2025.8.4配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、蜂の子の食性についてお話しました。
それではまた。
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サマリー
このエピソードでは、蜂の子の食生活の意外な側面が明らかになります。スズメバチは昆虫やクモ類だけでなく、鳥類や哺乳類などさまざまな生物を食べることが分かります。さらに、研究成果は地域の食文化と科学のつながりを示唆します。
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はいみなさん、こんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスとは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、連日暑い日が続いておりますがね、来週はですね、お盆休みになって、まあ高楽地に出かける、レジャー楽しむっていう人がですね、増えるかなというふうに思います。
その時にね、やっぱり車移動が多くなりますから、ガソリン代高いなというふうに思うんですけども、野党がですね、7党でしょうかね、共同でガソリンの暫定税率を廃止を求めて法案を出したということで、自民党もね、前向きなんですけども、明確な、これ大事なんですよ、明確な財源が示されなければ、暫定税率の廃止はしないっていう文言が入ってるんですよ。
これね、多分ね、またやりませんよ、これね。財源がないからやらないっていう感じのね、パターンになるんじゃないかというふうに私は思ってるんですけどもね、皆さんはどう思いますかね。
結局ね、暫定税率廃止したけど、ガソリン税で上乗せしてですね、結果的にあんまりガソリン価格は変わらないっていうのが、いうようなオチになるんじゃないかというふうに思ってるんですけどもね、ということでね、野党の皆さんには頑張ってほしいですね、ということで。
蜂の子の紹介
今日のお話はですね、皆さん、蜂の子って知ってますか、珍味なんですけども、長野県とか岐阜県などで食べられている郷土料理、蜂の子をご存知ですかね。
これ缶詰で売っているパターンが多いんですけども、私も食べたことあるんですけども、非常にね、栄養満点な感じしてね、蜂の子って聞くとね、食事中の人には申し訳ないんですけど、ほぼウジ虫やんみたいなね、見た目なんですけども、
非常に甘辛くね、シグネリのような味付けで、非常に美味しくて好きなんですけども、このね、蜂の子、これ重いですね、我々が食べている蜂の子っていうのは、黒スズメバチの幼虫やサナギをですね、甘辛く煮てね、缶詰とかにして売っているわけなんですけども、非常に栄養満点で美味しいということで、愛好家の方もたくさんいらっしゃるんですが、
これまでの常識ではですね、蜂の子の餌は、蜂は昆虫ですから、同じ昆虫やクモ類を食べているっていうのが、大体の常識だったんですけども、最近の研究で、神戸大学などの研究チームが発表した、衝撃の研究結果なんですけども、昆虫やクモだけじゃなくて、他のものも食べてるよというね、衝撃的な研究結果がありますので、
そちらを今日はご紹介したいなと思います。神戸大学の佐賀達也助教授の生態学学の研究チームはですね、最新のDNA分析技術、DNAメタバーコーディングを使って、白黒スズメバチの幼虫が食べたものを徹底的に調べたんですね。
DNAメタバーコーディングっていうのは何かと言いますと、幼虫のお腹の中にある消化途中の食べ物からDNAを採取し、どんな生物のDNAが含まれているかを特定したと。幼虫も餌で食べますから、働き橋とか持ってきた餌を食べるわけですよ。
その幼虫の食べているものの、その食べた消化未満のやつを取り出し、それのDNAを調べるという、結構細かい根気のいる実験をしているんですけども、それで調べた結果、驚きですよ。判明した餌の種類の多さにびっくりしたんですが、
なんと合計324種類もの生物を食べていたことが明らかになったということで、森のグルメですよね。それぐらい多くの種類の生き物を食べているということで、その内訳もすごい面白くて興味深くて、もちろんガヤ、カメムシといったおなじみの昆虫やクモ類も含まれていたんですけども、
