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みなさんこんにちは、こはるです。 今日も聞きに来てくださってありがとうございます。
この番組は、これまで大学受験の進路の伴奏を200名以上、 今は中高生向けの講座やコンテンツの企画に携わるこはるが、
学ぶ・遊ぶ・選ぶをテーマにお届けするチャンネルです。 日々の対話から生まれる違和感や、「これって何でだろう?」を拾いながら、
新しい問いや視点を一緒に考えていきます。 こうするべき以外の選択肢がちょっと見つかる。
そんな時間、立ち止まって考える時間をお届けしています。 今日はね、まさに学ぶ・遊ぶ・選ぶが全部詰まったような、
親子の体験についてお話をしてみたいと思います。 ぜひぜひ、お子さんを待つ方ですとか、教育に携わる方には聞いていただきたいと思います。
先日、息子とある体験に参加をしたんです。
えー、もう終わり?もっとやりたかった。 これ、小学校の2年生の息子がその体験を終えた時にボソッと言った言葉なんです。
さて、何をしていたかというと、1枚の絵を見てお話をしていたんです。
いや、これだけ聞くと、どうですか皆さん? 絵を見て話をする?面白いの?って思いましたか?
もしくは、美術館にでも行ったの?って思うかもしれないですよね。
最初、実は息子に、今日は絵を見て、お母さんともう一人のお母さんの友達とお話をするんだよねって言った時に、
絵を見てお話するの?それって面白いの?何するの?っていう感じだったんです。
いや、そうだよね。でも私もうまく説明ができなくて、彼には今日はお母さんのお友達とお話ししようよということで、簡単に伝えていたんです。
なのでね、正直私も、彼の集中力、小学校2年生なんですけど、彼の集中力が1時間もつかな?どうかな?なんてことを思っていたんです。
ところが、終わる頃には全身を使って、自分の考えを一生懸命説明していて、私すっごくびっくりしました。
今回、子供だけでなくて、親の私にとっても、ものすごく価値のある時間だったんです。
今日は親子で参加した対話型美術鑑賞というものが、あまりにも面白かったので、そのお話をしたいと思います。
今回参加をさせていただいたのは、スタンドFMでも配信をされているえみさんと言いまして、
えみさんはね、お子さんが大きくなられて、育ちの後の記録を声として残していらっしゃったりとか、
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つい先日までは選ぼって言って、コラージュとかビジュアルジャーナリングとか、そういった視覚情報から自分が感じたものを表現していくって言ったコミュニティをやっていらっしゃったんですよね。
そんなえみさんと私は、4月からいがらしかにんさんの音声発信力プラスっていう講座でご一緒をしておりまして、
私はね、えみさんのことが最初からファンだったんです。
えみさんのチャンネルすごく面白いので、ぜひまだ聞いたことない方がいたら聞いていただきたいんですけど、
今回えみさんが、対話型美術鑑賞って言って、ビジュアルシンキングストラテジーって言って、VTSって言うんですけど、
そのコーチの資格を取られたっていうことで、今回モニターを募集されていたんです。
今もね、モニター募集されているんですけど。
私は今、教育のリサーチというか研究というか、そういった仕事もしている関係で、
教育手法とか学習理論とか、日頃から論文を読んだりとか、話を聞きに行ったりとかっていうことがすごく多いんですよね、仕事から。
その中でVTSっていうのは何度か出てきていて、私自身も本を読んだりとかして、
すごく子供の論理的思考力の発達とか、読解力とか表現力とか、そういったところに役立つものなんだろうなーみたいなことはずっと思っていて、
私自身も経験してみたかったし、子供にもチャンスがあったら受けさせてみたいなっていうのがあったんです。
今回その1枚の絵を見て、えみさんと小学校2年生の息子と、最初3歳の娘も一緒に見てたんですけど、
お話をするっていうのをえみさんにお願いしてやっていただいたんです。
これどんな感じかというと、1枚の絵を見ながら、この絵では何が起きていると思う?とか、どこからそう思った?とか、
もっと何かあるかな?っていうような問いを通して、感じたことや気づいたことをお話ししていきます。
美術の知識が必要なのかというと、全く必要ないんですよね。
私も正直、アートの知識って全然なくて、美術館行ってもあんまりよくわからないし、
なんか綺麗だなーとかすごいなーとか、そういう感じで終わってしまうっていうのが正直なところです。
