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はい、みなさんこんばんは、こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しておりますということで、
今日はですね、昨日とは違って爽やかな秋晴れとなったんですけども、毎年ね、去年の記憶ってないんですけど、やっぱ今年って暖かい気がしますよね。そんな感じだよね。
非常に暖かい、夏からちょっと暖かい感じが続いてるんですけど、来週ぐらいからですね、この季節らしい冷え込みになってくるので、秋というものがね、やっと実感できるかなと言ったところですかね。ということで、今日のお話はですね、スカンクを取り上げてみたいと思います。
スカンクといえば、臭い、おならをするというのが大きな特徴となっているんですが、実はあれ、おならじゃないよっていうね、お話をしたいと思います。
スカンクはですね、哺乳類で猫目なので、広い意味でね、見れば猫の仲間で、北アメリカから中央アメリカに住んでおりまして、体長が25センチから34センチなので、小型の猫の仲間といったところですかね。
非常に尻尾が長くて、いろいろな種類がいまして、マダラスカンクとか、ブタバナスカンクとかですね、シマスカンクとかですね、いろいろいるんですね。
ペットで飼われていたりとか、ちょっと大きめのペットショップでね、子供の頃に見かけたこともありますし、動物園なんかでもね、見かけるといった動物で。
雑食性で、昆虫とか小型の哺乳類とか、鳥の卵とかね、果実なども食べていると。
繁殖期は春頃で、マメスラスーキの子を産むんですけども、小さな森を作ることもあるというところなんですね。
危険な目に遭うとですね、後ろ足をバタバタさせて威嚇したりとかですね、
簡単に人間が近づくとですね、非常に警戒心が強くて、簡単に攻撃してくることもあるということで、
見かけたらね、ゆっくり後退してね、あまり刺激させないようにするというのがですね、アメリカの人たち、アメリカ大陸の人たちは常識になっているというところなんですね。
スカンクの生態でね、先ほどもね、タイトルにもあるようにですね、スカンクといえばですね、独特の匂いを発するね、おならが有名なんですけども、
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これね、実はですね、あれね、おならじゃないんですよ。何かって言うと、なんじゃおならじゃないの?みたいなね。
でもね、お尻をね、その威嚇する相手に向けて発射してますから、どう考えてもおならやんみたいなね。
これは人間がやるとね、まあまあ問題あると思うんですけど、人にお尻向けてね、パーってやればですね、一瞬で嫌われるよね。
見るからにおならしてますやんってことなんですけど、このおなら、そもそもね、おならっていうのは空気ですよね。
でね、このスカンクのおならというものはですね、正確にはね、おならやってるような仕草とか行動だけど、あれはね、おならじゃないんですよね。
これ何かと言うとですね、肛門の両脇にある肛門膀胴腺と呼ばれる腺からですね、霧状の液体を出してるんですよ。
なので、おならって言えば空気だけども、肛門からね、噴射される空気ですけど、肛門の近くの腺から噴射される霧状の液体なんですよね。
おならしてるように見えるけど、この液体を出してるんですよね。
このおならがね、めちゃめちゃ臭いというか、独特の臭気を放っているわけなんで、臭い液を出してるんですよね。
このね、敵が近づいてきました、足を動かしたらバタバタさせないようにしながら警戒して、これ以上近づくなよという警戒の合図なんだけど、さらに近づいてくるとね、結構電撃多いから、そこから臭気、非常に臭い液体を出してるんですね。
この液体の中にはですね、とても強い悪臭を持つ異様化合物などが含まれているんですね。なので、捕食者から身を守るための強力な武器となっているわけなんですね。
このおならの成分なんですけども、ブチルメルカプタンというのが臭うような悪臭の原因となっているんですね。これが非常に強力な悪臭を持つ物質で、少量でも強烈な臭いを発するんですね。
この物質というものは、先ほども言ったようにスカンクが身を守るための重要な武器となっているんですね。
このスカンクの液体を浴びたら、数ヶ月も臭いが取れないらしいんですね。なので、スカンクの臭いがついたら、それを消す用の消臭スプレーというものも実際に売っているらしいんですね。
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それぐらい強烈な臭いがするということと、目とか鼻とか喉とか粘膜とか、こういったところに液体がかかると大変なことになるから、とりあえずスカンクに遭遇した場合は近づかずゆっくりと抗体するというのが大事になってくるということなんですね。
なので、とんでもない武器の進化状を手に入れたなというふうに思うんですよね。臭いを発するとか、いろんなフェロモンを出したり、いろんな防御策がある中で、おならのようなものを噴射するということなんですね。
噴射の仕方、臭いがめちゃくちゃやばいとか、どんな臭いをするのかというのは結構YouTube動画にもアップされているので、気になる方はそういったものをチェックしてほしいんですが、噴射するときに逆立ちして噴射するイメージがあるかもしれませんけども、噴射するときに逆立ちするスカンクはマダラスカンクだけなんですね。
他のスカンクは逆立ちをしないということなので、その辺も注目してみてくださいということで、今日のお話はスカンクはおならではなく液体を噴射していると。肛門のところに腫腺があって、そこから液体を噴射しているということでしたということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。