1. ちょぼっとサイエンス
  2. #765 コブラはヘビ使いの笛の..
2024-09-03 08:44

#765 コブラはヘビ使いの笛の音は聞こえない!?

2024.9.3配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、ヘビの聴覚についてお話しました。

それではまた。


■YouTubeショート

https://www.youtube.com/channel/UC2u8oelpAmug5QZGXynuk8g


🔸SNSリンク集🔸

https://lit.link/chobosensei


■YouTubeポッドキャスト

https://youtube.com/@chobosensei?si=3Y-GkWVO4--CaCjD


■スタンドエフエム

https://stand.fm/channels/5fffd2f7fc3475e2c89ba329


■Spotify

https://open.spotify.com/show/1QPSBAYh61gv6ixao9uvGY


■Google Podcast

https://www.google.com/podcasts?feed=aHR0cHM6Ly9hbmNob3IuZm0vcy81MWU2MDMzOC9wb2RjYXN0L3Jzcw==


■Apple Podcast

https://is.gd/VO22oC


■note

ちょぼ先生@note学校

https://note.com/chobosensei86


■Twitter

ちょぼ先生@元高校理科教員

https://twitter.com/CDELearning65


■公式LINE

ちょぼ先生@LINE学校

https://lin.ee/n5cNTUX

00:00
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
気づいたら、もう9月ですね。早いもので、1年の8ヶ月が終わりまして、あと9・10・11・12で2024も終わりということで、恐ろしいですね、この時の速さはね。
この9月に入ってね、1300品目弱ぐらいが値上がったということでですね、値上げの9月が始まったということなんですけども、10月にはですね、さらに増えて約3000品目が値上がる予定だということなんですね。
今月はですね、カカオの豆がかなり高騰しておりまして、チョコレートがですね、値段上がってるらしいんですけど、10月はさらに値上げが待っているということでね、賃金も上がらないまま円安もね、進行中ということでですね、かなりね、苦しい過程になってきたということでね、
首相がね、今月変わりますから、ちょっとね、好転したらいいなと。ならないけどね、ということでね、ちょっと期待したいなと思います。あんまりね、期待できないけどね、矛盾してる感じですけども。
今日のお話はですね、皆さん、コブラをですね、ヘビ使いがね、ピャララッと音を鳴らしてね、ヘビを操ってるようなね、映像とか見たことある人もいると思うんですけども、
このね、ヘビ使いの笛のこの音を聞いて、あたかも踊ってるようにね、コブラがね、動いておりますけども、実は違うんだよと。実はね、音をほとんどわからないよっていうね、ちょっとお話をね、したいなと思います。
このインドコブラと呼ばれるね、頭の近くはポコってなっててね、形がちょっとかっこいいんですけども、パキスタン、インド、スリランカ、ネパール、バングラデシュに生息する体調がね、1メートルから2メートルぐらいのね、結構大型なヘビなんですけども、
これね、音をわからないってどういうことなのかということなんですけども、ヘビってね、耳がないんですよ。人間と同じように機能する耳がないということなんですけども、
このヘビにね、耳の穴もなければ、外耳、耳掘りするところね、外耳とか中耳がないんですね。言ってしまえば、我々と同じようなメカニズムを持った耳は存在しないんですね。
03:00
ヘビはですね、空気中の音を認識するのは非常に苦手で、外耳もないし、穴もないし、中耳もないんだけども、でもね、ちゃんと音を聞いて獲物を捕らえたりとかはしてるわけなんですね。
