00:00
FMヨコハマ)
podcast
こんばんは、ジャバタフットボールクラブノルオブです。
COMIC ATLASとはですね、神奈川にゆかりのある漫画家オーケストの招き。
作品から多大なる影響を受けてきたノルオブが、ロングインタビューをします。
30代に突入しまして、これからどう生きていくべきかを考えるあたって、
自分が本当に大好きな漫画っていうのをね、何とか切り口に、
先生方にインタビューをしていこうという、そういう番組でございます。
あのヴィンナノサガ・ユキムラ先生のたくさん感想をもらったりして、嬉しいですね。
皆さんがどう思ったかっていうのを聞くのが、僕は一番のご褒美でございますからね。
反応お待ちしております。
ということで、次回のゲストは新井英樹先生でございます。
その新井英樹先生に関して今日は紹介していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
紹介するの遅れましたね。
聞き手で今日はですね、番組スタッフ森屋くんが来てくれてます。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
漫画というもの自体ね、あんまり触れてない森屋くんが今回のね、
この導入会の僕の説明を聞いて、ちょっと面白そうと思ってくれたら、
これはつまり、そういうことですから。
そうですね。僕はだからこう、物差しじゃないですけど、
僕が引き込まれたらリスナーの方も引き込まれてるんであろうという。
そうですね。引き込まれてるんであろうという想定でやってみますので。
ぜひ引き込んでください。
引き込んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
今回のゲストは新井秀樹先生でございます。
新井秀樹先生は神奈川県横浜市生まれでございます。
宮本から記名で第38回小学館漫画賞青年一般向け本を受賞します。
カルト的な人気を誇るザ・ワールドイズマインとかキーチとかね、
キーチVSなど濃密で優しく激しい作品を描いている漫画家さんです。
本当カルト的な人気を誇ってるんですよ。
というのもですね、作品の発表から時間が経ってから
宮本から記名とか愛しのアイリーンという作品は映像化されていて、
つまりリアルタイムで連載中読んでいた人が
この作品を自分が映像化するんだって
多分思って映像化してると思うんですよ。
すごく強烈な作品なので熱を持ったファンの方がたくさんいらっしゃる漫画家さんって
思っていただければと思ってます。
そんな新井先生、最新作はですね、
カナと冬美という戦犯体の性格の2人の新米SM女王様を描く作品
スパンクをコミックビームで連載中でございます。
これはね、めちゃくちゃ面白いんですよ。
この作品ね、約20年ですね、引きこもっていた新井先生が
外に出始めて出会った人々。
その人々との出会いから生まれた漫画っていうイメージです。
今回の漫画、新井先生が一人で原作も作画もしてるんじゃなくて
散歩という形でフェティッシュな趣向を持つ人々が集うためのサロン
カミングアウトサロン、ユリーカっていうところを主催していらっしゃる女王様の
03:03
加賀美由美子さんを散歩という形で迎えて出筆していらっしゃると。
これ、作品の説明をしようかなって思ったんですけど
新井先生のツイッターの方で
第1話を読めるんですよ。
全部で読めるんですか?
