はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスとは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、ちょっとね、久しぶりの配信になったんですが、先週末に、毎年恒例になりましたね。もう3、4年行ってるんですけども、サクランボ狩りにですね、山梨県の方に行って、
旅行の準備とか、結構忙しくてですね、配信する時間がなかったので、久しぶりになったんですけども、
今年も行ってきたんですが、暑い。もうね、山梨県も暑い。八ヶ岳の方にもね、高原の方にも行ってきたんですけども、
あの八ヶ岳も暑いということでね、どこ行っても暑いんちゃうかってね、標高を高くしてもね、
わかんぐらい暑い。これも井戸を高くするしかないな、みたいな感じだったんですけども、
今年はね、この異常な暑さが原因かも、なにかわからないんですけども、非常にね、サクランボの出来が悪くてですね、
非常にね、大体1ヶ月ぐらいね、やってるところが多いんですけども、非常に今年はね、短い。期間が短いということでですね、
いつも行ってるところはもうね、もうサクランボ狩り終わっちゃって、今年はですね、いつもと違うところに行ってきたんですけども、
まあまあ、でもね、出来が悪いと言われてたんですけども、そういう割にはですね、非常にね、蚊肉もしっかりしておりましたし、非常に美味しかったんですけども、
またその模様はね、気が向けばというかですね、時間があればそちらの方の配信もしたいなというふうに思うんですけども、ということで、
今日のお話はですね、皆さん猫は飼ってますかね、猫の話をしたいと思うんですけども、
この猫のね、飼われてる方はね、猫の寝る姿っていうのはね、非常に可愛くてですね、すごい癒やしになっていると思うんですけども、
この寝ている姿をじっくり観察したことはありますかということと、どんな格好で寝ているかっていうことを気にかけたことってあんまりないかと思うんですけども、
今日はですね、猫の寝相というか寝方についてね、興味深いね、秘密というか研究結果がありますので、そちらの方をね、ご紹介したいと思います。
国際的な研究チームがですね、YouTubeに公開された408本の猫動画を徹底的に分析したところですね、驚きの結果が判明したんですね。
何かと言いますと、なんとですね、飼い猫の60%以上、正確には65.1%なんですけども、飼い猫の60%以上がですね、体の左側、左側を下にして眠っていることが明らかになったんですね。
要は左下をね、下にして寝ているのが、過半数以上、65%の飼い猫がそのようにして、左側を下にして寝ているということなんですね。
右側を下にして寝ている猫はですね、34.8%なので、それを比べた時にね、左下の方が多いということがね、わかったんですね。
皆さんね、猫を飼われている方はですね、言われてみれば左側を下にね、寝ているような気もするなみたいなね。
今日飼われている方はですね、ぜひね、寝ている姿を見てみてください。
左側が下なのかっていうことをね、あと右側が下なのかっていうことをね、ちょっと見てみてください。
これね、なんで左側が下なのかっていうことなんですけども、猫はですね、よく眠る生き物で、猫、寝る子供と書いて猫っていうふうに呼ばれるくらいですね、一日の大半をですね、眠って過ごしているということがわかっているんですね。
生涯のですね、60から65%は寝ているというふうに言われておりますので、60から65%ね、生涯のうちのね、それだけ無防備な状態ということはですね、ちょっと心配なってしまうということなんですね。
猫はね、ただね、ゴロゴロ寝ているだけじゃないと、ちゃんとね、危険を身を守るための本能的な知恵があるということなんですね。
例えばですね、高い場所で寝るのもその一つで、敵に見つかりにくく、下から近づいてくる敵をですね、察知しやすいというのも利点、メリットがあるんですね。
そしてですね、今回の研究で注目された、この左側を下にして寝る、左下寝がですね、研究者たちはこれが猫の進化的な生存戦略の一つではないかということを推測しているんですね。
じゃあなんで左側を下にして寝ることがこの生存戦略につながるのかということなんですけども、その鍵を握るのが猫の脳ということなんですね。
猫が左側を下にして寝ると、目覚めた時に体の左側、つまりですね、左の視野の情報が最初に目に入るということなんですね。
そしてこの左側の視覚情報は脳の右脳で処理される仕組みになっているんですね。
私たちの脳と同じように猫の脳も左右で役割が分かれていて、左脳右脳と言いますよね。