JT生命誌研究館の紹介
はいみなさん、こんばんは。こんにちは。元公立高校理科教授のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスとは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
今日は久しぶりに、ちょぼ先生のおすすめ博物館シリーズをお送りしたいと思います。前いつやったかなというぐらい、非常に久しぶりなんですけども、今日取り上げる博物館はこちらになるんですけども、
JT生命誌研究館でございます。JT生命誌研究館、これなかなかですね、マニアックって言ってしまうと、JT生命誌研究館にちょっと失礼かもしれませんけども、結構マニアックな博物館なんですね。
何かと言いますと、JT、日本タバコ産業が行っている、JT、日本タバコ産業の研究所かな、研究所が大阪府の高槻市にありまして、この高槻にあるJTの研究施設の一角に作られた博物館なんですね。
この博物館なんですけども、1993年に設立して、日本タバコ産業JTによって運営される企業博物館であるんですね。学芸員だけでなくてですね、その分野の研究者も常駐していて、それぞれの方々の研究の展示であったりとか、そういったものも見れるんですけども、これね、嬉しいことにですね、
ただです。入館料はありません。入館はただ、無料になっておりますね。JRの高槻駅から徒歩10分ほどですかね、着くということで、なかなかアクセスもしやすいということと、大阪のど真ん中にないので、そこまで渋滞を経験することなく車でも行けるかなと、
そういったところがですね、非常にですね、リッチアクセスの面も優れているというところなんですね。
このJT生命史研究館、このJT生命史という開放誌があるんですね。それをですね、なぜか知りませんが、私は毎月届くんですね。申し込んだ覚えもないんですけども、毎月届いておりまして、こういう研究をしているよとかですね、面白い展示の仕方があったりとか、
あと、ペーパークラフト?ペーパークラフトが付録で付いてるんですよね。バッタとか昆虫作ったりとか、魚とかあったりとか、いろいろあって、面白い開放誌だなみたいな。しかもシャレてるんですよね。
何て言ったらいいかな。紙のアルバムジャケットみたいな感じで、折り畳みみたいな面白い開放誌なんですよ。ただのB5A4とかの冊子タイプじゃなくて、見開きみたいな飛び出す絵本みたいな感じのシャレた開放誌が届いてて、そこまで意識してなかったんですけど、
この開放誌って何なのかなみたいな。詳しく調べていくと、JT生命史って、日本の煙草産業が出してる開放誌なんやってことと、開放誌の最後に生命史研究館では、例えば6月にこういった企画展示しますよみたいなのが書いてあって、
これ、博物館併設してるんやってことを思ったのがきっかけで、じゃあ実際に行ってみようと思った。ネットとかで調べると、高槻にあるんやっていうことと、ただなんだよね。ただなんだよ。
なかなか結構ね、すごいサイエンス系のね、非常に言ってしまえばガチな研究してるのにも関わらず、ただなんやと思ってね、思い立ったらね、これは行動やということで行ってみたわけなんですね。高槻の駅から歩いて10分ぐらいですよ。
JTの会社の研究施設なんで、研究施設はでっかいな、お金持ってんねやな、みたいな感じの動きだから、併設されてるんで入ってみるとやっぱり無料でね。
生命史なんで、展示の内容はですね、DNA、ゲノム、染色体、遺伝子関係の展示がメインなんですね。93年創刊なんで、93年設立なので、
メインの展示物っていうものは、ちょっと30年ぐらい経ってるから、ちょっと歴史を感じるかなと言ったところなんですけど、
我々の究極の祖先はバクテリアですから、そのバクテリアから人間になっていくみたいな、生命の進化の流れみたいな、生命なんだなっていう風に展示はしてありましたけども、
そこからですね、DNAとはどういうものだとかね、遺伝子配列がどうのこうのとか、人との染色体のテロメアの末端であったりとか、こういう風にして受精が行われるとか、一つの命が生まれていく流れであったりとかですね、
