2025.5.27配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、男性と女性の身長差についてお話しました。
それではまた。
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サマリー
男性の身長が女性よりも高い理由には、ホルモンだけでなく、ショックス遺伝子の影響もあることが新しい研究で明らかになります。この研究では、約100万人のデータ解析を通じて、性染色体に関連した遺伝子が身長に与える影響が示されています。
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はい、皆さんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教授のちょぼ先生です。
ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスとは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、
科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、なんか寒ないですか?
なんか急になんか肌寒くなったんですけど、皆さんのお住まいのところはどうですかね?
4月の中旬ぐらいのね、気温というか風が冷たいなっていうね、もうすぐ6月になろうとしてるのに、急にまた寒くなってね、
衣替えでトレーナーとか全部ね、クローゼットの奥にしまったんですけど、
これまた出さなあかんなっていうぐらいね、ちょっと寒いんですけど、
なんか天気予報ではね、曇りって呼ばれたんですけど、昼からね、結構な雨が降りましてね、
なんかこう、梅雨にしても寒いし、なんかなーっていう感じなんですけどね、ということでね、
えー、体調崩すやんっていうぐらいね、ちょっと寒いんですけども、
来週はね、ちょっとは気温上がるみたいですけど、やっぱりこの梅雨時期で近づいておりますからね、
なんかカラッと晴れる日が少ないっていう感じですけどね、ということで。
身長差の基本的要因
今日のお話はですね、皆さんね、男性女性ね、性別あるわけで、
なんか男性の方が身長高い気がしません?
これは当たり前のような感じもするんですけども、
平均してね、ホモサピエンスというものは、男性は女性よりも平均して約13センチね、背が高いんですよね。
まあそうだろうなっていうふうに思うと思うんですけども、
この原因が、このね、13センチ平均するとね、13センチ身長が男性の方が高いんだけども、
これの原因は何?っていうね、お話をしたいと思います。
これね、まあね、男性ホルモン、テストステロンがですね、男性の方が多いですから、
基本的にね、身長、男性の方が高いっていうね、理由、原因はですね、
要因はテストステロン、男性ホルモンが出てるからやろと。
ホルモンが原因でしょっていうことをずっと言われてたんだけれども、
最新の研究でね、いや、ホルモンだけじゃないでっていうね、ことが分かってきたんですね。
アメリカのガイジンガイカ健康科学大学が行った最新の研究によると、
先ほども言ったように、男性が女性よりも平均13センチ背が高いんですけども、
その理由のうち、約4分の1にあたる3センチ分、3センチ分はテストステロン、
要は男性ホルモンの作用だけでは説明できないことが判明したんですね。
ほとんどのその要因はね、13センチ中10センチはテストステロン、男性ホルモンが要因なんだけども、
残りの3センチはホルモンだけじゃないでみたいなね。
身長高いのはホルモンの影響でしょっていう風に片付けてたんだけども、
いや、ちゃうよっていうね、一石を投じる研究なんですね。
ショックス遺伝子の発見
じゃあその答えは何なのかということなんですけども、
私たちの体の中にあるショックス遺伝子という遺伝子が要因なんですね。
SHOX、ショックス遺伝子というですね、ちょっと聞き慣れないんですけども、
その遺伝子が原因じゃないかという風にこの研究者たちが突き止めたということなんですね。
このショックス遺伝子、実は骨の成長を促す大事な役割を担っていて、
X染色体とY染色体の両方に存在しているんですね。
このX染色体、Y染色体というのは性別を決定する染色体で、
我々ホモサピエンスがXX2つ持っていると女性、メスになるんですね。
Y染色体を持っているとXYで性染色体を持っていると男性、オスになるんですけども、
ここでね、このショックス遺伝子の面白いところなんですが、
女性は2本のX染色体を持っているんですが、そのうちの1本はこのショックス遺伝子不活性化されていて、
スイッチがオフになっているような状態なんですね。
ショックス遺伝子が十分に機能しないケースが多いということなんですね。
2つ持っているんやけど、片方の父譲りか母譲りかわかんないけども、そのX染色体はスイッチオフ。
片方しか働いていないんですね。
一方、男性はX染色体とY染色体にそれぞれショックス遺伝子を持っていて、両方ともスイッチオンなんですね。
だから実質的に女性よりもたくさんのショックス遺伝子が活発に働いて、骨の成長を促すので大きくなるということなんですね。
今回の研究では、まさにこのショックス遺伝子の働きが男性の身長約3センチ高くしている主要因であるということを、
この研究グループが突き止めたということなんですね。
すごいビッグデータを使って研究しております。
今回の研究では約100万人ものゲノムデータを解析するという、とてつもない規模の調査が行われて、
その中で特に注目されたのが、通常とは異なる数の性染色体を持つ人々のデータなんですね。
性染色体異数性と言われるんですけども、XXYとかXYYYとか、
そういった見た目上は男性女性なんだけども、実は性染色体が3つ持っているという方もいらっしゃるんですね。
性染色体異数性というのも、その方々の詳細な解析の結果、Y染色体が1本増えるごとに身長約平均3.1センチ高くするという、
驚くべき事実が明らかになったんですね。
なので、Y染色体のある触水遺伝子によって、骨の成長が促されて身長が高くなると。
男性がより女性よりも高くなるということは、触水遺伝子が関わっているんじゃないかというところなんですね。
性差医療への影響
テストステロンが主な主要因なんだけども、そのうちの4分の1は触水遺伝子のオン・オフ。
それがオンになって骨の成長を促されると身長が大きくなるよね、ということが示唆されたということなんですね。
この性によって、性差によって身長差はほぼホルモンの性と言われていたんだけども、
性別によって染色体に乗っかっている遺伝子によって現れてくるケースであったりとか、
そういったものが性別によって変わってくるので、それを医療の部分に使えないかなということで、
それを性差医療と言うんですけども、そういった分野にも大きな影響を与える可能性がこの研究結果からわかるということなんですね。
例えば、自己免疫疾患とか関節リューマンスとか、女性に多い傾向がある一方で、
自閉スペクトラム症とかADHDといった発達神経疾患は男性に多いことが知られているんですけども、
これまで性ホルモンや生活環境、習慣が原因だと考えられていたんだけども、
もしかしたら今回の触水遺伝子のような性別によって違う遺伝子のオン・オフの切り替えね、
性染色体由来の遺伝子が深く関わっているのかもしれないということで、
性差医療にも明るい未来の扉を開くような研究結果になるんじゃないかと言われているんですよね。
我々の体の仕組みは本当に奥が深いということと、今後の研究の発展がますます楽しみになるというところです。
男性と女性で身長が違うというのは、なんとなく体科学でわかるかと思いますけども、
主要医はテストステロン、性ホルモンなんだけども、男性ホルモンなんだけども、
そのうちの4分の1は触水遺伝子、遺伝子が関わっている。
さらに性染色体にある遺伝子によって原因があるんじゃないかということで、
さらにはその性差医療にももしかしたら役立つかもしれないということでした。
触水遺伝子をアクティブにすると身長が伸びるということで、
美容整形の面でも役立つかもしれないということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さようなら。バイバイ。
09:08
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