介護の仕事と人生の考察
こんにちは、やっちーの心のコンパスルーム、お聞きくださいましてありがとうございます。
こちらのチャンネルでは、日々の暮らしや福祉の仕事で感じたことや、心のコンパスを大切にしながらしなやかに生きるヒントをお話ししております。
いかがお過ごしでしょうか?
今日は、介護の仕事で感じる人生の終いかたということで、私が介護の仕事を通して、人生の最後だったりとか、就活にもつながるかもしれないんですけれども、
そういうのを通して、自分のこれからのことを考える機会って結構多いなって、最近も思ったりしたので、ちょっとそんな話をしようかなと思っています。
私は長年、20年、25年くらいか、社会福祉士とかケアマネージャーとして、介護の現場で相談業務をやってきました。
今も、介護に関わる仕事をさせていただいていて、そういう中で人の最後に寄り添うっていうのがすごく多くあります。
そこには特別な出来事があるっていうわけではなくて、その方その方が積み重ねてきたこれまでの日々っていうのかな、
それが積み重なってできた生き様みたいなのが結構見えることが多いんですよね。
これは本当に自分で予期できないことだったりもするので、ある方は突然病気で動けなくなってしまって、
これからいろいろやろうと思っていたことを手放さなきゃいけなくなった方もいたり、
ある方は経済的には全然何の不自由もないんだけれども、ちょっと孤独を感じているっていう方もいました。
そういう方に出会って、その方の生活を見たりお話を聞いたりする中で、
自分はどういう風になるんだろうなっていう漠然とした不安もあれば、どうしたいんだろうなって自分に向き合うこともあったりします。
どんな風に自分が最後を迎えたいのかなって考えるので、
そのためには今をどういう風に過ごしていったらいいのかなっていうところに結構つながってきたりします。
これは私も就活とかエンディングノートの活動を何年かしてきていて、
やっぱり就活って暗いイメージがあるんですけど、私は今をよりよく生きるためだなって思っていたりするんですね。
それはやっぱり最後をどう迎えたいかっていう、ちょっと向き合いたくないところなんだけれども、
そこをやっぱり見えないと、どこに向かって自分が進んでいけばいいのかっていうのがなかなか見えなかったりします。
本当にいろんな方の人生を見ていて、
人生の最後の時期というか、介護を受ける時期って本当にある日突然人生が変わることが結構多いんですよね。
そんな瞬間を私も何度も見てきました。
昨日までというかさっきまで普通に生活していた方が突然倒れて、
これまでの生活には戻れなくなってしまうっていう方もやっぱりいたりしますし、
すごいお金があれば大丈夫みたいに思っていた方もやっぱり中にはいて、
家族に囲まれていたり、会社を経営していたりしたんだけれども、
病気になってみると家族はメド見れないと言って離れていく方もいれば、
会社をやっていたんだけれども、病気になったら会社の人たちが離れていってしまうということも、
本当にこんなことあるんだなって思ったりします。
それってその時に起こっている出来事なんだけれども、
それまでにどういうふうに生きてきたかっていうのが、
こういうふうに現れるんだなっていうのを私はすごく感じるので、
どれだけ自分が周りの人を大事にしてきたかとか、
日々の大切さと今を生きる
そういうのを結構教えられているなって感じます。
そういうのを通して、私は自分は何を大事にしていきたいかなって思った時に、
私が見てきた中で幸せかどうかは私が判断するものではないので決められないんですけれども、
こういう生き方がいいなって思った方って、
自分のやりたいことを本当に自分らしくやってきている方だったりとか、
周りの方に感謝を素直に言葉にして伝えてきたり、
素直に人に頼るということをしている方だったり、
周りに心を開いている方が、こういうふうになれたらいいなと思う方の生き方に通じるものがあったりしました。
そういう方を見ていて、やっぱり私も後悔しないために、
今できることとかやりたいことっていうのを先延ばししないでやりたいなっていうのは、
就活を考えた時もそうだし、いろんな方の人生の最後を見た時にも、
いつまで自分がやりたいことができるのか分からないなって感じることがあるので、
今こうやって健康で元気に動けているうちにやりたいことをやった方がいいなっていうのはすごく思います。
それと同時に、周りの人との関係っていうのも、数が多ければいいというわけではなくて、
本当に大切な人を大切にするっていう当たり前のことなんだけど、
でもそれが本当に自分の人生を作っていくんだなって思うので、
そういう日々の積み重ねを大事にしていきたいなって思って、
そういう自分の人生の仕舞い方ができたらいいなって自分では思ったりしてみました。
なかなかその先のことを考えるって難しいんだけれども、
そこを考えることで、今こうやって当たり前にいることがどれだけありがたいかなっていうことにも気づけるし、
自分がこれからどういうふうに生きていきたいかなっていうきっかけにもなるのかなって思ったりしたので、
今日は介護の仕事で感じる人生の仕舞い方ということでお話をしてきました。
ちょっと朝から重い話というかね、ちょっと真剣な話になったんですけれども、何かのきっかけになれば嬉しいです。
では最後までお聞きくださいましてありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。
じゃあまたねー。