第1話読めます。
この第1話読んでもらったほうが絶対にいいです。
そうですね、確かに。
そんなことあるんですか?漫画読めちゃう。
なんかハッシュタグで、漫画が読めるハッシュタグみたいなのあって、
その第1話とかを、なんていうんですかね、
皆さんツリー形式でポストしてらっしゃったりするんですよ。
それで皆さん作品に触れるみたいなカルチャーが漫画の世界にはあって、
それで新井先生も第1話をポストしてるんですけど、
これ読んでいただければ、このスパンクって作品がどんな作品なのか、
やっぱり言葉で説明するよりは見てほうが早い。
そして無料で見れる。
ならぜひそれ見てほしいと。
概要欄にリンク貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。
ということでね、読んでもらったらわかるとは言いつつも、
僕が新井先生の漫画をどのように感じてるかという話を、
ちょっと無料君にしたいなと思ってます。
お願いします。
これも完全に僕の個人的な見方なんで、
いろんな見方と感じ方がある漫画だと思うので、
僕はこう思いますという話でございます。
新井先生の内面が反映されているその著作品たちは、
すごく強烈な光があって、
やっぱ影響されてしまう。
影響されてしまうっていう言い方はいいのかな。
すごくね、パワーがあるんですよ。
それは激しい、痛い、優しい、美しい、見にくくもある。
一面では捉えられない漫画なんですよね。
目を背けたくなる瞬間とかに向き合わなきゃならないのが人生だよなとか、
人からするとそれってやりすぎなんじゃないって思うくらい、
本気で生きている人の激情っていうか、
感情がグーって込められてる。
なんて言ったらいいかわからない。
その正体がわからないものって、
つまり生きていることだったり、
人だったりするのかなって感じて、
新井先生が年を重ねていくことに、
その漫画自体の光とか表現っていうのはまた変わっていってる。
それを楽しめる漫画というか。
最新作スパンクっていうのは、
SMの世界が舞台になってるってさっき話したんですけど、
ようこそ切実と滑稽の世界へってセリフが出てくるんですよ。
SMの世界って馴染みが自分はなくてですね、
このスパンクを通して出会ったんですけど、
MOの方々っていうのは多分他人には理解されづらい。
されづらいというかされない。
ごくごくごく私的な、
06:01
自分しかわからないみたいな欲望とか思いっていうのを、
さらけ出せる場所っていうのがSMの世界だったりすると思うんですよ。
その女王様っていうのは、
その極めて私的な欲望だったり思考っていうのに対して、
真剣に向き合うっていうよりは、
真剣に戯れてるような感じなんだよね。
自分が感じるのは。
それがすごく面白くて見ていて、
その様って実は自分が今やってるようなことにも近いんじゃないかなと思って、
自分は音楽をやってて、
音楽を本気でやってるけど、別に誰にも頼まれてねえよなとか、
自分がこういう方法でしか自分の感情を発揮できないから音楽を選んでいて、
そこを本気になればなるほど、
ちょっとやっぱ滑稽でもあるよなっていう、
音楽の自分の表現っていうのを人に見せて、
人に喜んでもらうとかっていうのは、
これ実はすごく近いことなんじゃないかなとかいうふうに思って、
切実と滑稽っていう言葉を自分が出会ってから、この作品で。
なんかちょっと笑けてくるようになって、自分の生き方が。
すごい面白いなって思うようになったんですよね。
新井先生作品っていうのは、自分の生き方とか人生に対して、
少し見る角度を変えてくれるというか、
そういう考えもあるんだなって少し思わせてくれて、
それが激しかったり優しかったり痛かったりする、美しかったりするっていう、
いろんな面で生き方を見せてくれる。
自分にとってフィットする示され方だなってすごく感じるんです。
今スパンクの話しましたけど、
どんなときに読んでほしいかなって思ったんですよ、新井先生の作品。
それには、自分がどういうときに新井先生の作品で心が動かされて、
やべえってなったんだろうってことをお伝えしたほうがいいなって思ったんです。
それがね、名曲にあるんですよ。
ノルウさんが動かされたとき。
自分が動かされたときがあって、
なんか自分は音楽をやってて、ラップグループをやってて、
20代前半からほんと7年くらいかな、
ずっと上に上がるっていう、漠然とした目標に向かって、
なんか命を燃やしてたんですよ。
もうほんと、僕の性質が真剣になりすぎちゃう。
一つのこととしてギュッと入り込んじゃうとこがあったりして。
周りも見えなくなってる。
でも目標には向かっていきたい。
どうにかしたいっていうので、がむしゃらに生きてきたんですよ。
やっぱそういうのやってくと、それっぽい言葉をすごい使うようになって、
誰かのためにとか、お前のためにやってんだよとか、
人のためにこうしなきゃいけないんだよみたいなことを言うようになってきてて、
それは自分で気づかなかったんですよ。
で、ある日レコード会社との契約が終わって、
もうメンバー4人いたんだけど、
09:00
縛りもなくなるから、みんな自分のためにいきたいじゃないですか。
自分のために生きるわって、みんなが自分の人生のものって言ったときに、
なんかあれ、僕はどうやって生きればいいんだろうっていうふうに、
ポンってはしごを外れた感じになったんですよ。
なんだ、どうやって生きようって思ったときに、
新井先生の作品の一つ、人の子っていう作品に出会ったんですよ。
で、その人の子って作品は、キリスト、イエスキリストの生まれ変わりのように思える、
アマトワラシっていう男と、ボスチャイルド家っていう、
もう世界を動かす大富豪のジェームズをボスチャイルド、
交流を描いていく作品なんだけど、
その中で、アマトワラシって男が、
ジェームズの息子に話をするシーンがあるんだよ。
それちょっと長いんだけど、そのセリフが、
これすごい当時の、さっきの状況の自分にガンってきちゃったんだけど、
紹介してもらっていい?
