はいみなさん、こんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、早いもので11月になりました。
しばらく配信の方をお休みしてたんですけども、気づいたら11月ということで、前回の配信が10月31日だったので、久しぶりの配信でもあるし、11月初めての配信ということになりました。気づいてね、気づいけばもう11月寒ない。
本当に朝晩が寒いということで、日中はね、わりと過ごしやすい陽気になったんですけども、寒いということで、今年もですね、2025年もあと2ヶ月ということでね、ちょっと前までね、ハロウィンのね、イルミネーションというかね、ハロウィン系のね、商戦だったのに、街はハロウィン一色だったのに、気づけばもうクリスマスということでね、
もう年末年始が近いですよ。お正月、おせち料理のね、チラシであったりとかですね、こういうの作ってますよ、みたいなね、デパートとか行くと、そういったね、ものも増えてきておりますし、もう年末年始やな、と。
本当に早いなと、言ったところですね。で、時がね、進むのは早いですよね。時が進むということはですね、一つ一つね、我々年を取っていくわけなんですよ。私もですね、ふとね、鏡を見たときに、あれ?白が増えてない?っていうのがですね、本当にね、増えたんですよね。
で、このね、白がイコール、老いの象徴というね、イメージありません?だから、見たときに、ああ、抜かなあかんなあということで、毛抜きで抜いてとかするんですけども、それがね、ちょっとね、追いつかなくなるぐらいね、ちょっとね、増えてきたなという感じがするんですけども、
このね、今日のお話につながるんですけども、白がイコール老いの象徴というそのね、常識がですね、覆されようとしているというね、お話を今日したいなというふうに思うんですけども、このね、白がが増える現象は、私たちの体が、がんから身を守るための、とっても賢い防御システムかもしれないというですね、
驚きの研究結果を、東京大学の研究チームが発表したので、今日はですね、このですね、白がの新常識についてご紹介したいと思います。で、そもそもね、なんで白がっていうのはできるのかということなんですが、私たちの髪が黒いのはですね、毛根にある色素幹細胞という、髪に色をつける向上のような細胞が働いているからで、この細胞がですね、メラニンという黒い色素を作って、
髪を黒く染め上げているんですね。これね、前以前お話もしたんですけど、我々髪の毛ってそもそも白がで生えてくるんですよ。それがですね、メラニンとか色素幹細胞で黒色に染め上げることによって、黒い髪の毛ね、黒い色の髪の毛が出来上がるんですね。そもそもが、そもそもが白いんですよ。
メラニン色素が薄い欧米人とかは茶色であったりとか金髪のね、髪の毛が入るわけなんですけども、そもそも白で出来上がってきたものを色に染め上げているわけなんですね。で、このね、この工場、色素幹細胞がですね、何らかのダメージ、例えばですね、紫外線とか放射線などでDNAが傷つくとですね、状況が一変するんですね。
自分たちはもう正常に働けない。このまま無理をしたら棒とかしてがん化しちゃうから、周りに迷惑がかけるかもしれないということで、色を染めずに生えると。それが品川になるんですね。で、このね、研究によるとですね、傷ついた細胞は、そうね、これ以上棒とかしてしまうと、無理に働きすぎるとがん化しちゃう、棒とかしちゃう可能性があるから、自ら進んで老化という状態に移行して活動を停止するんですね。
いわば自主引退なんですよ。自ら白髪というのは染め、何かの影響で染めない、染めないということがわかってたんだけれども、がん化して棒とかしちゃうから、自ら引退して無理に染めるのやめようということをしてるんじゃないかということが、この研究チームが明らかにしたんですね。
この自らやめる、自主引退、自ら染めませんよということをすることによって、色素が供給されなくなった髪は白髪として生えてくると。つまりですね、白髪一本一本は、ここにいた細胞はダメージを受けたので、安全のため仕事をリタイアしましたというですね、体からの報告書のようなものなんですね。
わざと白髪になる、わざとこれ以上働くと棒とかしちゃうから、がん化しちゃうから、自ら自主引退して髪の毛染めないようにしますよということをしている、そういうふうな選択を選んでいるということなんですね。この説を裏付ける興味深い実験結果があるんですね。
この東大の研究チームはマウスを使って2つのパターンを比較したんですね。パターンAはDNAを傷つけるストレスを与えて白髪を誘発させるというふうにさせたマウスと、パターンBは発汗性ストレス、発汗性物質とか強い紫外線を与えるというような、要は無理に白髪にさせないマウス、この2つのパターンを比較したんですね。
パターンAは無理やり白髪にさせる。パターンBは白髪にさせないけど発汗性物質を入れるということで、結果は明らかになって、パターンAの白髪になるマウスはですね、細胞がきちんと老化引退したため、皮膚がメラノーマの腫瘍数が減少していたと。
パターンBの白髪にさせないマウスはですね、細胞の老化プログラムが止まってしまって、傷ついた細胞が居座り続けたと。その結果ですね、細胞の膀とか眼科が始まって、眼の状態やメラノーマ、皮膚がの腫瘍数がですね、進行が確認されたということで、この結果から白髪化というですね、白髪にするという現象が、
眼科のリスクをシャットアウトするための重要なセーフティーネットとして機能している可能性が強まったというところなんですね。この研究はですね、私たちの老化そのものに対する見方を根本から変えるかもしれませんよね。