2025.5.13配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、人間の皮膚の治癒能力についてお話しました。
それではまた。
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サマリー
琉球大学の研究によって、人間の傷の治りは他の動物に比べて約3倍遅いことが明らかになっています。この研究はヒヒの観察から始まり、人間とヒヒの傷の治りを比較する実験を通じて、新たな進化の過程について考察しています。
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はいみなさん、こんばんは、こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、今年の夏ですね、参院選が行われるわけなんですけども、参院選に向けてですね、各党ですね、マニフェストと言いますかですね、公約を掲げているわけで、
野党がですね、立憲民主党も国民民主党もですね、消費税、減税とかですね、減税に動くというような動きを見せてるんですが、政権を今取っております自民党はですね、石破総理がですね、先日言っておりましたね、消費税、減税はしない、財源を明確にしないといけませんから、消費税、減税は現実的ではないということでね、
じゃあ何すんねんみたいなね、減税はしないけども、対策は何も考えてるわけじゃなくて、何か考えてるということを言ってたんですけども、減税に変わるような政策というか対策がですね、何も見えてこないので、じゃあ何すんねんっていう感じなんですけども、本当に国民を苦しめることしかしないなということでね、
今、米の備蓄前も放出したけども、米の価格はね、上がり続けている、下がらないということでね、18週ぶりに下がったわけなんですけども、19円ぐらいしか下がってないので、何か対策しないとね、本当にね、参院選大敗しちゃうよというふうに思うんですけども、皆さんはどう思いますかねということで、
傷の治りの遅さ
今日のお話はですね、動物を飼われている方はね、実感したことがあるんじゃないかなというふうに思うんですけども、愛犬とかね、怪我しちゃったんだけども、しばらくしたらすぐ傷治ってるなみたいなね、そういったことを経験したペットを飼われている方も多いのかなというふうに思うんですけども、
人間の傷の治りって遅いんじゃないっていうね、お話をしたいと思います。これですね、人間の傷の治りが異常に遅いことがですね、最新研究で判明してきたんですね。
研究したのがですね、琉球大学の松本昭子教授率いる研究グループがですね、人間の傷の治りって他の動物に比べたら遅いよということをですね、世に発表したということなんですね。
どういうふうにして気づいたかというとですね、ケニアで野生のヒヒを観察していた松本教授はですね、あることに気づいたんですね。
ヒヒたちは深い傷なのに1週間でピンピンしている傷の治りが早いんじゃないかということに気づいて、じゃあ人間と比較してみようということで、ヒヒと人間の傷の治りの比較実験を行ったわけなんですね。
そうするとですね、人間の傷の治る速さは1日0.25ミリなのに対し、野生のヒヒやチンパンジーも調べたんですけども、1日平均ですね、0.61ミリということで約ですね、3倍近い差が出たということなんですね。
私もこの数字を見たときですね、人間って傷の治り遅いんやということを気づいて思ったんですね。3倍近く傷の治りがですね、遅いということなんですね。
他の動物は野生に過ごしておりますから、常に危険と隣り合わせですし、その傷が原因で命を落としてしまうとですね、命のバトンがですね、次の世代につなげませんから、傷をした時、怪我した時にいち早く治るように進化してきたというところですよね。
霊長類はですね、もともと我々は霊長類から進化しておりますから、進化の過程で、より傷を早く治す風に進化したわけじゃなくて、傷の治りに関して言えば、退化しているということを言えますよね。
もともとの祖先が傷の治り早かったのに、傷の治りが遅くなっているということはですね、傷を治すように進化してこなかった。そこはあまり力を入れてこなかったということが言えますよね。
なんで人間だけが傷の治りが遅いのかということなんですけども、ある二つの説が考えられております。一つがですね、つるつる肌の大小説というのがあるわけなんですね。
