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  2. #687 ウナギはなぜ細長い身体..
2024-04-23 09:39

#687 ウナギはなぜ細長い身体をしているのか?

2024.4.23配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、ウナギと捕食者の関係についてお話しました。
それではまた。

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00:14
はいみなさん、こんばんは、こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、
科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、先日ですね、雨上がりの朝に庭先、自宅の庭を歩いていたところですね、
ミミズがピョロンと顔を出しているのを見ましてですね、やはり春になると、暖かくなると植物もそうですし、昆虫も鳥も盛んにさえずりしておりますけども、
土の中の生き物もですね、暖かさにつられてですね、活発に動くんだなということを感じたんですけども、ミミズを見るとね、皆さんどんなことを思い出しますかね、思いますかね、
私はですね、ミミズを見ると、ミミズを餌にウナギを釣るということはですね、すぐ関連付けて思っちゃうんですけども、このミミズを見てウナギを連想するみたいなことで、
ウナギのお話をしたことはですね、何回かあると思うんですけども、今日はですね、ウナギの話なんですが、ウナギがですね、どうやって捕食者、食べられるね、
ウナギを食べる捕食者から、どうやって攻撃をね、回避しているのかというところに着目してお話したいなというふうに感じております。ということでね、
ウナギのおさらいというかですね、ウナギってどんな魚なのっていうね、まずおさらいからということなんですけども、
ウナギですね、日本ウナギ、標準和名は日本ウナギですかね。日本や中国など、東アジアの河川や沿岸部で見られるですね、非常に代表的なね、水産有用種として有名ですよね。
細長い体で長距離回避を行い、マリアナ諸島西側の限られた場所で産卵するというふうに言われているんですね。
完全にね、ここだっていうのはまだね、突き詰められてないっていうことがですね、謎だらけなんですね、まだね。
独特な生態を持つ日本ウナギなんですけども、肉質が良くてですね、先ほども言ったように水産資源として重要視されているんですけども、近年はですね、漁却量は激減しておって、
日本ウナギは絶滅を危惧されているというお魚なんですね。非常に美味しいですし、だんだんね、私が幼少期の頃はですね、ウナ丼って2000円台から安いところだと1000円台後半ぐらいだったんですけど、
今はね、高いところでは3000円超えてるし、ウナ汁なんかね、頼んだ日にはもうね、5000円飛んできますよっていうぐらいですね、非常に高価な物になっておりますし、いつかね、もう二、三十年後にはもうウナギを身近に食べられなくなるんじゃないかというふうにね、感じてるんですけども、非常にね、数が激減しているということで、完全養殖とか頑張ってやっておるんですけども、なかなかね、うまくいかないということで、いうことなんですね。
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このウナギですけども、成長段階によって形態が異なるんですね。生まれたて子魚と言いますけども、レプトセファルスと呼ばれてですね、本当にね、透明な柳形の形をしているんですけども、沖合を泳いでるんですね。
海で産卵しますから、そこから沖合を泳いでね、レプトセファルスっていうですね、子魚。そこからですね、シラスウナギ、子魚ですね、赤ちゃん。これ沿岸に着いて、黒子と呼ばれるね、淡水域に入るね。黒子になってくると、本当に体は透明だけど、ほぼウナギみたいな形してるんですけど、このシラスウナギは黒子をですね、沿岸部河川にやってきたやつをすくってですね、そこから持ち帰って養殖するっていうことをやってるんですけども、
卵から飼える完全養殖はなかなかまだね、技術的にも進んでないと。で、次が黄色ウナギ、黄ウナギと呼びますけども、淡水域、水域で成長して、銀ウナギ、本当に生魚になったときね、海に下って産卵場へ行くと、産卵場へ行くと、それがマリアナ諸島の西側というふうに今は言われているという感じなんですね。
