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【ゲスト:眉月じゅん先生】前編「日記のように漫画を描く」
2023-11-09 34:53

【ゲスト:眉月じゅん先生】前編「日記のように漫画を描く」

「九龍ジェネリックロマンス」「恋は雨上がりのように」の著者・眉月じゅん先生をお招きしての先生が現在、感じていること・作家としてのスタイルを見つけたきっかけなど、聞き応え抜群のインタビュー前編です。<目次>最近ときめきありました?/環境と作品のリンク/自分のそばに置くものって大事/幼い頃から感覚派/ならいごと/このやさしさは誰のためにもならない/何をするにも結局勇気/。自分がより一層自分らしくあるために、漫画を描くのが重要/あなたは漫画を描くってことがどんなことかわかっていない!/これって一生つづくんだろうな/自分の中で一番ホットな感情・トピックはなに?/無理しなくてもガワの部分と中身が一致する眉月じゅん先生 Instaramhttps://www.instagram.com/mayuzuki_jun/

■COMIC ATLAS(コミックアトラス) とは?神奈川に縁のある漫画家をゲストに招き、作品から多大なる影響を受けてきたノルオブがロングインタビュー。辿ってきた道のり、現在までの地図をほんのちょっとのぞき見。人気作品を世に送り出す先生方の「過去のおもしろがり方」を学び、「生き方のヒント」を探っていく番組です。30代に突入し、これからの生き方を模索中のノルオブとともに、さまざまな先生の地図を収集して、自分だけの地図帳(=アトラス)をつくっていきましょう!

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■ノルオブ海と山しかない町に生まれた音楽と漫画をこよなく愛する気さくな⻘年。ラッパー。ラップグループ「JABBA DA FOOTBALL CLUB」に所属。FMヨコハマで毎週日曜10時から放送している「まんてんサンデーズ」のDJも務める。・X(Twitter):https://twitter.com/jiro_no_musuko・Instagram:https://www.instagram.com/handsome_kanemochi/
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コミックアトラス
皆さんには耳なじみがない言葉じゃろう。
これは様々な漫画家先生の巡ってきた道のりをお聞きし、
現在までの地図をノルウォグとあなたが、ほんのちょっとだけ覗き見させてもらう番組じゃ。
彼らが紡ぐ物語のように、辿ってきた道のりの面白がり方を知れば、
あなたの世界の見方が変わるかもしれんぞ。
ノルウォグと共に様々な世界の地図を収集し、自分だけの地図帳、アトラスを作るのじゃ。
今回のゲストは、【恋は雨上がりのように】
空論ジェネリックロマンスの著者、毎月純先生。
彼らの地図を覗き見する旅へ、さあ行くもじゃ。
お越しいただいたのは毎月純先生です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お忙しいのか。
いえいえ。
とっても嬉しいです。
初めまして。
だいぶお話しさせてもらって、気さくな方だなという印象を受けたので、
とても落ち着いています。
本当ですか。
そういう意味では。
よかったです。
作品からも楽しそうな空気というか、
楽しんで描いてらっしゃるだろうな、みたいな感じは受け取ってたので、
そういう意味では、
なんか、気に入っていたんじゃない?
気難しくない。
気難しくない感じ。
そんなストレートに。
そうですね、本当。
包まないで言うなら。
気難しくないというよりは、気さく。
気さく。
だなと感じます。
ということで、よろしくお願いします。
いろいろお話聞いていきたいんですけど、
最初に聞きたいなと思ったのが、
最近トキメキって、なんかありました?
最近トキメキ?
