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  2. #749 口の中で子育てする魚
2024-07-29 11:03

#749 口の中で子育てする魚

2024.7.29配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、ナイルティラピアについてお話しました。
それではまた。

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サマリー

ナイルティラピアと呼ばれるカワスズメ科の魚は、全長60から70センチに達し、体重は4.3キロほどになります。この魚は、口の中で孵化した子魚を保護し、口内保育を行う珍しい種類の魚です。

00:00
はいみなさん、こんばんは、こんにちは。元公立高校理科教授のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
寝不足ですね。パリンオリンピックを見過ぎまして、寝不足でございます。ということで、以前の配信からですね、オープニングトークで、全然パリ五輪の報道が少なくて、全然話題になってないやん、みたいなことを言ってたんですけども、いざ始まるとですね、
市場派でもですね、各局、議員局で放送されておりまして、放送してたら4年に1度のことですから、見ちゃいまして、見たら見たで、結果気になるな、みたいなね。フランスで行われてますから、時差が7時、8時間ぐらいですか、夜、こっちの19時とか20時だと、向こうは昼間になるんですよね。
だいたい予選がね、昼間に行われて、めちゃくちゃスケジュール厳しいなと思ったんですけど、その日にね、予選して決勝してね、メダル決めるじゃないですか。ちょっと間を置いて、夜に決勝をやるということはですね、こちらの日本時間で言うと深夜になっちゃうわけなんですよ。
まあ柔道を見てて、安部豊選手が負けてね、すごい残念だなと思ったのと、お兄ちゃんがね、同時に、階級的に同時だから、お兄ちゃん強いなぁ、準決勝出演したなぁ。ん?23時から?あとね、スケートボード女子の金メダルを取りましたよね。
吉沢ココさん、14歳?と、赤間リズさん、15歳。めちゃめちゃ若い。自分がね、14、15の時にね、オリンピック出るとかそんなね、想像なんか絶対したことないし、そんなんね、日本代表としてなんか出るみたいなことはね、ないっすよね、ほとんど人がね。
あんますごいなと思いながら、で、予選突破して、主位で予選突破して、決勝24時から。見るかって、見ちゃいましたね。見てね、良かったけどね、もう金メダル取ったしね、すごいなと思ってて、寝ようかなと思ってた時に、ナディシコジャパン、ブラジル戦。
0-1で負けてて、そろそろ寝ようかなと思ったら、後半もアディショナルタイム見えてるわーっていう時に、ブラジルの選手がハンドしちゃった。VARでしてね、VARしてPKで、熊谷選手ね、これもうワールドカップ出した時の最後のキッカーですよ。
決めて、どうてんや、最後まで見るかと思ってたら、谷川選手でしたっけ、もう19歳のとこ、スーパーゴール、あんなゴールね、見たことないよっていうぐらいのゴール決めて、うわーと思ってたら、もう2時半とかなって、もう寝やらなあかんな、みたいな、寝不足ですわ、ね、そんな感じでね、この寝不足がね、しばらく続くのかなっていう感じなんですけども、ちょっと前置き長くなりましたよ。
口の中での子育て
今日のお話はですね、全然ね、パリオリンピックっていうかね、スポーツ関係あんま関係ないんですけど、皆さん、口の中で子供を育てる魚って知ってますか?
だいたいね、魚っていうのは、カズウチ当たる作戦でですね、だいたいはね、子育てしないっていうのが、だいたいの魚なんですよ。
その分ですね、多くの卵を産んで、誰か生き残るやろ、みたいな戦略なんですね。
要は、生まれてから保護するかしないかによって、卵に生まれる数が違いますし、我々はですね、基本的に2子とか3子とかいますけども、だいたい、受精したら1つね、子供1人じゃないですか、それはすごい世話、保護ね、めちゃくちゃしますし、
その草食動物とか、ホニルとかね、すぐ生まれて歩き出しますけども、我々ってね、言語を覚えるのも遅いし、歩き出すのも遅いですよね。
保護する分、初期の生存率が非常に高いんだけども、それは多く世話することができないんですよね。
魚の場合はですね、ほとんど世話は保護しないので、産んだら産みっぱなしで、生殖かけて受精して、あとは頑張れよ、オーナーバラでね、みたいな感じなんですけども、
子育てをするという魚がね、中にはいるんだけども、非常に珍しいケース。さらにですね、口の中でね、子供を育てるという魚がいるんですね。
いろいろね、天竺の念仏台の仲間とか、天竺台科とかですね、いろいろいるんですけども、今日ご紹介するのはですね、カワスズメ科の魚をですね、紹介したいと思います。
カワスズメ科の魚はですね、孵化した子魚が、稚魚になるまで口の中で保護するんですね。
カワスズメ科って聞いてですね、日本にそんなんおんの?みたいな、あんまりイメージはないかもしれないんですけども、カワスズメ科のナイルティラピアっていう魚がですね、
有名なんですね。これ、なぜかというと、日本にもですね、いるんですね。イスラエルとかアフリカのナイル川、ナイルティラピアっていうわけですから、アフリカ原産なんですけども、イスラエルとかアフリカのナイル川水系、アフリカ西部に広く分布してるんですね。
