1. ちょぼっとサイエンス
  2. #931 2025年もカメムシは大量..
2025-06-04 10:49

#931 2025年もカメムシは大量発生するの?〜科学の目で予測しよう〜

2025.6.4配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、カメムシ発生の予測についてお話しました。

それではまた。


■YouTubeショート

https://www.youtube.com/channel/UC2u8oelpAmug5QZGXynuk8g


🔸SNSリンク集🔸

https://lit.link/chobosensei


■YouTubeポッドキャスト

https://youtube.com/@chobosensei?si=3Y-GkWVO4--CaCjD


■スタンドエフエム

https://stand.fm/channels/5fffd2f7fc3475e2c89ba329


■Spotify

https://open.spotify.com/show/1QPSBAYh61gv6ixao9uvGY


■Google Podcast

https://www.google.com/podcasts?feed=aHR0cHM6Ly9hbmNob3IuZm0vcy81MWU2MDMzOC9wb2RjYXN0L3Jzcw==


■Apple Podcast

https://is.gd/VO22oC


■note

ちょぼ先生@note学校

https://note.com/chobosensei86


■Twitter

ちょぼ先生@元高校理科教員

https://twitter.com/CDELearning65


■公式LINE

ちょぼ先生@LINE学校

https://lin.ee/n5cNTUX

サマリー

2024年には亀虫が大量発生しましたが、2025年の発生量は前年の気温や花粉量に基づいて科学的に予測されています。特に、亀虫の発生には越冬期間の温暖さや前年の発生数が影響を与えることが明らかになっています。今回の予測によれば、2025年は北日本でやや多く、東日本は平年並み、西日本では少ないとされています。

