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ちょいさきトーク 〜あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話 〜
パーソナリティは、Webと仕事を語る、隣の席の先輩、けいです。 この番組は、働き方やキャリアに悩みつつも、前に進もうとしているあなたに向けて、
フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、 上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる隣の席の先輩のような立場で、
みなさんからのおたよりにお答えしながら、これまでの経験や気づき、 そして、そこから実際に踏み出してきた小さな行動についてお話していきます。
それでは、今週も始めていきましょう。 実は、このちょいさきトーク、初めてゲストをお迎えした放送というのをすることになりました。
まさに、ポッドキャストがつないでくださったご縁なんですけども、 ちょうど今日収録をしまして、これを編集して、お盆明けの週に1週間分で配信をしようと思ってますので、ぜひ楽しみにしててください。
この番組の第1回の放送で、自分が会いたいなぁと思っている人に、自分の番組に出てもらえませんか? っていうふうに、言えるきっかけになれたらいいなぁっていう希望をお話ししたんですけど、
まさかこれ1ヶ月で、もうこれが実現するとは思いませんでした。 何でもやってみるもんだなぁというふうに感じましたので、ぜひぜひ対談の配信を楽しみにしててください。
さて、今日はまた本物のおたよりを絶賛お待ちしている状態ですので、 ChatGPTに作ってもらったおたより風の質問に、今週も答えるという形で進めていきたいと思います。
独立の準備と相談
今週のおたよりは、けいさんがフリーランスとして独立の直前や直後に、 これはやっておいてよかったなぁと思うことってありますか?
独立の準備としてやっておいてよかったことや、後から役立ったことなどあれば教えてください。 ということで、今週のテーマとしては、フリーランスとして独立するにあたって、やっておいてよかったことというのをテーマにしたいと思います。
フリーランスになった経緯としては、先々週の放送、第18回あたりで話しているんですけれども、
じゃあ独立を決めた時に具体的にどういうことをしていたかというのを振り返って話してみたいと思います。 まずやったこととしては、大学時代の先輩で、会計事務所と名んでいる方がいらっしゃったので、
まずその方に相談をしました。 先輩といっても大先輩でして、大学の時に所属していた部活のOB会長さんで、年齢としては私の父親よりも年上の方なんですけど、
その方にまず独立して開業するって何をすればいいのかっていうところから相談をして、 開業届を出すんだよとか、そういったところを色々教えてもらいました。
実際開業届自体も自分で出さずにその方が出してくださったりとか、その後の確定申告なんかも一通りお願いをしておりまして、その専門性を持った方に最初の段階で相談できたのはとても良かったなというふうに思っています。
その時にこういう帳簿をつけるんだよとか、青色申告っていうのがあってこういうことするんだよっていうのを教えてもらったんですけど、
そういう帳簿のところとか、経理とか手続き面の話っていうのもいろいろ深掘りするといろんな話があるので、別のテーマの時にそれはまた話したいなと思います。
まずは開業届を出せば登録ができますよっていうこととか、年の途中で開業する場合は1月1日に遡って開業っていう扱いにできるけどどうするって言われてじゃあ1月1日開業という扱いにしましょうかっていうところなんかを具体的に決めていきました。
その次に開業届を出す時に屋号を書いて出すっていうふうに言われて、そうか屋号かっていうことで屋号を考えることになります。
屋号は結構考えましたね。どれぐらい悩んだかちょっとあまり今となって覚えがないんですけど、長く使う名前になると思うので愛着があるものでかつドメインが取れて
ググった時に競合しないみたいなところを特に考慮して考えていきました。いろいろ考えた結果オゾンノーズっていう屋号をつけたんですけれども。
