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2025-12-10 08:40

#1018 冬の朝、布団から出られない科学的な理由とは?

2025.12.10配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、冬の朝の起床の辛さについてお話しました。

それではまた。


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サマリー

冬の朝、寒さで布団から出られない現象は、実際には彼らの体が必要とする睡眠不足のサインであるという科学的な事実が明らかになっています。ドイツのシャリテ・ベルリン・イカ大学の研究によると、冬は浅い眠りの時間が増え、ノンレム睡眠が削られる傾向があるため、彼らは朝が辛く感じるそうです。

冬の朝の現象
はいみなさん、こんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、めっきりですね、寒くなりまして、もう日中もですね、いやー、風が冷たいっていうね、まあそういった季節になったと思うんですけども、
こんだけね、朝が寒い、夜も寒いんですけども、冬になるとですね、こんな経験ありませんか。冬になると寒くなると、どれだけ寝ても朝がつらいとかですね、目覚ましを止めてももう1回寝ちゃう、いや寒いし、なんか布団からね、出たくないっていうね、まあそういった経験のある方はですね、
もう誰しも思ったことがあるんじゃないっていうふうにね、まあ思うわけですよね。こうやってもう一眠りしちゃう自分は怠け者なんじゃないかとかね、自分の意志が弱いからだとかね、そういったふうに思っている人もいると思うんですけれども、今日はですね、
この布団から出られない現象というものはですね、自分自身の意志の弱さなんかではなく、体が求めている自然な反応かもしれないというですね、科学的なね、衝撃の事実がわかってきましたので、そちらの方をですね、ご紹介したいなというふうに思います。
で、我々人間はですね、熊とか蛇のようにですね、冬眠することはね、ありませんよね。でもですね、今回ですね、この研究ね、布団から出られない現象はですね、科学的に見て自然な反応だということをより発表したですね、研究グループがありまして、ドイツのですね、シャリテ・ベルリン・イカ大学の研究によるんですね、
その研究によりますと、日が短くて寒い冬場には、我々の体はですね、生理的により多くの睡眠を必要としているということなんですね。これはですね、睡眠問題を抱える患者さん188名を対象に、1年を通して脳波などを精密に測定する実験、睡眠ポリグラフ検査というふうに呼ぶらしいですけども、
脳波を測る実験を行って明らかになったということなんですけどもね。で、最も注目すべき結果がですね、あるんですけども、何かと言いますと、浅い眠り、冬になると浅い眠り、夢を見ることが多い眠睡眠の時間が、夏場よりも30分も長くなっていたということなんですね。
だから浅い眠りが冬になると増える、夏場よりも平均して30分ほど増えるというような生理現象が起こっているわけなんですね。
このね、レム睡眠が増えるなら、寝てる時間が長いっていうことじゃないというふうに思うかもしれませんけども、話はね、そうね単純ではないということなんですけども、質の良い睡眠、つまりですね、光がとれる睡眠に欠かせないのは、深い眠りのノンレム睡眠なんですね。
人間の睡眠サイクルは決まっていますので、レム睡眠が30分も長く冬場は続くということはですね、その分体をしっかり休めるノンレム睡眠が削られてしまっている可能性があるということなんですね。
なので、夏も冬も同じ時間に寝起きしていたとしたらですね、結論はですね、冬は夏に比べて質の低い睡眠で過ごしていてしまって、気づかないうちに慢性的な睡眠不足に陥っている可能性があるということを結論付けているわけなんですね。
同じ7時間寝てても浅い眠りのレム睡眠が増えているということは、7時間寝てるかもしれないけど、熟睡しているノンレム睡眠が冬場だと30分も短い。そこだけちょっと削られている可能性があるということですよね。
なので、冬の朝が辛いというのはですね、まさに我々あなたの体がですね、まだ足りないよというね、サインを足しているからだったんですね。なのでノンレム睡眠が削られていく、レム睡眠が増えているということは、いやまだ足らない。
夏場と同じ7時間寝てるかもしれないけど、熟睡している時間が削られている。だから冬場の朝、起きられないのは布団から出られない現象は自分の意思が弱いからじゃなくて、いやまだ足らない。深い眠りが削られている。もうちょっと寝ようよというですね、体からのシグナルだったということなんですね。
社会の調整提案
なぜですね、冬になると体はレム睡眠を増やしたがるのかということなんですけども、これはですね、日照時間が鍵を握っているらしいんですね。レム睡眠は太陽の動きに同調して同期している概率リズム、体内時計ですね。体内時計と密接に関わっているので、日照時間が短くなる冬はですね、自動的に睡眠パターンを変化させようとするらしいんですね。
この研究者たちはこの事実を踏まえてかなり大胆な提案をしているということで、冬はですね、修行時間や学校の開始時間を遅らせるなど、社会の仕組み全体で睡眠時間を調整すべきというふうに大々的に提案をしていると。
なので、これはですね、決して怠けるための提案ではなくてですね、私たちが必要な睡眠を取ることで日中のパフォーマンスが上がり、社会全体にとっても有益な効果が期待できるということなんですね。
そして冬場になるとレム睡眠が増える。夏場に比べて30分増えているから、体を熟睡させるためにはもうちょっと寝ないといけない。そのシグナルが来ているから冬場の朝は起きづらいということなので、会社のスタートの時間を遅らせたりとかね、
学校の開始時間、朝のホームルーム時間を後ろにずらすとかですね、そういった柔軟に対処する必要があると。それが慢性的に積み重なっていくと、寝不足にもつながりますし、それがですね、免疫の機能の低下であったりとかですね、飛満とかですね、そういったね、よろしくない現象が起こりやすいからね。
冬場に疾患が増えたりしますとかね、ウイルスとかね、疾患が乾燥したりとか冬場になってくるとですね、生き残るので、そういったことも関係していると思うけど、睡眠も大事ですから、そういったものも関係している可能性が示唆されますよね、ということでね。
なので、科学的に正しい生理現象に従っているだけなので、朝起きにくいというのは生理現象に従っているだけですから、あと30分だけ、30分だけ布団の中で科学の恩恵に預かってみるのはどうでしょうかということですよね、ということでね。
なのでね、早起きできる人もいますけども、やっぱり睡眠時間削られているか知らない間に睡眠が増えているということなので、知らず知らずの間に同じ時間、夏場と寝ているかもしれないけども、体はちゃんと休めてないよということなので、やっぱり修行時間を遅らせたりとか、科学的な知見を持ってスタートの時間を遅らせるということは非常に大切な観点かなと思いますので、ぜひ皆さんもね、
ちょっとはね、冬場はそんだけ削られているから、もう少し柔軟性を持ってですね、体を休ませてあげるというような柔軟な心の持ちようが必要かなと。
なので、そういったことを考えるとですね、修行時間を遅らせないとなると、やっぱり30分早く寝たりとか、1時間早く寝たりとか、そういったことをしながら調整していくことも大切かなと。
1時間早く寝ても、30分早く寝ても、たぶんね、朝起きられへんけどね。それはまた別の問題かもしれませんけども。
ということで、今日はですね、布団から出られない、冬は布団から出られない、なんかもうちょっと寝たい寝たきりになんかつらいなと思うのがですね、実はもうちょっと寝てほしいというね、体からのサインということでしたということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
08:40

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