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FMヨコハマ
ポッキャース
こんばんは、ジャバタフットボールクラブノルウブです。番組スタッフのもやです。COMIC ATLASでございます。
神奈川にゆかりのある漫画家の先生をゲスト招き、作品から多大なる影響を受けてきたノルウブが、ロングインタビューをします。
先生が辿ってきた道のり、現在までの地図をほんのちょっと覗き見させていただく番組です。人気作品を世に送り出す先生方の過去の面白がり方を学び、
生き方のヒントを探っていきます。ということで、コミックアトラス、今回は眉月じゅん先生のインタビューの導入編でございます。
ということで、簡単にどんな先生なのか紹介させてください。神奈川県横浜市出身の漫画家の先生です。
17歳の女子高生と45歳のファミレス店長を中心とした人間模様を描いた、恋は雨上がりのようにが大ヒットを記録、アニメ化と実写映画化されました。
それで今最新作、ヤングジャンプの方で、クーロンジェネリックロマンスを連載中でございます。
とってもね、僕好きな作品で、この後インタビューの収録をするんですけど、めちゃくちゃワクワクしてるんですよ。
今日はね、どんな作品なのかを森役に紹介したいなと思ってます。クーロンっていう場所を舞台に。時代は多分おそらく未来なんですよ。出てくる車とか浮いてるし、未来の多分中国を舞台にしています。
これ作品紹介の中に、優しいディストピアで送る日常大人ロマンスって書いてあって、めっちゃいい言葉だなと思って。優しいディストピア。ディストピアってわかります?
ユートピアの逆、理想的な社会の大義語。不幸や横厚が支配する未来社会を描いた概念であると。すごいハッピーだとか、希望にあふれているというよりは、どこか閉塞感があったりとか、絶望みたいなのが隣り合わせになってるけど、そこに優しいってついてるんで。
そこで日常を送っている人々のことを描くという漫画なんでございます。30代の男女が主人公なんですよ。一人は鯨井玲子さん。32歳の女性でございます。その空論城祭の不動産会社あるんですよ。そこに勤めているメガネで起きれなかったなんですけど、スイカを食べた後にタバコを吸うっていうのが好きなんですよ。
一番の特徴、過去の記憶がないんですよ。全くないんですよ、過去の記憶が。で、その鯨井玲子さんが恋してる男性がいて、それが駆動はじめさんという人で。34歳の男性。二甲上ですね。死者に勤めている、不動産会社に一緒に勤めている人。同僚。で、この駆動さん、結構無骨な感じというか荒っぽい男性なんですよ。荒っぽいというか、なんて言ったらいいんだろうな。
江戸っ子みたいな感じですよね、ノリで言うと。なんかガサツなんだけど、どこか品があるというか。そういう男で、その駆動さんと鯨井さんの関係を描いていく。それが中心となる話でございます。まず第一話を読んでほしい作品でございます。どんな時にこの漫画読んでほしい。
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今までって、結構その停滞してる時とか、自分の状況を変えたいとか、そういう時に読んでほしいっていうお勧めの方法をしてたんですけど、このクーロン・ジェネリック・ロマンス、そういう感じじゃないんですよ。
この漫画を読んだ時に朝焼けとか、夕暮れの瞬間とか、すごい曖昧な時間ってあるじゃないですか。今って正確に朝とも言えないし、夜とも言えない。あの時の何とも言えない気持ちってありません?
それはちょっとワクワクする感じですか?
でもあるし、切なくもなる感じ。朝帰りとか盛り上げたりしたりします?
しますね。よくするわけではないですけど。
あの時の街の感じって、ものすごい胸がキュッとしません?
まだ動いてない感じとか。
そうそう。理由は説明できないというか、なんでここにこういうキュッて気持ちになるんだろうみたいな。
あの感覚が、このクーロン・ジェネリック・ロマンス、読んでると訪れます。
あの時っていいじゃないですか。先生の演出とか言葉とか絵が、その気持ちを増幅させてくれるんですよね。
このキュッてなる気持ちは、クーロン・ジェネリック・ロマンスならではだなって思わせてくれます。
自分はすごいこの気持ちになるのは好きなんですけど。
なので、例えば年を重ねていって、自分が大人になると感じなくなってくるじゃないですか。
そういう説明できないような感情。
この年になって、説明できない感情にまた襲われたんですよ。
このクーロン・ジェネリック・ロマンス。
もしかすると、主人公たちが30代だからっていうのもあるかもしれないんですけど。
存在しない思い出みたいなのが現れてくるんですよ。
僕もこのクーロンに住んでたのかなみたいな。
すごい説明しようがない気持ちにさせてくれる。
そんな作品でございます。
ちょっと本当この説明ができないっていうのが凄さだっていう説明をしてるんですけど。
前月先生の表現っていうところが、その気持ちを想起させる。
かといって、例えばものすごい切ない表現ばかりかというと、そうではなくて。
かなりコメディの要素もあったりとか、テンポもめちゃくちゃいいし。
書いてる内容も明るいことがたくさんあるんですよ。
でもキャラクターの目とか手とか、一つの小さな演技だけですごい伝わってくるんですよ。
この明るさの裏にあるのはこういう気持ちなのかなとか。
この漫画の魅力、一巻の第1話にかなり詰まっているように僕は感じます。
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ちょっと今見てみます?第1話。
いいですか?