なんと鳥類、鳥とか哺乳類、さらには両生類、爬虫類、魚類といった脊椎動物まで含まれていたと。ゲコクジョウみたいなものですね。カラスの仲間やシカ、ニワトリ、ウズラのDNAまで検出されたというから、非常に驚きの研究結果ですね。
この研究で面白いと言われるところがあって、野生の蜂と愛好家が飼育している蜂の餌に共通点が見られたということなんですね。野生の蜂は動物の死骸なんかを、哺乳類とか鳥類を寄っていたかを襲ったわけじゃなくて、動物の死骸を食べて、それを巣に持ち帰って蜂の子にあげているということなんですけども、
なので、脊椎動物の死骸も食べていたということなんですけども、蜂の子の愛好家たち、蜂の子を飼うと高いですから、愛好家たちが自分たちで蜂の子を育てて、蜂の子を食べるみたいな愛好家が結構いるらしいんですね。
昔から蜂の子を育てて食べている愛好家の方たちは、飼育する際に鶏肉とか肉などを与えることがあったということなんですね。なので、今回の研究で、飼育されている蜂からも鶏や鹿のDNAが高頻度で検出されたということから、長年の経験から使われた愛好家たちの知恵が科学的に裏付けられた形になっていますよね。
多分、愛好家たちの方たちは、黒雀蜂は動物の死骸を食べているからこそ、自分の飼育条件下においた蜂にも鶏肉とかそういったものをあげていて、それは理にかなっていると。多分、野生でも食べているだろうから、この飼育環境下でもあげても問題ないよね、ということが科学的に裏付けられたということにもつながっていますよね。
さらに興味深いのは、飼育経験者へのアンケート結果なんですけども、なんと半数以上の方が野生の巣で育った蜂の子と、飼育された蜂の子では味が違うというふうに答えているんですね。
佐賀女教授は、この味の違いを里地里山という生物多様性のホットスポットの生態系と深く結びついていた環境の味というふうに表現している。つまり、蜂の子の味というのは、その蜂がどんな環境でどんなものを食べて育ったかによって変わるということで、ロマンを感じますよね。
生物多様性の影響
いくら野生で動物を食べていただろうけど、その飼育環境下で鶏肉をあげてもやっぱり野生の味にならないなというのは、いろんなものを食べているということですから、なかなかそれを飼育環境下では再現しにくいので、そうすると蜂の子になった時の味も違うということでも結構面白いし、野生ってやっぱりいろんなものを食べているし、野生の蜂って結構いろんな獲物を探して動き回っている証拠でもありますし、
生物多様性、なので里山の生物種が多ければ多いほど、蜂の子の味も濃くなるし、美味しくなるという裏付けなのかなというところですよね。今回の研究では、私たちが普段食べている蜂の子が、いかに豊かな自然の恵みを受けているかを教えてくれたということと、
古くから伝わる地域の食文化が、実は科学的に見ても理にかなっているということも示してくれたということになりますよね。今後は季節や地域によって、餌にどんな違いがあるのかをさらに詳しい調査が進むということと、これからの研究経過が非常に楽しみかなということにつながりますよね。
そんな壮大な生態系のつながりに思いを馳せてみるのも良いことかなと思います。
さと山という景色がどんどんなくなってきていますし、さと山で過ごす人たちも非常に少なくなってきていますから、さと山に適した生き物、大むらさきとか、ゲンゴロウとかタガメとか、風邪が減っていますよね。
そういった生物多様性があるからこそ、はちのこの味が変わってくるし、環境の味が非常に濃くなるし、おいしくなるということで、ずっとさと山の環境を残していかなければならないということも環境問題でもつながるかなと。
今度は、はちのこを買ってみて、これは自然の味、環境の味なんだなとか、何か味が薄くなったなと思ったら、もしかしたらさと山の環境が変わっているのかなというふうに思いを馳せられますので、自分たちに何かできることはないかなということを、はちのこを食べて考えてみるのも良いんじゃないでしょうかということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
08:50
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