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2023-10-31 09:55

#564 ウナギはなぜ海から川へ向かったのか?

2023.10.31配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、ウナギの回遊についてお話しました。
それではまた。

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サマリー

近畿大学は世界初の日本ウナギの完全養殖に成功しています。彼らはウナギの減少問題について考えています。ウナギは熱帯地域の海で生まれても栄養が少ないため、川に遡上する生存戦略的な進化を遂げています。

00:27
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
みなさんもいかがお過ごしでしょうかということで、
今日はね、10月31日、ハロウィンですよね。
ということでね、いつからこんなにハロウィンハロウィンって言い出しました?
僕はね、幼少期の頃なんでね、ほんまにハロウィンの葉の字も知らなかったんですけども、
なんか今はもうコスプレ祭りみたいな感じになっておりますけどもね、
渋谷ではね、もうハロウィンの人は来ないでみたいな感じでね、
なんかもうね、なんかもうドロドロな感じでね、
もう地獄絵図みたいな感じになってますけども、
もともとね、ハロウィンの起源はですね、
古代ケルト人、アイルランドのね、サフィン祭というのが、
秋の収穫祭がですね、収穫祭が起源という風に言われておりまして、
古代ケルト暦では10月31日が1年の終わりの日とされておってですね、
この日の夜にはあの世とこの世の境目がなくなって、
死者の霊が現世の家族に会いに来ると信じられていたということで、
こっちがね、怖い格好とか幽霊とか格好とかするのは、
私はあなたの仲間ですよ、襲わないでねっていうね、
自分の身を守ることでもあったということでね、
そんな言われとか関係なくね、もう騒ぎまくってるわけですけども、
どうなんですかね、ということで、
今日のお話はですね、先日ですね、ビッグニュースが飛び込んでまいりましたということでね、
ウナギの完全養殖成功
10月26日ですかね、
近畿大学が絶滅危惧種の日本ウナギの完全養殖に成功ということで、
大学期間、大学としては世界初ということでね、
もう世界中にですね、このね、完全養殖のニュースがですね、
飛び交ったわけなんですけども、
2010年に国立研究開発法人水産研究教育機関が世界で初めて成功しているんですけども、
大学期間としては初めてと、近畿大学がね初めて、
白浜ですね、和歌山の白浜の研究施設で成功したということで、
この完全養殖なんですけども、
要はもう産卵して孵化させて、成長させて、
もう一回その生魚が産卵して、また子供を飼えて育てるみたいな、
その養魚、飼魚か、
飼魚が110日間今生きているということで、
もう完全養殖成功したということなんでね、
非常に素晴らしいなということでね、
白巣ウナギ全然獲れなくなっておりますしね、
資源がなくなるんじゃないかということでね、
本当にウナギの値段が高騰しておるんですけども、
今日はウナギのお話をしたいなと思うんですけども、
たくさんウナギっていろんな特徴があるんですけども、
今日はね、なぜウナギは川を疎上してくるのかっていうね、
お話をしたいなと思うんですけども、
ウナギの川への向かい方
このウナギの卵、これがですね、マリアナ海溝とかね、
その熱帯の海の深いところから孵化して、
で、海流によって彷徨ってですね、
大きくなって川に疎上してくる、
九州とか四国あたりの川、日本で言うとね、
川に疎上してくるということなんですけども、
この卵を採ったのも2000年代前半でですね、
塚本博士ですからね、それが初めて採ったわけなんですけども、
そんなところから、そんなところからですよ、
もうめちゃめちゃ遠いやん、熱帯の海から孵化してですね、
海流によってこっちにやってくるってね、
これなんかもうめちゃくちゃロマンある話ですね、
そういったね、いつこう孵化してどこにあるのか、
どうやって成長したのかってまだまだ謎が深いので、
なかなか養殖っていう面ではね、完全養殖っていう面では、
難しいところがあるんですけども、
これね、川のぼんのみたいな、川疎上すんのみたいな感じ思えません?
で、なんか海の方が栄養分たくさんあるそうだし、
食べるものたくさんあるから、
海のおったらええんちゃうんって思いません?
で、わざわざこっちにね、川に登ってきてね、
言うわけなんですけど、
なんで、なんでこれ海から川へ向かったのかって、
結構ね、かてなマークがね、灯りますよね、