なんか、トキメキ結構見逃さないようにしてるっていうインタビューを、
どっかで背景させてもらって。
どっかで言ったかもしれない。
でもそうですね、トキメキは常に、
割と常に大事にしてるし、
常にトキメキがないと嫌かもしれないです。
でもそれはもう、あらゆるジャンル。
人間関係であれ、物質であれ、もう何でもで、
最近私引っ越したんですけど、
広い部屋から狭い部屋に引っ越したんですよ。
その今の狭い部屋がめちゃくちゃ居心地が良くて、
断捨離をしてるんですよね。
断捨離をして、
もう自分の本当に好きなもので構成したいみたいな、
もう本当に無駄なものをいらないっていう、
だからもう、なんて言ったらいいんですか。
もう全部一群みたいなもので固めてるんですよ。
そうすると、もうね、常に家にいるだけでトキメキ。
03:01
へぇ〜。
もう全部、どこを見ても、
全部自分の好きなものがすぐ目に入るみたいな。
大事です。
それは最高ですね。
それは、引っ越した理由は別に、
その、そういう風にしたかったからとかじゃないってことですか?
あ、でも割とそういう風にしたかったからっていうのがあって、
すごいもう本当に前の家って広くって、
で、引っ越したかったんですけど、
ちょっとコロナの関係とかでずっと引っ越せなくって、
あとは物件がなかったりとかあったんですけど、
もうこの度、もう本気で探したら出てきて、
本当にちょうどいい。
家移す時って本気じゃないとむずいですよね。
やっぱりむずいですね。
それは、まあコロナ禍前から、
その環境を変えたいなっていうことを、
なんかずっと思ってたんですか?
そのなんか、
なんでその環境変えたいと思ったのかなと思って。
私、割と引っ越しする方で、
大体まあ、2年契約じゃないですか、お部屋って。
で、今まで私更新したことなかったんですよ。
で、多分5軒ぐらいもう移り変わってるんですけど、
毎回更新せずに新しいお部屋を探すっていうことをやってて、
で、前住んでた部屋が初めて更新したぐらいだったんですよね。
しかもそれも別に自分の意思というよりも、
もうコロナのせいでみたいな感じ。
仕方ないからってことなんですね。
仕方なくって感じだったんですよ。
じゃあもう移りたくて、移りたくて。
漫画に移りたい。
で、その理由が、
新規一転したいなって思うのが、
大体2年周期っていうのもあるんですけど、
私その時描いてる漫画の雰囲気に似た場所に住みたいっていうのがちょっとあって。
へー。
で、前の前に住んでたところって、
小屋名のラスト辺り描いてたんですけど、
そこも別に広いとこじゃなかったんですけど、
で、その土地も私が住みたいところとはちょっと外れたところで、
で、なんかどうなのかなって感じがしたんですよ。
でもその時に、夕方あたりにお部屋の中見に行ったんですけど、
そしたらマンションの前を私立の女学生たちが制服着て、
わー、キャーって感じで下校してたんですよ。
私それ見た時に、
なんかわかります?ちょっと小屋名の雰囲気。
あー、わかりますよね。
わかりますわかります。
なんか学生の、その時ほんと中高一巻とかだったから、
たぶんちっちゃい子もいて、
なんかね、すごくいい波動を感じたんですよ。
で、ものすごく小屋名のアキラちゃんとか、
もうなんかああいう10代の子たちの、
なんていうんですかね、
ういういしくみずみずしくフレッシュな波動を感じて、
その下校姿見た瞬間にここに決めますって言って。
あー、なるほど。
なんかその時に描いてる作品の雰囲気と、
とても合ってるような場所を、
結構意識してもそうだし、
無意識にも選んでる感じがあって。
確かにそうなると、今のこの映し方、
家の映し方と先ほどおっしゃってた一群だけが周りにいて、
狭い場所っていうのは、
06:01
このクーロン・ディネリック・ロマンスの空気ともフィットするというか。
確かに。
で、やっぱ物って大事なんですよね。
自分のそばに置く物って。
なんか前にすごくおしゃれな雑誌の方にインタビュー受けさせてもらったことがあって、
その方にもこういうような話をしたら、
やっぱその方も一時期一群じゃないものを身につけたり買ってたことがあって、
その時に自分を見失ったっておっしゃったんですよ。
で、改めて自分にとって何が一番好きかを見直したみたいな。
で、そのことによって自分を取り戻しましたって言ってて、
ものすごいおしゃれな方なんですよ、ぱっと見。
そんな人でもやっぱりちょっとでも自分のセンスとちょっと外れたものとかを身につけたりとか置いてると、
そうなっちゃうんだって思って、いかに大事か。
なるほど。
なんかお話聞いてると感覚の部分ってところがものすごいこう。
感覚ですね。
なんか重視してる?
