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2025-06-25 09:20

#942 50年生きて2週間でウンチ!?謎だらけのヌタウナギの驚きの生態

2025.6.25配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、ヌタウナギについてお話しました。

それではまた。


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サマリー

ヌタウナギは驚くべき生態を持ち、50年以上生きる可能性がある水生生物です。島根大学の研究チームは、ヌタウナギの寿命や繁殖に関する新たな知見を発表し、環境変化に対して脆弱であることを明らかにします。

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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
今日もですね、午前中は曇り空でじめじめしたんですが、昼から晴れたんですけども、局所的な大雨が目立っておりまして、三重県の稲部市ではですね、電車が止まるぐらいのですね、終日、雲急になるぐらいの雨が降ったということでね、先日は高山の方でかなり雨が降りましたけども、非常に局所的なゲリラ豪雨と言いますかですね、
ヌタウナギの特徴
そういったね、洪水被害だったりとか雨の被害が続いていると言ったところでね、今週末ぐらいからもう晴れマーク、来週も晴れマークで、これね、もう梅雨明けが近いんじゃないかなということでね、まあ天気は今日よくわからないと言ったところですよということで、今日のお話はですね、ヌタウナギを取り上げてみたいと思います。
ヌタウナギという魚を知ってますかね、これは子宮という魚類じゃないんですけども、ヌタウナギね、とんでもないね、粘液を出すので、ヨーロッパでしたかね、ヌタウナギをアメリカですね、アメリカのオレゴン州で大量のヌタウナギを積載したトレーダーが路上で横転して、積載していたヌタウナギがこぼれた時に分泌した粘液が広がってね、
車4台がね、次々とスリップする事故が起きたとか、そういうニュースがね、流れてたんですけども、このヌタウナギね、なかなかね、そうですね、あんまり知名度は高くないと思うんですけども、島根大学の研究チームが謎に包まれていたヌタウナギの生態について驚きの真実を解明したので、そちらの方で取り上げてみたいと思います。
ヌタウナギはですね、ヌタウナギも食うヌタウナギ科の無額類に属する水生生物で、この無額類っていうのはね、アゴがないっていうね、生き物なんですけども、脊椎動物、進化してきて、最初ね、魚っていうのはね、アゴがなかったんですよ。なので、無額類ってね、アゴがないと書いて無額類って言うんですけども、今の魚はですね、甲骨魚類とかですね、アゴがあるんですけども、我々もアゴがありますよね、アゴを持って進化してきて、どんどんそれがね、
両生理とか繋がっていって、進化していったわけなんですけども、アゴがない魚、詳しく言うと魚類ではないんですが、
無額類なので、我々の大先輩ですね、脊椎動物、魚がね、前世紀に立ったデボン紀に出始めて、アゴのないね、
脊椎生物、我々の大先輩なんですけども、そこからアゴを持つものに進化していったわけなんですけども、アゴがないまま、そのままね、
今は現在にいるっていうことは、結構素晴らしいというか、すごいことなんですよ。ウナギって名前ついてるんですけども、ウナギ目とはですね、
結構離れておりまして、そこまで近縁でもないんですけども、ヌタウナギ科に属する脊椎生物は7足70種は記録されているので、結構大きなグループになっております。
結構見た目はグロテスクでね、ミミズみたいな感じでね、非常にウナギっぽいんですけどね、見た目はね。
ミミズみたいな感じで、白っぽい見た目でグロテスクで、漁具を粘液まみれにしてしまうと、粘液が危ないと思うと、粘液を分泌して、その粘液がムチンと呼ばれる物質だそうです。
白い粘々、ヌルヌルすると、これが海水と混じるとヌタのようになるので、ヌタウナギと言われています。
結構グロテスクな粘液をめちゃめちゃ出す、なかなか厄介物でもないですけども、結構グロい生き物として紹介されています。
深海におりまして、浅瀬にも10メートルぐらいの浅瀬にもいることがあるんですけども、そこの海底にいて、10メートルから270メートルぐらいの水深の海底にいて、海底に沈んだ芸類とかの死体とかですね、魚の死体を漁って食べるみたいな、それがグロテスクみたいな感じなんですけども、
寿命と生態の解明