なので、作者が何を描いたのかとか、どんな気持ちを表現して描いていたのかっていうところを当てる時間ではないんですよね。
私は絵ラボ、えみさんのコミュニティの絵ラボの中で体験させていただいたことがあって、
対話を通して自分の考えがどんどん更新されていったりとか、他の人のそんなところに着目してたの?みたいな視点がどんどん増えていく感じがとっても面白かったんですよ。
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それを今回、小学校2年生の息子と3歳の息子にも一緒に参加をさせていただきました。
今回いいなーって思ったポイントがいくつかありすぎて、ちょっと2回の配信に分けようと思っています。
今日は3つぐらいに絞ってお話をしたいと思ってるんですけども、まずえみさんの関わり方がとっても素敵だったんです。
えみさん、ご自身の息子さんと話をするために、息子さんが小学校2年生の時、確か今の私の息子と同じぐらいの時に、
モンハンだったと思うんですけど、モンスターハンターのゲームを息子さんが好きで、その話についていくためにご自身もゲームを一生懸命されたっていうエピソードをお持ちなんです。
私この話がすごく好きというか学びになるなと思っていて、子供にもっと話してよって言うんじゃなくて、自分から子供の好きな世界に入っていく。
今回も最初にうちの息子の好きなことを自己紹介のところで聞いてくれたんですよね。
まるくまるくんがやってて一番楽しい時は何?とか、えみさんが私には子供がいて息子とゲームをやってたんだけど、まるまるくんはゲームをやったりするっていうことで、もう案の定食いつきますよね。
なので最初はね、もじもじしてた息子もだんだんゲームの話をし始めたりとか、好きなサッカーをし始めたりとかしていたんです。
最初にアイスブレイクみたいな形で9つのイラストが描かれたアイコンみたいなものって言ったらいいのかな。
もしかしたらこの後受けられる方もいるかもしれないからあまりネタバレしないようにお話しすると、9つのアイコンみたいなものが並んでいて、その中で私と息子と娘が好きなものを一つずつ選んでねっていう感じだった
んです。
息子も最初はこういう形だからとか、わかんないなんとなくみたいな感じだったんですよ。
でもそれでもえみさんが息子の話を本当に面白そうに聞いてくれるんですよね。
え、そう見えたの?どこからそう思ったの?って何が正しいとか間違ってるとかじゃなくて、息子がどう見てどう考えているのかに興味を持ってくれている。
そういうのってやっぱり子供にちゃんと伝わっていくんですよね。
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そしたらだんだん息子も乗ってきて、そのアイコンを選ぶ後に本題の絵を見ていたんですよね。
そしたら最後の方は自分で、この猿はこういう体位なんじゃないかとかっていうのを自分の体全体を使って表現し始めて。
いやもうね、面白かったですね。え、そんなに喋るの?とか思って。
私はこの関わり方ってものすごく大きな承認なんじゃないかなって思ったんです。
すごいねとか、よくできたねって褒めてもらうのも嬉しいけど、あなたが何を見ているのか、何を考えているのか、それを私は知りたいんだよっていう姿勢で話を聞いてもらえること。
これって子供もそうだけど大人もすごく嬉しいことですよね。
えみさんはそうしたお話の聞き方っていうのが、私はもうとってもお上手だなというか、私も真似したいなって思っているところです。
そしてね、実際に見た絵っていうのがとっても面白かったんですけど、
ジャングルの中に猿のような動物が何匹か描かれている絵だったんですよね。
私には魚釣りをするように見えたんです。
ところが息子にはその釣り糸に見えているようなものが水しぶきなんじゃないかって。
つまり魚釣りじゃなくて岩からジャンプした瞬間なんじゃないかっていう仮説を立ててたんです。
もうね、私もねえみさんもえーそう見えるみたいな感じで、
もしかもね最初は5匹だと思ってた動物が実はもう1匹いるんじゃないかもしれないみたいな話になったり、
さらには猿だと思っていた動物がこれってライオンなんじゃないっていう話が息子からどんどんどんどん出てきていて、
息子はその動物の座り方とか足の使い方、縦紙のようなものから自分なりにいろいろ自分がライオンに思った理由とか、
これがジャンプをした体勢なんだみたいなことを説明してくれたんですよね。
私たち大人ってポッと見た景色とか形からあ、これは猿だねって判断しがちじゃないですか。
でもじゃあ何を根拠に猿だと思っているんだろうとか、どこからライオンではないと判断しているんだろうって普段そんなこと考えないですよね。