なんでこの屋号にしたかっていう話はちょっと今日は時間もないのでしないんですが、未だに気に入った屋号ではあります。
その時に結構いろんな案を出したんだと思うんですけど、他にどんな案を出したかっていうのはもうすっかり忘れてしまいました。
名刺とロゴの作成
そんなもんです。その後ロゴがいるなーっていうことで、ロゴは自分で作ろうかなと思ったんですけど、もう全然デザインセンスがなくて。
当時いろんな勉強会のスタッフなんかを一緒にやっていたウェブ業界の仲間の子がいたので、私よりも年下で製作会社に勤めているデザイナーさんだったんですけど、
その方に正式な仕事としてではないんですけど、今度独立するのでよかったらロゴを作ってもらえないかなっていうふうに相談をして、
ちょっとおいしいランチを奢ってロゴを作ってもらいました。そのロゴも未だに使ってまして、とても気に入っています。
屋号ができてロゴができるとだいぶそれっぽい感じでその気になってきますよね。
そしてウェブやメールで使うドメインを取得します。このドメインを取る時もやっぱり悩むんですよね。
法人ではないのでCOJPは取れませんので、JPにするかCOMにするか、いろいろ考えて。
屋号として、A単語が2単語、Ozon Notesなので2単語になるんですけど、その間にハイフンを入れるのか入れないのかとか、
細かいところをかなり迷いまして、結局扱いやすいのはJPドメインだろうということで、ハイフンも地面としてない方がスッキリしてるかなということで、ozonenotes.jpっていうドメインを取りました。
その後、わりとすぐぐらいに知人の方からお客さんを紹介していただいて、初めての打ち合わせに行くことになるんですけど、
正式な名刺の作成がその初回の打ち合わせに間に合わなくて、でも名刺いるよねということで、家電量販店で自宅用のプリンターで数枚すれる台紙を買ってきて、
最低限の情報で簡単に作ってですね、で当日打ち合わせで名刺をお渡ししたんですけど、なんかちょっとテンションが上がらないんですよね。
台紙からピリピリピリピリってちぎったような端っこがギザギザしたような名刺なんですよね。
ロゴもその時お願いしたロゴがまだ出来上がる前だったので、適当に既存のフォントでありもので作って、最低限情報は入ってはいるんですけど、
うーん、なんかやっぱりこれじゃないなっていう感じでお客さんにはお渡しをしていました。
その後やっぱりちゃんと名刺はしっかりとしたものを作りたいなぁと思いまして、私紙のデザインとか全然経験がなかったんですけど、
名刺ぐらいは自分で作ろうと思いまして、イラレを使って自作をしまして、印刷をする時も普通の白い紙ではなくて、ちょっと紙にもこだわりたいなぁと思って、
ネットでその印刷会社さんを調べまして、紙のサンプルを送ってくれるところをいくつか見つけて、いくつか取り寄せて、かなりの種類の紙を検討して、
その結果この色いいなっていう紙が見つかったので、それを使って印刷をしました。その紙は結構気に入ってまして、今も同じ会社さんの同じ紙で毎回増刷をしています。
増刷は何回もしているんですけど、名刺のデータ自体は1回も同じデータで使い回したことはなくて、印刷をかける度に気になるところを全部直して、
ちょっとずつちょっとずつマイナーアップデートを繰り返して今に至っています。この名刺の話は今週別の回でもう少し詳しくお話をしたいと思います。
ウェブサイトの構築
次に自分のウェブサイトを作るっていうところですね。それもやっていきました。この自分のウェブサイトを作った話は明日詳しくお話をするんですけど、
ウェブサイトを作るときのデザインのベースとして、先ほどいろいろ取り寄せた名刺のお気に入った紙のその色をウェブサイトのベースカラーとしても使いまして、
ですので手順としては名刺の方を先に考えてその後ウェブサイトを作っていったっていう流れになります。
やっぱり最初は紙の名刺とかそういうリアルのアイテムの方が優先度が高かったですね。
紙物に関して言いますと、当時は紙の請求書を郵送するっていうことが多かったですね。
まだ伝聴法が始まる前だったので、フリーとかマネーフォワードとか、ああいうデジタル系のソフトもない時代だったので。
ですので、屋号と住所が入ったゴム印を作りました。これはかなり便利でしたね。
封筒とか契約書なんかを紙で作ることも当時まだあったんですけど、作ってもらったロゴデータをもとに、
