なんで我々が苦味を感じるのかっていうセンサーの部分をお話していきますと、
そもそも私たち人間が苦味を感じるのには理由がありまして、
毒のあるものを避けるためのアラームとしての役割があるんですね。
確かに自然界には苦味を持つ毒性物質が多いんですよね。
食べた時に苦かったら毒なんじゃないかということで、苦味を伴う物質が多いから毒のあるものでね。
なので、苦いイコール毒のセンサーということで避けがちと。
だから子供っていうのはそのセンサーに非常に正直で、苦いものって嫌いなっていうのはやっぱり苦いイコール毒っていうのがですね、
ホモサピエンスのDNAに刻まれているから苦味物質というものに避けがちなんですよね。
甘みっていうのは非常に食欲刺激したりとか、甘いものだと売れたもの、完熟したものは甘いですから、
そうすると食べ頃だから甘いものっていうのは好きな理由はですね、そういったところがあるんですね。
苦いイコール毒が多いから苦味を避けがちなんだけども、苦味が好きな変態ですよ、我々人間はね。
ビール飲んだりとかゴーヤとかも苦いけども、苦味がいいっていうことで好きなのでそういった苦味のものを栽培してね、
野菜とかビールとか飲んでるわけなんだけども、基本的に苦味っていうのは避けるべきものなんですよ。
でもですね、この1gでプール94杯分を苦くするこのオリゴポリンDを含んでいるビターブラケット、このキノコですね。
こんだけ苦いのにもかかわらず、今回の研究チームが発見したのは驚きのことなんですけども、
毒ないんですよ。毒性が確認されてないんですよ。こんだけ苦いのになんで毒ないの?みたいなね。それが例外なんですよ。
あとね、猛毒で有名な卵天狗だけもですね、苦味がないどころかですね、美味しいと感じる人もいるんですよ。
なので、毒イコール苦いっていう、そういった法定式みたいなものはですね、全てが当てはまらないということなんですね。
これね、苦味を感じるセンサーっていうのは舌だけじゃなくて、腸とか皮膚にも存在するということが言われてるんですね。
なので、こういった食べ物以外の様々な物質にも反応して、消化や免疫の働きにも関わっている可能性がある。
苦味を感じてですね、これは排除しなければならない。免疫反応を過剰にして、それを排除するっていうシステムも苦味によってスイッチオンになるので、舌以外もですね、そういった苦味のセンサーがあるということなんですね。
最後にですね、この研究を率いたですね、ドイツ研究チームのベーレンス博士はですね、様々な苦味成分と受容体の関係が明らかになればですね、将来的には健康や食欲のコントロールに役立つ食品開発にもつながるんじゃないかというふうに語っております。
苦味を利用して、苦いからもういらんということで満腹感を得られる食品とか、ダイエット系に役立ちますよね。
あと消化を助ける飲み物とか、より苦味を排除しようという働きになるので、そういったものの代謝活動を促進させる苦味を利用して、そういうふうに食品系に利用できるんじゃないかと言われているということなんですね。
基本的に苦味成分というのは、植物由来のものの中心だったんですけども、動物の近い祖先である菌類から見つかったと。こういった苦味成分がね。ということは大きな進歩であるし、まだまだ面白いなと。
分岐していった中で、菌類の方がですね、古いですから、そういったものが苦味を持っている。なぜ苦味を持っているのか。苦味持っているけども毒ないから、どういう理由で苦味を持っているのか。
どういう食べられるのを避けるためなんですか。誰に食べられるのを避けるためなのか。この菌類が栄えているところはまだ人間はいませんから。
なので、どういった理由でこういう苦味を持っていて、こんな超度級の苦味を持っているのかっていうのは、これからの研究の成果を待つばかりと。
ということで、世界一苦い食べ物と言われれば、ビターブラケットと呼ばれるキノコで、オリゴポリンDと呼ばれる苦味の成分、化学物質がめちゃくちゃ苦味があるということが分かってきましたので、非常に面白い発見だなということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。