2025.6.16配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、匂いと満腹感についてお話しました。
それではまた。
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サマリー
ドイツのマックスプランクト研究所の研究によって、食べ物の匂いを嗅ぐことで満腹感を得るメカニズムが明らかになります。このメカニズムはマウスの脳における神経細胞の反応によって証明され、肥満のマウスでは効果がないことも分かります。
00:00
はい、みなさんこんばんは、こんにちは。元公立高校理科教授のちょぼ先生です。
ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、
科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、今日暑すぎないですか?
いきなり真夏みたいな気温気候になったんですけども、
え?梅雨どこ行ったん?というぐらいですね。
梅雨明けの真夏がやってきたみたいなね。
天気、気候でね、もう頼むわみたいなね。
心は準備ができてなかったんで、めちゃめちゃ暑いなみたいなね。
この異常気象はですね、明日も明後日も、要は今週は続くというところでね、
いきなり体慣れてないから、中傷の心配がすごいですよね。
今までの感覚で行ってたら大丈夫だったけど、急にこんだけ暑くなっちゃうとね。
ちょっと外でジョギングしようか、散歩しようかという時にね、
ここまで暑くなっちゃうとね、急なことなんでね、人間なかなか対応できないと思うんですけどもね。
ということでね、天気予報を見るとですね、来週もずっと雨マークだったんですけど、
今日見たら曇りマークだったので、今年は唐梅雨なのかなみたいな感じでね、
お米大丈夫っていう感じでね、またお米値段高くなるんちゃうという風にちょっと心配しちゃうんですけども、ということで。
満腹感を生む匂いのメカニズム
今日のお話はですね、皆さんこういう経験はありませんか?
料理しててね、料理してると美味しい匂いがね、勝ち込めますよね。
その匂いを嗅いでるだけで、なんかお腹いっぱいになったなとかね、
美味しいパン屋さんの前通ってね、非常に良い匂いしてきたなと思って、
なんか食べた気分になって、もうええかなみたいな、そういった経験はありません?
実はですね、これね、今日のお話なんですけども、
食べ物の匂いを嗅ぐだけで満腹感を得られるというですね、
驚きのメカニズムが明らかになったので、そのお話をしたいなという風に思います。
これはですね、ドイツの研究チームマックスプラント研究所がですね、
マウスを使って研究をしたんですけども、
私たちの食欲に関するね、面白い研究発見をしたんですね。
この研究チームがマウスの脳をスキャンしてみると、
食べ物の匂いを嗅いだ時に内側中核というですね、
脳の領域にある神経細胞が活発になることを突き止めたんですね。
この内側中核という神経細胞は、
匂いの情報を処理する球球という場所と直結しているんですね。
球球というのがですね、球核の球に、野球の球、球とか言ってね、
球球と呼ぶんですけども、それと直結するにはね、
受容器と中枢神経がですね、直結している、そういったですね、構造をしているんですね。
この匂いを嗅ぎました内側中核がね、球球で匂いを捉えて、空気中の化学物質を捉えて、
そこからですね、中枢神経のですね、内側中核というね、
これが反応するとですね、非常にね、素早くね、電気シグナルが届くらしいんですね。
食べ物の匂いを嗅ぐと、この回路がですね、数秒で反応し、
あったかも実際に食べたかのような満腹感を生み出しているということで、
匂い嗅いで美味しい匂い、なんか満腹感得られたな、なんか食べた気分になったなっていうのはですね、
これね、間違いじゃないということで、ちゃんとしたそのメカニズムがあって、
ちゃんとしたエビデンスがあるということなんですね。
肥満のマウスの特性
匂いを捉えて、内側中核で反応して、それがね、反応して反応すると、
匂いを嗅ぐだけで満腹感を得られるということがですね、分かってきたということなんですね。
さらに面白いことに、実際にマウスがエサを食べ始めると、
この神経回路の活動が抑えられるということが分かったんですね。
でもですね、既に匂いで満腹感が得られているので、結果的に食べる量が減るということなんですね。