亀虫の大量発生とその影響
はい、皆さんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスとは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、今日はですね、久しぶりに晴れてね、非常に暖かい1日に、暖かいどころかね、ちょっと暑いぐらいのね、ちょっと汗ばむ陽気になったんですが、皆さんのお住まいのところはね、
どうでしたかね、ということでね、こんだけね、暖かくなると、暑くなるとですね、生命のね、生き物の動きが活発化します。
もうね、昆虫をね、見かける季節になってきてね、いろんな、もう蚊に刺されたよとかね、いう方もいらっしゃると思うんですけども、
皆さん覚えてますかね、去年ですね、亀虫がですね、2024年ね、各地で亀虫がね、大量に発生して、ニュースでも大きく取り上げられたんですけども、
今日のね、お話につながるんですけど、じゃあ今年、2025年は亀虫どうなの?大量発生するの?っていうのをですね、科学的なね、知見を使ってですね、
お話したいなというふうに思うんですけども、まずね、亀虫ってね、一口に言ってもですね、その種類はね、多岐にわたって日本国内では1300種以上が確認されているんですね。
で、口糞というですね、特殊な口、口ですね、口器を持つ点が特徴で、セミやアメンボ、南京虫も亀虫の仲間なんですね。
これほどですね、多様な種が存在するという事実はですね、彼らの亀虫の仲間のね、生活様式もまた多様であるということを示唆しているんですけども、
しかしながらですね、去年大量発生してね、何がダメだったかというとですね、農業の現場においては多くの亀虫が害虫として認識されているんですね。
米や桃、みかんといった重要な農作物の汁を吸って品質を損なうからですね、農業をやっている方にしてみればですね、亀虫っていうのはね、害虫のイメージがついているというところなんですね。
特にですね、青草亀虫、南青亀虫、茶羽根青亀虫といったですね、大型の亀虫は時に大量発生して農家さんにですね、深刻な被害をもたらすんですね。
またですね、都市部においても洗濯物への付着や家屋への侵入など、生活環境における不快害虫として問題視されているというところでね、
この匂いを発生して自分を防御させるためにですね、そういった生存戦略をとっているんですけども、なかなか好きになれないね、亀虫の匂いね。
なかなかね、衣服ついてからパッと振り払った手にね、亀虫特有の匂いがついたりとかですね、なかなかね、亀虫を専門的に研究している方がたくさんいらっしゃいますけども、
なかなかね、そういう方は珍しい人で、農家さんにとっては害虫として、生活環境における不快害虫として、一般の方もですね、そういうふうに認識されているわけなんですよ。
亀虫の大量発生なんですけども、何で起こるのかというとですね、亀虫の発生量や時期を予測するためにですね、多くの研究が行われてきたんですが、
その結果ですね、分かってきたことが、前年の発生数、越冬期間の冬ですね、の気温、そしてその年の気温が発生量に大きな影響を与えていることが明らかになっているんですね。
亀虫はですね、成虫またはですね、卵の状態で越冬するんですね。冬を越すんですね。前年に多く発生し、冬の気温が温暖であれば、春を迎える個体が増加すると。
そうするとですね、成虫になってね、卵からかえってね、成虫になる亀虫が増えるのでですね、前年の発生数と冬の気温によるところが大きいというところなんです。
だからね、2024年は大量に発生しましたから、じゃあ2025年もね、めっちゃ発生するんじゃないかなというふうに思いますよね。
さらにですね、その年の気温が高ければ、なので2025年の初夏から夏にかけて、気温が高ければ繁殖が順調に進んで、秋には大量発生に至るというメカニズムなんですね。
発生予測の基準
興味深いことにですね、果樹を加害する一部の亀虫類はですね、杉やヒノキの花粉飛散量が多い翌年に発生量が増加する傾向が報告されているんですね。
2001年、2007年の論文で発表されているので、なのでこれはですね、花粉が多い年に杉やヒノキの休暇が豊富に形成され、
越冬のための栄養源が充実するためと考えられているんですね。なので前年の発生数、冬の気温が高いかどうか、あとはその年、翌年のその年、2025年の気温、
さらにその前の年の花粉の量によってですね、亀虫が大量発生するかどうかを判定できる、科学的に判定できると考え、示唆できるということなんですね。
2024年の状況をね、ちょっとね、なんで大量発生したかというとですね、2023年の花粉量はですね、東日本から西日本にかけて広い地域で多かったということなんですね。
2023年から2024年の冬の気温は温暖な冬であったということと、2024年の春から夏の気温は比較的高い気温で推移したので、先ほど言った条件がですね、全部当てはまっているので、だから2024年はですね、亀虫が大量発生したということなんですね。
じゃあ2025年、今年はですね、じゃあどうなのかということをね、言っておきますとですね、現時点での情報なんですけども、2024年、去年の杉や木の花粉量は、北日本では多かった一方ですね、東日本では平面並み、西日本では例年より少なかったということなんですね。
2024年、2025年、去年から今年にかけての冬の気温なんですが、北日本では平面より高く、東日本、西日本では平面並みか平面より低かったということなんですね。
2025年の春以降、今現在ですね、の気温の見通しなんですが、北日本で平面より高く、東日本、西日本でも平面並みか平面より高いと予想されているということと、
農林水産省がですね、2025年4月に発表しているんですが、越冬した果樹、亀虫類の調査結果によりますと、静岡県と岐阜県で平年比で多く、その他の都道府県では平年並みかそれ以下ということが分かっていると、これらをですね、まとめますとですね、
2025年の亀虫の発生量の予測ですけれども、北日本ではやや多く、あったかかったからね、東日本は平年並みか地域によっては注意が必要と、西日本では例年並みか少ないと予測されていると、
全国的にですね、去年亀虫の発生量が多かったんだけれども、冬の気温がですね、ちょっと低かった、東日本、西日本で、花粉もそこまで多くなかったとかね、春以降の気温の見通しもですね、平年並みか平年よりもちょっと高いけども、冬の気温やね、花粉の量を加味するとですね、
2025年ほども爆発的に増えないんじゃないか、大発生しないんじゃないかということが広い地域で言われていると、それはね、まだまだ分からないことですから、未来は予測できませんので、蓋を開けてみないと分からないんですけども、今段階ではそういうことは言えると、亀虫発生についてですね、いろんな要素がありますので、その要素を加味すると、そういった結果が得られるとね、いうことなんですね。
2025年の発生量の見通し
もう一回言いますと、北日本ではやや多い、東日本では平年並みか地域によっては注意が必要と、西日本では平年並みか少ないと予測されていると、全国的に見ると、昨年のような大規模な発生にはいたらない可能性が高いというふうに言われていると。
でも正直予測の難しさがありますので、生態学というのは生物の増減のメカニズムや解明する学問でありますので、亀虫の発生要因の探求はその順番一つのテーマなんですけども、特に農業害虫である亀虫の発生予測は、生産者の生活に直接影響を与える可能性があるため、その責任は重大ということで、研究者が平年より少ないと言っていたのに多いじゃないかということになると、
その研究者と農家さんの間でもあまり関係性がよくなくなりますし、なかなか予測を出すことそのもの自体が、それを信じちゃいますから、なかなか難しいというところなんですね。
気温とか花粉量について、論文があるので注目しているけれども、降水量や日照時間など様々な要因が複雑に絡み合って、亀虫の発生量を左右するので、正確な予測は予測の段階では域を超えません。
なので、そういった日照時間とか降水量のデータも合わせて予測する必要があるということで、さらなる研究の進歩が進むのを待つばかりなんですけれども、亀虫、亀虫、害虫、害虫と言っていますけれども、油虫とかアザミウマといった他の害虫を捕食する液虫としての利益をもたらす液虫としての側面も存在しますので、
全部が全部亀虫悪いよっていうわけでもないので、植物連鎖の生態系の関係上、そういうことが言われてますので、何が何でも全部ダメっていうわけではないということで、亀虫、亀虫、ダメダメダメっていうわけではないので、亀虫は別に困らしされっていうことでやってるわけじゃないので、
次の子孫を残すために亀虫は食べないといけませんから、なので、全部全部嫌いちゃダメということなんですけれども、科学的な知見を使うと、翌年の亀虫の来発生するかどうかということも予測できると、科学って本当にすごいなと言ったところですね。ということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
10:49

コメント

スクロール