名古屋での出来事
小田嶋三詠の心の起業学。
ポッドキャスト、心の起業学は、発信力プロデューサーの小田嶋三詠が、個性、才能の生かし方や転職の作り方、自分らしい成功を実現していくためのヒントを、リスナーの皆様からのご質問に直接お答えする形でお伝えしていく番組です。
はい、今週も始まりました。小田嶋三詠の心の起業学、第28回スタートさせていただきます。ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。今週も三詠さん、よろしくお願いいたします。
小田嶋三詠です。よろしくお願いします。
何か先日、名古屋の方に行かれたということで。
そうなんですよね。ちょっと仕事あって行ってたんですけど。
忙しい。
それでですね、夜9時半ぐらいに全部用事終わって、じゃあホテル行こうと思ったら、ホテルの予約を来週してて。
だいぶ事件じゃないですか。
ホテルないんで、そのホテルはもう今日は満室ですって言われてしまって。一瞬帰れなくもなかったんで、帰ろうかなと思ったんですけど。
でも名古屋の本当市内なんで、いくらでもホテルあるだろうと思って、もう一回ネットで見て、一番上に出てきたところが悪くなさそうだったんで。
安くなかったですけど、そこに予約取れて、無事に。
無事に。
無事に過ごせましたっていう話なんですけど。
翌週の予約はキャンセルできたんですか。
できました。
良かった良かった。
全然問題なくできたんですけどね。
一週間って全然違くないですか。
結構あるんですよね、そういうことが。あれ今日のはずなんだけど、あれ来週だったみたいな。
曜日で、曜日の間に予約してやってるんですかね。
で、多分そういう時って、ちょっと忙しい時なんですよ。忙しいと頭が勝手に一週間後に行っちゃってて、その間にもやることはやれてるっていう前提の自分になっちゃうんです。
良いのか悪いのかわかんないんですけど。
すごいですね。
たまにそういうことあって。宅急便とかも一週間先予約しちゃったりとか、配達来ないなと思ってたら来週、来週になってたみたいな。
ちょっと行き急いじゃった。
行き急いじゃった、そうなんですよ。
だからもう一つそういう時はね、地に足をつけろっていうサインだとね、思うことにしてるんですけど。
でもそれでホテルは取れて、急に取れたら安堵してですね、駅の中のカツカレー屋さんに入って、すっごいお腹空いてたんで、一日中動いて。
20年、30年ぶりぐらいにカツカレー食べて、めっちゃ美味しかったです。
美味しかったんですか。
ごめんなさい、それだけなんで。それだけでした。
結構な事件ですよ、それは。
結構な事件ですよね。
当日予約だとホテルとかも高くなりますからね。
そうか、逆に高いんだ。
そうです、そうです。
私なんかもう9時半ぐらいだから安いのかなと思ったんですけど、全然なんか高くて、結局こうやっていい感じだったんでね、ホテルが。
まあ良かったんですけど。
そんなことがあるんですね。
ありますね。皆さんも気をつけてください。
気をつけてください。
スープストック炎上の経緯
やらない気がしますね。
そうか。
というわけで、今日のテーマはこんなテーマでやっていこうかなと思うんですけども、28回のテーマはスープストック炎上の本質を考えるということですね。
スープストック炎上、皆さんわからない方もいらっしゃると思うんですけど、
今年の4月の25日ですかね、スープストックがですね、離乳食を無料提供しますよという声明を出したと。声明というか会社の方針を出したことによって、そこにいろいろ炎上をしてしまって。
そうなんですよね。
というような案件ですよね。
なんかその炎上自体はあんまり大した意味はないと思ってて、というのは多分そんなスープストックに行かない、スープストックっていうのはそもそもそれおどんじの方、おどんじじゃない方もいるかな。
あのスープメニューが豊富な。
そうですね。
どうもさんよく行かれますか。
よく年に5回ぐらい。
じゃあ割とライトユーザーというか。
ライトユーザーですかね。
はい。そうですよね。あのスープがね、美味しいお店ですけれども。
ヘルシーな感じがする。
そうそうそう。いいですよね。で、そういう入食無料で配布しますみたいにやったら、多分そのあんまりスープストックのファンじゃないっていうか、あんまり行かないような人たちが勝手に反応して、
もともとスープストックってキャリア女性が一人でくつろぐみたいなイメージだったから、キャリア女性対子供のいる女性の対立みたいな感じで勝手に煽って、どっちもなんか大変だよねみたいな煽って炎上したんですよね。
