ウェブ制作の向き不向き
ちょいさきトーク あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話
この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、 上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる
隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について おたよりにお答えする形で語ります。
それでは今日も、肩の力を抜いて始めていきましょう。 今週月曜日のオープニングで、本当に梅雨はあるのかっていう話をしたんですけど、
なんと西日本が、6月中に梅雨明けが発表されるということになりましたね。 いやー大丈夫なんですかね。今年も農作物ができなくて、野菜が
高騰したり、米不足がまた起きたりとかするんじゃないかって、 素人目にもものすごく心配なんですけども、
今これを収録している段階では、まだ東海地方よりも東は梅雨明けが発表されていないんですけれども、
どうもニュースを見ますとですね、東京なんかでも、実は6月中に梅雨明けしてましたっていう発表に今後なる可能性があるっていう風に書いてありまして、
おそらくこの先も、あんまり雨が降らないっていうことみたいですね。 うちの子供たちが通っている保育園でも、プール開きが7月の中旬ぐらいに毎年あるんですけど、
ちょっと前倒しになりまして、熱中症アラートが出ちゃうと、いくらプールだと言っても外での活動っていうのが中止になっちゃうので、
本当に厳しい気候になってきたなというのをつくづく感じます。
これを聞いてくださっている皆さんも、どうぞくれぐれも体調崩さぬよう、本当に気をつけてお過ごしください。
さて、番組を始めたばかりで、まだ本物のおたよりがありませんので、
しばらくは20代の頃の私が実際に先輩に聞いてみたかったことをベースに、
ChatGPTにおたより風の質問を作ってもらって、それに答えるという形で進めていきます。
それでは今日のおたよりです。
ウェブの仕事って向き不向きがあるように感じますが、
けいさんはこの仕事向いてるなと思ったことってありますか?というおたよりです。
これですね、今までもウェブの仕事向いてるんですか?って聞かれることとか、
この仕事向いてるんですねっていう風に言ってもらうこととか、結構あったんですけど、
自分自身が本当にこのウェブの仕事に向いてるかどうかって、
正直全く考えてきたことがなかったなと思います。
自分に向いてるから続けてきたっていうよりかは、
もっとただ純粋に制作をすることが楽しかったり、
お客さんとお話しすることが楽しかったり、好きだなって思えたり、
やってることが苦じゃないから、気がつけば続いてたっていう感覚ですね。
だから結果的に向いてたのかもしれないんですけど、
それはあくまで後付であって、向いてたから続けてきたっていう感覚は正直ないです。
先週の放送で私が仕事を始めた頃にどういう仕事をしてたかっていう話をしたんですけど、
お客さんのところに打ち合わせに行って、打ち合わせた内容を原稿にまとめて、
それで制作スタッフに提出して、デザインやコーディングをしてもらうっていう、
そういう仕事だったんですけど、特別得意だなっていうふうには感じてなかったですね。
でもやってて、そんなに嫌じゃないなとか、充実してるなっていうふうに思う瞬間っていうのはただあったので、
これが端から見れば向いてたっていうことなのかもしれません。
それでずっと続けていくうちに、少しずつ自分なりの得意なこととか、
自分が果たすべき役割っていうのが見えてきたなっていうふうに感じるので、
向いてなかったってことは多分ないと思うんですけど、
じゃあすごい向いてたから、これ続けようっていうことではないんですよね。
営業経験と適性
ただ一方で、これは向いてないなーっていうことは早めにわかると良かったなっていう経験があります。
私が新卒で入った会社で、ゴリゴリの営業会社だっていう話を先週したんですけど、
入社すると全員必ず最初の3ヶ月ぐらいは営業を担当するんですね。
しかも営業もルート営業ではなくて、テレアポをしたりとか、
外回りの時は飛び込みの営業をしたりとか、そういう営業スタイルだったので、
合わない人には合わないのかなというふうに感じます。
私自身はお客さんと話をするっていうことはそこまで苦じゃなかったですし、
営業職自体っていうのが合わなかったってことは多分ないと思うんですけど、
その営業スタイルがテレアポとか飛び込みとかなので、
相手に望まれてないところをこじ上げていくっていうタイプの営業が
とても苦痛だったなという記憶があります。
なので、営業職が向いてないっていうより、
その会社の営業のやり方が合ってなかったっていうことだと思うんですけど、
かなり早い段階でこれはダメだなっていうのに気づけたので、
その点は良かったかなって思います。
自分がこれから長く続けていく仕事を探すときに、
楽しいこととか得意なこととか、
そういう軸で考えることがとても多いと思うんですけど、
特別今まで好きとか得意とかを意識してなくても、
普通なく続けられるっていうことは、
今後長く続けていける可能性が高いと思います。
新卒の頃の私も、
この会社の営業職っていうのが絶対に合わないなっていうのに
かなり早い段階で気づけたので、
かなり早い段階でウェブの事業部に行きたいっていう
自分の希望を表明することができましたし、
その後こうやって20年続けて来られることに繋がったので、
これは違うなっていう体験も、
実は自分に合う働き方を見つけるヒントになっているんだなっていうのを
今振り返って強く思います。
自分の軸を見つける
そういった苦にならないっていうことをベースに
自分の軸を固めていったっていう経験は、
フリーランスになってからもありまして、
最初に独立した頃って本当に
ウェブ制作の頭から最後の方まで
一通り自分で全部やった方がいいと思ってやってたんですけど、
ウェブの制作工程の中で、
デザインを作るっていうところが
どうもうまくすらすら進めることができないな
っていうことに気づいたんですね。
ですので独立してかなり早い段階、
1年経つか経たないかぐらいで
もう自分でデザインをするっていうことは
もうやめてしまいました。
小さいバナーを作ったりとか、
それほど大きくないちょっとしたデザインっていうのは
自分でやることもあるんですけど、
一つのウェブサイトレベルのデザインっていうのは
もう本当に得意な方に完全にお任せするっていう風に
舵を切ったので、
それが今から振り返ってみると、
あそこで無理にデザインを続けなくてよかったな
という風にとても強く思っています。
向いてるかどうかって最初から明確に
分かるものではないですし、
ずっとやってきても
本当に向いてるのかって正直分からないです。
逆に嫌だな、無理だな、続けられないなって思うことは
案外早めに見えてくることが経験上も多かったですね。
ですので自分のキャリアを考えるときに
自分の得意が分からないということに悩む方って
結構多いと思うんですけど、
逆から考えていくっていうのも
大いにありだなと思います。
自分の苦じゃないことっていうのを大切にして
選んでいく方法が自分にとっては結果的に良かったので
なんとなく自分の軸がまだ見えないなっていう
位置にいる方には
じゃあ嫌なことやなんか苦を感じるっていうことが
何なのかっていうのをどんどん上げていって
それを外していくっていうアプローチも
おすすめだなと思います。
今これを聞いてくださってる皆さんの中でも
私はこれはちょっと合わなかったなとか
こういったことはちょっと続けるのが無理だったから
やめちゃったなっていうような
そういったことってありますか?
もしあったらおたよりやハッシュタグなどで
聞かせていただけるととても嬉しいです。
今日も最後までお聞きくださりありがとうございます。
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