ぜひ皆さんも概要欄に第1話、読んでない方は貼っておくのでURLを。
隣のヤングジャンプなどで読むことができますので。
まず第1話を体験してほしい。目覚まし。
鳴るよ。そこからラジオが鳴ってるよ。
あ、この人はテレビじゃなくてラジオ派なんだなみたいなところから始まり。
メガネをかけ、活動開始する。
ルーティンとしてスイカを食べ。
灰皿を持ってベランダに行き、煙草に火をつけ。
で、吸う。
で、どんどん価格が引いていって、クーロン・ディエネリック・ロマンスとタイトルが入る。
ものすごい映画的じゃないですか。
そうですね、なんか絵が浮かぶ感じ。
なんかこの映像を見ているような気分にさせてくれるカット割り。
もちろんこの漫画の手法としてというか、
真由紀先生が描いてらっしゃる細かな演出が包み重なって、
この頭の中で保管されて、映像を見ている気分にさせてくれるみたいな。
クジライさんが朝起きてタバコを吸うまでの中で、
どんな風に生活しているのか、何となく分かるんですよね。
ラジオ派なんだ。
なんか素敵な人がタバコを吸ってるぞ。
ここはクーロンなんだ。みたいなところまで。
この冒頭だけで、ものすごい伝わってきて、心掴まれるじゃないですか。
いいな。
スイックとタバコが合うかどうか分かんないけど、なんかいいじゃないですか。
やってみようかなって思わされるというか、おいしいの?みたいな。
すごい気になっちゃうとか、なんかそういうのを含めて、
すごく魅力的なスタートが始まるんですよ。
ヤボかもしれないですけど、なんでスイカタバコかっていう描写は重要な組み合わせだったりするんですか。
何度も出てくるんですよ、スイカタバコは。
でもそれが例えば話のキーとかっていうことでもないんじゃない。
鯨井玲子さんがそういう人なんだよっていう。
スイカとタバコを合わせて、それが好きなんだっていう人っていう描き方。
例えば森屋くんもあるじゃないですか、自分だけの癖とか。
例えばこう話しながらも、手の奥位置。森屋くん奥の方に手を置くじゃないですか。
別のテーブルとかに。僕は前の方に手を組むけど。
ここに人が現れるっていう先生の考えから、すごく細かく細かく人物を描写していくんですよ。
だからそれが一気に引き込まれる要因かなと思って。
すごく息づいて感じる、そのキャラクターが。
この世界って本当にあるんじゃないかなって思ってくるんですよ。
こういうところを前月先生にお聞きできたらなとか、どうやってこんな作品作れるようになったのかなとか。
そういったものを次回インタビューの方でお聞きしたいと思うので、ぜひお楽しみに。
いや熱ばかりが先行して。
そうですね。
毎回この導入編の時は、自分の熱量をオーバーヒートしてうまく回ってないです。
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めっちゃむずいのよ。これは本当に適した言葉は見つからない。
ラブロマンスって方向をつけたくないなって思うっていう感じ。
その恋は雨上がるのようにって作品も、17歳の女子高生と45歳の店長の恋愛模様を描く話って説明してしまったら、なんか僕はしっくりこないんですよ。
その作品に対して。
恋は雨上がるのようには完結してるんで、恋は雨上がるのようには恋作品なんだなっていうのは結構言えるというか。
でもクーロン・ジェネリック・ロマンスはまだ完結もしてないし、自分の中でまだ整理できてない感じがするんですよ。
それが魅力的なんですよ。
この作品って何なんだって考えされ続ける。すごい余白ある漫画なんですってことかもしれない。
これはちょっとすいませんということで、ぜひクーロン・ジェネリック・ロマンス、概要欄は第1話でも読んでほしいなと思ってます。
現在最新刊9巻まで発売中でございますが、ぜひご購入ください。
今回も前月先生の作品、好きなシーン募集しますので、恋は雨上がるのようにでもクーロン・ジェネリック・ロマンスでも、もちろんそのまま読み切りたくさん出してますんでね。
短編集とかも発売されたので、ぜひその中で前月先生の作品の中で、好きなシーン、好きなセリフとかあったら送ってください。
ca.fm.com.jpでございます。一緒に語り合いましょう。
ということで、中々とありがとうございます。
ありがとうございます。
お送りしたのは、邪魔なフットボール客ののぶと。
番組スタッフの森屋でした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。