でもそれってあんまり多分、あんまり関係ないというか、本質じゃないと思っていて。で、そのスープストックのプレス発表の後に炎上しました。その後にもう1回スープストックが声明を出して、それが結構メディア界隈で絶賛されたんですよね。
そんな感じですよね。
炎上をすると、今何でもとりあえず謝るのが通例になってるけれども、スープストックはそこで謝るんじゃなくて、ちゃんと自分たちの会社の理念、考え方っていうのをもう一度説明して、だからこういうことをやっていきますよっていうのをしっかりメッセージとして出したというので、すごい褒められてたんですよね。
ちょ、それにちょっと違和感があって。
なるほど、そっち方面かですね。
そっち派だ。私、実はこの独立する前は会社で勤めてたときに広報PRの仕事をしていたんですよね。
そっかそっか、そうですよね。プロですもんね。
そう、その目線でも見ちゃったりするんですけど、多分私もその広報担当だったら、もうそう欠かざるを得ないというか、多分あれと同じようなことを書くと思うんです。
私たちはこういう理念でやっていて、これまでにも実際にもこういうことをこういうことをやってきましたと。今回のことはこういう皆さんに向けた私たちのメッセージですみたいな。書くと思うんですよ、社長とかとすり合わせて。
で、それは広報としてはその対応になると思うんですけど、でも本当になんか経営としてそれでいいのかなって私は思ってしまって。
っていうのは、結局その本当にスープストックに来てた人の気持ちがあんまり考えられてないんじゃないのって思ってしまったんですよね。
多分、本当に来てた人は別に子供をいるお母さんが反対だとか、差別だとかそういう人じゃなくて、単に私たちがこうくつろいでた一人でほっとくつろげる場所を失ってしまうんじゃないかっていう、そういう寂しさだと思うんですよね。
その裏返しでの現状になっている。
だってスープストックってめちゃめちゃペルソナの話で絶対出てくるぐらいペルソナが有名で。
そうなんですよ。マーケティングの話でペルソナって言ったら絶対スープストック出てくる。秋のつゆさんっていう人がペルソナで。
知らない。
実際に本当にちゃんと設定も公開されてたんですけど、ペルソナに教科書みたいな話なんで、バリキャリで一人仕事を離れて、ほっと健康的なものを食べて、くつろぐっていうかね、ちょっと小休止してみたいな。
そういう人たちがペルソナで、実際店舗の作りとかもそうなってるんですよ。
みんな椅子とかもちっちゃいし、店舗もちっちゃいし、駅中とかにあるから、もう狭いですよね。
この横さん連れて行くイメージではない。
そうなんですよ。ほっとくつろぐんだけど、そんな長居するような感じでもなく、かといってラーメン屋さんみたいに食べ終わった瞬間に出て行けみたいなカットでもなく、本当にちょうどいい感じなんですよね。
健康的なものが清潔な明るい店内で食べられて、一人客が多いから静かでっていう。そのペルソナにのっとった、結構完璧な成功例みたいな感じですごいずっと言われてきたんですよね。
それをですね、その人たちも結婚したりして、子供も生まれるよね。そういう人たちも来てほしいし、みたいな感じで言われても、いやでもそれは利用シーンが違うんじゃないっていう話なわけですよね。
子供がいても、一人で行きたいお店ってあるじゃないですか。その一人でくつろぐ、静かに、なんかほっとしたいから行く店みたいなっていうのがあると思うので、結局は私たちって場所を求めてると思うんですよ。スーパーストックに味だけを求めていかないじゃないですか。
あの店内の感じとか、メニューも雰囲気も含めて、自分を受け止めてくれる、自分が癒してくれる場所みたいな、そういうところでスーパーストックの価値って結構あったと思うんですけど、
それを、赤ちゃん来るってことは、私も子供いるからわかるんですけど、めっちゃ賑やかになるんですよ。賑やかになるっていうのは、それはちょっと求めてるものを、今までそういう場所を用意してくれてたのを、それじゃなくなるんだみたいな。
私たち一人で行くのがあんまり歓迎されなくなっちゃうのかな、みたいな、そういう寂しさみたいなのがあると思っていて、でも、あんまりその寂しさを、やっぱり40代とかキャリア女子とかって、バンって出したりしないんで、それが結構、スーパーストック関連の記事のコメントを読んでたら、わりと私が感じたのは、企業の言ってるキレイ事がバレてるって感じたんですよね。
結局は、ペルソナを変えたいとか、拡大したいのかな。キャリア女性が例えば平日に利用してるとしたら、土日は地元のお店に子供を連れて行ってね、みたいな、そういう家を近い増やしたりして裏切りを増やしたいっていうことだと思うわけなんですよね。
