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はいみなさん、こんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、朝日スーパードライが値上がるんですね。
来年4月のことなんですけども、またビールが値上がると。値上げのビールといった感じなんですけども、私、ビールは朝日スーパードライ派なんですよ。
ほぼ一択と言ってもいいほど、ビール飲むなら朝日スーパードライなんですけども、それが値上がるというところでね。
だいたい店頭価格で5%から8%ほど値上げというところでね。
前ね、第三のビールも、もうその酒税が変わって、税金が増し増しになって値上げってね。
ビールと第三のビールとか、それと発泡酒とかの価格差がね、小さくなったといったところなんで、でもそういう風に考えると、じゃあビール飲むかって感じになるけど、ビールの値上げ変わってなかったんだけども、値上げというところでね。
本当に何でも値上げしたらほんまに嫌だなっていう感じなんですけども、まあふるさと納税とかでね、お得にゲットしようかなというふうに思ってますということで、
今日のお話はですね、オポッサムという動物をですね、取り上げたいと思います。
皆さん、オポッサム知ってますかね。なかなかマイナーな動物なので、知らない人が多いのかなというふうに思うんですけども、
オポッサムのある行動がめちゃくちゃ有名で、その行動界隈では必ずオポッサムは例として出てくる動物なので、聞いたことあるよっていう方もね、少なからずいるかなっていう感じなんですけども、
このオポッサムですね、どこに生息しているかというと、北アメリカ大陸に生息してるんですね。
北アメリカ大陸に生息するネズミのような外見をしていて、長い尾っぽが特徴的なんだけども、
ユータイ類なんですね。ユータイ類ってね、ある袋と書くので、体の中に袋があって、そこで赤ちゃんをね、育てるわけなんですけど、ユータイ類って聞くとですね、
コアラとかカンガルーが有名ですよね。ユータイ類なんですね。このね、北オポッサムっていう、北米に住むオポッサムなんだけども、
メキシコ以北で唯一ユータイ類として生き残っているのが、このオポッサムなんですね。だいたい100種類ぐらいいるので、まあまあ大きなグループだと思うんですけども、
ユータイ類は北アメリカに残っているのは、このオポッサム系しかいないということなんですね。オーストラリアも元々この北米大陸、アメリカ大陸とくっついておりましたから、
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大陸移動で分かれている時に、オーストラリアはユータイ類天国になったわけなんですけども、ユータイ類ですから、進化的に言えば古いので、我々の大先輩に当たるんですけども、
唯一残っているのは、北米はそれ以外のユータイ類以外の哺乳類が繁殖繁栄したので、なかなか見ることが少ないんです。オポッサムくらいしかいないんだけども、唯一このユータイ類が北米大陸にいると言ったところなんですね。
このオポッサムですけども、大体体長が50センチぐらいで、夜行性で森林とか農地とか、さまざまな環境に適応しているので、
我々で言うと、キツネとかタヌキとかイタチとか、そういった感じなんですかね。多分、北アメリカの人たちにとって見ればオポッサムね。
やると身近であると。それで住居に入り込んだりとか、農作物洗ったりとか、結構害獣として使われているんですけども、
元オポッサムが大先輩でいたので、そこの生息地に我々が入り込んでいるから、だから、住居侵入だ、みたいな感じで害獣で扱われているんだけど、
いや、そもそもお前らの方が後から来て、むちゃくちゃやってんねんねって、多分オポッサムの側は思っていると思うんですけども、
このオポッサムね、有名な行動がありまして、何かというと死んだふりをするんですね。
死んだふりをする動物というものはですね、結構いろいろおりまして、昆虫でも確認されているし、昆虫の31目のグループで確認されているので、
ゴミ虫とかトンボにもいますし、結構多くの昆虫が死んだふりをしますし、
あとカエルとかヘビとかもひっくり返って動かなくなる急にね。ということで、死んだふりをする動物って結構多いんだけど、
あとタヌキも有名ですよね。タヌキネイリとかっていう言葉もあるように、タヌキもびっくりするとね、死んだふりをしますから、
なので、死んだふりをする動物っていうのは実際にいて、結構有名な動物もたくさんいるんだけど、
このオポッサムの死んだふりはですね、超本格的なんですよ。数ある死んだふりをする動物の中で、