スピってますね。
僕もそういうタイプなので、
すごくさっきおっしゃってた夕方にっていうタイミングも含めて、
これだって思う感じっていうのはわかるなって思って聞いてたんですけど、
その感覚はずっと昔から感覚派だなって思います?自分のことは。
思います。めちゃくちゃ思います。
自覚したのっていつぐらいですか?
でも結構早いかも。
もう幼稚園というかというのも、
自分の感覚に合わないとものすごく不調になる。
逆に言うと。
そこで分かったかもしれないです。
なんか自分に合わない人や物とか場所にいると、
もう本当に調子が悪いみたいな。
なんなら具合も悪いみたいな感じになるなっていうのを、
割ともう小さい時から自覚していて。
でも小さい時は合わないものは分かるんだけど、
合うものがなんかいまいちバシッと分かんないっていうのがあったんですよ。
その漫画とかはすごく好きだけど、
好きだし合ってるってのは分かるんですけど、
なんか私はここにいればとても、
なんて言ったらいいんだろう。
合うの、自分には合うのってなんかはっきり分かってなかった。
なんか合うものはなんとなくで、
なんか求めていて、
合わないものは結構はっきり拒絶していたみたいな。
今はそれがどっちもはっきりと分かる。
これは自分に合う、これは自分に合わないっていうのがはっきり分かるんで、
なのでめちゃくちゃ断捨離しやすいですよね。
なるほど。
それはもう減っていく中で、
年を越えていく中でその感覚を磨いていったというか、
合わないものははっきり分かったけど、
合うもの探しのところの感覚磨きが、
年々性格になってるなってことですよね。
あとはたまに一見合うと思いきや、
全然合わなかったっていうのもやっぱりたまに出てくるんですよね。
そういう時に、合うものも一緒に見直す。
09:04
そうですね、合わないものとぶち当たった時は、
同時に私はこっちが合うなっていう、
そのいいものの方も必ず見直す。
自分が変化してる可能性があるからってことですよね。
今まで合うと思ってたものが、
これは自分、今はそうじゃないんだみたいな。
とか、あとは一見合うふりをして近づくものもあるなみたいな。
なるほど。
そこはやっぱり自分でも自分のこと分かってなかったなってことにもなるんですけど、
どんどんもう解像度を上げていく、自分に対してって感じですかね。
そうか、幼稚園の時じゃあ嫌だったものって何だったんですか?
これちょっと合わないなみたいな。
習い事。
なんかね、たぶんあれって、
あの時の時代もあるんだと思うんですけど、
たぶんバーブルの終わりかけなのかちょっと分かんないけど、
なんか親がとにかく私にいろんな習い事をさせたんですよ。
例えばクラシックバレエとか、
でピアノ、集字、ソロ版、お絵かき教室ってあって、
私はこの中でお絵かき教室のみが楽しかったんです。
その他もう一切、もう1ミリも楽しくなくって、本当に。
部屋も出てますね。
そう、1ミリも楽しくなくって、
なのに一番楽しかったお絵かき教室が閉鎖されちゃったんですよ。
一番最初に早々になくなっちゃって、
でそっから、私なんか結構自分の意見を昔言えないタイプで小さい時、
で親に本当私これやりたくないってことを言えなくって、
でバレエも集字もソロ版もずっと続けてたんですけど、
もう本当につまんなくって、
でもうその時から唯一楽しかったのってお絵かき教室だなって思ってて。
そっか、一気に苦手なことがわかったんですね。
それ習い事をさせられてることは嫌なんですか?