っていうことなのに、そう書けばいいのに、社会に貢献とか、そういうふうなことを書くから嫌なんだ、みたいなコメントが結構散見されて、私、それはすごいね、本当にそう思ってるんだろうなと思ったんですよ。だから、広報発表としては理念とか思いとして言わざるを得ないんだけども、
でも、実際はそのほうが経営的にいいと判断したからそうするってことだと思うので、だったらそういうところもちゃんと書いてほしいし、っていうのか、あと私が思ったのが、結局その離乳食も前から販売とかはしてたみたいなんで、別に思いつきでやっちゃえみたいな話じゃないとは思うんですけど、
なんか、いわばちょっとポーズなんじゃないのみたいなところを感じてる人もいると思ってて、だって本当にベビーカーをね、離乳食ってことはまだ0歳代なわけですから、赤ちゃん期の人たちに来てほしいのであれば、あんな駅中の狭いお店にベビーカーなんか押して入れるわけないんですよ。
置き場所ないじゃないですか。だったらちゃんと、いわゆるファミレスなのかわかんないけど、フードコートみたいな感じで、広い店舗にファミリー層も呼び込む店舗も作るみたいな、そういうことをやるんだったら、それはそれでわかりましたってなるけど、
企業の理念と実態
今の一人型の店舗に離乳食だけポンって置いて、で、会社の大きなメッセージとして出すっていうのは、それはやっぱちぐはぐじゃないですか。だから、そこら辺の本気度がわかんないっていうか、よく企業だとね、社会貢献とかしたらプレス出すわけですよ。
たとえば、地域の清掃活動に参加しましたとか、なんかちょっとそれに近い感じの、すごい悪く言っちゃえば、なんかポーズというか、みたいなのも感じて、だからどうしたいんだろうっていうのをすごく感じてて。
だからなんか、私も元候補だったんですけど、案件によっては、なんかこれやるんだけど、出してほしいんだけど、あんまり大々的にやらないでみたいな微妙な注文くるやつもあるんですよ。それであるべきだったんじゃないかなって私はこれ思うんですよね。普通にただやったらよかったみたいな。
なんかこう、変に社会理念、企業理念と合わせてもいいんだけど、合わせるんだったらそれプラス自分たちの利益というか、そしてこうしたいんだみたいな話も入れたほうが、今は受け入れられると思うんですよね。
そういう人も賢くなってきてるんですね。そういう人も賢くなってきてるから。
だからそこにもうちょっと配慮したらよかったんじゃないかなって。ちょっと結論はこれですって言えないんですけど。
けどまあ、結構その正直なところをもっと腹割って企業側も出していったほうが、評価を入れる時代になってきてるってことですよね。
なんか綺麗すぎたんじゃないかなって私は思うんですよね。
逆にあれかもしれないですけどね、その炎上しちゃったことで、ちょっとパニックってすぐ反論しなかったけど、でも社内では結構パニックになってて急いで出さなきゃみたいなので、そういう綺麗な感じで出しちゃってるみたいなところもあるのかもしれないですけどね。
それもあるかもしれないですよね。
もうちょっと考えたら違う発信の仕方もできたのかもしれないけど。
そこがちょっと広報の限界みたいな感じ、私は感じちゃったんですよね。
面白い。
綺麗にまとめすぎみたいな。
なるほどね。いやなんか全然パッと最初にみえさんからこういうテーマで話したいっていう話をいただいて、それで僕もいろいろ調べてみて、いろんなネット上の記事とか読ませていただいて、
僕の感じた意見としては、なんかスープストックさんすごい綺麗にまとめたんだなというか、ちゃんと炎上を収める、うまいこと収めたんだなみたいな、うまくやってる会社なんだなって印象だったんですけど、それもう少しみえさんは深く捉えるとそういうふうに。
どうだろう、あくまでも私の感じ方ですけど、でも社会的、世間的な対応としては素晴らしかったけど、本当のファンの心は満たされてない、ちょっと空洞化現象みたいな、私は感じたかな。
変わってますね、世の中の流れがきっと。もっとね、なんかそういう綺麗事だけでは多分やっていけない。
絶対そうだと思いますね。
これでSDGsって言われてるのも、なんかみんな薄々気づいてるじゃないですか、そんな本心でやってない会社の方が多いなみたいな、なんかSDGsって言っとけばいいんでしょって思ってる部分もやっぱあるから、なんかその辺が多分みんなの中にあるんでしょうね。