これは何かというと、人間は進化の過程で体毛を失って、感染、汗をかくことを発達させて、その代わりに皮膚の再生能力が低下したという可能性があるということなんですね。霊長類、チンパンジーにしてもオランウーターにしてもヒヒにしてもそうです。
体毛がありますよね。体毛があることによって体中に毛が生えているということで、急激な温度変化を防いでいるわけなんですね。毛が体中にあると暑いと思うかもしれませんけども、その時に急激に暑くなれば日陰に行ったりとか、日陰に行って温度が急激に上がるのを防いでいるということなんですね。
毛があるということは、急激な温度変化、温度が低下した場合、毛皮があると暖かいですから、暑いときは日陰に行くとか、温度調節をするために毛皮を発達させているわけなんですけども、我々は毛がないじゃないですか。髪の毛はあるけども、体中に毛がボウボウみたいな人はホモサピエンスがいないですよね。
体温を失って、その時に温度調節をどうするかというと、体中に感染を張り巡らせて、暑いときは汗をかいて、気化熱で温度を下げるというようなメカニズムを持っているんだけれども、その感染を体中に張り巡る代償として、皮膚の能力が低下していると。
なので、なんでもかんでも全部できるようには進化できませんから、感染を作る代償として、皮膚の再生能力を低下させたということが言えるということなんですね。その可能性があるということですね。
なんでもかんでも全部できるわけには進化できませんから、何かを特化させると何かが削ぎ落とされるというのが大体の進化の流れなんだけども、体毛がなくなりました、汗かいて温度調節をします、感染作らなあかんな、その時の代償として皮膚の再生能力を低下させしまったということが言えるんじゃないかと言われたわけですね。
理由2つ目。助け合いが可能だったから説。何かというと、180万年前の人類、ホモエレクトスの例なんですけども、歯が全部抜けても生きていたという化石が発見されております。
歯がなかったら物を食べれないから、ガムガムハムハムできないから、でも生きていたということは、仲間が食事をサポートしていた証拠があるということなんですね。
治りが遅くても助け合いの精神でカバーできたので、治りが遅いように進化したけども、周りが助けてくれるから、治りが遅くても生き残ることができたから、皮膚の再生能力が遅くても生き残れる。
そういった遺伝子が残ったので、皮膚の再生能力はそこまで特化せんでもいいんちゃうかということで、助け合い、皮膚の再生能力が遅くても怪我しても生き残ることができたから、遅くても大丈夫だよねという風に進化してきたということでね。
なので、助け合いでカバーできたのでOKということも考えられるんじゃないかというふうに言われているということなんですね。
医療への影響
この悠久大学の研究からわかることは、動物の治癒能力が普通、我々以外の動物、霊長類も含め、哺乳類、犬とか猫とかも含めてですね、
その動物の皮膚再生能力が3倍の日だけあるけども、それが普通で、我々が極端に遅いんじゃないかという新常識がわかったんじゃないかということなんですね。
なので、裸の猿と呼ばれる人間の体の不思議で再生能力を削ぎ落として、他の部分が特化して、特に感染を発達させてきたというところですね。
人間が社会性を発達させた意外な理由として、怪我の治り遅いけども助け合いで何とかしてね、命のバトンをつなげていこうねというふうに進化してきたので、皮膚の再生能力遅くてもいいよねというところですね。
なのでですね、ペット飼われている方ね、愛犬の傷が早く治っても、うちの子すごいみたいなね、脅威の能力持ってるやんじゃなくて、そっちの方が普通で、
我々の皮膚の再生能力、傷の治りが遅いのが、そっちの方がおかしいというかね、そっちの方が異常というか、そっちの方が動物の早く治るのが普通で、我々が極端に遅いということが言えるんじゃないかということでね。
この研究がさらに発展していくとですね、人間の医療にも役立つかもしれないというふうに言われているんですね。
この治療メカニズムを解明すれば、新しい治療法の開発につながるかもしれないということを締めくくっているということでね。
我々の皮膚の再生能力は、他の動物に比べて遅いかもしれないけれども、それに伴って社会性も発達してきたし、感性も発達してきたので、一長一短なところがあるかなというところですね。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆さん、さよなら。バイバイ。
10:26
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