もう全部。
そのシステムから何から。
何もかも。
でもお絵かき教室はすごく楽しかったですね。
だからそれで言うとシステムじゃないのかも、やってる内容がかもしれないです。
絵が好きっていうのがわかったから、
失っておことによってってことなんですかね。
そのお絵かき教室閉鎖されていよいよ、
そっかその前から気づいてるんですもんね。
気づいてる。
ただ絵は家でも描けるじゃないですか。
描けますね。
だからあんまり失った感はなかったんですけど、
でもなんか結構すごく寂しかったんですよね、
あのお絵かき教室なくなっちゃったこと。
でお絵かき教室なくなっちゃって寂しいってことも親に何か言えなかったし、
であとは家で描けるから、
なくなったけどあるみたいな、
なくなったけどなくなってないみたいな感じで、
あんまりそこに特に言うことでもないかなってその時思っちゃったんですよ。
変化とは思わなくてもいいっていう思い方をするってことですよね。
それで、ずっとそれ以外の習い方続けるんですか?
なんか割と早々に辞めたんですけど結局。
でも1,2年はやってたかな。
でもその晩はちょっと微妙に楽しかったかも。
12:02
今思い返したら。
その晩はなんかちょっと楽しかった。
暗算早くなりましたしね。
そっかそっか。
終始もちょっと楽しかった。
やっぱ書くっていうのが好きなもん。
シンプルにね。
そっかそっか。
その辞めるタイミングとかは例えば学校、小学校が違和感上がるとかって感じってことですか?
とかなんか終始とか、
終始はずっと気持ち的には続けても楽しい楽しくないと言うと続けてもよかったんですけど、
なんか別にここ突き詰めなくてもいいなって思ったんですよね。
自分がやりながらってことですね。
ある程度もう分かったみたいな感じになっちゃって。
で、その晩ももうある程度暗算早くなったし、いっかみたいな感じですね。
で、バレーは、バレーとピアノはもう本当にやりたくなくなって辞めました。
もう辞めたいって言って。
ああ、それ話して。
話して。
それはさっきおっしゃってた、昔は言い出せなかったっていうタイプだったけど、
言えるタイプになったってことですか?どこから。
でも、いやー、案外今でも言えなくって、すごい遠慮しちゃうんですよ。
遠慮しちゃうのと、なんかね、でもこの優しさは本当にもう誰のためにもならない。
自分のためにもならないし、相手のためにもならないんですけど、
よく言うと優しすぎる。自分に言うなって感じだけど。
でも本当にそうで。
すごく、はい。
で、悪く言うと遠慮しすぎなのかな。
ただ、やっぱね、私はこれこれこう思うからこれが嫌なんだよねとか言うのって、
やっぱ相手のためにも本当になるなっていうのを本当につくづく最近思いますね。
自分もすっきりするし、やっぱり相手もああそうだったんだってことになるし、
次に繋がるじゃないですか。
なるほど。それ、伝え方を得た感じなんですか?