どういうことかというとですね、我々は外耳、空気中にね、皆さんも今私の声を聞いていると思いますが、空気中の振動が外耳に入っていって、中耳、耳小骨って言われるものですけども、そこで音を増幅させて内耳に伝わって、
内耳でリンパ液の振動に変えるんですけど、内耳で聴診系につながって聴覚、音ということを認識しているわけなんですね。ヘビは外耳、中耳はないので、空気中の音を増幅するシステムがないんだけども、内耳はあるんですね。
ちゃんとですね、体の中に内耳が備わっているんですね。この内耳があるから、音を認識しているというよりはですね、骨とか筋肉を通じてこの振動をですね、体全体で感じ取っているという感じなんですね。
聴こえるというよりはですね、体全体で振動を感じ取っているという言い方の方がですね、しっくりくるかなと言います。なので、聴覚、空気中の音の振動は聞きづらいかもしれないけど、体全体で感じ取って振動を感じているので、聴覚はですね、我々の聴覚との感じ方はちょっと違うかもしれないけども、非常に優れているというふうにも言えるかなという感じなんですね。
周囲の草が動いた時に発生する些細な音とか、他の動物が歩いた時の地面の振動などを体全体で察知できるので、割と感覚は鋭いのかなと。聴覚というカテゴリーでですね、我々の感じ方はちょっと違うかもしれないけど、優れているというふうに言えるかなというふうに思いますね。
さらにですね、赤外線や動物の体温を感じ取る種類もいるということなので、蛇が持つ獲物を探し出す能力はとても優れているというふうに言ってもいいかなと言うことなんですね。
じゃあですね、さっきのタイトルに戻りますけども、蛇使いの笛の音はどうなのということなんですけども、ほぼ答えは言っちゃってますけども、外耳、耳の穴もない、中耳もないからですね、蛇使いの笛の音に合わせて踊るというのはですね、音は聞いてないよねということなんですね。
もちろん音聞こえてないので、空気中の音は認識しづらいですから、音に合わせて踊っているというのはですね、ちょっと違うよということなんですよ。
なので、蛇使いの笛の音を聞いてて踊っているように感じるかもしれないですけども、それはですね、勘違いなんですね。これはパフォーマンスとして笛を鳴らしているということなので、
06:11
ちょっと音を感じ取って気分良くなって、壺みたいなやつが出てきて踊っているわけじゃないよということなんです。でもね、映像を見ると、音を聞いて踊っているように見えるよねということで、やっぱり音聞こえてんじゃないっていう風に感じるかもしれませんけども、
よく蛇使いの手元とか仕草を注意深く見てみてください。この蛇使いがですね、この笛の音に合わせて触ったりとか、獲物のように動いたりとか、動きを加えているわけなんですよ。
なので、それがですね、蛇にとって見ればですね、なんか動いてるなぁとかですね、振動を与えてね、外敵がいるんじゃないかということで、この蛇の音に合わせて踊っているように見せかけて、手とか足とかのこの動きで蛇を威嚇して、あたかも笛の音を聞いて踊っているようにしている。
パフォーマンス、大道芸人ですから、その辺はたけてるんですよね。音聞こえないからほぼね、パフォーマンスで手で動かしながらですね、相手を威嚇して、あたかも笛の音を聞いて踊っているようにしている。
要はですね、蛇の習性をしっかり理解しているという観点で見れば、蛇使いは割と科学的に思考力があるのかなという感じですよね。うまいことこの蛇の習性を巧みに利用した、要はパフォーマンスですね、ということなんですね。
だから蛇は他の動物と違って耳の機能が、外耳とか中耳は退化してしまってますので、他の動物の外耳に当たる部分がないので、笛の音を聞いているわけじゃないよと。でも内耳があるから、体全体に振動を感じ取っている。内耳は体の中に埋もれてますから、振動は感じ取ることができて、聴覚は外耳とか内耳かもしれないけども、聴覚は優れている動物だよと言ったところですね。
ということで、蛇使いを見る機会はなかなかないと思いますし、インドコブラだから、マフキスタンとかインドにいるので、なかなか日本の自然界にいないので、蛇使いを見る機会が少ないかもしれませんけども、アジア、インドに旅行したサインを見てみてください。
必ず手を動かして相手を威嚇する行動をしているはずですからということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
08:44

コメント

スクロール