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2025-03-10 11:20

#878 「甘いものは別腹」はホントだった!?〜科学が解き明かす別腹の正体〜

2025.3.10配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、別腹についてお話しました。

それではまた。


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サマリー

このエピソードでは、甘いものを食べたくなる理由である「別腹」について、脳内のPOMCニューロンの働きが科学的に解明されています。また、別腹の存在が進化の結果であり、現代における過剰摂取をもたらす要因についても触れられています。

00:00
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、ダウンタウンのですね、濱田さんが休業するということでね、なんか体調を崩して、まあ医者から整容を勧められたので、
期限は設けてないけども、休養するということでね、あっちゃんもいなくなったので、まあそのね、振動というかね、疲労感が溜まったのかなというところなんですけども、まあそれもね、大きなニュースだったんですけども、我々のね、生活に直結するニュースの中でね、これは結構大きなニュースなんじゃないかなというのがありましてですね、なんとですね、マクドナルドのハンバーガーが20円アップで190円にもなって、
4割の商品が値上げするということでね、もうね、もうマックのハンバーガーってね、ちょっと前まではね、100円で食べれてたのに、もういつの間にか190円で、もう多分ね、もうしばらくしたらね、もう200円超えちゃうよということでね、もうなんかもう、ハッピーセットもね、もうなんかもう500円超えてるし、まあクーポン使えばね、500円切るんですけども、まあ500円弱で買えるんだけども、なんかね、マクドナルドね、もう過去最高益を上げてるのに、また値上げすんのか、
別腹の科学的解明
っていうね、もう感じなんですけども、皆さんどう思いますかね、ということでね、まあ今日のお話ね、まあこのね、マックの話とはまあ繋がっているっちゃ、ちょっと繋がっているんですけど、皆さんね、あのスイーツとか食べたときに、お腹いっぱい、例えばマックこうね、ビッグマック食べても満腹になったけども、ちょっとなんかマカロン食べようかなとかね、ちょっとマックシェイクいっちゃおうかなみたいなね、うん、でね、このね、甘いもの。
甘いもの、お腹いっぱいでも甘いもの、デザートは別腹みたいなね、こういったね、経験は誰でもありますよね。で、今日のお話はですね、別腹は本当にあったというね、まあ科学的に見ると、別腹って本当にあったんだよっていうね、お話をね、したいと思います。
で、私もですね、まあ満腹になってね、なんかデザート食べようかなっていうときに、まあ満腹なんやけど、食べれちゃうみたいなね、まあそんなね、経験ありますし、なんかデザートはなんか食べないと、なんかちょっと完成せえへんなみたいなね、感じありません。
で、このね、この別腹っていうものがですね、本当にあるのか、一体どこにあるのか、なんで食べれちゃうのかっていうのをね、いうことなんですけども、その答えはですね、脳に隠されてたんですね。
ドイツのマックス・プランク大社研究所をはじめとする研究チームがですね、まあマウスを使って実験したんですけども、マウスやですね、まあ人間を使った実験で、脳内にある別腹ニューロンっていうのを発見したんですね。
まず発見したのはマウスの実験からなんですけども、このニューロン、正式名称はですね、プロオピオメラノコルチンニューロンっていうんですね。もう一回言いますね。プロオピオメラノコルチンニューロン。
ニューロンっていうのは神経細胞のことですね。神経細胞のことをニューロンって言うんですけども、このプロオピオメラノコルチンニューロン、ややこしいので略します。POMCニューロンというものが発見されてですね、このPOMCニューロンがですね、別腹に関わっていると。
その別腹の要因はですね、脳にあるPOMCニューロンが関わっているということなんですね。これどんなニューロンかと言いますとですね、甘い糖に反応して満腹でもスイーツを食べたくなる気持ちを引き起こすニューロンなんですね。
なので別腹の正体はこのPOMCニューロンと呼ばれるものなんですね。マウスの実験ではですね、砂糖を与えるとPOMCニューロンがすぐに活性化して満腹でも食欲を刺激することがわかったんですね。
この時ですね、ニューロンからは神経細胞からはβエンドルフィンという物質が放出されるんですね。このβエンドルフィンはですね、別名幸せホルモンとも呼ばれる脳内物質で、
幸福感やご褒美感をもたらすということなんですね。つまりですね、甘いものを食べると幸せという感じるのはですね、この物質のおかげなんですね。なのでβエンドルフィンが出されて、この幸せホルモンによって幸せ幸福感。
甘いものを食べると幸福感幸せってなりますよね。そもそもこの糖に反応するのがPOMCニューロンで、そこからですね、砂糖を摂ることにより甘いスイーツを摂ることによってβエンドルフィンが出されるというね。
言ってしまえばこの砂糖の甘さ天国の連鎖が起こっているわけなんですよ。このPOMCニューロンなんですけども、面白いことにこの別腹が甘いものにしか反応しないんですね。