ああ、そうかもしれないですね。
で、もちろん角が立たないように伝えるっていうのとかもあるし、
うーん、でもね、やっぱ結局言えなかったっていうのは、
まあ今優しいなって言葉使いましたけど、結局勇気がなかったなと思います。
そういうの。
そういう勇気。やっぱ相手傷つくじゃないですか、普通に。
例えば何かを断るときに、これこれこういう理由で私はそれには答えられないとか、
私はこれは嫌ですっていうときって、
まあ少なからずどんなジャンルでも相手は一瞬、ああ、ダメなんだって傷つくじゃないですか。
で、それがなんか想像できちゃうから、なんかね、相手を傷つける勇気がなかった。
でも、やってみて思ったのは、その一瞬はその人傷つくんだけど、その一時は。
でも、なんか伝えずに拒絶する方が多分傷つくと思うんですよね、相手って。
結果的にモットーってことですよね。
そうって思いました。
その伝え方みたいなのを自分がある意味得たというかは、最近っておっしゃってましたけど。
最近やっともう遠慮しないってことを決めて。
15:00
まあそれは何かあったんですか。
そうですね。
まあ本当僕プライベートな話で全然あれなんですけど。
まあでもそうですね。なんかもう誤魔化して、誤魔化すことはできないっていうのと、あとまあいい歳なので、もう誤魔化して離れたりとか、誤魔化して断るっていうのをもうやめようって思って。
特にその時はっきりとした、伝えられるものがあるんだったら、もう伝えようって決めました。
でもこれね多分ね遅いと思う、そうなるの。なので本当にね、皆さんはもう、これできる人って早くからちゃんとできるんですよ。
さっきおっしゃった断捨離に近いのかもしれないですね。
近いです。本当に近い。
自分に合ってると思ってたこの方法が、あれこれ合わないのかもしれないみたいなことを自覚したってことなんですかね。
私は合わないって分かりつつ、なあなあにして受け入れちゃってたなとか。これははっきり言って私は本当に未熟だったと思います。
本当やっぱできる人ってできるんで、もっと早い段階でね。だからそういう人って本当すごいなって思うし、そうなんですよ。
なのでね、そういった未熟さをあるので、そういったことを日々も、私もなんていうか気づいて、気づいた時にはもう成長できるならちゃんとしてってことをして。
その勇気は必要ですよね。
勇気は必要です。もっと何をするにも結局勇気なんですよね。
なるほど。だからすごく自分が今お話聞きながら、もうすごく重なる部分があって、やっぱ人に言わないで生きてきたというか。
そうなんだ。
嫌なことあっても、ちょっと離れたりとか。
言わずにね。
解釈変えるかみたいな形で結構自分の中で紹介してたんですけど。
解釈変えるかってどういうこと?
何かがあった時に、その事象に対してもう一個離れてみて、この人は今つらいんだろうなーとか。だからこんなこと言っちゃうんだよなーって思って許すとか。
それもでも大事ですよ。それまた大人、それできるのはすごく大人だと思います。それはすごく大事だと思います。
でもやっぱり首を締めてる部分もあって、やっぱ自分の方も疲れたりするときに、確かにその使い分けは必要だよなーとかお話聞きながらちょっと思ってて。
先生自身が作品作るごとに、なんていうんですかね、たぶん小屋目の時からジェネリックロマンスまでのこの間の中で、こう作品の中でキャラクターも含めてずっと問いかけてる感じはあるんですかね。
これ今どうなんだろう、心情として彼らが話してることとか、やることってやっぱり傷つくことってあるじゃないですか。
18:00
だからやっぱり小屋目もジェネリックロマンスもちゃんと傷つくというか、そこの傷つくまでの話というか、ちょっとテキストがわかんないですけど、その時に感じたこともあったりするんですかね。
ありますね。もう私は漫画、私の漫画はもう日記のようなものだと思っていて、でまぁ小屋目は17歳のあきらちゃんなんで、その自分が17歳の時に感じたことも、なんかその過ぎ去った何かそういったことも、ことを一番メインに書いてる気持ちはあったんですけど、
でも書いてる時に自分の身の回りに起こって、で自分が感じたこともそのままそのあきらちゃんに変換して書いたりってこともありましたし、店長に変換してってこともあったし。
