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ちょいさきトーク 〜あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話〜。
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる、隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について、おたよりにお答えする形で語ります。
さあ、今週から9月ということで、小学生以上のお子さんをお持ちの方、8月夏休み、本当にお疲れ様でした。
まあ、私も来年から上の子が小学生になるので、お昼ご飯とかどうすればいいんだろうなーなんて思いながら、他のお母さん方を見ていました。
まだまだ暑い日は続きますけれども、9月もまた頑張っていきましょう。
さて、今週はおたよりをいただいております。本当にありがとうございます。お読みさせていただきます。
ラジオネームさおりさん。20代で愛知県のお住まいの方からのおたよりです。
こんにちは。いつも通勤時間に聞いています。けいさんの声が心地よくて、朝のバタバタした気持ちがすっと落ち着きます。
ありがとうございます。でも通勤時間とかに聞いていただきたくて、朝に配信しているので、本当に嬉しいです。
自己肯定感と緊張
Web業界で少しずつ知り合いができてきたのですが、正直自分のスキルが全然足りていない気がして、話すのもちょっと緊張するというか、申し訳なくなってくる時があります。
けいさんは駆け出しの頃、どうやって業界の人と関わっていましたか?
自己肯定感の保ち方とか、気をつけていたことがあれば聞いてみたいです。
これからも配信楽しみにしています。ポッドキャストずっと応援しています。
ということでいただきました。本当にありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しかったです。
ということで、今週はこのWeb業界で知り合った人がすごく見えて、自分のスキルが足らないことに関してちょっと感じる後ろめたさですとか、
あと自己肯定感をどうやって保っていくかというところのお話を1週間かけてお答えしていこうと思います。
今日はまずはこのWeb業界で知り合った方との付き合い方というところを、自分の経験も振り返ってお話してみたいと思います。
まずこのおたよりにですね、自分のスキルが足りてない気がして話すのも緊張するというか、申し訳なくなってくる時があるというふうに書いていただいているんですけれども、
これは本当によくわかります。私も20代で会社が本当に傾きかけた頃、この頃の話も以前の配信でしているんですけれども、
そんな中で初めて勉強会に参加して、Web業界の常識とかそういったもの全くわからず添い込んでいったので、本当にドキドキしたなというのを覚えています。
今回この沙織さんが書いていただいたWeb業界で少しずつ知り合いができてきたっていうのが、どういう知り合いなのかっていうのが書いてないので想像になってしまうんですけれども、
そのお仕事関係で付き合う方なのか、自分で何かコミュニティとか勉強会に行って出会う方なのかっていうところはちょっとこのおたよりからだけではわからないんですけれども、
私は結構その20代の頃に勉強会とかいろんなコミュニティで業界の人と関わってきた経験があるので、そのお付き合いだというふうに仮定して話を進めていくことにします。
私このおたよりを読んで、まず一番最初に思ったのが、質問してくださった方が申し訳なくなったりとか緊張するぐらい周りにスキルが高い人がいる、そういう場に行ってるっていうこと自体が素晴らしいことだなっていうのを思いました。
ウェブ業界って周り見渡すと天井が見えないぐらいすごい人は結構すぐ近くにいたりしてびっくりすることも多いんですけれども、そういうところに飛び込んで行ってるっていうこと自体が勇気があるし、そういうのができることっていう自体がまず素晴らしいことだっていうのをまずお伝えしたいと思います。
自分のことを振り返ってみても、さっき自分も初めて行ったとき緊張したとか業界の常識がわからなくてドキドキしたっていうような話をしたんですけれども、それ以上にとにかく新しいことを学べることが楽しかったっていうのがありました。
触れるものすべてが新鮮で、何を聞いてもああそうなんだすごいっていう感動があったので、それでずっとそういうコミュニティとか勉強会とかに行くのがもう全然やめれなくなったっていうことがあります。