普通の食事や脂肪分の多い食べ物ではPOMCニューロンは活性化しないと。つまりですね、別腹はあくまでスイーツ専用なんですよ。なんとなく自分の体の中を思い返してください。なんとなくメカニズムが解明されてきましたよね。
さらにですね、このPOMCニューロンの働きを阻害したマウスはですね、満腹であってもデザートを欲しがらないことも判明したんですね。でもですね、お腹が空いていると食事を当たると食べるので、あくまでですね、このPOMCニューロンはですね、食後の別腹をコントロールする仕組みであるということがわかったんですね。
じゃあ、我々人間どうなの?ということなんですけども、この研究所でですね、人間の別腹も調べられているんですね。人間の被験者に砂糖溶液を投与し脳の活動を観察したところ、人間の別腹もマウスと同じメカニズムで働いていることがわかったということなんですね。
脳内の満腹ニューロンの近くにはβエンドルフィンに反応する児童体がたくさんあるということもわかったと。つまりですね、私たちが食後にもう食べられない、でもデザートは別腹、別というのはですね、この脳の仕組みによる、要はマウスと同じような仕組みを持っているとPOMCニューロン、さらにβエンドルフィンが出されると。
進化的な背景
なので、甘いものを見ると食べたくなっちゃう。欲欲が刺激されるのは、このニューロンとβエンドルフィンのこのメカニズムが関わっている。これは人間にもフィードバックできる。人間にも同じような仕組みが備わっているということなんですね。
じゃあ、なんでこんなことになるのみたいなね。なんでこの別腹というものが、この甘いものを食べれるのか。別腹、パンプクでも食べれるのか。なんでこういう仕組みになっているのかということなんですけども、これは進化の賜物なんですね。
この別腹のメカニズムは、実は進化的に理にかなっているということが、研究チームのリーダーであるケニング・フェン・ゼラウシによると、自然界では糖分は貴重なエネルギー源なんですね。脳は糖分が手に入るときは、いつでも摂取するようにプログラムされているということなんですね。
なので、我々って食べるものなかったんですよ。20万年30万年前にホモサーペンスがアフリカに誕生して、そのときコンビニもないし、スイーツ作れる技術もないし、基本的に飢えてたんですよ。糖が足らない。でも糖を摂取しないことには、ATPも作られないし、体を動かしたり、退社活動とか、何もしなくてもお腹空きますよね。
なので、エネルギーを欲しい。糖が一番コスパのいいエネルギー源になるし、生きていくために必要な物質なんですよ。だから基本的に飢えてるんですよ。我々って糖分を下げる、血糖値を下げるホルモンは、インシュリンの1種類しかないんだけど、糖をいろんなタンパク質であったりとか、脂肪分であったりとか、蓄えたものを分解して糖に作り変えるみたいなホルモンがたくさんあるんだけども、
基本的に飢えには強いし、飢えてるんですよね。だから糖を摂取できるチャンスがあれば、ここは取っとかなあかんよねっていうふうに脳の中でプログラムされてるし、それが進化の糧でずっと繋がってきたことだと思うんですよね。
なので、基本的に飢えてたから、我々は。だから私たちの祖先が生き抜くためには、この仕組みは非常に重要だったと。なので、お腹いっぱいでも糖が取るチャンスがあれば、POMCニューロンからβエンドロフィンを使ってホルモンが分泌されて、より多糖を摂取しようっていうふうなメカニズムが揃ってるし、糖は貴重だから。
なので、進化の過程上、糖はいっぱい取っとこうっていうふうなメカニズムになってると。でもですね、現代では糖分が簡単に手に入りますよね。コンビニ行けばコンビニスイーツもあるし、スーパー行けばあるしね。砂糖も普通に売ってるし、別に自分で作ろうとも作れますから、だから過剰摂取しちゃうと。
進化の過程で別腹があるんだけども、いつでも取れるから食べ過ぎちゃうということで、糖尿病とか、昔のホーモサピエンスでなかった病気が出てきてると。別腹を抑え込むことがメカニズム上糖を摂取しようとなってるからですね。
胸でありふれてるから、それは取り過ぎちゃうよね。フティマ肥満とか、いろんな病気になっちゃうよと。何でも取り過ぎはあかんっていうことですよね。
このPOMCニューロンとβエンドロピンのこのメカニズムを利用して、肥満にならないようにとか、取り過ぎないように医学の面で応用できないかということを、この研究チームはさらに発展的にこれをうまく裏を返して、うまく利用して、肥満解消とか、
糖を取り過ぎとか、現代病、糖尿病とかに予防できるように改良していく必要があるんじゃないかということで、そういったものに利用されるんじゃないかというふうに示唆されているということなんですね。
なので、別腹っていうのは本当にあったし、脳内のPOMCニューロンが作り出す現象であったということで、本当にあるけど、食べ過ぎはいけないよねということで、糖の取り過ぎは本当に良くないですから、それを制限しながら食べれちゃうから。
POMCニューロン、動いちゃってるから、食べちゃうから、そこは自分で自分の意思があるから、そこは制御して、食べ過ぎは良くないようにコントロールしなければならないということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それでは、みなさん、さようなら。バイバイ。
11:20

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