してると、
結構な割合で建設業やってたんだよねっていう人いらっしゃるんですよね。
やっぱり仕事がないと別の業界に労働人口が推移していくと。
逆に今ニーズが高くなって賃金も上昇するので、
他業界から稼ぎたい人は集まってくるみたいな、
そういった労働供給の循環が行われてるんじゃないかなと思います。
確かに。一回過去働いてたよねっていうような方たちからすると、
今の職と逆に今需要が増えている建設業のお給料だったりとか条件面と比較したときに、
建設業戻っていいよなと思う人からすると、全然戻ってくるみたいなのありそうですよね。
そうですね。
逆に1個前のお話で新卒ほぼ取れないよねっていう話あられたかなと思うんですけど、
とはいえ新卒の採用ってやってはいるっていう感じだと思ってるんですけど、
その時っていわゆる現場で施工するよねっていうような方たち、
当然大卒で行かれる方もいらっしゃると思いますし、
さっき出てきたように工業高校だったりとか、
そういう高校から入ってくるみたいなケースもあるのかなと思ったんですけど、
このあたりって結構高卒採用も活発な領域だったりするんですかね。
今高卒は非常に低手数多で、逆に言うと取れないんですよやっぱり。
いくら頑張っても。
それをもう最初から分かっている会社の方はもうそもそも求人も出さないですし、
そうなんですね。
そういう人がいても数十倍ですからね。
だからもう本当に難しい。
事実上ほぼ不可能みたいなレベルまで達しているなって思いました。
確かに工業高校とかの子でも別に建設だけじゃなくて製造とかいろんなところから声がかかるだろうし、
どこの業界も人手不足って、建設に限らずみんな人手不足って言ってるから、
そりゃ倍率上がっていくよねっていうそういう話ですよね。
本当そうだと思いますね。
マッチングサービスと採用関連サービス
そういう現場で人足りないよねみたいな課題とか、
そもそも入職してくる人いないよねみたいなところの課題を解決しようっていう文脈で、
結構一時期建設現場と職人さんをマッチングするようなサービスって、
スタートアップでもかなりたくさん出てきたなっていう印象を持ってるんですけど、
このあたりってそういうサービスが出てきたことによって、
昔に比べるとやや改善してるよねっていう雰囲気なのか、
それともそれが出てきて以降より人手不足の現状が加速しちゃってるから、
やっぱり課題感はどんどん深刻になってるよねっていう感じなのかで言うと、
そのあたりどういう印象ですか?
正直ちょっと私は実態は正確に捉えてないんですけど、
まだまだマッチングしてないっていうか、
もっと課題が残ってるんじゃないかなっていうふうには思います。
あと多分この領域で言うと、
まさにマッチングみたいな話が出てきてる一方で、
採用関連のサービスって多分この業界めちゃくちゃ多いかって言われると、
そうでもないのかなと思っていて、
その背景にはちょっと僕もちゃんと理解してないんですけど、
建設業界で有料職業紹介の禁止みたいなのが法律であるんですか?
そうですね、そのあたり私も詳しくはないんですけど、
建設業があってよりはおそらく専門工事会社の技能者のことじゃないかなと思ってるんですけど、
確かにある領域においては人材紹介とかが派遣とかも含めて、
制約があるのは事実かと思いますので、
ちょっと私もそこ詳しくないんですけど、
クラフトバンク総研の高木さんが執筆されている建設ビジネスという本に多分詳しく書かれていると思いますので、
建設業の全財関係のビジネスされようと思う方は、
ぜひ手に取って見られるといいんじゃないかなと思います。
そうですね、結構課題はたくさんあるから、
他の業界でうまくいってるからそれそのまま持ってこようってやると、
意外とこういうあたりに定職しちゃうみたいなのもあるのかなと思うので、
このあたりはキャッチアップしていただいた方がいいかもしれないです。
本日はこれにて以上になります。聞いていただきありがとうございました。
次回は採用後の定着施策や業界への新規入職を増やす施策についてお話ししていきます。
本日の内容で気になったところがあれば、ぜひコメント欄からコメントいただければと思います。
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それではまたお会いしましょう。
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