冬眠する動物の特徴
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで、
めっきりですね、朝晩の方は冷え込みましてですね、まあそろそろね、冬の訪れがと言ったところなんですけども、
冬になるとですね、まあ寒いですよね。まあこんな時にね、誰しも思うのが、
冬眠できたらいいのにな、みたいなことを必ず思ったことがね、ある人がいると思うんですけども、まあ冬ね、まあ我々ね、まあ冬眠しないじゃないですか。
まあね、そう眠してる人はいないと思うんですけど、冬でも、まあ夏でもね、まあ寒くても一生懸命働いたりとかね、学校行ったりとかね、まあしておりますけども、
なぜ、我々は冬眠できないのか、ヒトはなぜ冬眠できないのかっていうね、お話をね、したいと思うんですけども、
まあ冬眠をする動物としてですね、まあ思い浮かぶのが、まあクマとかですね、あとシマリスとか、あとまあ両生類、ハチ類ね、カエルとかヘビとかも、
冬眠するわけですけども、このね、カエルとかヘビとかの冬眠はですね、まあ彼らはですね、
変温動物なので、周りの温度が下がってくると、自分の体温も下がってくるんですね。
まあそうするとですね、代謝活動なんかも全然できないですから、その体温が下がってくると、なのでまあシャラシャレっていう感じで、まあ仕方なく、まあ冬眠に入るわけなんですね。
で、まあ哺乳類のね、まあ代表的な冬眠するものといえば、クマとシマリスなんですけども、この2つもちょっと違いましてですね、
クマはですね、冬ごもりというふうに言われるほど特別な冬眠なんですね。
すごいのはですね、メスのクマですね、冬眠中にね、出産するんですよ。
で、そのお父をですね、赤ちゃんクマにあげるんですけども、その時もですね、完全に起きてるわけじゃなくてですね、半眠り状態みたいな状態で、
浅い眠りがね、続いてる状態が続いてるわけなんですよ。さらにね、冬眠してる時ってですね、冬眠してるんで、何も食べないんですよ。
何も食べないでも生きてられるぐらいね、なんでなんて感じだと思うんですけど、冬眠前にね、たくさん栄養分を取りまくってですね、
脂肪を落として蓄えておくので、大丈夫なんですね。だから今ね、冬眠前ですから、盛んにね、人を襲ったとかね、飽きたことありましたかね、人里を降りてきてですね、農作物を食い荒らしたりとかするのはですね、冬眠前なので、
冬眠前は、冬眠中はですね、何にも食べないから、何にも食べないのにお乳出るのって感じかと思いますけども、
何にも食べないで過ごしてるんで、今だけもめっちゃ荒食いで食いまくってるっていう状態なんですね。
冬眠中に何も食べないっていうのもあるんですけども、さらにね、驚くべきことにですね、クマはですね、冬眠中、排泄をしないんですよ。
すごない?おしっこもうんちも出さないんですよ。うんちに至ってはですね、自分のその糞をですね、止め糞というね、固い糞を直腸でね、線のようにして排泄しないようにしてるんですね。
さらにですね、尿はですね、毎日作られてるんだけども、膀胱に溜まった尿は膀胱壁から吸収されて血液中に戻るんですね。
その時にですね、尿の中の尿素やアンモニアは網の酸を作るのに利用されてるんですよ。
なので、うんちもおしっこもしなくてもですね、栄養分もカウンバックして戻したりとか、たくわいてますからね、冬眠前にめちゃくちゃ食べてますから、栄養分はたくさんあるんですけども、もう排泄もしないということでね、もうすごいですよね。
さらにね、先ほどね、哺乳類の代表というのはシマリスと、リスもね、冬眠するんですけども、このね、冬眠中なんだけども、途中で起きてね、餌を食べるね、冬眠動物もいるんです。
それがね、リスの仲間なんですけども、冬眠中でずっと眠り続けてるわけじゃなくてですね、時々起き出して餌を食べたりとかね、肺には肺便をするらしいんですね。
で、冬眠中はですね、リスの場合ね、呼吸の回数が少なくなってですね、少なくなるんですね。
なのでハムスターの飼い主がですね、「うわ、死んじゃったー!」っていう感じでね、間違って埋葬者するんだけども、
冬になるとですね、ハムスターもネズミっていうかリス系の仲間ですから、呼吸を少なくしてですね、じっとしてるっていうので、間違えて死んでしまったと思って埋葬する人もいるらしいんですけども。
で、このね、シマリス、特にリスの仲間のシマリスなんかですね、冬眠してる間ですね、体温がね、もうね、一桁台にまで下がるらしいんですね。
これね、リスの種類によってはですね、体温が0下になる場合もあるんだけども、それでも大丈夫なんです。
すごいないですか。我々がね、体温が0下になったら、もうそれはもうね、もう死んでますよ。