このヌタウナギ、今の予備知識はいろいろあるんですけども、そこまで深く、生態はそこまで解明されてなかったんですよ。
ヌタウナギは海の掃除屋、さっきも言ったように死体とかを食べるので、海の掃除屋なんて呼ばれて、海底でせっせとね、死んだ魚を食べているヌタウナギなんですけども、寿命とかもよくわかってないんですけども、
この四島根大学の研究チームはですね、ヌタウナギの寿命を明らかにしたと。
なんとですね、50年以上も生きる可能性があるということで、長生きなんですよ。結構ね、50年も生きてるんですよ。
そこまで長生きだからこそ、ここまで無学林の生き物が原生に繋がって進化しているっていうのは、生き残っているっていうのは、寿命が長いっていうのも一つの要因かなと思うんですけども、
非常に寿命が長い。さらにですね、ご飯を食べ始めてから消化して排泄するまでに、なんと平均2週間もかかると。
毎日せっせとね、死体とか食べて掃除しているイメージがあったんですけども、実はゆっくりとしたペースで動いている、働いている、生きているということなんですね。
ブラックバスで言うと、大体食べたものを1日で消化しちゃうんですよ。
ブラックバスなんてね、体の半分、自分の体調の半分の餌を食べることができるんで、すごいよね。
皆さん、自分の体の半分のかまぼこ食べれますか?無理ですよね。
それぐらい、自分の体調と半分ぐらいの食べ物を食べることができるということで、
ブラックバスの餌を置いておいてね、豚うなぎ、死体を浅く食べているんだけども、消化に時間がかかると。
ゆっくり生きていると、ゆっくり生きるっていうのもですね、長生きっていうのも繋がっていると思いますので、
ゆっくりした動きの生き物って、エネルギーをあまり消費しないから、結構長生きの生き物が多いんですけども、
ヌタうなぎ、死体に群がって、山ほど群がっている姿を見ると、海底にはウジャウジャいるんじゃないかと思うかもしれませんけども、
今回の研究で、その認識が大きく変わるかもしれないということなんですね。
ヌタうなぎって、一度に産む卵の数が20個から30個と非常に少ない。
基本的に魚類は、産んでから世話しないので、基本的に産卵数が多いんだけども、ヌタうなぎは非常に少ない。
20個から30個の卵しか産まない。しかも、卵が飼えるまでに1年以上かかるということで、我々人間より長いということなんですね。
とんでもなく繁殖効率の悪い生き物というふうに、今回の研究で分かったということなんですね。
今回の研究では、島根大学のメスが2から3年に1度しか産卵しないケースもあったということで、
想像以上に繁殖ペースがゆっくりなことが判明したということで、つまりどういうことかというと、
一度数が減ってしまうと、元の数に戻るにはものすごく時間がかかってしまうということらしいんですね。
環境への脆弱性
島根大学の山口陽子教授もこんなことを言っておりまして、環境変化や乱格に対して非常に脆弱な生き物だということを
形的を鳴らしているということで、見た目はかなり地味なんですけども、心はガラスのハートみたいな感じで、
非常に環境変化に左右、個体差が左右される、そういう生き物ということなんですね。
山口教授は、人間にとって価値のある種だけでなく、多様な種に研究を広げて、
俯瞰的な視野から基礎研究を推進することが重要ということで、何のためになるんや、みたいな、そういった研究がたくさんあるんですけども、
こういった歌うなげの新しい生態とか、そういったものを研究することによって、
裾野が広がっていきますから、研究に意味ある意味など関係ないんですよ。
自分たちの好奇心を、どうなっているんだろうということを研究するということが、
科学的なものの考え方とか、科学的な研究の第一歩になるし、そこが面白いところなので、
是非とも、意味ないなあという研究も、国はお金を出してほしいなというふうに思うんですけども、
このぬたうなげ、実は粘液で安いし、ぬるぬるなんだけども、食べると結構おいしいんですよね。
唐揚げにしたりとか、いろんな調理方法とか、レシピとかも結構ありますから、
ぜひ見かけたら、なかなか見かけないんだけども、食べると結構おいしいですから、
そういったことにも、水産資源としても注目されるということが言われているんだけど、
卵殻しちゃうと卵の数が多いし、繁殖効率が悪いから、取りすぎはあまり良くないということがあります。
いろんな魚にも言えることですけどね。
今日はぬたうなぎの新しい生態、新しい知見についてお話ししましたということで、
今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆様、さようなら。バイバイ。
09:20

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