死んだふりする動物といえば、オポッサムが出てくるぐらい、死んだふり界の大谷翔平ぐらい有名なんですよ。
何が有名で何が本格的なのかってことなんですけども、死んだふりがね、ほんまに死んでんちゃうっていうぐらいめちゃくちゃ演技が上手いんですよ。演技というか本格的なんですよ。
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このね、死んだふりって生物学的用語で言うと、儀式って言うんですけど、儀体の儀に死亡の死で儀式って言うんですけども、
それがもうめっちゃ本格的。もちろんね、天敵が犬とか狐なんですね、オポッサムのね。もちろんね、出会った時に反撃とかもするしね、逃げようとかもするんだけども、最初は反撃するし抵抗はするんだけども、
これアカン。どうやったってもこれ叶わないってなると、動かなくなる。要は儀式。死んだふりをするんですね。
でね、この死んだふりのね、本格的。何が本格的かって言うとね、薄目を開けて舌をね、ベワーンって出してね、粘液とか出したりとか、なんとですね、排泄物とか垂れ流しにして、さらに体の体周がね、体からね、刺繍がするようになるんですよ。
ほんまにびっくりして、ほんまに死んだんじゃない?って言うぐらいですね、本格的な死んだふり、儀式をするわけなんですよ。ほんまに死んでもてんじゃん、みたいなね。
これね、いちかばちかのね、最後のリーサルウェポンなんですね。死んだふりっていうのはね。見破られたら食べられるし、見破られなかったら、そのままね、もうこれアカンわということで、天敵がね、どっかに諦めて去っていくと、
で、しばらくしたら、ぴょんって元気になってね、ぴょんぴょん跳ね上がってね、跳ね上がって逃げるわけなんですけども、いちかばちかのリーサルウェポンなんですね。
で、我々の感覚からしてみたら、死んだふりしてるから、それ見破れば食べれるし、死んでたとしても、もう食べてくださいのポーズじゃないですか。
裏返ってもうてね。食べたらええやんとかと思うんですけども、やっぱりね、動物ってね、動きのあるもの、新鮮なものを食べるわけなんですね。
もちろんですね、死肉食、腐肉食、腐った肉を食べる動物ももちろんいますよ。スカベンチャーと呼ばれますけども、ハゲワシとかね、ハイライトとかもそうだし、死肉を食べる動物もいるんだけども、
基本的に肉食系の動物というものがですね、動いてるものを食べる、新鮮なものを食べるっていうのがですね、メインなんですね。
だから、死んでもうてる、しかも腐った匂いもしてるし、刺繍するっていうものをですね、好んで食べるっていうのはね、なかなかいないわけなんですよ。
オポッサムの天敵、肉食系の動物はね。だからですね、最終的にはニジサルウェポンなんだけど、本格的に死んだフリをすることによりですね、捕食回避に役立ってるというところなんですね。
この死んだフリを初めて発見した人がですね、シンカロンで有名なダーウィンとかですね、アンリファーブル、昆虫期間でファーブルとかも死んだフリっていうのをですね、発見してるんだけども、
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深く研究されてきてなかったんだけど、2000年前半にですね、クモとかで死んだフリをするっていうのがですね、クモ、タメライゴミ虫かな、
死んだフリすることによって回避できると、捕食回避できるってことを科学的にも証明されてるんで、死んだフリっていうのはですね、捕食回避に役立ってるってことがエビデンスもありますので、
最後のヴィニシャルウェポンで切り札なんだけども、ちゃんと捕食回避としての役立っていると。だから死んだフリをする動物がたくさん多い。
オポッサムもね、優待類ですから、我々先輩で生きてるから、それを死んだフリするっていうことは、やっぱり死んだフリが生存率をアップさせるっていうことを、
エビデンスもあるからやってきたので、次世代のオポッサムも死んだフリできるといったところなんですね。ということでね、一か八かの作戦なんだけども、
死んだフリってのは非常に効果的で、多くの動物が死んだフリをできるということは、やはりこの生存率のアップにする、つながる行動であるということがね、もう分かってきてるといったところなんですね。
ということでね、ぜひ皆さん北米行った際はオポッサムを見てみてね。
急にびっくりさせるのがあんまり良くないかもしれないけども、死んだフリ生で見てみたらという風に思いません?ということで、
今日はですね、オポッサムの死んだフリについて詳しく深掘りしましたということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。