成長がね、とても早くて、味も良いので、東南アジアなど多くの国々に食用として移植されてるんですね。
日本もですね、ムエンではなくて、チカダイ、イズミダイといった名前で養殖されておりまして、タイとつけられていることから、その連想できるんですけども、タイと形がね、非常に似てるんですね。
まあ、淡水のお魚なので海水魚じゃないんですけども、肉は非常に白身でですね、食感も似ているので、日本でもタイのような調理法で食べられているんですね。
ナイルティラピラはですね、アフリカ原産なので、非常にですね、水温が高くないと生きることができないんですけども、水温が14℃から34℃ならば生存可能なんですね。
14℃以下にね、落ち込んじゃうんですよね。普通に日本の河川って結構過酷だし、水温も下がっちゃうんだけど、
ベップ温泉とか、長島スパーランド、私の地元ですね、長島スパーランドの長島温泉とか、温泉の温排水が流れている水路とかでですね、結構繁殖するんですね。
なぜかというと水温が下がりにくいので、非常にですね、死なないってことね。結構ね、限られた地域で、養殖はしてるんだけども、自然界で定着して生きてるっていうのは、結構温泉地に結構いるんですよね。
長島温泉とかベップ温泉に生息しているので、特定外来生物、ブラックバスとかブルーギルのように、非常に在来種の生態化を脅かすということで、特定外来には設定されていないんです。
なぜかというと、水温が下がっちゃうと死んじゃうので、生きることができないんで、特定外来ほど重要な在来種を食べてしまうような、非常に悪いって言い方はちょっとおかしいけど、
外来種は設定されてないんだけども、生態系被害防止外来種というふうに指定されているんですけども、それはね、なぜかというと水温が下がっちゃうと死んじゃうからなんですね。
で、このね、エナイルテラピア、まあ暖かいところじゃないと生きれないんだけども、20度以上の水温で繁殖することができるんですね。
なので、ベップ温泉とか長島温泉は20度以上の水温をキープしてますから、温排水流れてるんで、だから繁殖してね、めちゃくちゃ多いですからね、めちゃくちゃいますからね、ベップ温泉、長島温泉、テラピアね。
で、生育はですね、日本ではそこまででかくならないんだけど、自然界でね、だいたい全長は60から70センチほどに達して、体重は4.3キロぐらいになるんですよ。
まあ、こんだけ大きくなるし、暖かいところをやっていればでかくなるから、わりと養殖として食べ応えがあるから、だから人気でね、世界各地に移植されているわけなんですけども、条件が良ければですね、1ヶ月ごとに産卵を繰り返すんですね。
オスはですね、水深1メートルから2メートル付近に産卵所を掘って、メスを誘い産卵させるんですね。オスは産卵所に産み落とされた卵の塊にですね、すぐ精子をかけて受精させるんですね。
これね、オスの求愛行動は数時間続いて、複数のメスの卵に受精させることもあるんですね。
ナイルテラピアのようなですね、カワスズメ科の魚の育て方なんですけど、口内保育という、口の中の保育ということで、
口内保育を担当するのは、大体オスが多いんですけども、天竺大蚊の魚とかですね、結構オスが担当するのは多いんだけど、このナイルテラピアはですね、メスが担当するんですね。
卵はですね、直径が約1.5ミリぐらいで、孵化した飼料、赤ちゃんですね、4ミリほどなんですね。
メスはですね、この産卵した卵、受精を終えた産卵した受精卵を200個ほどの卵を加えて、卵は1週間ほどで孵化するんですけども、
孵化した飼料にはですね、まだ栄養分の詰まった卵黄がぶら下がっているんですね。これがですね、飼料の栄養分になって、ある程度大きくなるまでその栄養分を使うということなんですね。
場内保育といっても、ずっと口の中にいるわけじゃなくて、時折ですね、ぴょんって出して、自由にね、泳ぎをさせて、天敵が来ればまた口の中に戻るみたいな感じで、
ヨヨーじゃないけど、出し入れしてですね、成長させてね、保護するわけなんですね。
こういうふうにして、口の中で育てて、ある程度大きくなる、稚魚になるまで口の中で保育しているということなんですね。
ということでね、なかなか珍しいお魚ですけども、口の中で子育てするというお魚もいるということでですね、いろんなね、魚生存戦略上ね、そうした方が、数が増えますから。
だからね、この場内保育してるからですね、だからね、長島温泉の近くの水路、テラピアだらけなんですよ。
口内保育もしてね、日本の場合、そんなに外敵もいないから、天敵もいないから、口内保育してるし、生存率上がってるから、めちゃくちゃ爆発的に増えてるのかなと。
こんだけめちゃくちゃ暑いけど、ちょうどナイルテラピアがいいですから、40℃超えても生きてるみたいな感じのことを言ってる人もいましたので、大学教授でね。
なのでめちゃくちゃ丈夫な魚で、味も美味しいということでですね、お近くに温泉地がある方はですね、ちょっと水路を覗いてみてね、テラピアなんかいったら釣ってみたいと思います。
ルアーでもね、濃厚なフィッシュウイタンなんで釣りやすいですから、是非ね、狙ってみてくださいということで、今日は口の中で保育するお魚を紹介しましたということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
11:03

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