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  2. #891 皮膚って苦味を感じるの..
2025-03-31 08:46

#891 皮膚って苦味を感じるの?知られざる人体の不思議!

2025.3.31配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、皮膚の苦味受容体についてお話しました。

それではまた。


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サマリー

皮膚には苦味を感知するセンサーがあり、これは有害物質から身体を守る役割を果たしています。岡山大学の研究チームが発見したこのセンサーは、皮膚の核化細胞に存在し、将来的には苦味成分を利用した新しい治療法が期待されています。

苦味と身体の防御
はいみなさん、こんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスとは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております、ということで。
昨日ですね、メジャーリーグのテレビ中継を見ておりまして、ドジャース対タイガースを見ておりまして、昨日の先発が今年からドジャースに入った佐々木浪希投手で見てたんですけども、前回の日本で行われたカブス戦との開幕シリーズでね、その時も請求が定まらなくて、すぐに交代しちゃったんですけども、
昨日もね、全然ね、コントロールが定まらなくて、なんか撃たれたりとかしてね、なんか全然あかんなみたいな感じで、1回投げ切ったんですけど、49くらい投げてて、そんな投げる投手あんま見たことないなっていうくらいね、球数も多くて、結局ね、1回3分の2、2回投げ切ることなくて、交番してね、その後ね、すぐベンチューラーに引き上げようとしたら、
ロバーツ監督に呼び出されて、ベンチでしっかり見ろということで引き戻されて、それをテレビでアップで映ってたんですけど、涙目でかわいそうになるくらい、非常に悲痛な表情っていうかね、
それでですね、非常にアメリカメディアも非常に黒標度ということで、辛辣な意見が飛び交ってるんですけども、彼にとってみればですね、非常に苦い思い出になったんですけども、是非前回、次回も頑張ってほしいなと思うんですけども、これが続くとね、やっぱりマイナーにね、またマイナーリーグに行くような感じがしてね、頑張ってほしいなと思うんですけどもね、
日本でね、実績はあまりないし、ローテーションをしっかり1年間守りきったことがないので、そういったことも影響してるのかなということなんですけども、これね、苦い思い出になったんですけど、今日の話につながるんですが、この苦味っていうのがですね、皆さん苦いものを食べるとですね、ゴーヤとかね、苦っと思うじゃないですか、
それには舌に苦味を感知するセンサーがあって、味細胞、味の細胞って書いてあるので、酸味とか苦味とか塩味塩味とかね、甘味とかを感知することができるんですけども、実は皮膚、我々の皮膚にも苦味を感じることができるセンサーがあるよっていうね、お話をしたいと思います。
舌で苦味を感知するのはなんとなくっていうかね、皆さんは肌感覚がわかりますよね。ピーマンとかコーヒーとかね、ゴーヤなんかでおなじみの苦味を感じることができますよね。
苦味って、本来は危険のサインなんですよ。苦いものって、こうね、吐き出しますよね。嫌な苦さが広がったら、すぐに吐き出したくなりますよね。だからね、子供ってね、非常に苦味のセンサーが非常に発達しているので、苦いものって嫌いなんです。だからね、甘味とかそういったものが好きだと思うんですけど、苦味って本来は危険のサインなんですよ。
苦味が好きな変態みたいな味覚の我々なんで、ゴーヤとかコーヒーとか苦いじゃないですか。ゴーヤとかね。でも、あの苦味がいいってことで、逆に癖になって美味しく感じることがあると思うんですが、本来は危険のサインなんですよね。苦味っていうのはね。
だからね、苦味ってなんか食べたらあかんなってことで、べって吐き出すということなんですけども、苦味というのはですね、これは危ないかもということを判断して、有害な物質を排除しようとするので、べって吐き出したりとか、苦味っていうのは本来危険のサインなんですね。
有害物質っていうものは、味覚の苦味が発達してますけども、口からだけじゃなくて、皮膚からも実は侵入してくるんですね。そこで活躍するのが、皮膚の苦味受容体なんですよ。皮膚にも苦味を受容するセンサーがあるよということなんですね。
苦味受容体の発見
この皮膚にある苦味受容体を研究しているチームがありまして、岡山大学の中村元直教授らの研究チームが発見したんですね。それが皮膚の核化細胞、ケラチノサイトの中にある苦味受容体なんですね。
この核化細胞っていうのは、皮膚の一番外側を覆っている細胞なんですね。表皮と呼ばれるもんね。表皮とは角質層とか色々あるんだけども、その一番外側、表皮の一番外側にある細胞のことを、核化細胞、ケラチノサイトというふうに呼ぶんですが、一番外側にあって、表皮の90%、多くを占めているわけなんですね。
でも、手で触っても、ゴーヤとかピーマンとか触っても苦味が感じるわけじゃないですよね。口に入れてないから。
でも、それはあくまで細胞レベルでの反応なので、触ったからといって苦味を感知するわけじゃないんだけども、細胞レベルで苦味を感知しているということなんですね。
この苦味需要帯、皮膚にある苦味需要帯は、有害物質を検知すると、細胞内の排出ポンプを動かして、有害物質を外に追い出す働きがあるんですね。苦味は本来危険のサイン。
でも苦味を感じたら、危険なサインだと思うと、排出ポンプを動かして、ATPを使って、細胞膜には産博物質が含み込まれていますから、需要帯を感知すると、中に入れたらあかんということで排出するシステムが備わっているということなんですね。
皮膚の苦味需要帯というのは、体を守るゴールキーパーみたいな感じで、門番みたいな感じで、苦味が入ってきたら入れたらあかん、入れたらあかんということで排出する仕組みが備わっているということなんですね。
どういうふうに今後、研究としてつなげていくのか、実用化していくのかということなんですが、この門番、皮膚には苦味を通さないゴールキーパーがいるんだけども、このゴールキーパーをすり抜ける有害物質もいるんですね。
その入ってしまった物質は、細胞に留まって炎症とか皮膚障害を引き起こすことがあるので、この研究チームが考えたのは苦味を利用した新しい治療法ということで、例えば苦味成分を配合した塗り薬を使って苦味需要帯を刺激し、有害物質を排出するというアイデアということなんですね。
だから苦味がなめない限り、苦味分かんないけど苦味成分が含まれる塗り薬を皮膚に塗ると苦味需要帯が活発化になって、苦味の危険シーンがあるよということで常に排出する前のめりになりますよね。
本当の苦味成分がある有害物質が来たんですね。ピンピンになってるからアンテナ張ってね。苦味が来たということで排出させるように促すような、よりポジティブにする働きを塗り薬に配合して、皮膚から有害物質が入らないようにするということに利用されるんじゃないかということでね。
もしかしたら将来は苦い塗り薬が当たり前になるかもしれない。なめない限り苦味分かんないけどね。皮膚には苦味を感じて体を守るというバリアが張っているというところで、それをうまく利用して塗り薬とかに利用すると皮膚から入ってくる苦味成分をより排除するシステムそのものが
その薬によってより活発化させるんじゃないかというワクワクとするような面白い研究をしてますので、日本の方がやっておりますので将来塗り薬が苦味受容対応を意識したものが今後できてくるかというところで、科学的に面白いなというところで今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさんさよなら。バイバイ。
08:46

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