私は他の人の意見を聞くと、確かにそうかも、なるほどって結構見方が変わるんですけどね。
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うちの息子は面白くてもう最後まで自分の考えを貫いていました。
え、さっき私の釣り人の意見に賛同してくれたんじゃなかったのかなとか思いながらね。
まあでもねそれもねすごく面白いなーって思って、対話って必ずしも相手と同じ意見になることでも自分の考えを変えることでもないんですよね。
他の人の意見を聞いた上で、でも僕はこう思うっていうものも一つの考え方だし、そして自分の考えを大人に本気で聞いてもらえる。
この時間そのものがすごく貴重だったんだと思いました。
ここでちょっとだけ教育リサーチャーとしてのお話もさせてください。
今回息子がやったことによってよく考えると、息子がねやっていたことをよく考えるとすごく興味深いんです。
まず絵を観察する、そしてこういう場面なのかもしれないっていう仮説を立てますよね。
さらになぜそう思ったのかという根拠を探す。
そして自分の言葉や体を使って相手に説明をする。
これって論理的に考える力や推論する力、言語化する力を自然に使っているんですよね。
もちろん今回の1時間だけでこうした力が身についたとまでは言えません。
でもそういう思考のプロセスが遊びの中にたくさん生まれていたんです。
しかも息子をね、今日は論理的思考力を鍛えようなんてことはこれっぽっちも思っていないわけです。
ただただ楽しいんですよ、えみさんとの会話が。
これね最強ですよね。
そして私が今回もう一つ感動したのが親子で参加できたということなんです。
普段の親子の会話って、例えばね、宿題終わった?とか明日の準備できた?学校どうだった?
いやこれうちです。みたいにね、確認とか指示が多くなりがちですよねどうしても。
でもね今回それは違っていて、私も絵の正解を知らないし息子ももちろん正解を知らない。
だから同じ一枚の絵を見て、え?そんな上に見えるの?私はこう思うんだけど。
いや僕は違うと思うっていう、こう対等っていうのかな、フラットな状態で話ができる。
親が教える側で子どもが教わる側じゃない?
同じ一人の参加者として一緒に考えられるんですよね。
私ね、こういう親子の時間って実はなかなかないんじゃないかなって思いました。
そして今回その場を作ってくれたのがえみさんだったっていうことなんです。
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えみさん本当にありがとうございました。
そして終わった後に息子が私にね、こそこそって言ったんですよ。
え?もう終わりなの?もっとやりたかった。
いやー嬉しいですよね。始まる前はあんなにえ?それって面白いの?っていう感じだったのに。
これ私自身受験生を何百人も見てきていて、今はその教育の学習手法とか教育手法とかそういったことを勉強している身としては
子どもが自分からもっと考えたいとかもっと知りたいって思う瞬間って
やっぱり嬉しいし、そこから伸びる力って計り知れないんです。
今回改めて思いました。
学ぶことって本来こんなに楽しいんですよね。
そんな時間が親子の日常にもっと増えたらいいな。
そんなことを感じていました。
だからね、私は本気でこれ親子の習い事としてものすごく可能性を感じています。
子どもだけの習い事とか大人だけの習い事としてもVTA成立すると思うんですけど
私は親子として一緒に参加するっていう価値の高さ、意味の深さがものすごくあると思いました。
今度はねこれ美術館にも一緒に行ってみたらどんな会話が生まれるんだろうなーとか
息子は何を見てどんなことを考えるのかなーっていうことを想像することもできました。
なので今日のお話を聞いて、もしうちのこともやってみたいなって思った方がいたら
まずお子さんの好きな絵とか絵本とか写真を一緒に見て
これ何が起きているんだと思う?って聞いてみても面白いと思います。
そしてねえみさんもモニターを募集されているっていうことなので
ぜひえみさんのチャンネルに飛んでいただいて
ぜひぜひ親子で一緒に受けてみていただけたらと思います。
ということで、次回は
校長をやっている私が口を挟みたくなったっていうことで
そのVTSの良さを見てみたいと思います。
私がなぜこれ親子の習い事に最強なのかっていうところをもう少し深掘りしてみたいと思います。
はい、興奮のあまり長尺になってしまいました。
もし最後まで聞いてくださった方がいましたら本当にありがとうございました。
またお耳にかかりましょう。
小春でした。