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2025-09-04 07:54

#967 街の灯りが野鳥の生活を激変させている!?〜1日50分も長くさえずる鳥たち〜

2025.9.4配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、人工光と野鳥のさえずりについてお話しました。

それではまた。


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サマリー

都市の明かりが野鳥の生活に与える影響に関する研究が紹介されています。人工の光によって、鳴き声の時間が平均50分長くなっていることが明らかになり、これは鳥たちの体内時計に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。

人口光の影響
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
ふと最近思ったんですけど、なんか暗くなるのが早くなりましたよね。私は大体収録するとき、配信するとき、毎日平日ばっかりなんですけど、配信がね。
夜の8時に配信するんですけど、その日の18時半から19時ぐらいの間に、1時間ぐらい前に収録して配信してるんですけども、今までは収録するときが明るかったんですよ。
でもね、今日収録しようと思ったときに、なんか暗いなと思って、あれこれ7時超えてるかなと思いきや、18時半ぐらいなんですよね。今撮ってるのがね。なんか薄暗くて暗くなって、日がちょっと短くなったなということで、暑い暑い言ってますけども、確実に季節は進行してるなということなんですけども。
日が沈むのが早くなりましたけど、今日のお話につながるんですけども、我々生活しております。夜とはいえ、明かりがついておりますよね。明るいというところなんですけど、人口が多ければ多いほど、東京とか大阪とかですね、日が陰っても日が沈んでも繁華街とか非常に明るいですから、夜なのに明るいという状況がありますよね。
この人口の光、人口光、光害とかね、光の害と書いて光害とも呼びますけども、この夜なのに明るいっていうことがですね、非常に生き物にとってあまり良い影響を与えてないんですね。
今日のお話なんですけども、この夜が明るい、人口光が鳥たちの行動に影響を与えているというお話なんですけども、夜が明るいので、鳥のさえずり、鳥の鳴く時間がですね、平均すると50分、1日50分も伸びちゃってるよというお話をしたいと思います。
これはですね、サザンイリノイ大学とオクラホマ州立大学の研究チーム、アメリカですね、の研究チームが世界中の583種類もの野鳥について、鳴き始めと鳴き終わりの時間を調べたと。
そのデータはですね、なんと260万件以上、すごいなって感じなんですけども、なんでこれだけのデータを集めたかというと、バードウェザーというですね、一般の人たちが録音装置を設置して協力するユニークなプロジェクトのおかげらしいんですね。
そしてですね、その膨大なデータを分析した結果、人口高、要は明るいところ、東京とか大阪とかね、非常に都会なところ、人口高が多い地域に住む鳥ほど、さえずる時間が長くなっているということがわかったということで、具体的にはですね、朝の鳴き始めが平均で18分早くなって、夜の鳴き終わりが32分遅くなっていたと。
そうするとですね、合計すると1日あたり最大で50分ものさえずる時間が長くなっている計算なんですね。まるでですね、人間の残業みたいで、ちょっと胸が熱くなるというかですね、明るいから外日リズム、体内時計がちょっと狂ってるんですよね。
だから鳴き終わりが32分ほど遅くなっていると、明るい地域のところはですね。だからさえずる時間が長くなっちゃっているということなんですね。
健康への影響
さえずる時間が長いから、鳥のさえずるな繁殖期に出す、オスが主に出す鳴き声なんだけど、方法適用とかね。非常に長く聞けるから、こっちとしてはいいかもしれないけども、鳥にとってみればですね、なかなかあんまりよろしくないんですよね。
どんな鳥が影響を受けやすいかというと、目が大きくて開けた場所に巣を作る鳥が、人口高が多い地域でさえずる時間が長くなってしまうというふうに、目が大きくて開けた場所に巣を作る鳥たちが影響をより受けていると。
例えばですね、赤い胸が特徴のアメリカンロビン。アメリカの研究なので、アメリカの鳥なので、なかなか我々にとってあんまりピンとこない鳥が結構多いんですけども、アメリカンロビン。コマツグミとか、症状交換帳などがこのリストに入っているらしいんですね。
夜でも光にさらさらやすい場所にいるので、私たち人間の光に敏感に反応してしまうのかもしれません。ということで、長時間さえずるということはですね、体に悪いのかなと。鳥の体に悪いのかという話なんですが、さえずる時間が長くなることの健康への影響についてはまだはっきりしたことは正直わかってないんだけれども、
もしかしたら活動時間が延びて、32分鳴き終わりが遅くなっているということはですね、それだけ起きている時間が長いから、活動時間が長くなっている。その分、餌を手にキャッチする、ゲットする時間がより長くなっているから、プラスの面もあるかもしれないけれども、繁殖期はですね、主に繁殖期に鳴きますから、かなりのエネルギーを使いますので、
それだけ長く鳴いているということは、我々にとってみればきれいな声を聞けるからいいかなというふうに思うかもしれないけれども、非常に多くのエネルギーを使うので、あまり体に良いことはないんじゃないかなというふうに私は個人的に思っちゃうんですね。鳥たちにとって大きな負担になる可能性が指摘されているということなんですね。
なので、今回の研究は鳥が対象でしたけれども、人工光の影響は鳥だけに留まらなくて、夜行性の昆虫やカエル、さらには海で産卵するウミガメの子供たちまで光に目覚まされてしまう事例が報告されているということと、夜空が明るくなりすぎたスカイグロウという現象があるんですけども、それが地球上の8割もの生き物に影響を与えているというふうに言われていると。
いいわいいわって感じで、いろんな発展を遂げてきてますけども、暗いから光つければいいやんってことで、街灯とかつけるけども、それが昆虫とかカエルとか鳥も含めてですけども、あまり良い影響を与えていないと。
この生物の体内動機はありますけども、それが狂っちゃうんじゃないかというふうに言われているということなんですね。私たちの便利な暮らしが知らず知らずのうちに自然化のリズムを壊してしまっていると、この研究は夜の暗さを取り戻すことがこれからの自然保護の重要な課題だということを教えてくれているということなんですね。
確かにサイズを聞ける時間が長くなるのは1日で50分長く聞けるのは良いことかもしれないけども、鳥たちにとってみればリズムを崩されている可能性があるので、ちょっと考えなければいけない。
闇曇りな光をつけまくるのはあまり良くないよと言ったところで、ちょっと考えさせられる内容ですということで、今日はこの辺にしようと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
07:54

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