おそらくこの質問させてくださった沙織さんの中にもそういうお気持ちあるんじゃないでしょうかね。ちょっと自分の足りなさで不甲斐なくなるときもあると思うんですけど、それ以上に得るものが多いからそういう場に行くっていう決断ができているのかなっていうふうに思いますので、そこの素直な気持ちにまず向き合っていただくのがいいのかなと思いました。
中にはですね、例えばSNSとかいうのを見ていて感じたことがあるんですけれども、中には初心者だけのコミュニティみたいなところにとんしこもっちゃってる人もいると思うんですよね。
ちょっと前、コロナの前後ぐらいだと思うんですけれども、当時のツイッターで流行ったかけだしエンジニアとつながりたいみたいなハッシュタグが流行ったことがあったんですけど、その子にいる人って結構経験が浅い方たちばっかりでつながっていて、そこに対してちょっと経験のある人がそういうのを初心者でやるのは良くないよみたいなのをマウント取ってくるみたいなそういう構造もあったりとかして、
初心者ともっと経験がある人の間に何か壁みたいなのができてるなっていうのをその時感じたんですよね。そういうのってスキルアップの疎外要因にもなると思いますし、そのマウント取ってるベテラン側にも何のメリットもないというか、一言物申したくなる気持ちはとてもよくわかるんですけれども、何か健全じゃないなっていうのを当時感じていました。
フラットな人間関係
そういうふうではなくて、自分のスキルレベルとは違う、自分のレベルよりもっと上の人と積極的に交流をしていくっていうことは大事だと思いますし、今この質問くださった沙織さんがそれができているっていうところがまず本当に素晴らしいなというふうに感じました。
これは私何も初心者同士のコミュニティっていうのを否定しているわけではなくて、自分とレベルが、レベルというかスタート地点が近い人同士で励ましだって、どんどん向上していくぞっていう知り合いももちろん大事だと思うので、それはそれで大切にしていただければいいと思うんですけど、一つのところに閉じ込まない、閉じこもらないという点が大事かなというふうに思います。
私の経験を振り返ってみても、やっぱり自分よりも圧倒的にスキルのある人が周りにたくさんいて、その方たちに自分のレベルをかなり引き上げてもらって、今があるっていうのを感じていますので、申し訳なくなるぐらいすごい人が周りにいる環境を本当に大切にしてほしいなと思います。
やっぱり何らかのコミュニティにいると、そこにいる人たちのレベルにどんどん自分が近づいていくんですよね。これはどういうものであってもそうだかなというふうに思います。
その上で大事だなと思うことが、自分から壁を作らないということ。これがすごく大事だと思います。
結構コミュニティの中に後から思えば、この人本当にすごい人だなっていう方だったっていうことがわかることもありますし、そういうのがわかったときに、あの人すごい人だからっていうふうにちょっと一歩引く感じになるのではなくて、本当にフラットな気持ちで挨拶したり雑談したりっていう、そういう接し方で全く問題ないと思いますし、相手の方も壁を作られると困ってしまうと思いますので。
本当に一ウェブの業界にいる仲間として、そこは素直にフラットに接していいと思います。あとはちょっと逆のパターンもありまして、立ち位置、スタート位置が同じぐらいだった仲間の人がですね、後に大化けみたいなパターンもありまして、気がついけば東京の名のある企業の取り締まり役というか責任者みたいな方になってたりとか、そういうこともあったりしますので。
コミュニティにいる以上、スキルレベルとかはあんまり関係ないなというふうに思います。すごい人のいいところをどんどん吸収するんだぞっていうような気持ちで臨んでいただくのが一番いいのかなと思いますし、そういう方たち、本当にすごい方たちから吸収できるものすごくあると思うんですけど、そういうのを吸収している瞬間ってやっぱり楽しいと思うんですよね。
私はすごく楽しかったですし、だからずっとコミュニティ活動を続けているっていうのがありますので、ちょっと緊張するというか申し訳なくなる気持ちというのは素直に受け止めた上で、どんどん今後もそういった方たちとお付き合いを続けていく、深めていくっていうので、全く問題ないと思います。熱くなりすぎてしまったので、今日の分はここまでにしたいと思うんですけれども。
明日はじゃあ、逆に先輩側の立場としてどう思っているのかっていう話をしたいなと思います。さて、これを聞いてくださっているリスナーの方は、最近ちょっと緊張する場にあえて一歩踏み込んだことはありますでしょうか。もしくは、こんなすごい人がいる場所に私行ったんだけど、みたいなことがありましたら、ぜひちょいさきトークのハッシュタグやおたより書いて教えていただけると嬉しいです。
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それでは、また明日。