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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、9月になりましてですね、学生の皆さんは2学期がね、始まったというところなんですけども、長いですから夏休み、夏休み明け学校汚いなっていうのは、
思うと思うんですけども、教員をやっていた身からしたらですね、教員も2学期行きたくありませんから。もうね、長かったね、夏休みね。
仕事はありますけども、行きたくないですよね、教員の方もね。ということでね、行きたくない気持ちは、教員も生徒も学生も児童も一緒だよ、というところですね。
ということで、皆さんに質問なんですが、皆さんはダイエットしておりますか?ということでね、何かとね、自分の体系についてね、ここ気になるなぁ、そこがね、ここ気になるなぁとか、なんかお腹出てきたなぁとかいうことで、
体系維持とかダイエットとかですね、そういった健康志向ね、強い関心を持っている方が非常に多いのかなと思います。
今ね、多様性の世の中になりましたから、ぽっちゃりでもいいやんとかですね、結構その、ハイブランドのモデルさんとかも、ちょっとあの副業家と言いますかですね、
の方のモデルを起業したりとかですね、必ずしもスラッとした体系で、痩せ方が素晴らしいみたいな、そっちの方がいいんだっていう、そういった固定観念みたいなのが薄れつつあるんだけども、
でもまあ、我々ローカルの話し合いではですね、ダイエットしたいとかですね、痩せたいとかね、常にね、思っていると思います。
今日のお話はですね、ダイエット効果のある香りについて、植物ですけどもね、についてですね、お話ししたいと思います。
植物の香りを嗅ぐだけで、痩せられるという風に言われたらですね、めっちゃ嗅ぎますよって思いません?
色々あるんですけども、今日はね、グレープフルーツについてね、取り上げてお話したいと思うんですけども、
香りだけ嗅いでダイエット効果があるならば、汗水垂らしてね、ジョギングしたりね、運動したりとか、そういったことをせんでもいいと思うとですね、
植物の香りだけで痩せられるの?みたいなことだと思うんですけども、
グレープフルーツの説明を簡単にしますと、グレープフルーツの学名は、シトラスパラディシ。
パラディシっていうのは、パラダイス、楽園、天国の意味で、
さわやかな、なんとも言えない柑橘系の香りね。
これはね、パラディシですから、楽園とか天国の香りという風に形容されるんですね。
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それだけさわやかな匂いがあるということなんですね。
これね、昔からですね、グレープフルーツの香りにはダイエット効果があると言われてきたんですよ。
科学的根拠となる研究報告はなかったんですけども、
グレープフルーツの香りを嗅ぐと、ダイエット効果があるんじゃないかと言われてたと。
部屋にグレープフルーツを置いておくとですね、あまり太らないというかね、
痩せる効果がある、ダイエット効果があるんじゃない?と言われてたんだけども、
これがですね、20年弱くらい前の研究なんですけども、
2005年に大阪大学の研究グループがグレープフルーツの香りを嗅がせて、
実験をして、グレープフルーツの香りにはダイエット効果があるよという科学的根拠を示した実験があるんですね。
どういう実験をしたかというとですね、
グレープフルーツの香りを嗅がせたラットと、香りを嗅がせないラットと、
2つのグループに分けて実験を行うと、その結果ですね、
グレープフルーツの香りを嗅ぐだけで、ダイエットの効果がある。
ダイエット効果があるよというふうに発表してるんですね。
これを科学的な話になっていって、深掘りしていくと、
グレープフルーツにはある香り成分がありまして、リモネンと呼ばれる香り成分があるんですね。
このリモネンはどういう効果があるかというと、
運動しなくても痩せるための細胞と呼ばれる活色脂肪細胞を活性化することが分かってきたということなんですね。
この活色脂肪細胞なんですけども、活色脂肪細胞を活発に働かせると、
多くの脂肪が燃焼すると同時にエネルギーが発生するので、空腹感が生まれてこないんですね。
脂肪細胞って、白色脂肪細胞と活色脂肪細胞の2種類があるんだけど、
白色脂肪細胞は脂肪をため込んでエネルギーを蓄積する効果があるんですね。
