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2025-06-30 09:34

#943 あなたの愛猫は左側を下で寝ていませんか?驚きの研究結果と生存戦略

2025.6.30配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、ネコの左下寝についてお話しました。

それではまた。


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サマリー

このエピソードでは、猫の寝る姿勢に関する研究結果が紹介されており、驚くべきことに、飼い猫の65%以上が左側を下にして眠ることが明らかになります。研究者たちは、猫が左側を下にして寝ることが生存戦略の一環である可能性を考察し、それが猫の脳の左右差にも関連していると示唆しています。

サクランボ狩りの思い出
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスとは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、ちょっとね、久しぶりの配信になったんですが、先週末に、毎年恒例になりましたね。もう3、4年行ってるんですけども、サクランボ狩りにですね、山梨県の方に行って、
旅行の準備とか、結構忙しくてですね、配信する時間がなかったので、久しぶりになったんですけども、
今年も行ってきたんですが、暑い。もうね、山梨県も暑い。八ヶ岳の方にもね、高原の方にも行ってきたんですけども、
あの八ヶ岳も暑いということでね、どこ行っても暑いんちゃうかってね、標高を高くしてもね、
わかんぐらい暑い。これも井戸を高くするしかないな、みたいな感じだったんですけども、
今年はね、この異常な暑さが原因かも、なにかわからないんですけども、非常にね、サクランボの出来が悪くてですね、
非常にね、大体1ヶ月ぐらいね、やってるところが多いんですけども、非常に今年はね、短い。期間が短いということでですね、
いつも行ってるところはもうね、もうサクランボ狩り終わっちゃって、今年はですね、いつもと違うところに行ってきたんですけども、
まあまあ、でもね、出来が悪いと言われてたんですけども、そういう割にはですね、非常にね、蚊肉もしっかりしておりましたし、非常に美味しかったんですけども、
またその模様はね、気が向けばというかですね、時間があればそちらの方の配信もしたいなというふうに思うんですけども、ということで、
今日のお話はですね、皆さん猫は飼ってますかね、猫の話をしたいと思うんですけども、
この猫のね、飼われてる方はね、猫の寝る姿っていうのはね、非常に可愛くてですね、すごい癒やしになっていると思うんですけども、
この寝ている姿をじっくり観察したことはありますかということと、どんな格好で寝ているかっていうことを気にかけたことってあんまりないかと思うんですけども、
今日はですね、猫の寝相というか寝方についてね、興味深いね、秘密というか研究結果がありますので、そちらの方をね、ご紹介したいと思います。
国際的な研究チームがですね、YouTubeに公開された408本の猫動画を徹底的に分析したところですね、驚きの結果が判明したんですね。
何かと言いますと、なんとですね、飼い猫の60%以上、正確には65.1%なんですけども、飼い猫の60%以上がですね、体の左側、左側を下にして眠っていることが明らかになったんですね。
要は左下をね、下にして寝ているのが、過半数以上、65%の飼い猫がそのようにして、左側を下にして寝ているということなんですね。
右側を下にして寝ている猫はですね、34.8%なので、それを比べた時にね、左下の方が多いということがね、わかったんですね。
皆さんね、猫を飼われている方はですね、言われてみれば左側を下にね、寝ているような気もするなみたいなね。
今日飼われている方はですね、ぜひね、寝ている姿を見てみてください。
左側が下なのかっていうことをね、あと右側が下なのかっていうことをね、ちょっと見てみてください。
これね、なんで左側が下なのかっていうことなんですけども、猫はですね、よく眠る生き物で、猫、寝る子供と書いて猫っていうふうに呼ばれるくらいですね、一日の大半をですね、眠って過ごしているということがわかっているんですね。
生涯のですね、60から65%は寝ているというふうに言われておりますので、60から65%ね、生涯のうちのね、それだけ無防備な状態ということはですね、ちょっと心配なってしまうということなんですね。