そういったものをですね、遺伝子を切り口にいろいろ展示してあるということで、これね、非常に難しいですね。ある程度、DNA系の話であったりとか、なかなか予備知識がないと、なかなかちょっととっつきにくいから、
ただやから近くに住んでるから、子供連れて行こうってなると、なかなかこれ難しいみたいなね。これなんて書いてあるの?どういう意味?って質問されたら、なかなか返答に困るみたいなぐらいの、結構なレベルが高い展示物が多いかなと。
メインのDNAのオブジェであったりとか、そういったものはちょっと歴史を感じるんですけども、それが真ん中にボーンってあって、周りが米屋みたいになっていて、各それぞれの常駐している研究者の研究であったりとか、
より映像を交えたとか、体験型とかですね、遺伝子の数の分かりやすく展示してあったりとか、そういったものは割と新しめなんですね。なので、メイン展示はさすがに歴史を感じるんだけども、
訪問時の体験
商展示のブースというものはですね、リニューアルしていて、ブラッシュアップしていて、さらに新しくなっているので、そういった映像を交えたですね、米屋のブースは結構映像を取り入れるから、ここはね、子供連れでも理解できるところが多いかなという展示なんですね。
そのタンパク質が出来上がる、転写、翻訳の様子であったりとか、そもそもミトコンドリアとか、葉緑体は細胞の中でどういう働きをしているのか、どういう形で存在しているのかというのも映像で見れますから、それはだんだん研究していく上でですね、分かってくることがたくさん出てきましたので、そういった新しい知見というものも取り入れてますので、
そういったところはね、自分の中の細胞って目に見えるものじゃないから、どんな風になっているのかなというのは、絶対疑問に思うことですし、疑問に思ったら思ったら調べてみると、むちゃくちゃ難しいやんみたいなね、そういった内容なんですけども、その遺伝子系、バイオテクノロジーとかね、ゲノム編集とかね、そういったね、遺伝子系の言葉というのは結構溢れてるんだけれども、いざ内容を調べようと思うとですね、やっぱり大学レベルじゃないと難しいし、なかなか難しいところもあります。
見にくいし、やっぱり小さいもの、マイクロレベルの世界だから、そういったそれなりの顕微鏡とかがないとわからないし、ミトコンドリアとかそういったものになってくると、ナノレベルなので、ナノレベルのものもあるから、電子顕微鏡も必要だし、なかなか一般家庭というか、なかなか身近に感じることはできないんですけども、
そういったちょっと難しいDNA系のものをですね、わかりやすく、非常に予備知識がない方でもわかりやすく展示しようということがやってるというところがすごいなと。
カミキリ虫がたくさんいて、ナナフシがたくさん展示されていて、生のナナフシも現実の実物も飾ってあって、ナナフシの研究者、中国の方ですかね、そういった研究内容もあって、昆虫の研究であったりとか、蝶のね、ビオトーブみたいな植草の植物園みたいなものも、
これは研究施設だとなかなか一般の人は入れないんですけども、蝶がどうやって植草を食べる草を調べているのかという、昆虫系の研究も盛んに行われているみたいで、そういった展示もありましたし、非常に楽しめますね。
そうなってるんや、ここのとこはこういう風になってるんだ、みたいな詳しい内容も研究してありますので、私は非常に時間がかかりましたね。本当にね、かじりついて見ておりました。
平日に行ったんですけども、お客さんも私含めて2組か3組しかいなくて、非常に長い時間ですね、ゆっくり見ることができたので、非常に勉強になったなと。
やっぱり実物みたいとか現実のものを見るっていうことが大事ですから、肌で触れるっていうことが大事ですし、そういったことを触れることができるこの博物館というものは素晴らしいなと言ったところで、
ぜひお近くにお住まいの方とかですね、ちょっとまあ、遺伝子ってどんなもんかなっていうので調べてみたときに、やっぱり実物みたいなというときは、ぜひここをJT生命史研究館でご利用してみてくださいということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それでは、さよなら。バイバイ。