で、日本ウナギに関する研究はですね、数多くあるんですけども、今日のメインでもあります。ウナギと捕食者との関係、特にウナギがですね、どうやって捕食者からの攻撃を回避しているのかっていうのはね、全く分かってなかったんですね。
ウナギがいるということはですね、小さい頃ね、弱い立場だけど、それを飼育部って生き残った個体がですね、卵を繋いで、リオチのバトンを繋げているということですから、小さい白巣ウナギが黒子のときに、どうやって攻撃回避しているのかっていうのがですね、まだまだ全然分かってなかったんですよね。
で、当時ね、長崎大学の4年生だった、学部生だったですね、長谷川氏の研究チームがですね、調べたんですけども、ウナギの捕食回避行動を調べてたんですけども、ある日ですね、どんこ、捕食者ですね、どんこっていうのはお魚です。どんこに食べられたはずのウナギの稚魚が、水槽の中を元気に泳いでいる様子を発見したんですね。
不思議に思った長谷川氏はですね、どんことウナギの攻撃、攻防戦をですね、詳しく観察することにしたんですね。そうするとですね、とんでもないことが分かってまいりまして、どんこにね、どんこに比べれば稚魚、白巣ウナギはちっちゃいですよね。格好の獲物じゃないですか。
どんこ、非常に口が大きいですので、低制御なんですけども、非常にね、ここぞとばかりにね、バンっていってね、もう心発力すごいんですよ。で、パクって、口が大きいですから、食べるんですけども、それはね、簡単に丸呑みされますよね。でもね、面白いことが分かってきたんですけども、食べられた白巣ウナギ、ウナギの稚魚ですけども、尻尾をね、外に出し、もう食べられて丸呑みで、もうジ・エンドだと思いきやですね、エラからですね、尻尾を外に出す。
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エラからですね、尻尾を外に出して、その後頭を抜いて、脱出してたんですね。パクって食べられて丸呑みされたと思いきやですね、エラの隙間からですね、ピュルピュルピュルピュルってね、もう尻尾をエラの隙間にねじり込んで、最後に頭を抜いて抜け出すみたいな。食べられても生きたまま脱出するというね、脅威の生命力というかね、脅威の食べられない防御戦略を持ってたということがね、
わかったんですよ。で、54個体調べて、そのうちの半数に当たる28個体がですね、どんこのエラから生きたまま脱出しているということがですね、観察されたんですね。
すごいないですか。もう食べられて終わったと思いきや、エラの隙間あるやんってことで、グルグルってね、もううねうねしながらですね、エラのところに尻尾を入れて、もうエラのとこから出てくってことなんですね。
このね、素晴らしい防御戦略なんですけども、捕食者に食べられた後でもエラの隙間から脱出するというね、脅威のこの行動はですね、非常にね、魚以外の動物を含めて考えてみても非常に珍しいということなんですね。
なぜウナギが細長い体をしているのかっていうところにもつながってくるんですけども、ウナギのようにですね、アナゴもそうですけども、細長い生き物いますよね。細長い体を持つ魚はですね、他にも多数存在しているので、このね、細長いという体がですね、食べられても脱出できるよということにつながってるんじゃないか。
なぜ細長い体をしているのかっていうね、そういった謎を解くヒントになるんじゃないかというですね、研究で非常に評価されているわけなんですね。なぜウナギは細長いのか。アナゴとかそういった細長い魚いますよね。泳ぐのはあまり適してないから、生きる上での利点っていうのは何なの?っていうことがね、昔から言われてるんですね。
なのでこういった、食べられても逃げやすいですよね、その細長い方がですね。なので細長い体をしているんじゃないかというふうにね、一つのヒントとして評価されているということなんですね。ということでね、ウナギ素晴らしいですよね。
細長い体をしているから、どんどんどんどんエラからすり抜けてもらってね、ウナ丼いっぱい食べれたらいいなっていうふうに感じてますねということでね。なので今日はですね、ウナギがなぜ細長い体をしているのかということと、あと捕食者との関係が全く分かってなかったので、研究として今日はこの食べられても生きたものは脱出すると。
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ウナギの脅威の防御戦略についてお話ししましたということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
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