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  2. #454 絶滅寸前のサナダムシを..
2023-05-19 13:43

#454 絶滅寸前のサナダムシを救え!?

2023.5.19配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、サナダムシについてお話しました。
それではまた。

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00:26
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで、昨日ですね、めちゃくちゃ暑かったんですけども、今日は肌寒い大雨の日となりましたね。本当にね、今週の初め頃はですね、非常に暑くて、真夏日を観測したところもね、あったぐらい気温が高かったんですけども、今日は寒い。
本当に気温差がすごいですよね。寒暖差、アレルギーとかですね、こういった時にね、なんか体調崩しがちなんですけどもね、またね、明日明後日はですね、また天気良くなってですね、気温も高くなるということでね、なんか週末が天気が良いのっていうのは久しぶりですよね、なのでまあどっか出かけようかなとちょっと思っておりますということで、今日のお話はですね、寄生虫のサナダムシについてお話ししたいと思います。
サナダムシです。皆さんご存知ですかね、寄生虫ね。今ですね、日本人でですね、寄生虫を体の中に住んでるよ、飼育してるよ、いるよっていう人はですね、ほぼね、ゼロに等しいぐらいですね、寄生虫そのものがですね、いないんですね。
寄生虫っていう言い方するとですね、なんか悪さするみたいな寄生されてるっていうことは、なんかあんまり体にとってネガティブなんじゃないかっていう方がね、たくさんいらっしゃると思うんですけども、だからまあ絶滅にほぼ貧してるんですけども寄生虫ね。
でもまあ別にええやんみたいなね、もう歓迎すべきことじゃないみたいなね、寄生虫なんかいなくなっていいやん、ハッピーハッピーと思いかもしれませんけどもですね、この寄生虫がいなくなることによってですね、ある病気がですね、急増してますのでね、まあ今日はですね、その寄生虫サナダムシのですね、イメージがちょっと変わってくれたら嬉しいなというふうに思っております。
このサナダムシですね、日本カイレットジョウ虫っていうですね、名前がついておりまして、それを総称してサナダムシと呼ぶんですけども、日本人がですね、昔からいる寄生虫の中の一つなんですね。
日本人が昔から体の中に飼育してた三大寄生虫っていうのがいましてですね、それがですね、サナダムシとカイ虫とギョウ虫なんですね。
私ね、幼少期というか小学校のときね、ギョウ虫検査ね、やってましたけども、今の子供はやってるんですかね。ちょっとチラッとネットで調べると、定期的にというかね、数年に一度やるみたいですけども、なんかあのセロハンテープみたいなやつを肛門にピッて貼ってですね、それを学校に持って行って、その寄生虫がいるかどうかみたいなのを検査した覚えがあるんですけども、今はね、あそこまでやってないみたいですね。
03:15
もうほぼいないですからね。
昔、昭和の初期なんてですね、カイ虫がいる人、体の中にカイ虫いるよっていう人がですね、97%くらい寄生虫を飼ってたらしいんですね。
カイ虫に限らずサナダムシもですね、非常に体の中にいたということなんですよ。
このね、カイ虫がいなくなってしまったの、寄生虫がいなくなってしまったのは、GHQ、アメリカの影響がありましてですね。
昔、日本ってですね、農作物を作るためにですね、排泄物を集めて、小枝芽ですね。
それをですね、野菜にこう巻いてですね、畑に巻いて野菜作りしてましたよね。
なのでその糞の中にね、自分たちの糞や尿の中にですね、寄生虫の卵がいてですね、幼虫がいて、そこが野菜に付着して食べたことによりですね、感染者というか寄生虫のサイクルができてたんですね。
GHQのアメリカ軍がですね、母国に帰った時に、なんかもう寄生虫だらけやんみたいなね。
寄生虫めっちゃ中にいるんだろうけどっていうことになってですね。
