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2021-12-15 08:35

#48 スイセンが1年に2回話題になる理由とは?

2021.4.21収録。
こんばんは♪ちょぼ先生です。
夜のホームルーム始めます。
今日は、雪中花とも呼ばれる「スイセン」についてお話しました。
1度目は開花で話題になり、2回目は食中毒で話題になります。
スイセンの葉があの植物に似ているので誤食してしまいます。さてその植物とはなんでしょうか?
予備知識を持って、生物に接すると新たな見え方が出来ますよ。人生がより楽しくなります。
それではまた!
おやすみなさい。

スイセンについて↓
https://www.google.com/amp/s/www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_amp/target_plant_code-265

こちらの放送もよく再生されてます。
「フリートーーク #1
https://stand.fm/episodes/6055dd3b8db9637df61b9c1d

「職員会議はただの報告会なのは教員あるある?」
https://stand.fm/episodes/604f5a34dd7e3f49279d23e0

日本には1年に2回、心を新たにできるチャンスがある
https://stand.fm/episodes/6065140b4580c35c9f72ec12


#はじめまして
#スタエフやろうぜ #スタエフ初心者
#ホームルーム #ラジオ #教員
#スイセン #植物 #食中毒
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はい、みなさんこんばんは。元高校教員のちょぼ先生です。今日も夜のホームルーム始まります。よろしくお願いします。
今日の夜のホームルームのお話ですけども、 スイセンは
日本で2回話題に上るというお話をしたいと思います。 皆さん、スイセンというお花は知ってますかね?非常に綺麗なお花が咲くんですけども、古くに中国から日本に伝えられて
雪中花という別名を持ちます。雪の中でも花が咲くという意味で、雪中花という別名を持つんですけども、
スイセンの英語名はナルシサスと言われて、これは水面に映る自分の姿に恋して死んだ
ギリシャ神話の美少年の名前であるナルキッソスに由来しています。彼が姿を変えた花がスイセンになるというぐらい、ギリシャ神話に基づいているぐらい
めちゃくちゃ綺麗なんですよね。いろんな種類があって、ヨーロッパが最初の原産地なんですけども、地中海付近だとか、それで中国に伝わり、中国から日本に伝わったと言われています。非常に綺麗です。
その美しいスイセンなんですけども、だいたい雪中花ということで、1月から4月、幅広いんですけど、春先に咲く花で、日本でも三大スイセンの場所、
南坊州、千葉県、淡路島、福井県、越前海岸の海岸沿いに小高い丘に咲くので、その三大スイセンのところがニュースで取り上げられたりとか、スイセン咲きましょうということで、非常に綺麗な色んな花が開いて、まず話題に昇るんですね。
なぜ2回目、2回目なぜ話題に昇るかというと、実は植物には、美しいバラにはトゲがあるとかよく言われますけども、美しい花には毒があるとも言われております。
植物には毒があるんですよね。なぜかというと、植物は自生したら動きませんから、動物に食べられる運命がありますよね。植物性動物の。
食べられて、どんぐりだとか、ある程度食べてとか花粉を持って帰るために、動物とは密接な関係があるんですけども、全部食べられてしまったら植物全部なくなっちゃいますから、自分の命にかかりますよね。
それ以上全部食べられないようにするために、結構毒を持っている植物が多いです。全部食べられちゃったら自分が死んじゃいますから。
なので、そういった毒を持っている植物があるんですけども、実はこのスイセンですね、毒があるんですよね。
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なぜかというとですね、皆さん飛眼花って知ってますかね?飛眼花。飛眼花には毒があるっていうのはなんとなくね、
おばあちゃんやおじいちゃんが教えられたりとか、結構飛眼花に毒があるよみたいなのは、結構その