屋号と私の名前と住所とあとURLとかメールアドレスとかが入ったゴム印を作って、それでペタンって押すと、何より便利っていうのもありますし、
ちゃんと事業としてやってる感っていうのがすごい出たんですよね。 今はもうこの時代になるとちょっと使う機械っていうのは減ってはしまったんですけど、
でもそんなに高いものではないので、作っておくのもいいんじゃないかなって思います。
スタンプでいうと、角印も作りました。法人ではないので、法的に事業所としての印鑑っていうのは不要ではあるんですけど、
請求書なんかに押すのに、角印の屋号とロゴが入った印鑑っていうのを、自分で印影をデザインしまして、
それをイラレで入稿してスタンプ作ってくれるところがありますので、そこで作ってもらったんですけど、これがまたいいですね。
本当にそれっぽくなるので、個人の名字だけの認め印みたいなのを押すっていう方も多いかと思うんですけど、
1個作っておくとむちゃくちゃ便利です。 やっぱり最近はペーパーレスで出番は減っちゃったんですけど、陰影画像だけでも作っておくと、
フリーとかマネーフォワードとかに画像をアップロードして使えたりしますので、データだけでも作っておくのはおすすめです。
最初の方はやっぱり形から整えていったっていう面が多いですね。 物をしっかり整えることによって、自分の方の気持ちもだんだんそれに合わせて整っていくと言いますか、
ロゴ、名刺、ドメインなど揃っていくにつれて、やっぱりやってる感というか、事業所としてちゃんと構えてますよ感っていうのがだんだん出てくるんですよね。
そういうやってる感っていうのを結構お客さんも重視される場合があったりしますし、信用に繋がりやすいっていう面もあったかなというふうに実感をしてますので、
初めの頃独立したばかりだからこそ、そういったものを整える余裕っていうのも今よりありましたので、一個ずつ順番にやっていくことによって次の行動へと繋がっていったのかなというふうに思います。
銀行口座の選択
あと一ついらなかったなぁと思うのが、屋号付きの口座っていうのを作ったんですね。 これはいらなかったです。
作ったのが大手銀行のいわゆるメガバンクの口座だったんですけど、ああいう大きいところってオンラインバンキングが有料になるんですよ。
個人ではなくて、野望が付くと法人扱いになっちゃうので、個人事業主でも法人と同じオンラインバンキングの料金を払って使わないといけないんですけど、
お金を払ったとてだいぶ使いづらいオンラインバンキングでしたので、結局その口座自体をほとんど使うことがなくなってしまいました。
それよりはオンラインが充実しているネット系の銀行で全然良かったかなと思います。ですので私も別の口座を後からもう一つ解説して今は使っています。
あと私は今口座としては持っていないんですけど、今後少し事業を拡大していこうかなという見込みがあるとか、法人化も考えているよということであれば、
地元の信用金庫さんとかそういうところで口座作るっていうのもいいのかなと思います。今後融資を考えているとかですね、そういった場合はやっぱりメガバンクとかではなくて、
そういう地銀よりは信金とかの方がいいのかなと思うんですけど、オンラインバンキング的な意味でいうと使い勝手はちょっと下がっちゃうんですけど、そういう風に複数の口座を使い分けていくっていうのもありなのかなという風に感じています。
今日のまとめとしては独立直前直後にやっておいて良かったこととして、屋号、ドメイン、名刺、スタンプをちゃんと整えたことです。
まず何からやっていいか分からないという方は、目に見えやすいことから順番にやっていくのがいいのかなというふうに思います。
もしこれを聞いてくださっている方の中で独立の経験のある方がいらっしゃれば、私はこれをやったよとか、こういうことやってよかったよとか、もしありましたらハッシュタグとかおたよりフォームから教えていただけるとありがたいです。
最後までお聞きくださりありがとうございます。この番組ではおたよりや感想を募集しています。概要欄のおたよりフォームからか、Xでちょいさきトークのハッシュタグをつけてポストしてください。
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それではまた明日。