なんでかというと、進化のことを肝とくと、こういったふうに研究チームは言っているんですね。
早く食事を終えて、内的に襲われるリスクを減らすために進化したんじゃないかというふうに考えていると。
美味しい匂い嗅いで、ある程度満腹感を得られて食べたほうがですね、匂い嗅がずに食べた時よりも、
食べる量が減るので、結果的に食事の時間が短くなる。
食べないと生きていけないけど、食べる時一応一番無防備なんで、
それは身近にしたほうが外的に襲われるリスクが低くなるという話なんですね。
確かにこれ聞くとね、食欲を抑えられる匂い嗅いで食べる量が減るから、匂いダイエットいけるんじゃんみたいなね。
ある程度美味しい匂いをふんだんに嗅いどいて食事すれば、結果的に食べる量が減るから、
匂いダイエットいけるやんって思うかもしれませんけど、ちょっと落とし穴というかね、ポイントがあるんですね。
この匂いで満腹感を得るというですね、能力ですね。
これね、誰にでも当てはまらないんですね。
研究の結果ですね、この結果が見られたのは、匂いを嗅いで満腹感が得られたのはですね、
平均体重以下のマウスだけあったんですね。
なんとですね、太ったマウスではこの満腹スイッチがうまく働かなかったってことなんですね。
どうしたかというとですね、実は以前からですね、肥満になると嗅覚、特に匂いを感知する救急の働きが鈍くなることが知られていたんですね。
匂いによる満腹作用が肥満マウスで働かないのも効かないのもおそらく同じ理由だという風に推測されているんですね。
美味しい匂いを嗅いでもちっともお腹いっぱいにならないっていう風に思っている方はですね、
もしかしたらこのメカニズムが関係していて、救急はあまり働かなくなっているから、肥満呼び込むみたいになっているかもしれないということなんですね。
人間にも応用できるかもしれないというダイエット法なんですけども、
肥満気味の方はですね、匂いを嗅いでもあまり満腹感が得られないので、
結果としていっぱい食べちゃうみたいなね、そういったことを言えるということが指差されているということなんですね。
人間への応用の可能性
でもですね、これね、始めに戻りますけども、マウスでの実験なので、そのまま人間に当てはまるかどうかはまだわからないということなんですね。
でもですね、皆さんもね、先ほども冒頭で言ったように、料理中に匂いを嗅ぎすぎてもお腹いっぱいという経験とかですね、これはもう皆さんもありますよね。
なのでですね、私たちの脳でもマウスと同じようなプロセスが起きているのかもしれないということで、
実際にいくつかの研究では、食前に特定の匂いを嗅ぐことで食欲が抑えられたりとか、逆に肥満の人では食欲が増したりするという報告もあるということで、
嗅覚と食欲の関係って本当に奥深いというふうに言われているんですね。
研究チームの責任者もですね、体重によってアプローチを調整する必要があるというふうに語っているので、将来的にはこの匂いのメカニズムをうまく利用して、
個人の体重に合わせた新しい肥満対策が生まれるかもしれないということで期待されているということですね。
思い返してみたらね、自分で作った料理ってあまり美味しくなくないですか?
やっぱり料理って人に作ってもらった方が美味しいし、作ってもらったものを食べて、お金出して会食とかも美味しく感じるじゃないですか。
それってやっぱり自分で作っていると、ゼロの工程から作っていく工程の中で色んな匂いを嗅いでいるわけじゃないですか。
嗅いでずっと嗅いでいるから、ある程度の満腹感が生じちゃうと思うんですよね。
自分で作った料理って、味違うしあまり美味しく感じないのは、そこに行き着くまでに色んな匂いを嗅いでいるから、
だからもうちょっと満腹感になってしまって、あまり食が進まないのかなっていうのも、
このメカニズムでQQと中核の関係性、シグナルの受け渡しも人間もあるんじゃないかなということで、
人間の祖先はもともとネズミのような哺乳類でしたから、
これも人間にそのままとはいかんけど、ある程度置き換えることができるのかなという風に、そういった経験がある方も多いと思いますので、
これはなかなか人間でも、かわり近いところまで言えるんじゃないかなという風に思いますねということで、
皆さんはどう思いますかねということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
09:08
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