なんでなのかなっていう感じだと思うんですけども、
逆のね、川で卵を飼えて海に下っていくというね、
代表的なお魚といえば鮭ですよね。鮭か魚類。鮭ですよね。
で、この鮭っていうのはですね、
高緯度の地域に住んでますよね。
で、緯度が高いところ、寒いところに住んでますから、
雪解け水であったりとか、非常にね、川がですね、
栄養分がないんですよね。
もう食べるもんないわみたいな。
めちゃめちゃもう貧相なんですよ。
なので、ここでずっと生活してても大きくなれない。
体力つけて卵産むことができないので、
鮭か魚類っていうのは非常にね、
栄養塩類が多量に含まれる、
要は生物多様性が高い海に行くわけなんですよ。
で、高緯度の海っていうのはですね、
なんか一見寒そうに見えてね、
なんか何にもないんちゃんって思えるかもしれませんけども、
気温が低いところっていうのは、
海の上層と下層がね、
ぐるんぐるんぐるんぐるんで循環するんですよね。
そうするとですね、下の栄養分が上に上がられてですね、
それプランクトンが増えて、それを食べる小魚がたくさんいて、
寒い海の方がですね、海はですね、
非常に多様性に優れているので、
栄養を食べるものがたくさんあるんですね。
で、先駆距離っていうのは、海に下っていくわけなんですよ。
じゃあ、ウナギは?
ウナギはなんでなん?みたいな。
って思うじゃないですか。
で、熱帯地域の海はですね、
非常に進んでてね、
沖縄とかね、スキューバダイビング、
ダイビングするときに非常に進んでてね、
もう素晴らしいみたいな、
もうなんかカラフルな魚がね、
もうサンゴに乱舞してるから、
もうめちゃくちゃなんかもう、
多様性に優れてるなぁ、
みたいな感じに思うじゃないですか。
そうじゃなくてですね、
実はサンゴ礁の海っていうのは、
もう海の砂漠って言われるぐらいですね、
もう栄養分がないんすよ。
で、このね、温度が高いところはですね、
さっき言ったとき、寒いところは、
下からこう突き上げてね、
いろいろ循環するんだけど、
暑いところっていうのは、
暑い水がですね、
もう溜まっちゃって、
下と上からの循環がないんすよ。
だからね、めちゃくちゃ低品素なんすよ。
もう砂漠なんすよ。
だからサンゴ礁っていう得意なエリアに、
魚が集まってるんですね。
そこは生態系が多いから、
そこでみんな集まるわけなんですよ。
で、ウナギはですね、
もう熱帯地域で生まれますよね。
深いところだけど、
元々ウナギの祖先は深海魚だったので、
そこで生まれたら、
もう食べるもんないんすよ。
なので、低緯度の海で生まれたウナギはですね、
もう川に行くしかないんですよ。
ジャングルとか、
そういった暖かいところの地域の川っていうのはですね、
動植物たくさんいますよね。
なので、そういった枯葉とか、
そういった枝とか落ちますし、
動植物の動物のフンとかもたくさん多いので、
栄養塩分に優れてるわけなんですね。
栄養分がたくさんあるんですよ。
なのでそこの方が、
川に遡上していった方がですね、
目指していった方が、
より成長できるので、
鮭が魚類は海に下っていくけども、
熱帯地域で生まれたウナギというものは、
海から川へ向かうというような、
そういう進化を遂げてきたので、
大きくなったら川に行くということなんでございますね、
ということでね。
なので、面白いなというふうに思うんですけども、
意外に熱帯地域の海っていうのはですね、
非常に貧困なので、
川に行った方が、
川に行った方がたくさん動植物もいるので、
登った方が自分の生存戦略的には有利なので、
登っていくと、川の方に向かっていくと、
いうことなんでございますね、ということでね。
本当にね、ウナギ食べたらあってきたなっていうくらいね。
でもね、高い。
ウナ丼3000円くらいになってますよね。
お店によってはね。
ということでね、ずっとね、
ウナギの環境保護の重要性
ウナギが食べられなくなるのは本当に悲しいことなので、
完全養殖のさらなる発展とですね、
鳥すぎも良くないしね、
川の環境も変わってきたっていうのもね、
非常にウナギが減っているということの要因ですから、
あと海流の動きっていうのは、
常にね、周年変化でも変わってますから、
なかなかこっちの方に遡上してこない、
こっちの方に川に来ないっていうのもありますのでね、
そういった不幸的なことを考えるとですね、
ウナギが減っているなということですので、
そういった環境を守っていくということも、
我々の一つの役割なのかなということで、
今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
09:55

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