ただなんか、これはなんで自分でもそうですね、できるのかよくわからないけど、かといって私の言葉をまんま言わせてるっていうふうにはならないんですよね。なんかちゃんとそのキャラクターを通してそのことを書くようにはちゃんとしているんですよね。
それはある意味、自分とは別人格のその人間たちが自分の今感じたことをどう出力するかをその答えが決まってないというか、投げ込んでどうなるんだみたいなところで答えを模索してるというか、自分の今の現状なんですかねっていうのを鏡みたいにして確認してる感じなんですかね。
そうですね。店長とかも自分とは違う人格だけど、やっぱり私が書いてるので少なからず私の人格は全部のキャラクターに入ってると思うんですよ。そうした時に多分思うのは、私が日々悩んだり気づいたりすることってすごく特別なことでは決してなくて、きっと普遍的なことだと思うんですよ。
本当は嫌だけど、なあなあにして受け入れちゃってるなってことって、私だけに特別起こることじゃなくて、みんな起こることじゃないですか。すごく悩みとしては、悩みや出来事としてはとてもありきたりなことなんですよね。それを私の人格のまま出すってなったら、今こうやってお話ししてるような言葉になるけど、そこをあきらちゃんを通して、じゃあそのことを言ってみようってなると、
例えばあきらちゃんが友達が傷つけられて、その傷つけた男をパンチで殴るっていうシーンがあるんですけど、私だったらパンチしませんよ。そこで多分言葉で言うと思うんですよね。でも、もし友達が目の前で傷つけられたっていうのを見たら、私だったらきっと言葉で相手に対してちょっとって言うけど、あきらちゃんだったらどうするかなってなった時にパンチだったんですよ。
パンチでしたね。
あきら そんな感じで多分、キャラに落とし込んでいるキャラを通して、このキャラだったらこういうことが起こったらどうするかなって思って。
21:09
どうするかなって思ってパンチするなって思いました。
なるほど。面白いな。なんかその繰り返しがまた先生の内面を作っていってるみたいな感じなんですかね。こんなことしたなみたいな。
あきら でもなんかそれあります。なんか今キャラと私はあくまでも別ですって言いつつ、なんかちょっとシンクロしちゃうとこあるんですよね。それが他の人から見たらどうか知らないけど、でも担当さん今日も一緒に来てくれましたけど、担当さんがクーロン始めてから、クーロンの主人公の名前が鯨井さんって言うんですけど、
私のことを鯨井さんって呼び間違えた。そんなことってある?って思うんですけど。なんか最近はないけど、大熊さんから見て初期の頃は鯨井さんはまんま私だったらしいです。でも私は変わらず、もちろん私が描いてるから私っぽいところはありつつ、でもあくまで鯨井さんで私は私って分けてるつもりだったんですけど、
大熊さんからしたらすごく被る部分があったみたいですね。
それはどんどん連載していく中で、僕が循環してるイメージなのかなって話聞いてたんですよ。
同化してるところから一個離れて内面を共有してぐるぐる回ってるような感じなのかなって。 私もそっちだと思ってるんですけど。
今回のクーロンとかの。 でもそれはね、循環しつつたまにすごく近づいて、でもたまにちょっとすごく離れて俯瞰してみれてみたいな、なんかそれはもうバラバラかもですね。
惑星みたいな感じ。 惑星みたいな、そうですね、こうぐーって回って。 周期が違うから、シンクロしてしまう時もあったり。
それは作家さんによってそういう同じようなタイプの人もいれば、やっぱ違う人もいると思います。
自分を描くタイプの人と他人を描くタイプの人って大きく2つに分かれた時にいるらしくて、それで言うと私は多分自分を描くタイプよりなんでしょうね。
でもそこを行き来してる感じってことですよね、きっと。
ちょっと離れたり近づいたりって感じですね。
面白いな。それは、ちょっと幼少期の話に戻りますけど、絵を描いたりするとか、自分のことを知るっていう作業の中で、絵とか漫画とか、もしくは物語を作るとか、そういうものが自然と絡んでいったりしたんですかね。
例えば思春期とか、20代入ってとか、漫画家として活動する前かもしれないですけど、そんなことは意識せずに。
自分を知るために漫画や絵を描くっていう気持ちって、意識って全然してなくて。
24:06
