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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスは、皆さんにちょこっと
ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
今日はですね、昨日の未明ですね。から、今日の夕方にかけて大雨だったんですけども、皆さんのお住まいのところどうでしたかね。
もう昼頃ですかね、今日の。めちゃくちゃ雨が強くて、もう台風シーズン来たんちゃうかっていうぐらい、もうめちゃくちゃ雨が降ってたんですけども、
でも明日以降ですね、5人目ウィーク本売になりますが、晴れるというところで、5月4日は全国的に見ても結構高温になるということなので、
暑くなってくるとなってくるので、中傷の心配もありますしね。ということでね、ココラクチが賑わうんじゃないでしょうか、というところですかね。ということで、
ダイヤウルフの復活
今日のお話はですね、皆さん、絶滅した動物を復活させるなら、どんな動物を復活させたいですか。
よく有名なのがね、マンモスとかね、サーベルタイガーなんかもね、まあいいですね。私はですね、結構古いので、復活ちょっと無理かなと思うんですけども、
アノマロカリスね、カンブリア紀のモンスターですけども、これ復元してほしいな、復活してほしいな、というふうに思っているんですけども、
今日のお話はですね、これね、最近ニュースになってましたので、結構知っている人も多いんじゃないかなというふうに思うんですが、
あのですね、絶滅したダイヤウルフ、ダイヤオオカミと日本語では言いますが、このダイヤウルフがですね、現代に蘇った、復活したんだっていうね、
発表がですね、先月ですかね、4月に発表されて大きな話題になってましたので、そちらを取り上げてみたいなというふうに思うんですけども、
これね、ダイヤウルフ何かというとですね、北米に住んでおりましたオオカミで、もう絶滅しちゃったんですが、
今から30万年前から1万年前ぐらいにかけて生息していた巨大なオオカミ、ダイヤウルフなんですね。
このオオカミね、オオカミというのは猫もく、犬かの動物なんですけども、この犬かの中で、今まで知られている中で一番大きいというふうに言われて、ロマンがあるですね、オオカミなんですね。
このオオカミ、どういうふうに復活させたのかと言いますとですね、バイオテクノロジー企業、アメリカのバイオテクノロジー企業のコロッサルバイオサイエンシスという民間企業がですね、
蘇らせたと、1万年前に絶滅したとされるダイヤウルフを蘇らせたというふうに発表して、大きな話題になったんですね。
この発表を深掘りしていくとですね、アメリカ国内の自然保護区、8キロ平方メートルの自然保護区もそれぐらいの広大な自然保護区を持っているというだけで、結構でかい企業だなというふうに思うんですけども、
この自然保護区内で白い毛を持つ3匹のオオカミの赤ちゃんが生まれたということなんですね。その名前もついておりまして、ロムルス、デムス、そして妹のカリーシ、オス2匹、メス1匹が生まれたと。
神話に出てくるような名前ですよね。ラリルレロを使うと神話感が出ますよね。ロムルス、デムスのオス2匹と、カリーシのメス1匹。
遺伝子操作に関する議論
彼らが暮らしているダイヤウルフとされるオオカミが住んでいる保護区はですね、広大な土地というところもあるんですが、氷河期の生態系を、ちょうど30万年前の氷河期ですから、氷河期の生態系を再現したダイヤウルフが生きていた頃のような環境を再現しているというところなんですね。
なんでダイヤウルフを復活させたのかという、なんでダイヤウルフと言い切れるのという話なんですけども、ダイヤウルフのなんで言えるかというとですね、大陸オオカミの保存状態の良い骨からDNAを取り出し、そこの20箇所の遺伝子を編集してダイヤウルフ、
生まれましたよってしているんですね。うんうんでしょ?ん?え?それダイヤウルフなん?みたいな。え?うんうんみたいなので、骨からDNAを取り出して、そこから遺伝子改変して生まれた、
生まれた、要は遺伝子改変した結果、生まれた狼なんですよ ライアウルフとして生まれたって言ってるんだけど
ん?みたいな、いやそれただの大陸狼、今生きてるね 今現世に見られる狼、大陸狼がだいたいほとんどですよ
大陸狼の遺伝子改変版じゃね?みたいな議論になっているし、結構炎上してるんですね この研究者、科学者からはですね疑問の声も上がっているということで、これも大きなニュースとして取り上げられたんですけども、
この科学者たちからですね、ちょっと待ったと、いやいやちょっと待てよという声が上がっているらしいんですね ニュージーランドの大学研究チームはですね、それは遺伝子操作された大陸狼に過ぎないよということでバッサリ研究しております