そうしたらですね、日本の小枝芽で肥料を巻いてたやつの野菜を食べてたので、寄生虫が体の中にめっちゃいるやんってことで、その小枝芽無くしたりとかして、寄生虫排除作戦みたいなね、感じになってからですね、要は戦後、非常にですね、寄生虫が消えてしまっております。
で、サラダ虫ちょっと話戻しますとですね、サラダ虫どうやって増えるのって話なんですよ。
そもそもサラダ虫ってどんなものなのってことなんですけども、非常にですね、長い。
これはですね、いろんなネットの情報とかで言うので、聞いたことあるかもしれませんけども、非常に長い。
腸間の方、腸の方に進むんですけども、大体6メートルとか8メートルぐらい。
最近ですね、東南アジアでタイの方でですね、サラダ虫18メートル体の中にいたみたいなね、そういった方もいてですね。
そんなこと聞くとね、そんな長いもの、体の中におって大丈夫なんとか思いますよね。普通思うよね。
そのお風呂入ってた時に、体温と同じぐらいのお風呂、ぬるまいの入ってると、なんかお尻からピューって出てくるらしいですね。
ピューって引き抜いたりとかするみたいですけども、このサラダ虫ね、頭とか目とか口がないのよ。
体全体で栄養分を吸収してですね、卵を産むという感じなんですね。
このサラダ虫、幼虫というか卵を産んで、人がですね、踏んで出しますよね。
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踏んで出して、当時はですね、排泄物とか川に流してたので、川に流します。
そのフンの有機物をですね、ミジンコが食べます。
そのミジンコがですね、海に流れていき、鮭が食べて、鮭を取って、鮭を生で食べると、その中にサラダ虫の卵がいるので人間の中に入る。
卵が体内で変える。サラダ虫成虫になる、みたいなサイクルがあるわけなんですよ。
それでたくさんですね、サラダ虫、鮭を食べるところとか、魚を食べるところはね、非常にサラダ虫を体の中にいるという人が増えた。
たくさんいたんですよ。
今ってね、その排泄物とかって川でしないんじゃないですか。もうダイレクトでね、もう一応川行ってくるわ、みたいな感じで、フンをバーンと出す人いないでしょ。
トイレでして、そのまま浄化槽とかで、そのままきれいにしたりとかですね、川にそのまま直接流すっていうことはないじゃないですか。
だからサラダ虫の幼虫がですね、もう手に入らない。
なので今その普通に幼虫が手に入らないから、もう体の中にいないので、サラダ虫がそのまま生きていくっていうそのサイクル自体がですね、もう途絶えてるんですね。
なのでさっき言ったように川でフンをするミジンコが食べるのは食物連鎖ですね。
で、鮭が食べて、それを生で人間が食べるというそのサイクルそのもの自体が失われているから、そもそもサラダ虫の幼虫が手に入らないし、
サラダ虫のその生きるサイクルそのものが、寄生のサイクルそのものがですね、もうなくなっちゃってるんですよね。
それは海中、業中でも同じことが言えるので、なので寄生虫そのものがですね、もういないとなってます。
で、清潔になって、そういった寄生虫もいなくなって、ハッピーじゃんって言われたらね、実はね、そうじゃないんですよ。
これ何かって言うとですね、寄生虫博士で有名なですね、藤田光一郎医師がいるんですね。
この方、いろいろその寄生虫の研究をされている方なんですが、去年かなくなれたらしいんですけども、この方曰くですね、この寄生虫がいなくなってしまって、ある病気がですね、急増したと言うんですよ。
それは何かって言うとですね、花粉症をはじめとするアレルギーなんですよ。
寄生虫とアレルギーって思うかもしれませんけども、この寄生虫撲滅運動みたいなね、排斥運動みたいなそういった流れになってからですね、アレルギーが急増したと言われるんですよ。
特にね、花粉症でございますね。花粉症が非常に増えたということなんですよ。
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じゃあなんで寄生虫がいるとアレルギーにかからなかったかと言うとですね、寄生虫が作る抗体がですね、宿主を守っていると考えられていたので、そういった過敏な免疫反応の崩れじゃないですか。
アレルギーなんて花粉なんて別に害ないですよね。
