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2025-06-03 06:52

#930 鳥にも私たちとソックリな友情関係が見られる!?

2025.6.3配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、鳥の友情についてお話しました。

それではまた。


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サマリー

最近の研究によると、鳥類にも人間と同じように友情に似た関係が存在することが明らかになります。特に、ツキノワテリムクは共同繁殖を通じて、血縁を超えた支え合う行動が確認され、動物の交流に対する理解が深まります。

鳥に見られる友情の発見
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教授のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、突然ですが、みなさんには友達、親友はいますか?ということでね、
私たち人間には、家族以上、家族同等ぐらいの心を許せる親友というものが存在しておりますよね。
辛い時に支え合ったり、楽しいことを分かち合ったり、そんな特別な友達という絆は、人間だけのものだというふうに、私自身も思っていましたし、
そういう関係性を築いているのは、人間だけかなというふうに思ってたんですけども、
最近の最新の研究で、なんと、あの身近にいる鳥にも、私たちとそっくりな友達、友情のような関係があることが明らかになったんですね。
友達を鳥が作るのというふうに思いますよね。私も最初は、そんな関係性あるの?みたいなね。
動物の世界って、血の繋がりが一番で、そういった自分の子孫を残すっていうのが大事であるということで、そういったイメージを持っておりました。
ライオンの子殺しということも、もともとその群れにいなかったライオンが、その群れを乗っ取って、もともといた子ライオンを殺して、
要は自分の遺伝子を残すために、自分の子孫をより優先的に残す、みたいな血縁関係が一番大事で、
自分の遺伝子を残すために、家族を養う、助け合うということが自然界のルールだと思ってたんですけども、鳥には関係なく友情があるということなんですね。
この驚きの発見をしたのは、アメリカ・コロンビア大学の研究チームなんですね。
この研究チームは、ケニアに住むとても美しい鳥、ツキノワテリムクという鳥をターゲットに20年以上もずっと観察し続けたんですね。
20年ってすごいですよね。
このツキノワテリムクという鳥なんですけども、胸元の白い模様と、キラキラ輝く青緑色の背中、そして鮮やかなオレンジ色のお腹が特徴的な、人間からとってみればオシャレなカラーリングの鳥なんですけども、
体長は20センチくらいで、人懐っこい性格から観光地でも見かけて人気者の鳥なんですけども、
この鳥のすごいところは、見た目だけじゃなくて友情という関係性なんですけども、
彼らは共同繁殖といって、みんなで子育てをする習性を持っているんですけども、
この研究チームたちは、この鳥たちの間に血縁関係を超えた協力があるんじゃないかというふうに考えたんですね。
20年間の観察の結果、研究者たちは驚くべき光景を目撃したということなんですね。
スキノワ・テリムクの群れには血のつながった家族だけでなく、そうじゃない鳥たちも一緒に暮らしていたと。
共同繁殖の重要性
そして子育ての時になると、血縁のない鳥同士でも餌を運んだり、敵カラスを守ったりと協力し合っていたということなんですね。
これは結構、共同繁殖する生き物というのはいくつか知られているんですけども、
さらにすごいことが、一歩踏み込んだ関係性が見られたということなんですね。
この協力関係が一時的なものではなく、何年も続くことがあったということなんですね。
まるで人間同士の友情みたいな関係性ですよね。
去年Aさんがうちの子育てに手伝ってくれたから、今年は僕がAさんの子育てをサポートするわみたいな、そういった関係性が見られたということなんですね。
お互い助け合う行動が何年も続いていたということが見られたんですね。
自分の血縁関係ないのに手伝ってくれたから、今年は僕がAさんの子育てをサポートするわみたいな、そういった友情に似たような関係が見られたということなんですね。
これは御恩と奉公じゃないですけども、お互い様の精神が見られたと。
リター的な主義、リター的な行動が自分の利益のあるものじゃないと行動しないとか、そういったことがよく動物には見られるんだけども、
果たして子育てしたからといって、自分に返ってくるわけではないという行動を自然から動物はしないんですけども、ほぼね。
でもそういった行動をすると、別に見返りなくてもサポートしますっていうことで共同繁殖しているということが見られて、
これはまさに人間でいう友情関係じゃないかということが見られたということなんですね。
もちろん、月野はテレブクたちが私たち人間と同じように、友情とか信頼という感情を持っているかどうかはまだはっきりわかっていませんけども、
でも彼らが長期的な協力関係を築くための社会的な記憶や行動パターンを持っているということは間違いないというふうに、コロンビア大学の研究チームは語っているということなんですね。
今回の研究で、協力とか長く続く関係というのは人間だけの特別なものじゃないということがわかったと。
そうやって見ると、動物たちの世界を見る目が少し変わりますよね。
今後は、この協力関係がどうやって始まって、どうやって続いていくのか、またはどうやって変化していくのかといった点が研究されるということなんですね。
もしかしたら、他の鳥や哺乳類にも同じような友情に似た友情関係が見つかるかもしれないということが期待されているんですね。
次に、公園で鳥たちを見かけたとき、あの子たちは家族かな、それとも親友かな、友情関係かなというふうに注目して見てみるのも面白いかもしれません。
本当に最近、前月の科学雑誌の1話に掲載されていますので、できたて、ほやほやの、発表したて、ほやほやの鳥に見られる友情関係のお話でした。
鳥にも支え合って生きていますから、我々も支え合って生きていきたいですね。ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
06:52

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