なんか理念が多分後付けなんですよね、ペルソナが先でスープストックは多分、本当そこから設計していったみたいな感じで、わかんない多分なんですけど、理念は多分確かなんかこうあらゆるご老若男女問わない方々においしいスープをみたいな、なんかそういう感じだった気がするんですよ、私は性格じゃないんですけど。
だからでもそれとペルソナが乖離してるんですよね。なんかごめん偉そうに言っちゃったけど、そういう矛盾を感じると、やっぱりスープストックを普通以上に好きだわって思ってくれてる人ほど寂しさを感じるんじゃないかなって思いました。
面白い意見でした。ありがとうございます。
ファンの期待と企業の理念
ありがとうございます。
ちょっとでもスープストック飲みたくなりましたね、スープストックの話をしていたら。
ここはいいですよね、なぜかご飯にごまがちょっと白いごまがかかってるんです。
なんかそういうひと手間がね、ちょっと嬉しくなりますよね。たったごまなんですけど、なんか健康的に感じてしまうというか。スープストック応援してます。
そうです、それを言っておく。スープストック応援してます。大好きです。
番組の最後にですね、サブカル紹介のコーナーということで、今週は何をご紹介いただけますでしょうか。
古い映画ですね、古い映画。ローラっていう映画がありまして、フランス映画なんですよ。1961年のモノクロの映画なんですけど、これはですね、今日はちょっと女性向けの話をしたからというわけじゃないんですけど、
あの、主演がアヌーク・エイメーっていう、往年のフランスの女優さんなんですが、とにかく綺麗な人なんで、目が美しいものを見たいときに見るといいと思います。とにかく美しいんで、この人の姿が。
姿が。
姿が美しい、顔が美しい。
え、なんて言いました?女優さんの名前。
アヌーク・エイメーですね。
アヌーク・エイメー。
エイメーって書く場合もあるんですけど。
へー、知らなかった。
でもお話は、フランスの港町の、ちょっとメロドラマチックなラブストーリーなんですけど、とにかく美しいんで。
そこだけですか、話は。
そこだけ、覚えてないんだよな、結構前に見たから。
覚えてない。
覚えて、その時の、これ1961年の映画なんですが、日本で初めて公開されたのが90年代になってからなんですね。
その時の日本のキャッチコピーが、ヌーベルバーグの真珠っていう美しいキャッチコピーなんですけど、その通りの本当なんかピュアな美しい恋愛物語なんで。
へー。
なんかこう浸りたい時、美女気分になりたい時。
美女気分。
美しいんで、とにかく。
そうなんですか。
はい。よかったら見てください。
ちょっと見てみたいです、興味ありますね。L.O.L.Aと書いてローラですね。
ローラ。はい、ローラって主人公の名前なんですけどね。
なるほどね。
はい。
なかなかなんか白黒の映画って、僕これまで触れたことなくて。
あー、そうですね。私も最近あんまりあれですけど、白黒は白黒の良さがあるんですよね。
白黒の方がなんとなくですけど、綺麗な気がするんですよね、人間が。
うん、そうなりますよね。なんかすっきりするというか。
そうそう。ちょっと試しに見てみようかな。
はい、ぜひ皆さんもローラ。
ご興味あれば。
うつくしい女性を見て癒されてみてはいかがでしょうか。
はい、ぜひ。
いいですかね。
はい。
はい、じゃあ本週もありがとうございます。
じゃあ小田島美恵のコロナ企業学第28回ですけれども、
皆さん概要欄の美恵さんのLINE公式アカウントはフォローしていただいてますでしょうか。
小田 していますか。
していますでしょうか。とはゆえそんなにでも発信はないですね、LINEから。
小田 そうですね、すいません。
けどね、つながっておくことが大事です。
小田 そうです、突然来ると思うんで。
突然来るからね。そのLINEの方から番組への感想だったりとか相談だったり質問だったりとか、
なんでもいいのでメッセージをお待ちしているので。
小田 お願いします。
ぜひともぜひとも今すぐ友達追加ポチッとお願いいたします。
小田 お願いします。
というわけで小田島美恵のコロナ企業学第28回以上で終了とさせていただきます。
今週もありがとうございました。
小田 ありがとうございました。
今週のポッドキャストはいかがでしたか?
概要欄にある小田島美恵LINE公式アカウントから小田島先生への相談をお待ちしております。
些細な相談でもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。
ごきげんよう、さようなら。
この番組はプロデュース・ライフブルーム.ファン
ナレーション・月谷恵子がお送りいたしました。