それを悪者だということで排除することによってですね、免疫反応が出てヒスタミンが分泌されて、鼻水とか目がかゆくなってするわけなんですけど、その抗体そのものが寄生虫がいなくなってなくなっちゃったので、過敏に反応してしまってアレルギーが増えたと言われているらしいんですね。
じゃあなんで寄生虫って栄養分を吸い取ってますから、ダイエットに効くとかも言われてるんだけど、なんで抗体を作るかというとですね、寄生虫の最終宿主、サランダムシの場合は最終宿主は人なので、人の最終宿主の場合ですね、人死んでもらったら困るじゃないですか、寄生虫にとってね。
最終宿主のやつが死ぬってことは、自分も死ぬっていう運命になりますよね。運命共同体じゃないですか。だから、宿主死んでしまったら困るので、宿主も健康状態が良いように保つらしいんですね。
なのでそういった抗体とか出してですね、宿主が死なないようにしてくれてるということで、そういった抗体を作り出して、それがなくなってしまったからアレルギーが急増したっていう風な相関関係というか、そういったことが言われているんですね。
この寄生虫怖い怖いっていうのはですね、中間宿主の場合怖いんですよね。最終宿主で人に感染する寄生虫は最終宿主が人なので、そういったことはないけども、中間宿主の場合はですね、最終宿主ではなく中間宿主に寄生するとですね、それが排除できない物質とか出てしまうので、
なので怖いっていう風に言われてるけども、最終宿主にとっては、見ては、割とそのメリットが多いんですよね。
で、昔なんで寄生虫はあんまり良くなかったかというと、栄養失調気味だったので、そんなに栄養分とかが取れてなかったので、寄生虫に取られてると自分に本当は吸収するはずだった栄養分が届かないみたいな状態だったので、非常に痩せこけたっていうかですね、非常に健康状態が悪かったんですけど、
今はですね、放食の時代だし、栄養もしっかり足りてるから、寄生虫体の中にいても、特にその栄養分が寄生虫に取られて自分の栄養が吸収できないってことはないらしいのでですね、なので寄生虫そのものが別にそこまで悪いものじゃないんだよみたいな感じになってはいるんだけども、絶滅寄生主っていうか、絶滅に瀕してるという感じなんですね。
レッドレーダーブックっていう絶滅寄生主集めた本があるんですけども、そこに寄生虫の記載がほぼないらしいんですよ。なので、その悪さするっていうか、そういったイメージがね、ネガティブイメージがあるので、なのでそういった感じになってるんだけども、この寄生虫がいた方がアレルギーも少なかったし、実はそんなにネガティブなイメージはないよっていうことがですね、そういう方が言えるということは、
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藤田光一郎さんという方がおっしゃってますので、確かにそれはあるのかなというふうに思うんですけども、なのでアレルギー悩んでる方とかですね、ダイエットしたいよっていう方はですね、サラダ虫買ってみるのもいいのかという感じはするけども、ほぼ幼虫がいないので、そういうことはもうないのかなという感じはしてますけども、本当に悪い悪いイメージがあるかもしれないけど、実はね、最終ヤドヌシに感染する寄生虫っていうものはそこまでね、
非常に悪いものではないのかなと、なのでそういったいろんな生き物がいるっていう多様性からですね、大事にしていくことが大切ですし、何でもかんでも悪い悪いっていうね、寄生虫イコールダメっていうのはそこでもないのかっていう感じはしておりますのでね、皆さんはどう思いますかね、寄生虫博物館って東京にありますからね、非常にマニアックな博物館になっておりますし、そういったところで寄生虫のことをもう一回勉強するのもいいかなっていう感じは思っておりますので、
ぜひね、皆さん、明日明後日天気良いですからね、ぜひね、寄生虫博物館の方にも行っていただければと思いますので、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら、バイバイ。
13:43

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