基本的に脂肪というのは、栄養補給がないときの非常時のために脂肪を取っておいて、
それを分解して熱を発生させてエネルギーを発生させて、
代謝活動を促進して体温を維持したりとか、自分の代謝活動をつなげるために脂肪というのは大事なものなんですよ。
悪い悪いみたいな感じかもしれないけど、この活色脂肪細胞が活発に働くと、
逆に多くの脂肪が分解されてエネルギーが発生するという役割を担っている細胞なんですね。
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なので、白色脂肪細胞はエネルギーを溜め込む脂肪を溜め込む細胞で、
活色脂肪細胞は活発に働くと脂肪を燃焼させて代謝活動を促進して熱を発生させるというものなんですね。
なので、活色脂肪細胞のスイッチがオンになったりとか、活性化すると脂肪が分解されるのでエネルギーが作られるわけなんですよ。
なので、空腹感が生まれないということだけど、なぜ空腹になるかというと、
エネルギーの供給がないよということで、満腹ジュースとか食べたら空腹になりましたみたいな合図が出て、お腹空いたなってなるわけなんですよ。
でも、活色脂肪細胞が活発に働いていると脂肪分解されてエネルギーが発生するから、
外からの供給がなくても、うちらでやってきますよという状態になるわけなんですよ。
なので、リモネンにはそういった活色脂肪細胞を活性化させる効果があるから、空腹感が生まれない。
要はダイエット効果があるよということなんですね。
このリモネン以外にも、ヌートカンという香り成分も含まれていて、
このヌートカンという香りもグレープルーツにある香りで脂肪の燃焼を促進すると言われているので、
このラットにグレープルーツの香りをかかせた実験というものは、
リモネンとヌートカンと呼ばれるグレープルーツに含まれる代表的な香り成分によって、
活色脂肪細胞が活性化したり、脂肪を燃焼するのに働かせることが効果的に言われていますから、
空腹感が生まれずに、ダイエット効果がある。
食べなくてもエネルギーが産生できていますよという状態を作れるということは、
ダイエット効果がある。食べなくても大丈夫ということにつながるわけなんですね。
この活色脂肪細胞というのは、近年非常に注目されている細胞であるし、研究内容であるので、
これを活発化させることによって脂肪を燃焼するからエネルギーが生まれて、
ダイエット効果につながるというのは、結果的にそうであって、
ダイエットのためにというわけではないんだけど、活色脂肪細胞の研究が、
近年かなり熱を帯びているわけなんですね。
この活色脂肪細胞を活発に働かせる物質について研究して、
例えば、カラシの辛味成分であるアリルイソチオシアネート、
トロカラシの辛味成分であるカプサイシン、生姜のパラドール、コーヒーのカフェインなどが
その効果があるというふうに明らかにされて、その中の一つに
グレープフルーツのリモネンの香りも含まれているので、
科学的にラットにグレープフルーツの香りを嗅がせたか嗅がせていないか、
嗅がせたほうがダイエット効果があるというのは、
リモネンは活色脂肪細胞を促進させる香りの一つ、成分の一つでもあるから、
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結果的にグレープフルーツの香りを嗅ぐとダイエット効果があるというのは、
科学的に根拠が示されているということなんですね。
なので、グレープフルーツの香りを嗅げばダイエットできるというのは、
科学的な根拠は得られているということになるわけなんですね。
これはラットの研究だから、人間そのままそっくり置き換えて、
ダイエット効果が完全にあるということは、なかなか言い切れないかもしれないけど、
リモネンには活色脂肪細胞を活性化させる働きがあるから、
まあまあ信頼できる研究結果であるし、科学的根拠なのかなといったところですね。
ということで、部屋にグレープフルーツを置いておくだけでも、
そういった効果があるということなので、リモネンがありますからね。
なので、皆さんも野菜とか食べ過ぎてしまうとか、
そういった場合はグレープフルーツの香りを嗅ぐと満腹感を得られますから、
活色脂肪細胞が活性化して、ぜひ皆さんも試してみてください。
今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さようなら。バイバイ。