なんなら、恋やめを描く前って、連載を撮る前は読み切りのネームをひたすら書いて担当さんに見せるんですけど、当時の担当さんに、あなたのいいところは日記のように漫画を描くところだって言われたんでしょう。
そこで私、初めて意識して、本当だってなって。
プラス、漫画を日記のように描くことによって、その時自分が感じてること、今自分が何に一番イライラしてるかとか、それこそ何に一番ときめいてるかとかが、分かるし、なんて言ったらいいんだろう。
今一番自分の中で熱いものですよね。
例えばその時、ものすごく頭に来ることがあったら、それが今一番自分の中でホット。
自分の中で今一番ホットなものを作品に描くことが、一番上手くいくってことにその時気づいたんですよ。
本当その時の当時の担当さん様々なんですけど。
そこからちょっと私、漫画の描き方が変わったというか、意識するようになりました。
自分は日記のように漫画を描いてるんだって。
自分らしさとか、自分がより一層自分らしくあるためには、漫画を描くっていうのってとても重要なんだっていうのが、そこで初めて結構つながっていって。
で、そのことを言われる前にその当時の担当さんに、もうあなたは何で漫画を描いてるかとか全く分かってないってすごい言われて。
結構その人って名物編集者さんだったんですけど。
言われて、もう漫画を描くとはどういうことかっていうのが何にも分かってないとか言われたし。
それを言われても私は分かんなかったし。
でもその後、日記を描くように描いてるところがとてもいいところだよって言われて。
なるほど、なんかだんだん分かってきたみたいな感じでしたね。
なるほど。面白い。そっか。
そこからさっき言ってたような、合う合わないみたいなところの回答度も上がっていったって感じ。
どんどんどんどん上がっていったし。
やっぱなんかその人に日記のようにっていうことを言われてから、ちょっとそういうのを意識するようになったし。
その時自分が何を感じてこの話を今描きたいって思ってるのかなっていうのは意識するようになったし。
そうすると、やっぱより一層その敏感になってくるというか、その感じ方が嫌なこととかいいことに対して。
で、どんどんどんどん回答度が上がっていってっていうのがあるんですけど。
でもなんか、うーん、なんて言ったらいいか。
年齢関係ないんですよね。
今私40なんですけど。
40になったからといって、じゃあ感じることが少なくなったかなっていうとそうでもなくて。
これってもう10代の時にやるべきことだよねってことを今なってやってることもあるし。
27:05
多分これって一生続くんだろうなって思います。
多分これって漫画家に限らず、ものづくりしたり表現している人全部に言えるんじゃないかなって思います。
その一言をもらうまでっていうところは、なんとなく自分の中で合う合わないと思うのがあったわけじゃないですか。
その時に合うなって思った共通点とかあったりするんですか?
共通点は、その言葉をもらうまでは、確かに私はなぜ自分が漫画を描くかってことは全く分かってなかったなって思って。
じゃあ今までそれまではどうやって漫画を描いてたかっていうと、
ほんと単なる好み。こういうキャラが好きだから、こういう話が好きだから描きたい。
でもそれはすごく大事なんですよ。
なぜならこういうのが好きっていうのはもちろんトキメキでもあり、でもそれは好きだからなんですよね。
でもそれだけで描いちゃうとやっぱり側だけみたいな。
なぞってるような感じになっちゃうんですね。
昔自分が好きだった、あの漫画好きだった、私もあんなのを描きたいっていう側だけをなぞって、それっぽい話をなんとなくまとめて、はいみたいな。
ちょっと器用貧乏なところがあるんで、それでまとまっちゃうところがあるんですよ。
うまくできちゃうところもあってってことですね。
それでもうやっぱデビューもして、そこから何作か読み切りも乗ったんだけど、
でもその担当さんに出会った時に、今までの漫画は面白いって言われたんですけど、でもやっぱもう一段階いかないとねみたいなところで、
何もわかってないって言われて。あんなに褒めてくれたのに何もわかってないって言われて。
そこまではね。
全員否定みたいな。
でもなんかそれで恋やめにつながるっていうか。
でまたその担当さんじゃないんでしょうね。恋やめは。
でもその担当さんを通ったことが私の中ではめちゃくちゃ大事だった。