古代DNAの研究者たちもですね、ダイヤウルフのDNAは劣化していて、完全なコピーは不可能 例えるならば、古代のDNAは500度のオーブンで焼かれた粉みたいなものという風に言っているので、そんな粉状のものをですね
遺伝子改変したからといって、大陸狼遺伝子改変したからといって、それダイヤウルフって言えないんじゃない?っていう話なんですよ
でもね、殺される者もですね、反論しております。古代DNAからダイヤウルフの特徴的な遺伝子配列を特定して、それを大陸狼のDNAに組み込んだと、すごい技術を持つ方ということなんですね
それでもですね、学術的にはダイヤウルフと大陸狼はですね、昔はね禁煙って言われてたんですよ。今生きている大陸狼の祖先はダイヤウルフで、
そこからね、枝分かれして大陸狼が誕生したというふうに考えられてたんですけども、2021年の研究からですね、あれあれとダイヤウルフと大陸狼ってそれほど禁煙じゃないよね?みたいなね
ダイヤウルフとかはジャッカル系なんですね。ジャッカル系に系譜しているので、枝分かれしたのは、大陸狼とダイヤウルフの共通の祖先の枝分かれは570万年前ぐらいに枝分かれしている系譜なので、
だからあんまり禁煙じゃないんですよね。だから、古代DNAからダイヤウルフの特徴的な遺伝子配列を取り出して、
大陸狼がね、その骨に埋め込んでね、遺伝子開発して誕生させた奴がダイヤウルフって言ってるけども、
いやそれ、怪しくね?みたいなね、感じなんですね。で、これでこのコロッサル社はですね、見た目が似ていて、同じように行動して、
同じ役割を果たせば、それはその種だっていうふうに言ってるんですね。なので、その生まれたレムルスとか、新米で出てきそうな名前の赤ちゃん、ダイヤウルフと言われているものね、
ダイヤウルフの行動とかに似てるから、種がそういった行動とか形態にとって、見た目にとったら、それはダイヤウルフやで!みたいなことを言ってるんですけど、
研究者からしてみれば、DNAをね、全部そのダイヤウルフもしっかりとしたその遺伝子のゲノム化、ダイヤウルフゲノムも解読されてないので、
反論するにしても、データが少なすぎるなんとも言えないんだけど、基本的に、ちゃうで!みたいなね、それダイヤウルフって言ってええの?みたいな感じでちょっと揉めていると、
先ほど言ったように、たった20箇所の遺伝子しか編集していないと。なので、ほぼ大陸オオカミでね、ちょっと遺伝子変わった大陸オオカミみたいなね、そんな感じなんですね。
だから、その改編でいくのであれば、どの箇所、何箇所、DNAの延期配列をいじったらいいのかっていうのは、
果たしてそれは、指標がないので何とも言えないけども、数々ある延期配列、何億円きつでありますよ。多分ね、オオカミもね。
それの20箇所だけいじったからといって、それダイヤウルフって言っていいの?みたいなね、感じですよね。
なのでですね、この地を再現する、再構築するっていうのは、いろいろマンモスとかでもチャレンジされておりますし、
マンモスとゾウをね、近縁のやつを掛け合わせていって、どんどんハイブリッドを作っていって、マンモスの血を濃くしていくみたいなことで、
マンモスを復元するっていうのもやってるんだけども、なかなかね、ジュラシックパークもね、コハクの中に産み込まれたカの血液から、
恐竜の血液を吸ってたカがコハクに埋もれてて、その血液から恐竜を再現した、みたいな、そんな世界ですけども、
なかなかそれね、難しいよねっていうのがありますし、遺伝子でいろんなことが分かってきたっていうのもあるんだけども、
倫理的な問題
ちょっと改変したからといって、それはダイヤウルフっていう風に言ってええんかなっていうところもありますし、難しい問題でも倫理化も絡んできますしね、
そんなこと言い出したら、人間も遺伝子保存しといて、死後もっかい復活させるっていうのもですね、できないこともないかもしれないけど、それもちょっと倫理的におかしいし、
やっぱりね、死がある、終わりがあるからこそ、今の生きている人生っていうのは楽しいですから、
確かに古代のロマンをね、もう一回現代に産み枯らせるってことは非常にロマンあふれることなんだけども、
やっぱり死があって終わりがあるからこそ、今が美しいと思いますので、なかなかね、難しい問題だと思いますけどね、ということでね、
さらにね、もうちょっとね、技術が発展して、本当にこれはダイヤウルフが誕生したという風にね、また世に発表できるようにね、今後の研究のね、進歩に期待したいなというふうに思っておりますということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。