偉そうに真面目に○○のために××のためになんてことを口にするだけってのは、
もうまんま偽善と傲慢だ。
それって、周りの気分を悪くするし、
めぐりめぐってパパや世界も不愉快にさせるんだよ。
そうなると、いいかと。
お前が今より少しでもマシになれば、
いい空気を振りまく心地いい奴になれば、
今の何かを変えられるかもしれないと。
いろいろ話しながら、
気持ちは常にウェルカム。
脱力して周りを見る。
他人のあらは気にしない。
おっ!ってなったら、
誰もとワンチャンで近づけ触れ合え。
人にできることなんか、出会いと生き別れ死に別れだと。
出会っては揺れて別人になって、
また出会って響いて別人になり続けてりゃ、
終わりだ!なんてため息も少しは減るだろうし、
こんなもんか!の落胆も次の糧になる。
胸躍る始まりばかりなら、
誰かを恨んだり、
寝たんだりする暇もなくなるよって。
もうこれで痺れやがっちゃって。
はぁー!と思って。
○○のために××のためになんて、
やっぱすごく言ってた自分がいて。
それより、いい空気を振りまく心地いい奴になったほうが、
何か変わるんじゃないの?
それが人に影響していくんじゃないの?っていう。
もうこれで、あ、そっか、俺はそうやって生きていきたいのかもしれないって。
自分の表現っていうのは。
音楽をやるとか、こうやってラジオをしてみるとかっていうのは、
誰かのためにやるんじゃなくて、
なんかいいよねって空気を、
人に伝播させていきたいんだってふうに思ったんですよね。
で、パッと楽になって、
お、うまくやるとそれやめよって。
なんかすごく楽になったんですよ。
これで僕は新井秀樹先生の作品をもっと読みたくなって、
すごいぞこの人の言葉と表現は面白いって思って、
他の作品も読み終わったんですよ。
なんか、だから自分にフィットする作品があったりするだろうなって思うし、
今回のスパンクっていうのは、
12:00
新井先生の作品の中でも新たな境地に入ってる作品だなって思うので、
ぜひ触れてほしいなって思うんです。
そんなことが漫画に書いてあるんですね。
人生を左右しちゃいそうな言葉というか。
そう、人生を左右しちゃいそうな言葉が新井先生の作品は出てくるんだよね。
ちょっと心麻痺してるかもなとか、
ああ、もやもやしちゃってるかもなとか、
どうすりゃいいかわかんねえやって思ってる方は、
新井秀樹先生の作品を読んでもらいたいなというふうに思っております。
まずスパンク読みたいなと思いました。
それでぜひ本編聞いてみてください。
めちゃくちゃ面白いんで。
コミカアトラス、次回ゲスト新井秀樹先生のインタビュー会でございます。
ぜひチャンネル登録、そしてTwitterXのフォローもよろしくお願いします。
お送りしたのは、のろぶと。
番組スタッフの森屋でした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。