転機やったってことですね。
転機でした。すごい腹も立ったし、なんでって思ったけど、でもものすごく大事でしたし、そういう日記のようにっていういい言葉すごくもらったし。
後から聞いてきたってことですもんね。
後から聞いてきます。
当時はもうなんでこんなこと言うんだろうぐらいまで。
はあ?みたいな。
思っちゃいますもんね。
でもわかるけどみたいな。
その人もはっきりなんて言ったらいいかなみたいな感じで。
はっきり言葉に出せないけど、それこそ感覚でわかってよみたいな感じだったんですよ。
それがさっき言ってた日記って言葉が一番そこに近い言葉だったんですね。
なるほどな。
はあ、そうか。
それで、なんかこれも別のインタビューでお話したの見たんですけど、
こいやめ自体はもともとすごい最初期に書いてた作品がベースになってるっておっしゃってると思うんですけど、
ある意味それは下手から、もちろん側のものも全部含めて、再結集していろんな技術とか考え方含めて、もともと最初にあったものをグッて押し上げた感じなんですかね。
30:11
確かにそうかもしれません。今初めてああって思ったけど、
こいやめのベースになった読み切りがあって、それは発表されてない、発表してない作品なんですよ。
実はとある章に出して、何時までは残ったっていうやつなんですけど。
でもそれってまさに私が好みのものを詰め込んで、だけど好みのものを詰め込んだだけのもの。
雰囲気はあるし、ぽいし、それなりに一個まとまってはいるんだけど、でもなんか一つどころか一つ二つ三つ四つ足りないよねって感じがあって。
その足りないっていうのが多分スパルタ担当さんだった人の言うところの、なぜあなたが漫画を書くってことを意識しろみたいなところだったと思います。
もうなんかあれが、そのベースになったのはほんとただの側だった。
ほんと外見だけが綺麗なだけみたいな感じで。
で、こういう目はスパルタの人から別の担当さんなんですけど、でもその人とも結構じっくり、
一体君にはどういった表現が合うんだろうねとか、もう結構一からじゅんぐりに探っていこうみたいなのをやってくれた人だったんですよ。
で、自分でもそれをもうほんとそうだな、さすがにもうここまで連載ネームが通らないとなったら、本当に向き合わなきゃってなって。
で、あとはなぜ自分は漫画を書くんだっていう風に、こんな堅苦しくは考えない方がいいです。
今もしこれを聞いてる連載ネームに苦しんでる新人さんがいたら、そんな風に堅苦しく考えない方がいいです。
そうするともっとぐるぐるしちゃうんで。
それよりももっと、だからやっぱり今自分の、過去でもいいから、自分の中で一番ホットな感情ですよね。
ホットな感情とか、ホットな感情、ホットなトピック何?って考えた時に、それを相手にどうやって伝えたいか。
ってことは、その側がいいっていうのは伝え方はものすごい綺麗なんだけど、伝える中身って何なの?ってなった時に、
すごいここでワクワクしたとか、熱が吹き込まれた作品が濃いやめってことなんですね。
だからそうなんですよ。側と中身が一致したら、もうそれは相乗効果でとびきり良いものができるんですよね。
濃いやめの場合は、ねえねえさ45歳の男の男性と17歳の女の子とか、そういう側のところはできてたわけなんですよ。
でも中身がなくて、でもその時に私が、こういった何て言うんですかね。
挫折して、今はこのぬくぬくと優しい世界にいるけど、自分はそこから勇気を持って飛び出して、やっぱり自分と向き合わなきゃいけないとか、
33:08
そういったもの、そういったことだ。言いたいのは。とか思った時に、自然と一致するんですよ。
無理しなくても、自然と自分がやりたい側の部分、自分が描きたいもの、側の部分と中身が一致するんですよ。
それはずっとある意味探し続けてるし、手を動かし続けてるからってのもやっぱあるってことですよね。
それもあるとは思います。
ゆっくりゆっくり重なっていくみたいな。
インタビュー前半はここまで。後半は次回更新いたします。
ハッシュタグコミックアトラスでぜひ感想をお待ちしています。
チャンネル登録してお待ちください。
次回更新もお楽しみに。
34:53

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