猫はね、ただね、ゴロゴロ寝ているだけじゃないと、ちゃんとね、危険を身を守るための本能的な知恵があるということなんですね。
例えばですね、高い場所で寝るのもその一つで、敵に見つかりにくく、下から近づいてくる敵をですね、察知しやすいというのも利点、メリットがあるんですね。
そしてですね、今回の研究で注目された、この左側を下にして寝る、左下寝がですね、研究者たちはこれが猫の進化的な生存戦略の一つではないかということを推測しているんですね。
じゃあなんで左側を下にして寝ることがこの生存戦略につながるのかということなんですけども、その鍵を握るのが猫の脳ということなんですね。
猫が左側を下にして寝ると、目覚めた時に体の左側、つまりですね、左の視野の情報が最初に目に入るということなんですね。
そしてこの左側の視覚情報は脳の右脳で処理される仕組みになっているんですね。
私たちの脳と同じように猫の脳も左右で役割が分かれていて、左脳右脳と言いますよね。
生存戦略としての左側下寝
我々もそうなんですけども、視覚情報というのはですね、視交差と呼ばれるもので、目の視神経は脳につながっているんですけども、クロスしてつながっているんですね。
なので右目の視野、右目っていうのはクロスしているので、視神経が左脳につながっているんですね。
左側の目っていうのは右脳側に視交差と呼ばれるもので交差しているんですよね。
なので左側右脳で判断して視覚情報が入り、右目は左側の左脳でクロスしているので情報が入るんですね。
もちろん右脳にもつながっているんですけども、基本的に視交差しているので、右目は左の脳、左目は右の脳で視覚情報を手に入れて情報を処理しているんですね。
左側を下にして寝るってことは、目覚めた時に左側の視野が目に入るということは、右の脳で主に視覚情報を処理しているということなんですね。
右脳っていうのは周囲の空間を把握したり、危険を察知して素早く逃げたりする働きに特化していると言われているんですね。
つまり、左側を下にして寝ておけば、目覚めた瞬間に右脳が最高のパフォーマンスを発揮して、危険をいち早く察知して素早く逃げる準備ができるというわけなんですね。
そういった外敵に襲われたりとか、そういった危険を寝ているときにさらされますから、パッと起きた時にすぐ右脳が視覚情報を手に入れて、最高のパフォーマンスを発揮できるようにして、左側を下にして寝てるんじゃないかということなんですね。
猫が生き延びるために獲得した賢すぎる知恵ということで、国際研究チームの研究を主導したルール大学のギュントル君教授も、睡眠は動物にとって最も無毛尾な状態の一つです。
脳の左右差による行動の非対称性は、生き延びるための進化的な仕組みと考えられますということで、左側を下にして寝ているということは、それが多いということは、生存戦略上優位に働くし、そういった名残があるんじゃないかということなんですね。
猫の観察してみて、右を下に寝ているみたいな、そういった飼い主の方もいらっしゃると思います。もちろんこの研究は、猫という集団としての傾向を示しているもので、全ての猫が左側を下にして寝ているわけではない。
実際に約35%もの猫は、右側を下にして寝ているので、その時の気分とか、周りの環境、体調などによって寝る向きが変わるんじゃないかと言われておりますし、今回の調査対象は飼い猫ですので、安全な家の中で暮らす飼い猫にとっては、野生の猫ほど敵に襲われる心配がないので、
この左側を下にして寝る、左下寝の必要性が薄れているという可能性も考えられるということで、右下を寝ている猫も割と多いような、そういったことが言えるんじゃないかというふうに言われているということなんですね。
猫がどっち側を下にして寝るのか一見すると、ちょっとマニアックなカテゴリーですし、ちょっと疑問に思えるかもしれませんけども、世界中の研究者たちがこんなに疑問に真剣に取り組んでいるということは、科学の面白さかなと、猫への愛と情熱がひしひしと伝わってくる研究なのかなということですよね。
なので、猫を飼われている方は、今日は猫の寝る姿を見てみて、左側をして寝ているのか、右側を下にして寝ているのかを観察してみると、面白いかなといったところで、今日はこの辺にしたいと思います。
それでは皆様、さようなら。バイバイ。
09:34

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