というぐらいで体調がガッと止まってしまってですね、生きることができないんだけども、シマリスはね、体温が0度以下になっても生きているということなんですね。
では、なんでこのシマリスはね、体温がこんなに下がっても生きてられるのかということなんですね。
冬眠物質とホルモンの関与
これはですね、冬眠物質と呼ばれる物質がですね、生成されるわけなんですね。
この三菱科学生命科学研究所の近藤範明博士らによって発見されたんですけども、冬眠中ですね、血液中に特異的に増えるタンパク質を突き止めたと。
そのタンパク質の名前がですね、HP複合体というんですね。HPというのは、冬眠特異的タンパク質と呼ばれる複合体ができるところなんですよ。
このHPはですね、肝臓で作られるタンパク質で、冬眠期には体内の血中濃度が下がりですね、逆に脳内でのこのHPの冬眠複合タンパク質が増えることがわかったということなんです。
なので、冬眠しますって時に切り替えて血中濃度のHPを下げてですね、脳内に濃度を高くしてですね、冬眠の体制に入ると。
その体制が敷かれるとですね、体温が0度以下になっても大丈夫ということなんですね。
さらに免疫機能もね、免疫もよく機能も上がりますので、病気にも対しても最強の寝てる状態みたいな、そういった状態をこのHPタンパク質を分泌することによって作り出しているということなんですね。
さらにですね、このHPタンパク質を作り出した冬眠体制に入るときにですね、あるホルモンが関わっているということも聞き止めたらしいんですね、この近藤博士たちがね。
チロキシンというホルモンが分泌される、過剰に分泌されるということと、冬眠から目覚めさせる、働きするのはもう暖かいからエレっていうときに分泌されるのがテストステロンというホルモンなんですね。
このホルモンたちが分泌したり、テストステロンを出すために切り替えてね、HPタンパク質の脳内の血中濃度を下げて、血液中のに増やしたりとか、そういった切り替えだとか。
冬眠の体制を作るのにはホルモンとかタンパク質が複合的に関わっているということなんですね。
この冬眠をするシマウリスの仲間はですね、大体リスの寿命は3年ぐらいなんですけども、この冬眠をするシマウリスリスの仲間はですね、寿命が大体11年ということでですね、冬眠する種類の方が長生きなんですよね。
というぐらいですね、冬眠した時に残善に、死んでるように感じかもしれませんけども、一気に自分の代謝活動とかそういったものをコントロールして、いつもこの寿命の長くにつながっているということなんですね。
ということでね、じゃあそういうことかと思うんですよね。人間はHPタンパク質、この冬眠特異的タンパク質が分泌されないから、冬眠できないんだっていうね、そういうことかっていうね、答えをわかった方もいらっしゃるかもしれませんけども、
実はですね、人間もHP、冬眠特異的タンパク質によく似たタンパク質を持ってるんですよ。じゃあ、冬眠できるような感じかもしれませんし、だからチロキシン、これ有名ですよね、甲状腺から出されるチロキシン、代謝活動を促進させてくれるホルモンなんですけど、これももちろん我々は分泌する種持ってますし、あと性ホルモンにかかるテストステロンも持ってるんですよ。
だから、持ってるんですよ。潜在的に我々の祖先っていうのは、同じ哺乳類ですからね、ミスもクマもそうだけど、なので特定的にそういった保暖化物質は、進化の過程状態は持っているってことなんですよ。なので、もしかしたらね、もしかしたらいけるかも、みたいなね、感じになるかもしれない。でもね、冬はあったかくできるし、夏は涼しくできるから、そういった休眠するね、必要性がないっていう、生活スタイルがないっていうのもあるんだけども、
一応潜在的には持っているということなので、もしかしたらこの冬眠しながらね、宇宙に行ってね、宇宙については冬眠を解いて、そこで生活するとかいうこともですね、何億光年離れた先にね、そういった乗り物が発展されて、もう遠い小惑星に移住するという時に、冬眠しといて、着いてから冬眠覚めてからそこで生活するとか、
そういった夢のような、冬眠の操作っていうのも、もしかしたらできるかもしれない、かもしれない、みたいな可能性は低いかと思うけど、一応潜在的には持っているということなんですね。ということでね、どんどん寒くなってきますからね、まあ、冬眠とはいかないまでもね、冬はゆっくり寝たいねっていうところですかね。ということで、今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆さん、さようなら。バイバイ。