割と常識というか、みんな知ってると思うんですけども、でもスイセンにあんな綺麗な花に毒投げろみたいな感じなんですけど、実はそのスイセンにも毒があるんです。
なぜかというと飛眼花と同じ仲間なんですね。飛眼花科の植物で飛眼花が作るリコリンと呼ばれる有毒な物質をスイセンも持ってます。同じ仲間なので。
なので、毒があるんですけども、じゃあなんでその毒があるものを話題に昇るかというとですね、スイセンの葉っぱがですね、ある植物に似ているので間違って食べちゃうんですよね。
スイセンのことを知っている方は、あの葉っぱとあの野菜似てるなみたいなね、ちょっとピンときたと思うんですけども、
ラジオなので言葉で伝えるしかできないんですけども、わかりにくいかと思いますが、実はですね、スイセンの葉っぱ、よく見てみてください。ネットとか調べて、ここにもリンク先を載せておきますけども、実はニラに非常に似てるんですよね、葉っぱが。
ニラっていうのは、食べる薬と言われるぐらいですね、豊富にビタミンB1の吸収を促進する働きがありますので、非常に需要競争とか疲労回復に効くんですけども、ニラの葉っぱっていうのは、地上から3、4センチメートル残しておくと、何日か経過してまた葉っぱが伸びてきて、1年に3回から6回ほどニラは収穫できるんですよね。
4月から5月ぐらいにニラの葉っぱが伸びてくるので、その時にスイセンの花が落ちてですね、葉っぱだけ残ってた状態で庭に混縮していくと、庭毛が付かないんですよね。
ニラが生えてきた、また伸びてきたということで、ニラとともにスイセンを収穫するとかね、いうことをしてしまい、ニラのようにですね、ニラってニラ煮れば炒めとか、あとは何ですか、いろんなものに使われますよね、卵スープに入れたりだとか、それをスイセンとは知らずにニラだと思って調理してしまって、食中毒が起こるんですよね。
それがだいたい4月から5月、ニラと間違えてスイセンを食べちゃって食中毒になったということで、2回目の話題に上るわけなんですよ。
意外に多くてですね、厚生労働省の調べによりますと、平成21年から平成30年の間にスイセンをニラなどと間違えて食べた人が180人も結構いるんですよね。
10年で180人ですから、毎年20人弱くらいはニラと間違えてスイセンを食べてしまう。
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リコリンという物質はゲリオートが起こって、神経障害と言いますかね、毒ですから、即中毒を起こして病院に稼ぎ込まれるということは結構多いんですね。
なので、飛眼花はわかっているけれども、スイセンというのは毒があるかどうかわからない人もいると思いますし、非常に綺麗なお花なので、まさかこんな綺麗なやつに毒がないだろうと、たかをくくっているというタイミングになります。
これもスイセンとニラの葉っぱは非常によく似ているんですけれども、
そういった見分け方だとか、スイセンに毒があるということの予備知識があれば、食べることもないですし、
そういったある程度の生物がどんなもので、植物がどんなもので、どんな毒を作るとか、これとこれに似てるけど、これには毒があるよみたいなね、そういったものを持っていると、生物の見方も変わるし、
自分の命を守るというか、そういった知識があることにより、より人生も楽しめるし、面白くなるし、自分の身を守ることにもつながりますので、
そういった生物のものの見方をやると、より魅力が増すかなと思いますので、皆さんどうでしょうか。
スイセンというお花は、もうそろそろ1月、4月も終わりかけなので、もう先終わりのところが多いかもしれませんけれども、
非常にきれいなお花なので、ネットとか画像とか見てもらって、こんなお花か、見たことある、知ってるという人もいるかもしれませんので、
それをしっかりよく見て、その葉っぱもよく見てください。ニラと一緒や、みたいなことを思うような感じがしますので、
そういった予備知識があると、より生物の見方、植物の見方、動物の見方が変わっていくのが面白いですよ。
ということで今日は、スイセンは1年で2回話題に上るというお話でした。
皆さんそういった生物の面白い見方、違った見方があるのをご存知だと、さらに人生が楽しくなりますよ。
ということで今日は植物のお話をしました。
それでは皆さん、これで夜のホームルーム終わります。
それではバイバイ、おやすみなさい。
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